冬の川苔山(川乗山) ふっかふかの落ち葉♪
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,010m
- 下り
- 1,115m
コースタイム
天候 | 快晴〜〜〜。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
鳩ノ巣15:12発 |
コース状況/ 危険箇所等 |
川乗橋から先は、通行止めです。 舗装路の林道を歩き、途中で合流しますが、林道〜通常ルートまでの道は、細くてゴツゴツです。ちょっと気をつけたい感じでした。 |
その他周辺情報 | 鳩ノ巣駅の手前に、「観光トイレ」があります。紙あり洋式。ありがたやー。 |
写真
感想
川苔山、行ってみたいねえと言い出してから何年?
計画するたびに色んなことが起こって、なかなか行けずにいたけど、その全部が今日の快晴の川苔山に通じてたなら、ぜーんぶチャラにできる!
というくらい、待ち望んだ川苔山は素晴らしかったです。
行程が長いので、朝早めにに行動開始。
天気予報では強い寒気団が入るとのことだったので、防寒対策に力を入れました。
奥多摩駅発のバスは、混むかなと思ったけど、立ってのる乗客はいないくらいの乗車率。
みんな座って乗れました。
川乗橋で3分の1くらいの乗客が降り、ゲート前で各々仕度をしました。
最初の舗装路あるきは、ゆるやかな坂道が続きます。
準備運動にはぴったりな感じ。
細倉橋から右に行く通常ルートは通行止め。崩落したところがあるとのこと。
バイオマストイレをお借りして、身体も温まったので、仕度し直す。
トイレはきれいだし、紙もちゃんとあって、ありがたかったです。
迂回路の地図の立て看板がありました。
舗装路を折り返しながらしばらく歩くと、右手に本ルートへもどる分岐があります。
カーブのところで、思わず見落とすところでした。
ここから、という部分からすでに細くてちょっと怖かった。
普段通らない感じで、岩もとがっているし、細い尾根で緊張しました。
ほどなく本ルートへ合流。すぐに木の橋がありますが、凍結していてこわかったです。
川沿いの岩を折り返し折り返し登ります。
落ち葉がたくさんで、滑りそうでちょっとドキドキ。
雪がついたら、登るのは大変そう。また、くだりには使いたくないなあという感じでした。
念願の百尋の滝は、見えた瞬間に感動しました!
きれいで、大きな滝!滝つぼまで行ってみたかったけど、降りるはしごが凍結していたので、やめました。上からみるのでも充分圧巻でした。
はしごにはロープもついています。無くても登れますが、はしごが凍っているので補助的につかいます。
紅葉はもうすでに終わっているのですが、落ち葉がその名残りを教えてくれます。
大量のふかふかの落ち葉をかきわけるようにして登っていくの、楽しかった!
これは下りでも、かなりふかふかしていて楽しめました。
落ち葉、こんなにたくさん積もっているところを歩いたのは初めてかもしれません。
同じバスだった人たちはすでにずっと先を行き、あとからくるバスは1時間後なので、前にも後ろにも、誰もいない静かな山歩きが楽しめました。
でも、これで天気悪かったりしたら、怖かったかも。
誰もいないのをいいことに、途中ベンチなどもないので、道の真ん中でちょっと休憩。
それでも私たち以外、誰もいません。
休憩後歩き出すと、何度か川を渡り、足毛岩の肩との分岐になります。
地図にある分岐はここなんですね!
足毛岩の肩のほうがちょっと長いようなので、短い左のルートを選びます。
川乗山の北側からのぼるルートのため、日陰となり、ここから雪がありました。
積もっているというより、白くなっている程度でしたが、
ここで!
同行のogaさんがこのたび購入したアイゼンの装着練習をしました。
本当に必要になる前に、一度つけて歩いてみないとね。
私も昨年の湯坂道以来、アイゼン練習2回目。
2回目でも、手際よくつけられなかった。。
でもアイゼンを付けるたびに、いつか行きたい白馬の大雪渓が脳裏をよぎります♪
慣れないアイゼンによろよろしながらも、やっと稜線へ。
この稜線の気持ちのいいこと!晴天もあるけど、広くて素晴らしい風景。
あ〜〜〜気持ちがいい。きて良かったな。
そしてずっと念願だった山頂へ!感動した〜。
ずっと会えなかったひとに会えたような、そんな感じでした。
山頂には先に着いていたお2人がお昼を食べていました。
ご挨拶して、私たちもお昼にします。
天気はいいけど、風が強くて、注意してないといろんなものが飛ばされちゃう!
沸かしたお湯もあっというまに冷めます。
用意している間にどんどん人が増えて、にぎやかな山頂になりました。
みんな思い思いに写真をとったり、お昼を食べたり。
和やかな雰囲気、すごく良かった。
私たちも写真を撮って、下山します。
またあの素晴らしい尾根に出て、鳩ノ巣駅方面へ下っていきます。
下りもやはり、人はまばらな感じ。
急な部分はとくになくて、なだらかで歩きやすい道がずっと続きます。
ここでも落ち葉とわちゃわちゃ戯れタイム!
落ち葉でまったく段差が見えないので、あぶないけど、ちょっと転んでも、ほわっ!と落ち葉の中に落ちるだけ。
落ち葉に埋まってみたかった。
本仁田山への分岐を、鳩ノ巣方面へまた下ります。
林道が見えてほっとして、一旦林道に出ると、大根ノ山ノ神。
だいこんじゃないよ、オオネノヤマノカミ様。
ほこらに手を合わせて、鳩ノ巣までのあと少しのくだりをがんばります。
鳩ノ巣駅に行く前に、左に分岐すると「観光トイレ」があります、との看板あり。
観光トイレ?公衆トイレとどう違うの?
観光バスが着いてもいいくらいのたくさんトイレがあるのかも?とか想像しながら、観光トイレ方面へ。
民家の脇にでると、ほどなく観光トイレの看板が再び。
すべり台のある公園に、トイレがありました。
とてもきれいなトイレで感動。ありがとう、奥多摩町!
鳩ノ巣の駅まで、紅葉を見たりして、急な坂道を降りていきます。
「電車だ!」と、後ろにいたおじさんが教えてくれたので、踏み切りを渡って走り出す。
えっ、間に合うのかな?と思ったけど、ここから全力ダッシュ(笑)。
私たちはちゃんと間に合いましたけど、「電車だ!」と叫んだおじちゃんは間に合わず。
笑いながら飛び乗った電車、ヒザも笑ってました。
今年も楽しい山あるきがたくさんできて、怪我・・・はしたけど、無事に歩きおさめできて良かった。
ogaさんありがとう。山のかみさまたち、ありがとう!
来年もたくさん登ります!
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