甲斐駒ヶ岳・黒戸尾根日帰りピストン

2023年06月10日(土) [日帰り]

• GPS: 12:22
• 距離: 19.1km
• 登り: 2,557m
• 下り: 2,563m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:16
• 休憩: 1:06
• 合計: 12:22

4:07 尾白川渓谷駐車場
4:13 4:13 竹宇駒ヶ岳神社
5:46 5:48 笹の平分岐
6:52 6:57 刃渡り
7:19 7:20 刀利天狗
7:52 7:52 五合目小屋跡
7:55 8:01 屏風小屋跡
8:40 8:43 七丈小屋
9:35 9:37 八合目御来迎場
10:40 10:47 駒ヶ岳神社本宮
10:51 11:16 甲斐駒ヶ岳
11:20 11:22 駒ヶ岳神社本宮
12:11 12:11 八合目御来迎場
12:48 12:53 七丈小屋
13:36 13:37 屏風小屋跡
13:39 13:40 五合目小屋跡
14:11 14:16 刀利天狗
14:32 14:32 刃渡り
15:24 15:25 笹の平分岐
16:24 16:24 竹宇駒ヶ岳神社
16:29 尾白川渓谷駐車場

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

尾白川渓谷駐車場

写真

6/10 4:06

駐車場はこの時間でも登山者で賑わっていました。ヘッドライトを着けてスタートです。

6/10 4:16

登山口（769m）からすぐのつり橋を渡ります。
通行5人以下制限です。

6/10 4:26

昨日の雨の影響で所々水たまりのある道をヘッドライトを頼りに。

6/10 5:27

明るくなり、曇りですが、少し日も差してきました。

6/10 5:39

向かう甲斐駒ヶ岳が見えている。

6/10 5:42

天気が良くなってきました。

6/10 5:48

笹ノ平分岐（1471m）

6/10 5:51

気持ちのいい道です。

6/10 6:11

ここは崩落寸前の危険個所。

6/10 6:17

1650m付近の笹原

6/10 6:43

雲海が見えてきました1900m付近。

6/10 6:53

雲海の上に鳳凰山。うっすらと富士山まで見えています。

6/10 6:58

雲海の上に八ヶ岳。

6/10 7:03

岩場が出てきた2000m付近。

6/10 7:11

刀利天狗付近の梯子

6/10 7:12

梯子＋鎖

6/10 7:15

刀利天狗(2070m)の鎖場

6/10 7:15

梯子＋鎖・ロープが続きます。

6/10 7:48

2200m付近まで登って一旦下りになります。

6/10 7:49

せっかく登ったのに下るのかぁ。。

6/10 7:54

向かう甲斐駒ヶ岳がまだ遠く見える中を5合目に向かう

6/10 7:55

5合目（2133m）です。五合目ってことは、3時間半歩いてまだ半分ってこと？

6/10 7:57

5合目からは急な梯子や鎖場が続きます

6/10 8:00

鎖場

6/10 8:08

下った分また登らなきゃ

6/10 8:19

2250m付近の長い橋

6/10 8:23

急な階段が続く

6/10 8:25

雲海の上に八ヶ岳を見ながら急登の鎖場を登る。

6/10 8:46

七丈小屋（2375m）を通過して、この上にテント場がありました。

6/10 8:52

高度感が出てきた2400m付近から雲海の上の鳳凰山。

6/10 8:58

8合目に向かって登っていきます。

6/10 9:12

う〜ん。先は長いなぁ。

6/10 9:14

2550m付近にある剣。

6/10 9:19

山頂が少し近くなって見えてきました

6/10 9:19

まだ遠い山頂を見上げて。

6/10 9:20

青空に甲斐駒ヶ岳を見上げて気分が上がります。

6/10 9:35

2670m付近。山頂が近づいてきました。

6/10 9:35

15分前よりずっと山頂が近く感じます。

6/10 9:36

鳳凰山の横に北岳も見えてきました

6/10 9:44

足場が分かりやすくて登りやすい鎖場。

6/10 9:46

鎖の設置者（？）を刻んだプレート付き。

6/10 9:46

この鎖場はちょっと手ごわかったので慎重に。

6/10 9:58

2730m付近の岩場。

6/10 10:03

急登の岩場が10分弱続きます。

6/10 10:07

そして、岩場を登り切った先にご褒美が！ライチョウです。
枝に隠れて見え辛いですが。

6/10 10:10

2800m付近にある2本剣が見えてきました。

6/10 10:14

2本剣を見上げて。

6/10 10:22

八ヶ岳

6/10 10:23

2900mの眺望を楽しむ。

6/10 10:29

さて山頂に向かいますが、ここからがまたちょっと疲れた体には険しい。

6/10 10:30

ごつごつした岩場を登ります。

6/10 10:37

まだかな

6/10 10:38

まだまだ

6/10 10:43

山頂の祠が見えた！

6/10 10:45

北岳と仙丈ケ岳が綺麗に見えた2950m付近。

6/10 10:45

いつか行ってみたい北岳。

6/10 10:46

雲海をまとった鳳凰山アップ。

6/10 10:47

鳳凰山と北岳

6/10 10:48

北岳と仙丈ケ岳

6/10 10:49

撮影の手が止まりません！

6/10 10:51

そして来ました！甲斐駒ヶ岳（2967m）。

6/10 10:51

頂上の祠

6/10 10:52

時々刻々と変わる雲海に浮かぶ山々

6/10 10:53

山梨百名山の標識

6/10 10:55

山頂から望む雄大な風景

6/10 10:55

仙丈ケ岳方面

6/10 10:58

大満足

6/10 11:32

下山中。ガスが上がってきました。

6/10 11:40

2本剣を通過

6/10 11:55

2700m付近

6/10 12:03

登りで危険と思った鎖場を下る。ザックが鎖（2段階あり）や岩に引っかからないように注意です。

6/10 12:04

8合目そばの鎖場

6/10 12:08

8合目まで降りて来ました。

6/10 12:12

もうだいぶガスガス。

6/10 12:41

七丈小屋そばのテント場。テント使ったこと無く，風向き考慮とかコツがあるのかな？と話していると、会話を聞いた中の好青年が出てきてくれていろいろ教えてくれました。感謝です！テン泊してみたい！

6/10 12:52

七丈小屋。水補給可能（協力金箱に100円）。

6/10 13:05

七丈小屋も通過後の一番急な梯子。

6/10 13:05

ホント急なんです。

6/10 13:06

高度感もこの通り。

6/10 13:07

梯子が続きます。

6/10 13:08

2250m付近にある剣

6/10 13:11

橋を渡って5合目に向かう

6/10 13:13

長いですが、しっかりした橋で幅広く、不安はありません。

6/10 13:28

ヘルメットはもう外して降りていきます。

6/10 13:36

5合目からは登り返しがあります。

6/10 14:16

刀利天狗を通過して2000m以下まで降りました。

6/10 14:29

朝は眺望がよかった場所もガスガスです。

6/10 14:31

1950m付近の刃渡り。危ない場所とされているようですが、鎖があるので全く心配ありません。ここは眺望がよく、朝は撮影渋滞していた位です。

6/10 14:38

1800m付近。まだ1000m以上降りるのかぁ。。

6/10 15:08

1600m付近の笹原の道。

6/10 15:34

1400m付近。頑張って降りてるんですが、途中で抜かれた方々に全く追いつきませんでした。

6/10 16:17

川の音も聞こえてきてもうすぐ登山口。

6/10 16:20

ここまでくればもうゴールは近い。この橋がビクトリーロードです。

6/10 16:22

記念撮影。

6/10 16:22

橋を渡って駒ヶ岳神社

6/10 16:26

今日も12時間超えの山行で燃え尽きた！素晴らしい山行でした。

6/10 16:30

ゴールの駐車場には売店もありました。
12時間超の山行お疲れさまでした！

感想

hayax

ずっと登ってみたかった黒戸尾根からの甲斐駒が岳、Windyの予報を頼りに梅雨の合間の貴重な1日に賭けて挑戦してきました。結果は大正解、素晴らしい山行になりました。
日本三大急登の名に恥じぬ厳しい斜面と鎖、梯子が続きますが、先月登った皇海山の核心部に比べると、とても整備されていて慎重に登れば大丈夫という安心感のある登山道でした。
昨年、北沢峠から登った時には真夏の太陽にやられてヘロヘロだったので、今日はペースを考えて十分な余力を残して頂上に立つことができました。
山頂まで約7時間のピストンで、下りで5時間近く掛かっているのはコースの厳しさ故だと思うのですが、ここを歩く人は、いずれもツワモノ揃いで、一生懸命下っても、全く追いつくことができず、還暦過ぎのオッサンの実力を思い知らされた点でも厳しい山行ではありましたが、素晴らしい景色を堪能できたし、初めて雷鳥にも出会えたし、すれ違った皆さんと楽しい会話もできたし、12時間以上も全力で遊べて大満足の1日になりました。

d5170610

遠くから見上げるばかりで、いつかあんな厳しいとこにも行けるのかな？と思っていた甲斐駒ヶ岳。今回、隊長に誘っていただき、初めての甲斐駒ヶ岳に挑戦しました。
計画段階で12時間超のため，2時に待ち合わせ車で2時間で尾白川駐車場へ。
2200mを登り続けるタフなコースですが，登りがいのある楽しいルートでした。しかし、2800mを越えてから山頂までの急登の連続は、高度のせいもあってか、なかなか自分が思ったように体が動かなくてペースが上がりませんでした。
今日は雨と雨の間の1日の晴れ間でしたが、タイミングはばっちりで、八ヶ岳や鳳凰山、北岳、仙丈ケ岳などがバッチリ見えて大満足。山頂に人も少なく、素晴らしい眺望をゆっくり満喫できた大満足の山行となりました。
このルートを歩いている登山者は足が速くてびっくりしました。登りも下りもけっこうな人数に抜かれ、特に、長く感じる下りは、後半だいぶ頑張ったのですが、抜かれた人たちに追いつくことはできませんでした。