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Yamareco

記録ID: 5693216
全員に公開
ハイキング
八ヶ岳・蓼科

高見石小屋イベント

2023年07月08日(土) 〜 2023年07月09日(日)
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:15
距離
5.2km
登り
487m
下り
240m
歩くペース
ゆっくり
1.71.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:20
休憩
0:06
合計
3:26
11:29
143
13:52
13:58
57
2日目
山行
1:36
休憩
0:12
合計
1:48
8:50
4
8:54
8:59
2
9:01
9:01
28
9:29
9:35
40
10:15
10:15
21
10:36
10:37
1
10:38
10:38
0
10:38
ゴール地点
天候
過去天気図(気象庁) 2023年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き:茅野駅〜渋の湯
帰り:麦草峠〜八千穂駅
コース状況/
危険箇所等
2日目の登山道は昨晩からの雨で水没していた。
始発のしなの1号に乗り、塩尻で乗り換え、茅野へ。
茅野駅10:25のバスを待ちます。(特急しなの始発に乗ると茅野に9:28着。バスがあと数分待ってくれたら9:25発にギリ間に合うんだけど…。どのみちこの日は、しなのも20分遅れでしたが。)

時間まで茅野駅ビルのパン屋さんでブランチ。(サンドイッチ美味しいです。)
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始発のしなの1号に乗り、塩尻で乗り換え、茅野へ。
茅野駅10:25のバスを待ちます。(特急しなの始発に乗ると茅野に9:28着。バスがあと数分待ってくれたら9:25発にギリ間に合うんだけど…。どのみちこの日は、しなのも20分遅れでしたが。)

時間まで茅野駅ビルのパン屋さんでブランチ。(サンドイッチ美味しいです。)
11:17 渋の湯着。終点にはシャクナゲが咲いていました。天気は小雨。風もあり。同じバスにイベント参加の方がいて、レインウェアを装着しながらしばしおしゃべりしました。天気が悪い中、仲間がいるのは心強い限り。一緒に出発します。
11:17 渋の湯着。終点にはシャクナゲが咲いていました。天気は小雨。風もあり。同じバスにイベント参加の方がいて、レインウェアを装着しながらしばしおしゃべりしました。天気が悪い中、仲間がいるのは心強い限り。一緒に出発します。
11:32 黒百合平との分岐
11:32 黒百合平との分岐
木立が風から守ってくれる中、霧と苔に囲まれて、まさに北八ヶ岳を象徴する風景の中を歩きます。
コメツガの若芽?
木立が風から守ってくれる中、霧と苔に囲まれて、まさに北八ヶ岳を象徴する風景の中を歩きます。
コメツガの若芽?
苔が美しい
種類はわからない…スギゴケ?
種類はわからない…スギゴケ?
モフモフです。
きちんと整備されていてありがたい。
きちんと整備されていてありがたい。
この辺りは花はあまり咲いていません。これは?
この辺りは花はあまり咲いていません。これは?
これはシラビソかなあ。
これはシラビソかなあ。
天然の苔アート
いかにも
北八ヶ岳
沢を渡ります。増水してなかったので右の方へ。
沢を渡ります。増水してなかったので右の方へ。
ゴゼンタチバナ
コケモモかな
サラサドウダン?
サラサドウダン?
うーん、ピントが合わない
うーん、ピントが合わない
これもピント合ってないけどコイワカガミ
これもピント合ってないけどコイワカガミ
とにかく苔はすごい
とにかく苔はすごい
13:22 賽の河原。霧が晴れず、雨も降ってきたので、ザックカバーをつけます。
13:22 賽の河原。霧が晴れず、雨も降ってきたので、ザックカバーをつけます。
13:31 賽の河原のお地蔵様
13:31 賽の河原のお地蔵様
ゴゼンタチバナの群生。
賽の河原は木立がないので吹きさらし。風が思ったより強かったです。
ゴゼンタチバナの群生。
賽の河原は木立がないので吹きさらし。風が思ったより強かったです。
13:53 風は強いけど霧は晴れず。
13:53 風は強いけど霧は晴れず。
オサバグサ
14:31 麦草峠への分岐
14:31 麦草峠への分岐
小屋が見えてきました
小屋が見えてきました
14:38 到着
今日のイベントです
今日のイベントです
高見石小屋の中。初めて泊まります。
高見石小屋の中。初めて泊まります。
16:30 イベントが始まります。前半は講師の先生のお話、ディナーを挟んで、後半は続きと映像鑑賞。
箸袋も可愛い。もらってくればよかった…。
16:30 イベントが始まります。前半は講師の先生のお話、ディナーを挟んで、後半は続きと映像鑑賞。
箸袋も可愛い。もらってくればよかった…。
今夜のイベントのテーマ、銀河鉄道の夜にちなんだディナー。とてもよく考えられている上に、美味しい!地元の野菜と岩手の名産を織り交ぜたオリジナルメニュー。
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今夜のイベントのテーマ、銀河鉄道の夜にちなんだディナー。とてもよく考えられている上に、美味しい!地元の野菜と岩手の名産を織り交ぜたオリジナルメニュー。
飾り付けも素晴らしい。烏瓜のあかりにアスパラの葉。
飾り付けも素晴らしい。烏瓜のあかりにアスパラの葉。
デザートはアルビレオの観測所ケーキ。サファイアはブルーベリー、トパーズは食用ほおずき。ほおずきは地元で手に入らなくてネットで取り寄せたとのこと。
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デザートはアルビレオの観測所ケーキ。サファイアはブルーベリー、トパーズは食用ほおずき。ほおずきは地元で手に入らなくてネットで取り寄せたとのこと。
さらにアップルティーとリンゴのお菓子。賢治がリンゴ好きだったことにちなみ。
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さらにアップルティーとリンゴのお菓子。賢治がリンゴ好きだったことにちなみ。
翌朝。今日は残念ながら日の出は拝めず。
翌朝。今日は残念ながら日の出は拝めず。
6:00 朝ごはん。これも美味しかった!
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6:00 朝ごはん。これも美味しかった!
温かいコーヒーや紅茶が飲めます。
温かいコーヒーや紅茶が飲めます。
さらにお土産まで。
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さらにお土産まで。
外はまだ嵐。
朝食後は資料展示がありました。
朝食後は資料展示がありました。
8:52 雨も止んできたので麦草峠のほうへおります。
8:52 雨も止んできたので麦草峠のほうへおります。
登山道は水没していました。
登山道は水没していました。
9:26 せっかく来たので一応山頂を踏みます。丸山。
9:26 せっかく来たので一応山頂を踏みます。丸山。
三角点タッチ。
丸山から麦草峠へ。
丸山から麦草峠へ。
帰りも苔鑑賞
水分たっぷり
iPhoneで撮ると明るく撮れてしまう…。
iPhoneで撮ると明るく撮れてしまう…。
10:02 丸山の森の看板
10:02 丸山の森の看板
岩の割れ目にも苔が
岩の割れ目にも苔が
もしゃもしゃと
もうすぐ麦草峠
鹿柵は紐でしばる式。濡れているとしばりづらい…掛け金じゃない柵は初めて見ました。
鹿柵は紐でしばる式。濡れているとしばりづらい…掛け金じゃない柵は初めて見ました。
ツツジがまだ咲いていました
ツツジがまだ咲いていました
ハクサンフウロ?
ハクサンフウロ?
オトギリソウ
ハクサンフウロが閉じてる?
ハクサンフウロが閉じてる?
テガタチドリ?
やっぱりハクサンフウロかな
やっぱりハクサンフウロかな
で、やっぱり閉じてるのかな。
で、やっぱり閉じてるのかな。
バスがもうきていました。
バスがもうきていました。
10:37 麦草峠着
麦草ヒュッテでご褒美ケーキセット(かぼちゃのプリン)。イベントに参加した方たち数人とここで再会。
バスは11:25発、八千穂駅行き。
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麦草ヒュッテでご褒美ケーキセット(かぼちゃのプリン)。イベントに参加した方たち数人とここで再会。
バスは11:25発、八千穂駅行き。
12:21 八千穂駅着
駅でお迎え。
小さな図書コーナーあり。
小さな図書コーナーあり。
帰りの小海線にて昼食。こないだ買った魚むすびを試してみます。味は魚肉ソーセージに近い。
帰りの小海線にて昼食。こないだ買った魚むすびを試してみます。味は魚肉ソーセージに近い。
塩尻にて、冷やしとろろそば!
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塩尻にて、冷やしとろろそば!
特急しなのにて、チョコバナナクレープ(車内では売っていません)。バナナがごろんと入っていて、チョコチップがパリパリして美味しい。
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特急しなのにて、チョコバナナクレープ(車内では売っていません)。バナナがごろんと入っていて、チョコチップがパリパリして美味しい。
帰りのしなのにて、木曽川から立ち上る川霧。
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帰りのしなのにて、木曽川から立ち上る川霧。

装備

個人装備
Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ インナーシーツ

感想

7月の貴重な連休、何に使おうか思案していたところ、高見石小屋のイベントを発見。「星と料理で味わう宮沢賢治「銀河鉄道の夜」」。山小屋と賢治、高見石小屋と銀河鉄道の夜、なんて親和性のあるテーマ!早速申し込みをしました。さらに翌日しらびそ小屋まで足を伸ばし、北八ヶ岳を散策する計画をたてました。

当日は霧。渋の湯で降りると、同じイベントに参加する方がいて、二人でおしゃべりしながらレインウェアを装着、一緒に出発しました。雨の中、初めての登山口だったので、心強かったです。
風が強いと感じたのは登山口だけで、木立の中に入ると風から守られて歩くことができました。苔や霧の森の風景の中、時々写真を撮りながらのんびりと登ります。まさに北八ヶ岳の光景。

賽の河原に出ると、石がゴロゴロしていて木立がないので、急に吹きさらしとなりました。ここで意外と風が強いことを感じ、しかも霧から雨に変わってきて、若干歩きづらくなりました。そこを過ぎるとまた木立に囲まれ、やがて小屋に到着。小屋の扉には今日のイベントにちなんだ飾り付けがなされていました。

天候の回復は望めそうにないので、ここでしらびそ小屋にはキャンセルの連絡をし(電話がなかなか繋がらなくて苦労しました。判断は麓でするべきですね…)、帰りは渋の湯ではなく麦草峠の方へ降りることにしました。

さて、イベント!まず賢治についてのお話があり、ディナーを挟んで、お話の後半、銀河鉄道の夜についてのお話、映像鑑賞、星空観望、お茶、というプログラム。残念ながら悪天候で星空観望はできませんでしたが、あとは、スライド等を使ったわかりやすく濃密な話を聞くことができました。

途中、ピアノとフルートによる賢治の「星めぐりのうた」の演奏、そして「銀河鉄道の夜」冒頭の朗読(暗誦)もありました。星めぐりのうた、やっぱりいい曲です。
賢治の追体験をするために友人と東北を旅した時のことを思い出しながら(もう25年くらい前)、賢治研究の奥深さを垣間見た夜でした。(その時の東北旅行では賢治祭のゲストに天沢退二郎先生が来ていて、宮沢清六さんもご健在でした。イギリス海岸も行ったけど、今では立入禁止になっているらしい…。)

翌朝は、朝ごはんの後(朝ごはんも素敵だった!)、先生がお持ちの賢治関連の資料の展示がありました。研究書のほかに、賢治が読んでいたであろう当時の天文学の書籍、使っていたであろう星座早見まで。胡桃の化石、岩手軽便鉄道の沿線案内も。マニア心をくすぐる…。書籍については地元の図書館が持っているものもあったので、ぼちぼち借りて目を通そうと思いました。

さて、朝も風雨は続いており、みなさん出発のタイミングを測っていましたが、雨が小止みになったところで出発。私も当初の予定を変更し麦草峠の方へ。1つくらいは山頂を踏もうと丸山を経由して麦草峠へ降りました。麦草ヒュッテでケーキセットを頼み、八千穂行きのバスの時間までイベントで一緒になった方たちとまったり。八千穂駅から久しぶりに小海線に乗りました。小淵沢からは中央線。茅野で途中下車し、日帰り温泉に入り、名古屋に着いたのは19時ごろ。寄り道したとはいえ、麦草峠から7時間半!遠かった。茅野と麦草を結ぶバスがあと1週間早いと便利なんだけどなあ。

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