樽前山+風不死岳 ぐるり


- GPS
- --:--
- 距離
- 20.2km
- 登り
- 1,136m
- 下り
- 1,135m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2006年05月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
(※平成26年12月 ヤマレコに追加、記録は当時の記録を引用しています。) 「支笏湖」に行く度、そして千歳市内からも著明な2つの山。 湖畔からのその姿は凄く綺麗。 林道ゲートが閉じている事もあり、大きくぐるり周って見る事にした。 風不死岳から下りは、気ままに下りた尾根が細くなり消失。 「苔の洞門」にそっくりな沢地形に入り込み、国道に合流。 そこから湖畔に沿ってゲートへ。 総距離22.5kmの行程となりました。 注:「風不死」〜「国道」のルートは要研究 |
写真
感想
<モーラップのゲート>
支笏湖脇、ゲートは案の定!?閉門されていた。
入口には警備員がひとり。聞くと、道路工事中だそう。
これで登山のルートをイメージできた・・・。
まずは7合目ヒュッテまで自力で行かなければならない。
<7合目へ>
道路は完全に除雪されていた。
快晴、気持ちの良い森林を行く。これは之で気持ちがいい、しかし出発が遅くなったのが玉に傷。
ヒュッテ手前で巡回車とすれ違う。「雪、柔らかくなってるみたいだから気をつけてね。」との事。
装備は軽アイゼン、山頂まで行けるだろうかと少し不安に・・・。
ヒュッテ駐車場まで完全に除雪が入っている。振り返るといい眺めだ!更にいい景色が待っている筈。
水分補給・アイゼン装着等々、準備を整え出発。
いつのものだろう、相当前のトレースがある、ありがたい。
夏冬通して初めての樽前、ルートが解らない☆まして火山の山だから一面雪原まっ白。
<東山へ直登一直線>
火山の山・・・つるんとした山の斜面では、夏の登山道を離れ山頂へまっすぐに進んだ。
単調に登るものの、振り返るといい眺めだ・・・太平洋、苫小牧、支笏湖・・・
そんな事を何度か繰り返し、山頂到着。
<東山、やや強風> 「ほぁ〜、ドームって意外と大きいのだなぁ。」とまずは思った。
ドームは立入禁止なのでここ(東山)が事実上の樽前山頂だ、立派な標識がある。
振り返ると歩いて来た林道が森の中に筋となり、樽前や風不死は造形がいい。
太平洋や苫小牧市が光る、王子製紙の煙突が著明だ。
さあ、ここから右回りにドーム外輪をぐるりと周って西山に立寄り、風不死岳へ向かうぞ!
雪が付いていたり地面が出ていたりする道を、海の展望や表情を変えるドームを楽しみながら周る。
噴煙の風下は硫黄の臭いが強烈だ。まもなく社を越えて西山へと向かって行く。
<西山では>
火山観測カメラが設置されている。
ドームこちら側が火山活動が活発なのだろう・・・噴煙も上がる。
景観は若干こちら側の方が良く、羊蹄山まで見えている。
少し休憩し、風不死方面へ向かう。
飛ばされた大きな石が雪原に黒く散らばり「まるで庭の様」、荒々しさが良い景観だ。
−風不死岳編−
密かに憧れだった風不死へ。
ところで、手元の地図は夏山ガイドを今朝白黒コピーしたもの。
実地形と地図を見比べて判断する・・・(^^;)なかなか難しい・・・。
<小ピーク932m>
トラバースするより、ピークに立つほうが安全と考え、まずはそこへ。
この小さなピークと侮るなかれ、展望は捨てがたいモノ。
風不死岳へ近づき、トレース後は無くなった。
”地図”を読み取り「尾根を間違わなければ・・・」なんとかなるでしょうと前進。
それらしい尾根へ取り付いたが、トレースがまったく無いのは気に掛かる・・・。
風不死は登られているだろうに・・・。
登りにくい尾根を登ると、登山者が下りて来た!
と、手前で斜面を下りて行ってしまった・・・どうやらこちらがルートを間違えているらしい。
しかし、そこからはばっちりトレースがあるので安心して忠実に辿る。
<山頂>
林間コースを進み、いよいよ風不死山頂へ。
苫小牧市、千歳市からいつも眺めていた山に遂に到着だ。
そこには独特のプレートがありました。景観は支笏湖が全貌を見渡せ、羊蹄山も花を添える。
支笏湖外輪山の造形がくっきり、湖には観光遊覧船が・・・ナカナカいいです。
それらを楽しみ、久しぶりに無線機を取り出した。
<アマチュア無線☆応答なし>
430にCQを出す・・・? もう一度・・・。
もともと周波数はがら空き状態・・・応答なし、諦めは割とはやかった。
トランシーバをザックにしまい込み、下山に備え、「アミノバイタル」を補給。
「風不死岳」下山
尾根が切れ、沢へと下りてしまった GPSも利かない
苔の洞門っぽい地形に入り込む
<甘い考えの下山>
下山は「国道へ直に下りる」・・・少々間違えても国道に出るだろう・・・(←アマイよ!)
山頂、雪の切れ間に登山道を見つけた。
しかしその後は雪の中へと消えたが、うっすらとトレースがある。
下り前半は「かなり急峻」、神経を使う場面あり。
途中、9合目の標識があり、「登山道の上」なのだと思った。
中盤は雪原の尾根を気持ち良く”ジャンジャン行く”も、途中でそれは細くなり沢へ降りる事になった。
沢地形は意外と荒々しく、斜面を登る事は不可能なほど。
ただひたすら下りるのみ。
沢音が聞こえてきた・・・踏抜く事にならない様、注意を払いながら下りて行く。
<特有の地形へと・・・>
そうすると「苔の洞門」の様な所へ入り込んだ・・・どう見てもそれだ・・・。
(その時はてっきり・・・☆この辺の沢はこの様な地形に成り易いのだろうか?)
しかし、相当崩壊している・・・
段差(2〜3m)を飛び降りなければならない所は3箇所。
そこは雪へジャンプ。雪が無ければ、相当にヤバかった・・・(反省)。
国道が見えた時は安堵感を覚えた、山頂に立った喜びよりも大きかったのナゼ?
そこから車のデポ地点へと向かう。国道はGW、相当の交通量。
これは・・・今度は湖畔ラン!?まぁ悪くはなかったです。
最後は5.5km、ちょいジョグをしたりで、車に戻って本日はこれにて終了。
ゲートには朝の警備員さんが迎えてくれました。
<無線飛ばしたのですが・・・>
アクティビティが低いかも? 逆に考えると周波数、使い放題とも言えますがちょっと寂しい・・・
水の消費はこの行程一周で1.5リットル。気温も丁度良く、汗もそれ程掻かず。 でも日に焼けて顔がヒリヒリ。
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