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Yamareco

記録ID: 5672335
全員に公開
沢登り
丹沢

鳥屋待沢左俣 幕岩三昧

2023年07月02日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
07:03
距離
8.5km
登り
856m
下り
885m
歩くペース
ゆっくり
2.82.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:01
休憩
0:02
合計
7:03
距離 8.5km 登り 864m 下り 885m
8:05
360
スタート地点
14:05
14:06
17
14:23
14:24
44
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2023年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自転車
コース状況/
危険箇所等
鳥屋待沢左俣(2級下)の遡行記録
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5625038.html


今回は690m付近から南へ伸びる幕岩のみ記載。

幕岩に取りつくには3段の涸れ棚を越えていきます。
直前で沢装備を解除して、フェルト靴からゴム靴のアプローチシューズに履き替えました。

1段目は問題なし。

2段目(およそ3m)から難易度が上がります。以前に取りついたときは、ここで幕岩状の足のとっかかりになりそうな石が剥がれたので撤退しました(フェルト靴でトライ)
突っ張り気味に登攀。

3段目は2段目より若干高い程度ですが、ややハングしているように感じて圧迫感があります。結局こちらも突っ張って、最後は上半身の力で突破。
右から巻けるか探りましたが、岩が外傾しているところに土がかぶさっているのでむしろ危険に感じました。

宝尾根まで地図で100mほどの高低差を距離にしておよそ300mで登ります。直線です。狭く鬱々としてるので閉所恐怖症の方は控えたほうが良いかもしれません。

足場が徐々に狭くなっていき、ところによっては脱げそうなほどになります。
途中、斜度があがります。最後、宝尾根に出る直前は脆いザレ土の急登です。木の根が頼りとなります。

ヒルはディート入り虫よけスプレーを要所要所で吹きかけていたためか、権現橋から堰堤までの区間に4匹、入渓中2匹のみでした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
最後に、2020年2月28日に鳥屋待沢左俣の幕岩付近と思われる場所で行方不明になられた方がいらっしゃいます。そのご家族の方が、情報を求めて今年3月に日記をアップされています。

鳥屋待沢周辺へ行く・行った方の目にとまってもらえたら、とのことですのでリンクを貼らせていただきました(許可は得ています)
https://www.yamareco.com/modules/diary/744317-detail-293763
権現橋からスタート。左岸にある径路では、ディート入り虫よけスプレーを靴に吹きかけても堰堤上の河原に出でるまで4匹取りつかれたので今日は早々に入渓。
2023年07月02日 08:42撮影 by  SH-M24, SHARP
3
7/2 8:42
権現橋からスタート。左岸にある径路では、ディート入り虫よけスプレーを靴に吹きかけても堰堤上の河原に出でるまで4匹取りつかれたので今日は早々に入渓。
日差しの強さも沢に入れば心地よいくらいで
2023年07月02日 08:57撮影 by  SH-M24, SHARP
2
7/2 8:57
日差しの強さも沢に入れば心地よいくらいで
ここは胸あたりまで浸かったかな。倒木が浮き輪代わりになるかと思いきや浮力はそれほどもなく(笑)
2023年07月02日 09:04撮影 by  SH-M24, SHARP
5
7/2 9:04
ここは胸あたりまで浸かったかな。倒木が浮き輪代わりになるかと思いきや浮力はそれほどもなく(笑)
トトロのポスターのような丸い苔石。通り過ぎたものの戻って一枚。
2023年07月02日 09:20撮影 by  SH-M24, SHARP
3
7/2 9:20
トトロのポスターのような丸い苔石。通り過ぎたものの戻って一枚。
絶好の沢日和!太ももが水に浸かって心地よし。
2023年07月02日 09:46撮影 by  SH-M24, SHARP
1
7/2 9:46
絶好の沢日和!太ももが水に浸かって心地よし。
直角に曲がる大木。ここをあがっていけば
2023年07月02日 09:50撮影 by  SH-M24, SHARP
1
7/2 9:50
直角に曲がる大木。ここをあがっていけば
12m大滝。空身で左壁へ。ハーケン2つ発見。
2023年07月02日 10:06撮影 by  SH-M24, SHARP
4
7/2 10:06
12m大滝。空身で左壁へ。ハーケン2つ発見。
毎回撮る幕岩風のゴルジュ。上の樋状のところは流しそうめんが出来そうな細さ。
2023年07月02日 10:27撮影 by  SH-M24, SHARP
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7/2 10:27
毎回撮る幕岩風のゴルジュ。上の樋状のところは流しそうめんが出来そうな細さ。
飛んで5m滝。今日は何より濡れるのが心地良いのでジャブジャブと行きます。滝に濡れながら左壁から。
2023年07月02日 10:44撮影 by  SH-M24, SHARP
2
7/2 10:44
飛んで5m滝。今日は何より濡れるのが心地良いのでジャブジャブと行きます。滝に濡れながら左壁から。
二俣地点。前日まで雨だったとはいえどこも平水に近い水量。
2023年07月02日 10:55撮影 by  SH-M24, SHARP
1
7/2 10:55
二俣地点。前日まで雨だったとはいえどこも平水に近い水量。
幕岩に到着。緑が濃くなり
2023年07月02日 11:04撮影 by  SH-M24, SHARP
4
7/2 11:04
幕岩に到着。緑が濃くなり
イワタバコがたくさん咲いているのを期待してきましたが、まだでした。
2023年07月02日 11:53撮影 by  SH-M24, SHARP
2
7/2 11:53
イワタバコがたくさん咲いているのを期待してきましたが、まだでした。
2段15m滝の手前。岩の下は伏流水となっていました。
2023年07月02日 12:07撮影 by  SH-M24, SHARP
1
7/2 12:07
2段15m滝の手前。岩の下は伏流水となっていました。
15m落ち口から。下にいるとき、突然少量ながら増水したのを見て驚く。
2023年07月02日 12:14撮影 by  SH-M24, SHARP
2
7/2 12:14
15m落ち口から。下にいるとき、突然少量ながら増水したのを見て驚く。
3連CSのラスト
2023年07月02日 12:20撮影 by  SH-M24, SHARP
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7/2 12:20
3連CSのラスト
前回水たまりだったところは涸れていた。上流部は水量が前回より少ない模様。
2023年07月02日 12:25撮影 by  SH-M24, SHARP
1
7/2 12:25
前回水たまりだったところは涸れていた。上流部は水量が前回より少ない模様。
今回はここ、3つ目の幕岩状を登りに来ました。3段の入り口は上に行くほど難しくなります。
2023年07月02日 13:10撮影 by  SH-M24, SHARP
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7/2 13:10
今回はここ、3つ目の幕岩状を登りに来ました。3段の入り口は上に行くほど難しくなります。
登り切って1枚。
2023年07月02日 13:22撮影 by  SH-M24, SHARP
2
7/2 13:22
登り切って1枚。
最初は人がすれ違えるくらいの横幅。断層がずれてこうなった?
2023年07月02日 13:23撮影 by  SH-M24, SHARP
2
7/2 13:23
最初は人がすれ違えるくらいの横幅。断層がずれてこうなった?
ひたすら急登。人一人分の幅。動くCS。慎重にキョンの体勢で突破。
2023年07月02日 13:27撮影 by  SH-M24, SHARP
3
7/2 13:27
ひたすら急登。人一人分の幅。動くCS。慎重にキョンの体勢で突破。
足の踏み場に直列のセラドン石。足元は徐々に靴幅まで減少。
2023年07月02日 13:35撮影 by  SH-M24, SHARP
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7/2 13:35
足の踏み場に直列のセラドン石。足元は徐々に靴幅まで減少。
空が見えるものの、ここは鬱蒼とした雰囲気。ひたすら直線の直登。ヒルがいないのが救い。ゴルジュからルンゼ、そしてチムニーになっていく感じ。
2023年07月02日 13:38撮影 by  SH-M24, SHARP
2
7/2 13:38
空が見えるものの、ここは鬱蒼とした雰囲気。ひたすら直線の直登。ヒルがいないのが救い。ゴルジュからルンゼ、そしてチムニーになっていく感じ。
ラストは土の斜面と格闘。根っこを探し出し、ほじくり出して確認してから掴んで宝尾根へ。
2023年07月02日 13:54撮影 by  SH-M24, SHARP
1
7/2 13:54
ラストは土の斜面と格闘。根っこを探し出し、ほじくり出して確認してから掴んで宝尾根へ。
登り切って快晴の中、小さくガッツポーズ。
2023年07月02日 13:55撮影 by  SH-M24, SHARP
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7/2 13:55
登り切って快晴の中、小さくガッツポーズ。
宝尾根の上部は急な下りが多いので慎重に進み
2023年07月02日 13:59撮影 by  SH-M24, SHARP
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7/2 13:59
宝尾根の上部は急な下りが多いので慎重に進み
777m圏峰到着。膝に負担をかけないように下山。
2023年07月02日 14:05撮影 by  SH-M24, SHARP
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7/2 14:05
777m圏峰到着。膝に負担をかけないように下山。
撮影機器:

感想

そろそろ幕岩に岩煙草が咲く頃かな?と思い、ホーム沢になりつつある鳥屋待沢を訪れました。
今までは左岸の作業径路でだいぶ上流に進んでから入渓していましたが、今回は早めに堰堤上の河原からスタート。前日までの雨の影響は全くなく、ド・快晴(暑い!)の沢にゆっくり体を慣らしていけば、あらためて自分は沢歩きが好きなんだなーと実感。

12m大滝をじっくり観察し、そしていつものように左俣へ。幕岩についてみると岩煙草の花がぎっしり!を期待したものの全く咲いておらず(笑)、それは残念ではあるものの気を取り直してより上流部へと足元に注意して進んでいく。

この日はすこし早めの下山予定なので、上の幕岩分岐手前で沢装備解除。そして本日の核心部へ。ディープな雰囲気が漂う上の幕岩へいざ。

以前にあっさり塩対応で跳ね返された入口の3段の涸れ棚なので気合いが自然に入り、2段目を突破。3段目に取りつく前に、バイルに3mロープを通して引っ掛かるかチャレンジ。そうはうまくいかないだろうと投げると仮投げの段階で引っ掛かりに成功。おっ…まじですか、とぐいと引っ張った途端、結んでおいた固結びがバイルの穴を通り抜けてしまった。

手元のロープ、手の届かない落ち口にあるバイルを交互に眺めてあんぐりとしつつ、回収せねばと気を入れ直して登攀すれば、火事場のなに力かなんとか突破に成功一安堵。

この辺り一帯の詰めの悪さとは違った、見事なまでの直線が徐々に狭く、そして急になりながらも南の尾根まで伸びていることに驚きつつ、先がどうなっているかわからない鬱々とした狭さに心細くもなりつつも、ザックの重さを意識しながら詰めあげたのでした。

無事に戻れて山の神様仏さまに感謝です。


水簾の 若きパーティ 夏盛り

幕岩を 白く染めるか 夏の月

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