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Yamareco

記録ID: 5674815
全員に公開
ハイキング
大峰山脈

八経ヶ岳|オオヤマレンゲ

2023年07月02日(日) [日帰り]
 - 拍手
tekari7 その他2人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:43
距離
15.5km
登り
1,382m
下り
1,374m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:18
休憩
2:10
合計
9:28
8:21
8:42
2
8:44
8:48
17
9:05
9:06
16
9:22
9:25
24
9:49
10:05
52
10:57
11:00
2
11:02
11:05
1
11:06
11:25
3
11:28
11:29
23
11:52
12:14
79
13:33
13:40
45
14:25
14:31
24
14:55
14:58
16
15:14
15:23
17
15:40
15:44
2
15:46
15:54
56
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2023年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
トンネル西口
1,000円、トイレ100円

トンネル東口
数台止められる路肩スペースあり
コース状況/
危険箇所等
危険箇所なし
ぬかるみが多い
一ノ峠付近
とても感じの良い道が続く
2023年07月02日 08:25撮影 by  SC-51A, samsung
1
7/2 8:25
一ノ峠付近
とても感じの良い道が続く
稲村ヶ岳〜山上ヶ岳〜大普賢岳
2023年07月02日 10:47撮影 by  SC-51A, samsung
1
7/2 10:47
稲村ヶ岳〜山上ヶ岳〜大普賢岳
弥山から望む八経ヶ岳
2023年07月02日 11:02撮影 by  SC-51A, samsung
1
7/2 11:02
弥山から望む八経ヶ岳
弥山のテント場
幼少期はお世話になった
2023年07月02日 11:08撮影 by  SC-51A, samsung
1
7/2 11:08
弥山のテント場
幼少期はお世話になった
オオヤマレンゲ
見頃は1輪だけ
2023年07月02日 11:45撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/2 11:45
オオヤマレンゲ
見頃は1輪だけ
八経ヶ岳
2023年07月02日 11:59撮影 by  SC-51A, samsung
1
7/2 11:59
八経ヶ岳
弥山(手前)と大普賢岳(奥)
2023年07月02日 12:00撮影 by  SC-51A, samsung
2
7/2 12:00
弥山(手前)と大普賢岳(奥)

感想

▼概要
近畿最高峰。
役行者が法華経八巻を埋納したと伝わる。
オオヤマレンゲは例年7月7日ごろが見頃。
本日は1輪だけちょうど見頃、蕾は数個(だけ)あったため、この先1週間は咲きそう。

トンネル東口〜一ノ峠:けっこうな急坂
一ノ峠〜西口出合:疎林で展望がよく気持ちの良い道
西口出合〜弥山:ぬかるみ多い。最後は登りが続く。
弥山〜八経ヶ岳:下って登る。鞍部付近にオオヤマレンゲ。
弥山・八経ヶ岳ともに、山頂からの展望良し。弥山のテント場は数張程度の広さ。

▼日記
どの山をどの時期に登るかは、悩みどころである。
一つの指標として、花がある。

大峰山系で人気の花と言えば、オオヤマレンゲだろう。大峰山(大山)に咲くハスに似た花というのが由来らしい。
7月初旬が見頃との情報を頼りに、八経ヶ岳に行くことに。

山行の2日前〜前日にかけて梅雨前線の南下に伴い、雨が降り続き、ときおり風も強まった。
道路情報ならをチェックする。
https://pref.nara.geocloud.jp/mp/10
前日はR309が通行規制。夜に解除された模様だ。

Windyを開くと朝方まで低層雲が広がり、日中はスッキリ晴れる見込み。山麓から積雲が湧き上がるため、午後はにわか雨に注意。

当日は4時前に起床。気温23度と涼しい。
登山口の混雑が見込まれることから、朝食はとらずに出発。降雨による落石・落枝を警戒して、行者還トンネルへは道幅が広い東側からアプローチした。7時過ぎに登山口に到着。気温18度で北風が強く肌寒いくらい。

今回は主要な西口ルートではなく、東口から入山した。
トンネル左脇の林道を少し下って、尾根に乗る。ここから大峰奥駈道まで、急登がひたすら続いた。道は明瞭な踏み跡が続いており、稀に朽ちた階段がある。ただ、巨木が点在する天然林が広がっているため、悪くはない道だ。エゴノキの白い花がたくさん落ちていた。涼しい北風が吹き抜け、快適な温度だった。

一ノ峠からの大峰奥駈道がさらに素晴らしかった。
足首丈のササ原と疎林が広がっており、八経ヶ岳や台高山脈を望むことができた。倒木も多く、南アルプス深南部の雰囲気に似ていた。
アップダウンは少なく歩きやすい。人静か。

西口出合から一気に人が増えて、このさき人だらけ。オオヤマレンゲの開花期と重なった影響も大きいが、いかにも百名山という光景である。
ぬかるみが多く、バイケイソウやヒメシャラがよく咲いていた。

役行者の銅像から先は登りが続き、暑さも相まってゆっくりめのペースで歩いた。途中に、北〜東方向へ見晴らしの良い休憩スペースがある。日向は日射が強いため、数少ない木陰に人が集まっていた。このすぐ上にも同様の休憩場所があるため、人が多い場合は上で休んだ方が良い。オオルリがしきりに鳴いていた。

発動機の音が聞こえてくると弥山小屋に到着。周辺は緑のコケと白い砂利道で美しい。幼少期にお世話になったテント場は当時から何も変わらなかった。自分の記憶より小さく、ソロ数張程度の広さ。

脇の小道を進むと、弥山山頂に到着。
人静かで、鳥居と小さな社が設けられていた。八経ヶ岳がよく見える。木陰はほとんどない。

弥山から八経ヶ岳へは、少し下って登り返せば辿り着く。
こちらも雰囲気の良い道が続き、特に西面の緩やかな谷間が綺麗だった。

オオヤマレンゲは保護柵の内側に少しだけ、それも1輪だけ咲いていた。大半の人がここで立ち止まって写真に収めているので、見失うことはない。シロヤシオのように満開の花回廊を想像していた両親はがっかりした様子だった。
近くに咲き終わった別個体もあるが、全体的に蕾は数個程度でこの先1週間ほど咲きそうである。他に咲きそうな個体は見られなかった。

八経ヶ岳山頂は立ち枯れが多く、展望は良い。
台高山脈が東に大きく広がり、大峰山脈を南北に望むことができた。
ここで昼食を取ろうとしたが、あまりに日射が強くて熱中症になりそう。いったん戻って、日陰で休むことにした。

帰りは西口へ降りる案もあったが、1.2kmのトンネル歩きが賛同を得られず、来た道を戻ることに。20分ほど余計にかかるが、人静かで道も美しい。残りの水が少ないため、コーヒータイムはカット。

駐車場に戻ったのは17時前。予想以上に時間がかかった。
トンネルからは冷風が流れていた。気温は21度と再び涼しくなっている。ハルゼミは朝から夕方までずっと鳴いていた。

太陽が出ているとひどく暑かったので、そろそろ低山の時期ではなさそうだ。

▼メモ
▽野鳥
オオルリ、ルリビタキ、ミソサザイ、ウグイス

▽花
オオヤマレンゲ、ヒメシャラ、エゴノキ

▽飲料(朝食込み)
水4L
野菜ジュース700mL
スポーツドリンク700mL
紅茶500mL
お茶500mL
3人で全て消費した。

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