高見石小屋イベント
- GPS
- 05:15
- 距離
- 5.2km
- 登り
- 487m
- 下り
- 240m
コースタイム
天候 | 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:麦草峠〜八千穂駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
2日目の登山道は昨晩からの雨で水没していた。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
インナーシーツ
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感想
7月の貴重な連休、何に使おうか思案していたところ、高見石小屋のイベントを発見。「星と料理で味わう宮沢賢治「銀河鉄道の夜」」。山小屋と賢治、高見石小屋と銀河鉄道の夜、なんて親和性のあるテーマ!早速申し込みをしました。さらに翌日しらびそ小屋まで足を伸ばし、北八ヶ岳を散策する計画をたてました。
当日は霧。渋の湯で降りると、同じイベントに参加する方がいて、二人でおしゃべりしながらレインウェアを装着、一緒に出発しました。雨の中、初めての登山口だったので、心強かったです。
風が強いと感じたのは登山口だけで、木立の中に入ると風から守られて歩くことができました。苔や霧の森の風景の中、時々写真を撮りながらのんびりと登ります。まさに北八ヶ岳の光景。
賽の河原に出ると、石がゴロゴロしていて木立がないので、急に吹きさらしとなりました。ここで意外と風が強いことを感じ、しかも霧から雨に変わってきて、若干歩きづらくなりました。そこを過ぎるとまた木立に囲まれ、やがて小屋に到着。小屋の扉には今日のイベントにちなんだ飾り付けがなされていました。
天候の回復は望めそうにないので、ここでしらびそ小屋にはキャンセルの連絡をし(電話がなかなか繋がらなくて苦労しました。判断は麓でするべきですね…)、帰りは渋の湯ではなく麦草峠の方へ降りることにしました。
さて、イベント!まず賢治についてのお話があり、ディナーを挟んで、お話の後半、銀河鉄道の夜についてのお話、映像鑑賞、星空観望、お茶、というプログラム。残念ながら悪天候で星空観望はできませんでしたが、あとは、スライド等を使ったわかりやすく濃密な話を聞くことができました。
途中、ピアノとフルートによる賢治の「星めぐりのうた」の演奏、そして「銀河鉄道の夜」冒頭の朗読(暗誦)もありました。星めぐりのうた、やっぱりいい曲です。
賢治の追体験をするために友人と東北を旅した時のことを思い出しながら(もう25年くらい前)、賢治研究の奥深さを垣間見た夜でした。(その時の東北旅行では賢治祭のゲストに天沢退二郎先生が来ていて、宮沢清六さんもご健在でした。イギリス海岸も行ったけど、今では立入禁止になっているらしい…。)
翌朝は、朝ごはんの後(朝ごはんも素敵だった!)、先生がお持ちの賢治関連の資料の展示がありました。研究書のほかに、賢治が読んでいたであろう当時の天文学の書籍、使っていたであろう星座早見まで。胡桃の化石、岩手軽便鉄道の沿線案内も。マニア心をくすぐる…。書籍については地元の図書館が持っているものもあったので、ぼちぼち借りて目を通そうと思いました。
さて、朝も風雨は続いており、みなさん出発のタイミングを測っていましたが、雨が小止みになったところで出発。私も当初の予定を変更し麦草峠の方へ。1つくらいは山頂を踏もうと丸山を経由して麦草峠へ降りました。麦草ヒュッテでケーキセットを頼み、八千穂行きのバスの時間までイベントで一緒になった方たちとまったり。八千穂駅から久しぶりに小海線に乗りました。小淵沢からは中央線。茅野で途中下車し、日帰り温泉に入り、名古屋に着いたのは19時ごろ。寄り道したとはいえ、麦草峠から7時間半!遠かった。茅野と麦草を結ぶバスがあと1週間早いと便利なんだけどなあ。
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