避けられぬ積雪in南山

2015年01月03日(土) [日帰り]

• GPS: 03:42
• 距離: 11.1km
• 登り: 534m
• 下り: 530m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:43
• 休憩: 0:59
• 合計: 3:42

8:06 スタート地点
8:26 8:26 鳥居原ふれあいの館バス停
8:34 8:35 権現平・南山登山口
9:12 9:16 権現平
9:35 9:50 南山
10:11 10:45 権現平
11:26 11:31 鳥居原ふれあいの館バス停
11:48 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

宮ヶ瀬湖畔駐車場(無料、利用時間8:00~17:00)※この日は7:55頃に到着したが開いていた

コース状況／危険箇所等

・所々積雪が5センチ弱見受けられる。凍結は無かったのでアイゼンは使わなかった。

・下山ルートな鳥屋へ下りる道を使ったが、「南山遊歩道」と書かれた道標が壊れて外れており間違って鉄塔巡視路を進んでしまった。途中から巡視路も外れ地図を確認してピンクテープと赤い杭を頼りに正規ルートへ合流した。

それ以外の登山道は道標がしっかり設置されていて問題ない

その他周辺情報

利用せず

写真

1/3 8:12

路肩にある駐車場から出発

1/3 8:15

路面はこんなです。アクセスの際はスリップ注意でお願いします。

1/3 8:17

虹の大橋を渡ります。柵に虹が描かれています

1/3 8:33

鳥居原園地から見た宮ケ瀬湖と虹の大橋

1/3 8:37

登山口だけ見ると雪山
山ビル避けスプレー設置で有難いですがこの時期は不要です

1/3 8:39

登ってすぐの所は雪山

1/3 8:47

朝日を浴びて雪もなくなり私もご機嫌

1/3 8:57

この道標が頻繁にあるので安心して歩けます

1/3 9:03

鉄塔の間から日本最高の電波塔を見る

1/3 9:05

鉄塔あるところに好展望あり

1/3 9:12

山頂直下は、げんなり階段

1/3 9:15

山頂トイレはこの時期使えませんのでご注意を。

1/3 9:16

権現平は広い山頂、さすが「平」の名が付くだけのことはある

1/3 9:17

権現平の展望台

1/3 9:17

展望台からはこんな感じ

1/3 9:20

消えかかった標高だけの支柱
私の影の方が立派

1/3 9:22

この先は鹿避けドアを開けてから進む。
針金なので好きなところに巻きつけて施錠する

1/3 9:39

南山山頂も展望よい

1/3 9:42

相模湾がチラ見せ

1/3 9:42

丹沢山塊と宮ケ瀬湖が美しい

1/3 9:42

遠くにチラッと頭を出す白い山は？

1/3 9:43

・・・という看板があったので

1/3 9:43

見てみました。写真中央に白馬の幻影みたいなのが見られましたが皆さんには見えますか？

1/3 9:46

受験シーズンですからこの場で思いついたエールを。

キットカッ丹沢…きっと勝ったんだわ…


がんばれ受験生、と俺。

1/3 9:53

仏果山だそうです。近々行こうと思っていましたが雪がなぁ〜…

1/3 10:16

権現平にあった支柱は裏側に名前がありました。
というかこっちが表なのか？

1/3 10:29

被写体が間抜けですがカッコよく撮れた、私の昼食。

1/3 10:42

鳥の足どり

1/3 10:59

下山は鳥屋方面へ

1/3 11:02

遊歩道だそうです。

1/3 11:04

開けた場所に出ましたが

1/3 11:05

なんだか道はあるけど歩いたのはケモノだけのようで・・・
その先には鉄塔・・・もしかして・・・

1/3 11:12

倒れた道標に騙されたようで鉄塔巡視路を進んでしまいまして、滑落しそうなのでグリセードでも尻セードなく必殺のしゃがみセードで下りました。

1/3 11:12

このまま巡視路を下りるとどの辺に出るのか怪しいので巡視路をも外れて短時間ですがバリルートで正規の道へ向かいました。

1/3 11:19

正規ルートに合流してから林道に下り立ちました

1/3 11:21

ゲートは閉じてます。

1/3 11:32

鳥居原園地展望台に向かいます

1/3 11:33

でも途中帰り道が登りになるのが嫌でここで引き返しました

撮影機器：

EOS Kiss X4 CANON

装備

個人装備

ザック レインウェア ヘッドランプ 懐中電灯 ファーストエイドキット シップ 解熱鎮痛剤 下痢止め 小はさみ コンパス 熊よけ鈴 予備靴紐 スマホ予備バッテリー 山と高原地図 手拭い 手袋 帽子 登山靴 カメラ 時計 食料 飲料 予備食 地形図 クッカー ガスカートリッジ

感想

bo-tyu-zai

山始めは宮ヶ瀬湖のすぐそば、南山。今季は雪山は極力避けたい気分というか足が冷たくなるのが辛いので雪がなさそうなトコロをチョイスしているだけだが。
というわけで最近は高尾から丹沢にかけてのエリアを攻めているので、この辺りに変に愛着も湧いてきている。実は私の住まいからも丹沢が見えるのでもっと早くから愛着がわいても良かったと今さら思ったりもしている。

変なコース取りで定評のある私は宮ケ瀬ダムにかかる「虹の大橋」を渡ってみたく鳥居原園地に止めればいいものをやや離れた道路わきにある駐車場からスタートし、みごと寒風に身を震わせながら大橋を歩いて渡り登山口を目指すことに成功。

登山口付近は日が当たらないのをいいことにしっかり積雪していたが登山道を進めばすぐに雪もなくなり、全行程中でも2割程度の雪中ハイクで済んだ。

道標がしっかりあるので道迷いの心配もなく、前回の千葉湾岸とは違い快晴の山歩きなので気分も穏やか陽気も穏やかに権現平に。
展望台から景色を眺めて次の南山へはさほど遠くなく山頂へ。どちらのピークでも人はおらず独占でのんびりできた。特に南山からは丹沢山塊が一望でき、登ったことのある山々は特に楽しめる。
山頂にある看板に「白馬がさがせるか？」との記載があり丹沢山と蛭ヶ岳の間にある白馬尾根というところにうっすらと、ほんとに言われなければ全くわからないレベルではあったが白馬型の積雪模様が確認できた。

昼食は時間的にも権現平まで戻り東屋にて。汗と靴についた雪を乾かす程度に休憩もして再出発。しかし・・・

下山でミステイク。

道標が取れていて地面に置いてあったのでその指し示す方向に歩いて行ったら鉄塔巡視路。ケモノの足跡しかなく急坂が積雪していたので滑落の危険がある。仕方なく不格好で定評のある「しゃがみセード」でズリズリ下りる。

その後GPSで現在位置を確認し、巡視路を外れて尾根を下りた方が正規の登山道に復帰できるので赤テープを頼りに短時間のバリルートにて下りた。

足が冷えるほどの積雪ではなかったがやはり歩くのにも難儀し道も歩き辛くなる雪山は今季は避けたい。そうはいってもこの低山で東丹沢でも積雪してくるとなると、雪を避けての登山は難しいかなぁ、と残念で仕方がない。

ワタシは足跡のないまっさらな新雪の山より、アクセスにも難儀しない舗装道の除雪が行き届いている親切な山の方が好きで、フカフカ、モフモフの触感よりもヌクヌク、モグモグな食感を楽しむ擬音の方が好きなのである、

まあそれはそれで、残念で仕方がない。

コメント

graveltrek

モグモグな食感
bo-tyu-zai さん、今年もよろしくお願いいたします。

ヌクヌク、モグモグ・・なんという魅力的な響きなんでしょう！？
快楽の淵に引き込まれ我を忘れそうです＜爆

雪の山ですよね・・。
私も、昨日帰宅してから思いました。
いっそあの厳冬期シュラフを売り払ってしまおうかかと！！
そうすればもう雪山に泊りで出掛けるなんて出来やあしないだろう！って。

でも、一度あの紺色に近い青空に映える樹氷を見て、キンとした・・いや凛としたエアーに晒される快感を体感してしまったら、中毒ですね、また行きたくなってしまいます。

楽しいレコを心待ちにしながら、今年もどこかでお会いでき事を楽しみにしています。
graveltrekより

bo-tyu-zai

虜ぼし
graveltrek さん、早速のコメントありがとうございます

飛騨牛を食すことがあまり叶わぬ私は岐阜のおじさんがうらやましい、埼玉のオッサンです。

雪山の超絶体力を奪われる感じが酷く怖く感じたのが蝶ヶ岳で、その他の数少ない雪山体験で寒さで足の指がもげるんじゃなかろうか、という体験から文字通り足が向かなくなってしまいました。

graveltrek さんはもうすっかり雪山の虜となって山に取り込まれているご様子ですね
私は雪山を敬遠しているようではまだまだ山の魅力を取りこぼしているようです。

ゆずパパ

雪の丹沢
bo-tyu-zaiさん　こんばんは。

丹沢、遠くから見てる分にはあまり分からないのですが雪が結構積もってるんですね。最初「宮沢湖」と勘違いして「えっこんな近くで？」と思いましたが「宮ケ瀬湖」。でも宮ケ瀬湖の方が南にあるのに今年はどうなっているんでしょう。

でも南山山頂からの丹沢山塊と宮ケ瀬湖はとても綺麗。3日は空気も乾いて遠望効いたでしょう。羨ましいです。鉄塔もあって覗きにも良さそうですね（怪しい？）。

bo-tyu-zai

宮使い
yuzupapaさん、こんばんは。コメントありがとうございます。

宮沢湖と間違えちゃうのは奥武蔵ハイカーあるあるです(独断的)。わたしもよく言い間違える二つの湖です。

それにしても昨年の関東を襲った豪雪、さすがに今年は平気だろうと思いきや、昨年末に猛威を振るった寒波の影響で早い降雪・積雪となり今後が心配です。

職業柄、盆も正月もない身分な上、所詮会社員とは宮使いなんだよ、とかつて上司が言っていたことを肝に銘じ、連休がなかなか取れない日常の隙間を縫って楽しんでいる日帰り登山。
雪山はコストとリスクが掛かるので敬遠している私ですが、雪山が増えてしまうと選択肢が狭まってしまい楽しみが失われてしまうことを危惧しています。

おっしゃるとおり、雪をまとった丹沢山塊はとてもきれいでした。ひとまず雪山は見るだけでいいかな、と思っています。鉄塔は覗くだけでいいかなとも思っています(それ以外何するつもりもないんですがね、鉄塔は)。