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記録ID: 563459
全員に公開
ハイキング
奥武蔵

秩父華厳前BS〜天狗山〜破風山〜前原尾根〜皆野駅

2014年12月22日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:47
距離
9.7km
登り
670m
下り
807m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:03
休憩
0:45
合計
4:48
8:37
3
秩父華厳前BS
8:40
8:49
63
9:52
9:55
10
10:05
10:14
15
10:29
10:31
9
10:40
10:48
13
11:01
11:05
9
11:14
11:18
74
12:32
12:36
22
12:58
13:00
25
13:25
天候 晴れ。気温≒-3℃〜7℃
過去天気図(気象庁) 2014年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
【往路】HOME⇒07:55皆野駅08:10→08:37秩父華厳前バス停
【復路】皆野駅13:31⇒HOME
コース状況/
危険箇所等
登山ポストはどこにも有りませんでした。トイレは皆野駅改札内と秩父華厳前バス停前のみに有ります。売店・飲食店・自販機などは皆野駅周辺だけです。

◆コース概況◆
【秩父華厳前バス停〜天狗山】
登山口から踏みあとは一本だけなので、迷う心配は無いと思います。大前集落では案内標識が設置されていますので、標識を見落とさなければ問題は有りません。。

【天狗山〜札立峠】
ザイルがフィックスされた急坂と鎖場が数ヶ所有ります。又。鞍掛山の西側では痩せ尾根が少しだけ現れますので、高所が苦手な初心者や子供連れの方は、この区間の通過には十分な注意が必要だと思います。

【札立峠〜風戸分岐】
「関東ふれあいの道」なので、整備されて危険な個所は有りません。足元に注意していれば問題ないと思います。

【風戸分岐〜大渕登山口】
平成8年4月に開通したと書いてあった「山靴の道」と名付けられた新道です。風戸分岐に立てられている案内標識には「急坂と岩場が有り」と説明されていますが、ザイルがフィックスされた急坂が2〜3か所有るだけで、一般のハイキングコースと同じように、特別な心配もなく快適に通過する事が出来ます。アップダウンもたいした事は有りません。

【大渕登山口〜皆野駅】
途中、皆野橋では歩道が無く車道だけですので、通過には十分な注意が必要です。
出発地点の皆野駅
2014年12月22日 08:00撮影 by  D-LUX 5, LEICA
2
12/22 8:00
出発地点の皆野駅
秩父華厳前バス停
2014年12月22日 08:39撮影 by  D-LUX 5, LEICA
12/22 8:39
秩父華厳前バス停
ふ〜ん…。日本の滝百選と違うものだが、帰宅後にインターネットで出自を調べても出て来なかった… orz
2014年12月22日 08:39撮影 by  D-LUX 5, LEICA
2
12/22 8:39
ふ〜ん…。日本の滝百選と違うものだが、帰宅後にインターネットで出自を調べても出て来なかった… orz
秩父華厳の滝への入り口
2014年12月22日 08:40撮影 by  D-LUX 5, LEICA
12/22 8:40
秩父華厳の滝への入り口
秩父華厳の滝。落差12m
2014年12月22日 08:45撮影 by  D-LUX 5, LEICA
5
12/22 8:45
秩父華厳の滝。落差12m
な〜るほど!?
2014年12月22日 08:51撮影 by  D-LUX 5, LEICA
4
12/22 8:51
な〜るほど!?
秩父華厳前登山口の案内標識
2014年12月22日 08:55撮影 by  D-LUX 5, LEICA
12/22 8:55
秩父華厳前登山口の案内標識
この橋を渡る。橋は冷気で霜が降りて真っ白
2014年12月22日 08:55撮影 by  D-LUX 5, LEICA
1
12/22 8:55
この橋を渡る。橋は冷気で霜が降りて真っ白
謎の廃屋。せっかくの立派な石垣が勿体無い…
2014年12月22日 08:56撮影 by  D-LUX 5, LEICA
1
12/22 8:56
謎の廃屋。せっかくの立派な石垣が勿体無い…
登り始めて直ぐ現れた木橋。腐食しており乗ったら撓んで落ちそうだった
2014年12月22日 08:59撮影 by  D-LUX 5, LEICA
1
12/22 8:59
登り始めて直ぐ現れた木橋。腐食しており乗ったら撓んで落ちそうだった
大前集落を過ぎて直ぐに分岐が現れる
2014年12月22日 09:41撮影 by  D-LUX 5, LEICA
12/22 9:41
大前集落を過ぎて直ぐに分岐が現れる
天狗山頂上の祠
2014年12月22日 09:55撮影 by  D-LUX 5, LEICA
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12/22 9:55
天狗山頂上の祠
天狗山頂上
2014年12月22日 09:55撮影 by  D-LUX 5, LEICA
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12/22 9:55
天狗山頂上
鎖場手前の注意喚起表示。余計な事だと思うのですが…
2014年12月22日 10:07撮影 by  D-LUX 5, LEICA
12/22 10:07
鎖場手前の注意喚起表示。余計な事だと思うのですが…
大前山頂上の首が無い公家装束の石像
2014年12月22日 10:14撮影 by  D-LUX 5, LEICA
1
12/22 10:14
大前山頂上の首が無い公家装束の石像
アップ
2014年12月22日 10:14撮影 by  D-LUX 5, LEICA
1
12/22 10:14
アップ
大前山頂上
2014年12月22日 10:15撮影 by  D-LUX 5, LEICA
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12/22 10:15
大前山頂上
鎖と木の根っこのコラボ
2014年12月22日 10:22撮影 by  D-LUX 5, LEICA
1
12/22 10:22
鎖と木の根っこのコラボ
鞍掛山手前より武甲山と都県境尾根を望む
2014年12月22日 10:23撮影 by  D-LUX 5, LEICA
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12/22 10:23
鞍掛山手前より武甲山と都県境尾根を望む
大前山(右手前)と長沢背稜
2014年12月22日 10:24撮影 by  D-LUX 5, LEICA
3
12/22 10:24
大前山(右手前)と長沢背稜
痩せ尾根
2014年12月22日 10:27撮影 by  D-LUX 5, LEICA
1
12/22 10:27
痩せ尾根
ノッキンボウ
2014年12月22日 10:31撮影 by  D-LUX 5, LEICA
3
12/22 10:31
ノッキンボウ
同コメント
2014年12月22日 10:31撮影 by  D-LUX 5, LEICA
1
12/22 10:31
同コメント
札立峠の古い案内標識
2014年12月22日 10:43撮影 by  D-LUX 5, LEICA
2
12/22 10:43
札立峠の古い案内標識
破風山頂上
2014年12月22日 11:02撮影 by  D-LUX 5, LEICA
5
12/22 11:02
破風山頂上
猿岩
2014年12月22日 11:15撮影 by  D-LUX 5, LEICA
2
12/22 11:15
猿岩
熊の糞らしきものを前原山手前で発見
2014年12月22日 12:22撮影 by  D-LUX 5, LEICA
1
12/22 12:22
熊の糞らしきものを前原山手前で発見
前原山頂上
2014年12月22日 12:35撮影 by  D-LUX 5, LEICA
12/22 12:35
前原山頂上
同、三角点
2014年12月22日 12:36撮影 by  D-LUX 5, LEICA
1
12/22 12:36
同、三角点
皆野駅ホームから望む武甲山
2014年12月22日 13:29撮影 by  D-LUX 5, LEICA
5
12/22 13:29
皆野駅ホームから望む武甲山
撮影機器:

装備

個人装備
1/25,000地形図
1
皆野
昭文社 山と高原地図
1
奥武蔵・秩父(2014年)
方位磁石
1
シルバコンパス
トレッキングポール
1
収納袋共
緊急シート
1
寝袋タイプ
携帯電話
1
SOFTBANK
単眼鏡
1
カメラ
1
メモ帳
筆記用具共
携行食
カロリーメイト、飴等
救急セット
カットバン等
健康保険証
運転免許証共
着替え
スタッフバッグ共
タオル
ゴミ袋
飲料水
0.5リットル
ツールナイフ
1
ヘッドライト
1
予備電池
1
ヘッドライト用
GPSナビ
1
ヤマナビ2.5

感想

 皆野駅前にあるバス・ターミナルから、08:10に出る日野沢行き町営バスの時間に合わせて、07:55着の電車で皆野駅に到着した。平日なので駅前もバスの中も、県立皆野高校の生徒で大賑わい。バスに乗り込んだ乗客はハイカー3人の他はすべて皆野高校の生徒だった。
 賑やかな高校生たちが国神のバス停で降りてから、閑散となったバスは日野沢への細い道へ入って行き、2人のハイカーが札所前でバスから降りて、秩父華厳前バス停で降りたのは自分1人だけであった。

 バスを降りてから華厳の滝をじっくり観賞して、写真撮影をしてから登山道へ向かう。道路沿いの沢に掛る木製の橋には霜が降りて真っ白に成っている。滑らないように注意して橋を渡り、左上にある高い立派な石垣の上に建てられた、実に不思議な廃屋の写真を撮ってから前へ進む。
 植林の中を段々と高度を稼いでいたら、やがて山の中の大前集落に到着。この集落へは小前集落から細い林道で繋がっている事は知ってはいるが、よくぞこんな飲食店やコンビニエンスストアも無い、山奥の斜面に張り付いて暮らしているものだと感心してしまう。
 大前集落を真っ直ぐ突き当りまで行って左に折れれば、直ぐに大前山へダイレクトに行く道と天狗山を経由する道の分岐が現れる。ここは天狗山への道を取り、植林の中を抜けて行けば直ぐに尾根に上がって天狗山に到着する。天狗山頂上からザイルがフィックスされた急坂を下りると、大前集落からダイレクトに来る道と出会って直ぐに最初の鎖場が現れて大前山の頂上へ到着。
 頂上には首がない公家装束の石像が祀られていたが誰だろう?説明書きでもあれば助かるのだが分からない。帰ってからネットで調べてみたら、日本武尊か猿田彦命らしいが、どちらにしても公家装束は日本武尊か猿田彦命の時代とはそぐわない。まあ、こちらは専門の民俗学者じゃ無いから深く詮索するのはやめよう。
 数ヶ所の鎖場を過ぎた頃、秩父盆地越しの都県境の尾根筋がキレイに見えて来て、痩せ尾根を過ぎれば鞍掛山とノッキンボウが現れ、そこから直ぐに札立峠へ到着する。
 大前集落から札立峠の間は、標高が低く距離は短くとも結構トリッキーで変化に満ちた、面白い山歩きが出来きる山域だった。「山、低きが故に尊からず」とは実に上手い事を言ったものだと思う。
 札立峠へは20年以上前の年の瀬に、息子と一緒に来た事が有ったが、その時は峠の直ぐ南側の下に有った民家には人が住んでいた記憶がある。さすがに今は廃屋と成っているのだろうが…。破風山頂上に到着したら、今朝、バスで一緒だった2人のハイカーが軽食を取って休憩していたので、お邪魔にならないよう写真撮影だけして直ぐに東側へ向う。
 前原尾根(通称:山靴の道)を歩くのは初めてだったので、眺望を期待して歩いたが、眺望はそれほどでも無く、途中で熊の糞と思われる新鮮そうなシロモノが、登山道の真ん中に盛られていた。せっかくゆっくりと静かな山を味わいながら歩いていたのに、アレを見たとたんに背筋に戦慄が走り、ココロならずも早足になってしまい、大渕登山口に着いてようやくホッとする事が出来た。

 帰りには要らぬ緊張も解けてお腹も空いたし、皆野駅前の坂本屋と言うウナギ屋が有名なので、奮発してウナ重を食べながら一人打ち上げをしようと思っていた。しかし注文を受けてからウナギを捌いて調理するので、最低でも40分はかかりますと言われて諦める。やむを得ず直ぐに電車に乗って、持参の缶ビールで一人打ち上げをして、楽しかったハイキングはオシマイとなった。

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