金剛山 / 金剛トンネルより周回


- GPS
- 05:16
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 984m
- 下り
- 976m
コースタイム
- 山行
- 4:29
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 5:09
天候 | 薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
トンネル〜ダイトレの直登は狭くて急な道。 それ以外は特に危険箇所はなし。 |
写真
感想
いずれダイヤモンドトレールを歩いて繋ごう。二上山から大和葛城山へ縦走した時にそう思った。
まあ自己満足である上に地味なチャレンジなので1人で行くのが相応であろう。
そう考えていくつかにルートを分割した計画のうちの1つが、金剛トンネルから金剛山までの間を往復するという今回歩いたルートである。
ヒルクライムの自転車がたくさん走っているR310を登っていき、奈良県との県境にある金剛トンネルをくぐると、道路脇に2〜3台の駐車スペースがある。ここに車を置き、8:30登山開始。
駐車スペースの後ろからくっそ狭くて急な坂を5分ほど登るとダイトレに合流、金剛山方面へとダイトレを進む。
神福山は別にスルーしてもよかったのだが折角だし踏んでいくことに。山頂は特に展望はないものの、祠と経塚があり、ダイトレが修験の道であることを再確認させてくれる。
千早峠から高谷山を経て中葛城山へ。中葛城山の手前あたりで五條の町が見下ろせる展望スポットがある。京奈和道を走っている時は五條のあたりからこの山並みを見上げて、いつかあの美しい稜線を歩いてみたいと思っていた。
中葛城山から久留野峠へと下る道が木段の激下り。段差めっさ大きい。久留野峠へ下りて今来た道を振り返る。いやほぼ壁やん。これは登りで出くわすと絶対に心折れる光景やな。てか帰りにコレ登るんか。マジか。
久留野峠から一登りするとベンチとお地蔵さんの祠があり、ちょうどスマホが「標高およそ1,000mです」と言うので一休みして水分とカロリー補給をする。普通の羊羹がクッソ美味い。
伏見峠まで来ると道は舗装路が主体となり、ちはや園地に入る。キャンプ場や色んな施設が並び、人も増える。
展望台や大阪府最高点に立ち寄ったり、荒れた道から湧出岳に登ったりしながら葛木岳を目指す。湧出岳から下りていくと下の方から「六根清浄〜、懴悔懴悔〜」という声が聞こえる。ダイトレに戻ると一の鳥居の手前の不動明王の前で、山伏装束の行者の方々のご一行がちょうど法螺貝を吹き鳴らして場の邪気を祓っておられるところだった。これは貴重なものを見せていただいた。
11:00、金剛山最高峰の葛木岳(1,125m)に到着。国見城址に行ってみると薄曇りの天気のせいで展望はイマイチ。しかもなんかベンチにブルーシートかけて使用禁止になってる。どうしたのかな?
腹が減ったので売店に行き、おでんを注文。クッソ美味ぇ。生ビールも頼みたいところだが帰りの運転があるので晩まで我慢だ。代わりにあまおうソフトも食う。これまた美味い。
さあ下山にかかろう。元々はダイトレを往復する計画だったのだが、久留野峠から中葛城山へ至るあの地獄のような急登の木段を登るのはちょっとご勘弁願いたい。ので今回は文珠尾を一旦下りて、池ノ川谷林道を千早峠まで登り返すことにした。
文珠尾は木の根っこが階段状になった急坂の尾根。登るのはしんどそうだが下りやすくてグッド。何ヶ所か分岐があり、そのまま尾根伝いに下りるルートもあるようだが、今日はずっと稜線歩きで沢が恋しかったので、途中から沢沿いの林道へ向かって激下りする。
林道と合流してロープウェイ下の駐車場に到着。トイレがあるので用をすませ、登り返しに備えて首の後ろに保冷剤を仕込む。車道を10分ほど下っていくと池ノ谷川林道の入口に到着、車止めゲートの脇を通って林道へと入っていく。
林道歩きはつまらないだろうと思っていたのだが、この林道はその名が示すように沢に沿ってつけられた道のようで、すぐ横を美しい沢が流れていてとても涼しく、心が癒される。沢の音が遠くなって足元がガレ始めるとやがて東條山への分岐に出る。そこから美しい杉林の中を10分ほど歩いていくと、やがて林道が林道の体を成していない状態になり、そうするともう千早峠はすぐ上だ。
千早峠から20分ほどでトンネル上に戻ってきた。ここから車まではすぐなのだが、狭くて急な足元の悪い道を疲れた足で下りたくはない。幸いにしてここまでまあまあのハイペースで歩いてこれたので時間には若干の余裕がある。行者杉まで行ってしまおう。
行者杉までは約10分。そこからは眼下に五條の町が眺められた。今日イチの展望だ。この景色を見られたのもここまできたおかげ、神変大菩薩役行者のお導きであろう。
行者杉からトンネルまではなだらかで歩きやすい気持ちの良い道が伸びている。多少遠回りにはなるが、時間に余裕があるなら特に下りはこの道で戻ることをオススメする。
13:45、トンネルに到着。いや〜、ようけ歩いた。いいトレーニングになったろう。
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