白神山地 暗門 妙師崎沢〜高倉森
- GPS
- 10:00
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,006m
- 下り
- 997m
コースタイム
- 山行
- 7:26
- 休憩
- 2:32
- 合計
- 9:58
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
本来は暗門川の支流である大割沢に行く予定であったが、メンバーの1人(上級生)が山行前に脱落したことにより、新人2人と私というチーム構成になったことで、このメンバーで大割沢は難しすぎると判断し、急遽として行き先を暗門の妙師崎沢に変更した。リードのビレイをしてもらわなくてはならないため、新人のSにはリードのビレイを弘前市内のクライミングジムで教えた。彼女はトップロープのビレイを何度も経験しており、八甲田の寒水沢での登攀経験もあったため、教えやすく大変助かった。理解と習得も速く、私が5.11台前半までのスポーツクライミングルートをリードするときならビレイ任せても良いレベルまで一気に成長した。新人Yもロープワークや読図の技術の理解と習得が速かった。さらに2人ともクライミングが上手い。もっと練習してさらに登山を楽しめる域に達してほしい。SとYは、新人2人を連れて行くという私の負担をかなり軽減させてくれた。改めて優秀な新人2人に感謝。
弘前市内から暗門へと繋がる県道28号線は昨年の災害以来、砂子瀬以西は18:30でゲートが閉まり、翌朝8:00まで夜間閉鎖している。8時からスタートでは遅すぎるため、前日のうちに暗門に入った。前泊することで、生活技術の指導もできて良かったと思う。
翌日に遡行した暗門と妙師崎沢だが、昨年の豪雨災害の爪痕が多く残っていた。特に妙師崎沢大滝を越した先の標高660m付近に見たこともないツルツルの滝ができていたことには驚いた。新人にはとても登れるものではなく、仕方なく右岸を大きく巻いた。これにより一気に疲労度がアップ。それまでそんなに難しくない印象があった妙師崎沢のグレードが上がったように感じた。白神は豪雨の前と後で大きく地形が変わった場所が他にもあるかもしれない。今後、以前の経験があてにならないことがあることも心に留めておこうと思った。
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