裾野に咲く花と中央火口丘巡りを楽しむニセコ連峰のイワオヌプリ

2023年07月14日(金) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 4.7km
• 登り: 370m
• 下り: 361m

コースタイム

インフォメーションセンター駐車場10：15→ニトヌプリ分岐11：05→イワオヌプリ山頂11：50→ニトヌプリ分岐12：35→駐車場13：15　【歩行時間：3時間】　

天候

くもり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

●ニセコ町五色温泉インフォメーションセンター
　6月〜10月の8時〜17時に開館し、職員1名が常駐しているとのこと。館内休憩所、トイレ、展示室（兼 休憩室）、更衣室、靴洗い場があります。ここの駐車場はイワオヌプリ登山の起点となっており、無料で利用できます。所在地は、北海道虻田郡ニセコ町字ニセコ510番地。ここが満車だった場合は、倶知安町方面に200m程移動すると別の駐車スペースがあります。
　http://niseko-goshiki-onsen.info/

　私は札幌市から、札樽自動車道→後志自動車道→国道5号線→北海道道58号線で移動しましたが、最寄りのコンビニはセブンイレブン倶知安南4条店(北海道虻田郡倶知安町南4条東1丁目1番)で、国道と道道の交差点にありました。

●ニセコバス ニセコ線
　4月から11月にかけて、ニセコ駅前から五色温泉郷まで、1日1本の路線バスが運行しているようです。
　https://www.nisekobus.co.jp/timetable/

コース状況／危険箇所等

イワオヌプリは、北海道倶知安町と蘭越町にまたがる標高1116 mの活火山で、最寄りの登山口は五色温泉にあります。

●全体的に
　距離が短く標高差も大きくありません。お子さん連れの家族が安定した天候下で歩くに適していると思います。
　中央火口周辺では、悪天候時に道が判然としないかもしれません。また、岩稜帯の浮き石にも注意したいです。
　水場、トイレは登山口のみ。私のau携帯は全行程で概ね電波が入っていたようです。

その他周辺情報

●ニセコ五色温泉
　2年前は宿泊でお世話になりました。源泉100%で効能豊かな湯が豊富に湧き出ていて、露天風呂からはニセコアンヌプリを眺めることができます。日帰り入浴は、夏季(5月〜11月)9時〜20時、冬季(12月〜4月)10時〜19時で大人800円。　　　
　https://goshiki-onsen.com/

●ニセコ昆布温泉
　五色温泉からは12km余、車で15分ほどの場所にあります。ニセコ町と蘭越町にまたがって5軒の温泉旅館・ホテルが点在しています。
　https://www.visit-hokkaido.jp/spa/spot/detail_10606.html

●道の駅ニセコビュープラザ
　ニセコ産生乳のスイーツやチーズ、焼き立てベーグルや石窯パン、日本酒やワイン、無農薬野菜などを販売しています。
　https://www.niseko-ta.jp/about/michinoeki/

写真

7/14 9:48

北海道の倶知安町から北海道道58号線でニセコ五色温泉へと向かっています。

7/14 9:48

ニセコアンヌプリが見えてきました。本日は曇り予報で山頂からの景色はどうでしょうか。

7/14 10:11

五色温泉インフォメーションセンターの駐車場に到着しました。
壁|-゜)チラッ ≡ヾ(*゜▽゜*)ノ やあ！

7/14 10:11

駐車場にはトイレ棟が併設されています。

7/14 10:12

五色温泉とニセコアンヌプリ登山口入口が見えています。

7/14 10:12

さて、我々はイワオヌプリに向かいます。

7/14 10:17

ニセコバスの五色温泉郷バス停あり。

7/14 10:12

登山ルートの概念図あり。

7/14 10:17

橋を渡ります。橋入口の段差でコケたsatotake。家族に「大丈夫？」と心配されております。
( ゜∀゜) はっはっは、私としたことが・・・

7/14 10:17

五色温泉さん。2年前はお世話になりました。

7/14 10:18

橋から沢を見下ろしたところです。

よく見るとイワオヌプリ山頂付近が頭を出しております。

7/14 10:19

一方、こちらは登ろうと思っていたニセコアンヌプリ。稜線は雲の中です。

7/14 10:19

では、先へと進みましょう。

7/14 10:20

ニセコアンヌプリと違って・・・

7/14 10:20

イワオヌプリは、火山の雰囲気ありますね。

7/14 10:21

どんな山か楽しみ也。
(*´ㅂ｀*)ゎ‹ゎ‹

7/14 10:21

ピンク色のシロツメクサと黄色いニガナが歓迎してくれています。

7/14 10:21

娘と一緒に登山できるとは、嬉しい限りです。

7/14 10:23

指導標識。

7/14 10:23

ピンクテープもあります。

7/14 10:24

「うわ〜、虫だぁ〜！！」 チョウチョを見て叫ぶ娘。
( 。 ・ω・) (ll゜Д゜)　 (・ω・ 。 )

7/14 10:26

虫は沢山います。うーむ、なんとか耐えてくれ・・・。

7/14 10:26

ニガナでしょうか。

7/14 10:27

花が沢山咲いているね。

7/14 10:27

マルバシモツケ

7/14 10:29

左手の斜面を見て。山頂からの景色に高まる期待。

7/14 10:30

お向かいのニセコアンヌプリ。
うふ♡ (๑╹ω╹๑⋈ ) byアンヌ

7/14 10:31

入林届出箱（登山ポスト）がここにありました。その先に見えるのは長い階段。

7/14 10:32

では、登っていきましょう。

7/14 10:33

この階段、とても歩きやすいです。

7/14 10:33

足元の植物たち。

7/14 10:33

この先で樹林帯に突入します。

7/14 10:34

わわ、ニセコアンヌプリを雲が包んでしまいました。

7/14 10:34

シロバナニガナ

7/14 10:34

ハナニガナ

7/14 10:34

マルバトウキでしょうか。

7/14 10:35

綺麗な花が沢山咲いていて良い場所ですね。
(⑅•ᴗ•⑅)

7/14 10:36

道は登り基調でトラバースしています。

大きな段差は慎重に。

7/14 10:40

背筋が伸びているsatonyao。まだ猫背が出てしまう娘。

7/14 10:49

小さな広場に差し掛かりました。

7/14 10:53

アカモノ

7/14 10:53

群生しています。
(๑•ㅂ•) へ〜

7/14 10:53

灌木帯に入りました。

7/14 10:58

ザレ場を通過します。

7/14 10:58

道が右手に転進します。

7/14 10:59

滑らないように慎重に。

7/14 11:01

立派なキノコを発見。

7/14 11:01

空気がヒンヤリ。丁度良い季候です。
ヾ(♡˘︶˘)ノ♪(❛ᴗ❛ و(و˚˙(ง ᵕωᵕ)วルンルン♪

7/14 11:03

岩に赤ペンキが付けられていますね。

7/14 11:03

稜線が近付いてきました。

7/14 11:04

ケルンあり。

7/14 11:04

道をファインディングします。
( ΦωΦ ) キラーン

7/14 11:05

アカモノ

7/14 11:05

分岐が見えてきました。

7/14 11:06

こちらはニトヌプリへの縦走路入口。ニセコ連峰東山系内の標高1080mの火山だそう。

7/14 11:06

直進するとイワオヌプリに向かいます。

7/14 11:06

徐々に上部へと入ってきました。

7/14 11:07

ゴゼンタチバナ

7/14 11:08

ニセコアンヌプリから雲が取れ始めています。

7/14 11:13

分け入って進みます。

7/14 11:14

左手を見て。至近は小イワオヌプリ、奥はニトヌプリ。
(((σ゜∇゜))σ

7/14 11:14

岩稜帯に入ります。

7/14 11:15

これまで歩いてきた方向を見て。今いる斜面の下部を左手方向からトラバースしてきました。

7/14 11:16

浮き石に注意して登ります。

7/14 11:17

おお、娘も頑張っていますな。

7/14 11:17

そして帽子には、虫除けのお守り＝オニヤンマ君。

7/14 11:18

だいぶ上まで来ました。

7/14 11:22

天の川みたいな地被植物。

7/14 11:22

「そろそろ頂上？」「うーん、まだかなぁ」
(。・ ・)まだ？

7/14 11:27

ぼんやりと中央火口丘が見え始めています。あとちょっとだよ。

7/14 11:28

稜線を時計回りに進みましょう。

7/14 11:30

周辺の景色。昨年の北海道旅行同様、今年も長雨に祟られました。天気がすっきりしません。

7/14 11:30

晴れ間が出るといいね。

7/14 11:30

火口を見て。

7/14 11:31

足元はこんな様子です。

7/14 11:31

大沼が見えています。中間には硫黄鉱山があったのだとか。

7/14 11:35

周辺の山々。

7/14 11:37

振り返って。大沼の右手に見えているのは、ワイスホルンかな？
(°▽°(°▽°)°▽°) おー

7/14 11:38

山頂稜線の手前に小さなギャップがあります。

7/14 11:39

左前方の雲海の下に、倶知安町が僅かに見えています。

7/14 11:39

ハイマツ帯を抜けて鞍部へと向かいます。

7/14 11:41

ここは火星か？

7/14 11:41

「もう山頂に着いたも同然だよ。」

「だってさ。」 それにしても素晴らしい眺望です。
イイネ(゜∀゜≡イイネ(゜∀゜≡゜∀゜)イイネ≡゜∀゜)超イイネー!!

7/14 11:43

登っていきます。

7/14 11:43

荒涼とした風景。

7/14 11:44

ザレ場は滑る。

7/14 11:45

雲の上を歩いています。

7/14 11:46

すごい場所に来たね。奥の人が立っている箇所に、イワオヌプリ山頂標識があります。
٩(　'ω')و٩('ω'　)وガンバロー♪

7/14 11:46

左手に見えている雲海。

記念撮影をしよう。

7/14 11:48

右手が山頂標識のあるピーク、そして左手に見えているのが最高地点ですね。

7/14 11:48

ニセコの町もチラ見え。

7/14 11:50

足元の植物たち。冬はパウダースノーの下で春を待つのでしょう。

7/14 11:50

右手に見えている火口。それを取り巻く火口丘を進んでいます。

7/14 11:52

標識が近付いています。

7/14 11:53

こちらが山頂標識のあるピーク。お疲れ様〜。
٩(。•̀ᴗ-)人(-ᴗ´•。)ㅅ(ˊᗜˋ*)و

7/14 11:53

天気は曇りながら、この山の魅力は十分感じることができたと思います。

7/14 11:53

最高地点を見て。

娘が「また来られますように」と石を積んでいるところ。

7/14 12:02

何か見えるかな〜？

7/14 12:02

うーん、こんな感じでした〜。
(；−ω−)ウーン

7/14 12:07

さて、時計回りで下りましょう。

7/14 12:08

目印になるものは・・・

7/14 12:08

これこれ。
(•̀ㅁ•́ฅ)ハイ!! ピンテあります

7/14 12:09

硫黄の黄色。アイヌ語でイワオヌプリとは「硫黄の山」なんだとか。

ゆっくり下ります。

7/14 12:12

中央火口丘の縁を歩いています。

7/14 12:15

火山礫を踏んで。

7/14 12:18

周回しながらハイマツ帯まで戻りました。

7/14 12:19

下山したら五色温泉に立ち寄ろうっと。

7/14 12:21

足元に気をつけていこう。
((((。’ㅂ’)

7/14 12:23

岩稜帯の通過が続きます。

7/14 12:26

雲の下にニセコの町並が見えています。

7/14 12:30

灌木帯に入ります。

7/14 12:35

それにしても、美しい場所です。

7/14 12:36

砂礫の白と直物の緑。これで青空なら景色に映えますが。

7/14 12:36

縦走路分岐まで戻りました。

7/14 12:48

トラバース道。

7/14 13:00

階段の手前は岩ゴロです。

7/14 13:02

長い階段を降下。

7/14 13:02

インフォメーションセンターの建物が見えてきた。

7/14 13:02

イワオから見たアンヌ。

7/14 13:03

娘がよく頑張ってくれました。もうちょっとだ。
٩(,,•ω•,,)و⚑⁎∗

7/14 13:10

これは何だろう。

7/14 13:11

道道に出ます。

7/14 13:10

往路と道を変えたので、インフォメーションセンターから200mほど離れた駐車場に出ました。

7/14 13:11

車まで戻りましょう。

7/14 13:13

楽しかったね。

7/14 13:15

オレンジ色の花。

7/14 13:15

駐車場はすぐそこ。お疲れ様。
(³ω(³ω( ³ω³ )ω³ )ω³ ) オツカレンジャー参上

7/14 13:36

近くの五色温泉に立ち寄ります。

7/14 13:37

只今、営業中です。

7/14 13:42

一昨年は宿泊でお世話になりました。風呂場は誰も居ません。
(* ᴗ ᴗ)⁾⁾

7/14 14:03

露天からはニセコアンヌプリが一望できて素晴らしいロケーション。疲れを癒やすいいお湯。また訪れたいと思います。

撮影機器：

Galaxy A32 5G SCG08 au サムスン

Galaxy A53 5G SCG15 au サムスン

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 飲料 ヘッドランプ 予備電池 常備薬 日焼け止め 携帯 時計 タオル

感想

さとたけ

北海道で暮らす娘と一緒に家族旅行をしております。本日は2年前の7月にsatonyaoと登ったニセコアンヌプリが美しい山だったことから、娘と一緒に登ることにしました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3362153.html

前回、ニセコ町側から五色温泉に向かい、宿泊した翌日に野営場からアンヌプリに登りました。今回は倶知安町からアクセスしたのですが、野営場に駐車するつもりがイワオヌプリ登山口のあるインフォメーションセンター駐車場に駐めてしまい、アンヌプリの登山口がどちらだったか迷ってしまいました。
結局、イワオヌプリが未踏であること、歩行時間が短いこと、アンヌプリの稜線に雲がかかっていることから、行き先をイワオヌプリに急遽変更することとしたものです。

イワオはアンヌと全く雰囲気の違う山でした。それでも、登山道には沢山の花が咲いていて、共通する美しさも感じることができます。今回はこちらの山を選んで良かったと思いました。

さて、まとまった夏休みをいただいた今回の山旅＆家族旅も終わりが近付き、出勤日が迫っています。昨年は長雨の影響で、家族で樽前山に登り始めたものの七合目で断念し、リベンジを誓っていましたが、今回もまた雨でお預け。でも、また出かける口実ができたというものですね。
来年を今から楽しみにしたいと思っております。

satonyao

一昨年、登ったニセコアンヌプリが美しかったので、せっかく北海道にいる娘にも体験させようと、今年も行ってみることに。
にゃんと！SATOTAKEさんが登山口駐車場を間違え、イワオヌプリの駐車場へ到着。
まぁ、こちらでもよいかと行ってみましたら、また、ニセコアンヌプリとは違った表情の山をみることができて感激でした。
山頂は、ここは火星？かと間違えるような、見たことのない荒涼とした景色が広がって、不思議体験。
黄色い砂が見られるところや岩ゴツゴツのところあり、変化に富んでたのしー。
一日中くもりだったのが、ちょっと残念ではありましたが、かわいいお花に癒され、仕上げに温泉で整いました〜🎵