モンテ・ローザ

2023年06月23日(金) 〜 2023年06月25日(日)

• GPS: 17:23
• 距離: 20.0km
• 登り: 2,830m
• 下り: 2,881m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:30
• 休憩: 0:07
• 合計: 5:37

3:30 スタート地点
6:32 6:32 モンテローザ／プンタジョルダーニ
8:14 8:21 モンテローザ／ヴァンサンピラミッド
9:07 宿泊地

2日目

• 山行: 4:10
• 休憩: 0:35
• 合計: 4:45

23:55 宿泊地
1:38 1:49 モンテローザ／バルメンホルン
2:11 2:24 モンテローザ／シュヴァルツホルン
2:41 2:51 モンテローザ／ルートヴィッヒスヘーエ
3:23 3:24 モンテローザ／パロットシュピッツェ
4:40 モンテローザ／ジグナールクッペ

3日目

• 山行: 6:14
• 休憩: 0:39
• 合計: 6:53

21:54 モンテローザ／ジグナールクッペ
22:19 22:26 モンテローザ／ツムシュタインシュピッツェ
1:02 1:33 モンテローザ／ディフイールシュピッツェ
2:56 2:57 モンテローザ／ツムシュタインシュピッツェ
4:47 ゴール地点

天候

1日目：晴れ
2日目：晴れ
3日目：晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

写真

6/23 9:26

〔1日目〕起点のスタッファル。

6/23 10:14

ゴンドラ2本とロープウェイを乗り継いで山の中腹へ。

6/23 10:56

最初のピークに向けてダイレクトに高度を上げず、いったん右へトラバース。

6/23 13:37

この岩稜を登っていく。

6/23 13:57

たまにこうしたアルパインチックなパートも。

6/23 15:00

フレークをつかんで快適に登ると。。

6/23 15:11

ちょっと驚くほど穏やかな山頂＝ピラミデ・ヴィンセント（4215m）。

6/23 15:55

この日はぐっと下ってニフェッティ小屋泊まり。

6/23 18:53

ディナー1品目。

6/23 19:32

ディナー2品目。

6/23 20:21

デザート。

6/23 20:43

ニフェッティ小屋のテラスからの夕景色。

6/24 7:08

〔2日目〕登り返しから始まる。

6/24 8:34

バルメンホルン（4167m）。

6/24 9:17

コルノ・ネロ（4321m）。

6/24 9:40

ルートヴィヒスヘーエ（4341m）から見たプンタ・パロット。

6/24 10:12

プンタ・パロット（4432m）。

6/24 11:32

やっと着いたマルゲリータ小屋はプンタ・ニフェッティ（4554m）の山頂にある。

6/24 12:07

ランチのピザは食べきれなかった。

6/24 18:33

ディナーのスープ。

6/24 18:38

パスタ。

6/24 18:56

夕食時には食欲が回復していた。

6/24 21:29

マルゲリータ小屋からの夕景色。左寄りのとんがりはマッターホルン、右の大きなピークは明日登る最高峰のプンタ・デュフール。

6/25 4:55

〔3日目〕夜明けと共に出発。

6/25 5:10

まずはプンタ・ツムシュタイン（4563m）。

6/25 5:21

このスノーリッジを渡ってプンタ・デュフールへ向かう。

6/25 5:45

ちょっと厳しい下降。

6/25 6:28

最低鞍部。

6/25 6:50

高度感あり。

6/25 7:48

山頂直前。他パーティーに抜かされた。

6/25 8:07

プンタ・デュフール（4634m）到着。ヨーロッパアルプスでモンブランに次いで高い山。

6/25 8:07

スイス側のリッジ。マッターホルンが見えている。

6/25 8:08

今回は登らないノルトエンド（4609m）。

6/25 9:52

プンタ・ツムシュタインに帰還。

6/25 11:38

雪の大斜面をひたすら下った。

6/25 12:59

下山後のお疲れ様。

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-6 オリンパス

iPhone 12 Pro 256GB SIMフリー Apple

感想

juqcho

イタリア側からモンテ・ローザ山群を縦走。

旅立つときには予定していなかった山行ではありましたが、ガイドからの提案に基づいて実現したこのヨーロッパアルプス第2位の高峰への登山は、スイス（ツェルマット）側からのピークハントではなくイタリア側から4000m峰のピークを次々に辿って最後は起点に戻る周回縦走スタイルです。

この山行は脚力的にももちろん厳しいものでしたし、雪稜技術や岩稜技術も相応のものを求められましたが、やはり標高の高さに基づく酸素の薄さへの耐性がポイントでした。高度順化というのはいったん高いところに登ってから若干高度を落としたところでレストすることにより効果を発揮するもので、したがってピークを踏んだ後には山小屋に「降りて」体調を回復させるのが理にかなっているのですが、2泊目に泊まったマルゲリータ小屋はその日まででの最高地点であるニフェッティ峰（4554m）の山頂にあるという奇想天外なロケーション。さすがに最終日の登攀に備えて、好きなワインも自粛しました。

3日目はマルゲリータ小屋からいったん下って登り返してツムシュタイン峰（4562m）を越え、両サイドがすぱっと切れ落ちたナイフリッジを渡ってモンテ・ローザ山群の最高峰であるデュフール峰（4634m）に到達。これまで体験したことがないほどの素晴らしい展望と高度感と（同時に消耗と）を満喫しました。



詳細な記録はこちらです。
https://travel.juqcho.jp/chamonix6/20230623.html
https://travel.juqcho.jp/chamonix6/20230624.html
https://travel.juqcho.jp/chamonix6/20230625.html