記録ID: 5718841
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊
平標〜谷川岳 主脈縦走
2023年07月15日(土) 〜
2023年07月17日(月)
体力度
6
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 14:22
- 距離
- 20.5km
- 登り
- 2,262m
- 下り
- 1,928m
コースタイム
2日目
- 山行
- 6:51
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 7:36
3日目
- 山行
- 3:52
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 4:06
7:20
ゴール地点
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
車:高崎⇒土合 電車:土合 8:37⇒9:00 越後湯沢 420円(ICカードは使えない) バス:越後湯沢 9:40⇒10:14 平標登山口 660円 【復路】 ロープウェイ:天神平⇒ベースプラザ 1,800円 徒歩:ブースプラザ⇒土合駅 車:土合駅⇒高崎 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【平標登山口〜平標山の家】 前半は林道歩きを1時間ほど。登山口に入ってから山の家まで1時間ほど。 登山道の大半は階段なので歩きやすいと言えば歩きやすいし、あれだけの整備をされているのには感謝しかありませんけが、個人的には階段を上るのは苦手… 【平標山の家〜平標山】 この区間もほとんど階段です。 山の家から標高差で300mほどあるんでしょうか。段差の大きくない階段なので、焦らず歩けば息切れもないと思います。 【平標山〜仙ノ倉岳】 この区間は意外と長いです。平標山から見える山頂は仙ノ倉岳ではなく、通過後に更に2段ほど丘を上がって漸く仙ノ倉岳の山頂です。 登山道の整備は完璧で歩きやすい区間だと思いますが、先を急いでいた私は山頂を見誤った分、余計な足を使ってしまったような気がします。 【仙ノ倉岳〜エビス大黒の頭】 仙ノ倉岳からは谷川岳まで見渡せますが、その距離に愕然とします。 そして足元を見れば、急降下して登り返すの連続で一気に不安になりました。 仙ノ倉岳からの下りはキツイくて、かなり足にきました。そして大黒の頭までの登り返しもなかなかの急登ですし細い岩場もありました。 この縦走路を歩く人たちは慣れている方ばかりなので、特に問題のない範囲だとは思いますが、疲れの出ている足で超えるには要注意の箇所だと思います。 【エビス大黒の頭〜最低鞍部〜万太郎山】 エビス大黒の頭で、谷川岳までの1/3程度の距離を進んだのみでしょうか。 ここから見る景色はとても雄大でしたが、やはりこの後の行程を想像すると目の前の景色は愕然とするものでした。 最低鞍部まで約300mを急下降し、そこから400mの登り返し。 最低鞍部から万太郎山への登り区間は刈り払いされておらず、足元が見づらい区間でした。 エビス大黒の頭の降りで身体を支えるのに力を使ってしまい、万太郎山への登りで足を攣り始めてしまいました。 【万太郎山〜大障子の頭〜大障子避難小屋】 万太郎山で漸く2/3くらい歩いたのでしょうか。 頂上からは進む登山道が見渡せますが、ここから見る限り少なくとも4つのピークを超えねばならず疲れ切った身体で見ると愕然とします。 万太郎山からの降りも急こう配で、そこから大障子の頭への登り返しは距離こそ短いですが、ちょっとした岩場登りで疲れます。かといって危険ではない。 【大障子避難小屋〜オジカ沢の頭】 緩やかな登りです。登山道は刈り払いされていて何も危険はありません。丘を4つ超える感じで緩やかに登り、水平移動してまた登るといった感じ。 オジカ沢の頭の付近が若干勾配がきつかったように思います。 【オジカ沢の頭〜谷川岳肩の小屋】 この区間はなかなかの細尾根区間があります。 序盤は蛇紋岩の滑る岩があり鎖場も何カ所かありました。肩の家に向かうと鎖場は降りに使うようになります。足場はしっかりしているので鎖をサポートに使いながら降りれば特に問題は無し。 その後、とっても細尾根区間。強風が吹いていたら歩きたくない区間です。ちょっと煽られて踏み外したら崖下へ滑落の危険アリ。 視界のしっかりしているときに慎重に歩いた方が良いです。 最後、肩の小屋への登りも急こう配。帰るのに登りはやめて!と何度呟いたことか… 【谷川岳肩の小屋〜天神平】 ここは皆さんよくご存じの区間。 結構岩場があって登り降りともに苦労している方が多いですね。 |
その他周辺情報 | 【平標山ノ家】 テント泊:500円 売店あり 【バッジ】 平標山ノ家:平標山、仙ノ倉岳 各500円 谷川岳肩の小屋:谷川岳 ベースプラザ:谷川岳(450円、550円) 【温泉】 湯テルメ谷川: みなかみ交流センター: ⇒いずれも営業時間前だったので入れなかったのですが過去の記録より どちらも休憩所、食堂もあり寛げます。 湯テルメ谷川は車じゃないと行けない。 みなかみ交流センターは水上駅から徒歩20分ほど 【駐車場】 土合駅前:無料 土合橋:無料 谷川岳インフォーメンションセンター:料金わからず 谷川岳ベースプラザ:1000円/日 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テントマット
シェラフ
|
---|
感想
1泊2日のつもりで入って、2泊3日になりました。
暑さにやられたのか、筋力低下しているのか、2日目の万太郎への登りで足を攣りだし、どうにも前に進めなくなったので諦めよく大障子避難小屋でビバーク。
偶然にも自分を含めて9名もの泊りとなり、楽しいひと時を過ごせました。
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この日は本当に暑かった💦。私も大障子でへばってしまいました。平標から谷川までの道は歩いてみたい憧れの稜線です。谷川周辺,容赦ありませんが本当にすばらしい場所が多いです。秋にもう一度歩いてみたいですね。
早朝の星空,もう一度見てみたいです。おじゃましました。
天気が良すぎる3日間で、かなりの日焼けでした。昨日は出社だったのですが、会う人皆から日焼けし過ぎと笑われました。
お互い無事に下山できて、次のことを考えられるのが幸せですね。
秋には馬蹄形でも。
10月に谷川岳から平標へ逆向きに行こうかと考えています(谷川岳だけ、平標山〜仙の倉山だけは何回も行っているのでそろそろ繋げたいなと・・)
以前に検索して出てきたブログには、途中の避難小屋が水浸しで泊まるのは厳しいようなことが書いてあったと記憶しているのですが(いまは見つからず・・)、もし大障子避難小屋以外も覗いてみてらしたら様子を教えていただけないでしょうか?
また、草の狩り払いがないことで道が不明瞭で危険と思われる個所がご記憶にあったら教えていただけると助かります。
谷川岳肩の小屋に一泊したあとは、平標山の家を通過して下山のつもりですが、日も短くなっているので予備の食料をもって万が一に備えたいと思っており、避難小屋の状況を知りたく思っています。
よろしくお願いします。
初めまして。
時期も違うので登山道の状況も随分違うと思いますが、私はテント泊装備の重さと暑さでバテて行動不能になり大障子避難小屋にお世話になりました。
大障子避難小屋は8人くらい寝られる小屋で、道中の避難小屋では一番大きかったし、水場も10分ほどだったので便利でしたが、肩の小屋から出発で、この小屋で停滞する事は無いですね。
お話しから察するに、可能性があるとすれば越路避難小屋かエビス大黒避難小屋のいずれかと思いますが、いずれも3〜4名程度の大きさです。覗いてみたところでは水浸しはありませんでしたが、天井も低いし床板も傷んでいるし、あまり利用したくない感じでした。
仙ノ倉山を越えさえすれば、後は緩やかなので、平標山ノ家まで頑張って避難小屋に寝るのが最も快適だと思います(水場もありますし)。
私が行ったときは、エビス大黒の頭から万太郎山の区間は刈り払いされていませんでしたが、天気も良かったですし、道が不明瞭という程でもなく、道迷いの心配はありませんでした。
肩の小屋からだと、オジカ沢の頭までの区間は細尾根で岩場なので要注意。万太郎山の頂上から300mほどの区間も切れ落ちているので要注意。エビス大黒の頭からエビス大黒避難小屋の間も岩場の降りになるので要注意。
この縦走路は結構な標高差を昇り降りするので事前予想以上にきつかったです。日も短くなっているのでお気をつけて。
不明がありましたら再度連絡頂ければ記憶の限りお伝えいたします。
早速ありがとうございます!
「あまり利用したくない感じ」・・やはりですか。
電車とバスで行くので登山口を9時スタートになってしまうのですよね。思い切って、最初から大障子避難小屋泊とするのも検討してみたいと思います。
ルートを作ってみると、おっしゃる通りに登り返しも多そうですね。岩場、細尾根、切れ落ち箇所の注意事項もありがとうございます。
今年は寒くなるのが遅そうなので10月中になんとか行きたいところですが、単独なので無理のない計画と判断をしようと思います。また何かお聞きするかもしれませんが、ひとまずありがとうございました!
この時期、紅葉目当ての方が多く、天神平からは大渋滞となる可能性があります。
大障子避難小屋で一緒になった方は、渋滞で時間がかかり過ぎ、15時頃に大障子避難小屋に到着されました。
水の問題もあるので、最初から大障子避難小屋を利用される計画はアリだと思います。
ありがとうございます。
なるほど。行くとしたら平日なので大渋滞にはならないと思いますが注意は必要ですね!
大障子避難小屋泊はお水と小屋は良さそうなのですが、お手洗いがない(ですよね?)ので悩ましいところです。簡易トイレ持って行ったとして下山後の廃棄場所は記憶にないので自宅までお持ち帰り?登山口のお手洗いに捨てていいの?とちょっと憂鬱に。。
1)西黒尾根登って谷川肩の小屋泊〜平標山の家経由で下山
2)平標山の家泊で谷川岳〜天神平ロープウェイで下山
3)天神平ロープウェイ〜大障子避難小屋泊〜平標山の家経由で下山
4)3の逆向き
せっかくなので晴天で紅葉が見たいし欲張ってしまって困ります。。
谷川岳肩の小屋から平標山の家までの間にトイレはありません。
平標の登山口駐車場にも、天神平又はベースプラザにもトイレがあるので、そこで処分ですかね。
下山後の移動と風呂を考えると、2)か4)が良いように思います。土合駅までの間に入浴して、サッパリしてからビール飲みながら電車で帰るのが理想的かなぁ、なんて思います。
>谷川岳肩の小屋から平標山の家までの間にトイレはありません。
>平標の登山口駐車場にも、天神平又はベースプラザにもトイレがあるので、そこで処分ですかね。
ですよね。やはりどちらかの小屋泊かな。
>土合駅までの間に入浴して、
お風呂!行程を見るのに必死で忘れていました。いつも上毛高原/水上駅→谷川岳ロープウェイ駅、越後湯沢駅→平標登山口にバスでアクセスしてるので土合駅を使ったことがないのです。そして、上毛高原駅も水上駅もお風呂が遠かったことを思い出しました。越後湯沢駅は構内にお風呂(風情ゼロですが)があるので便利に使っています。
検索しても下山してから土合駅までの間に入浴スポットが見当たらないのですが、どちらかご存じでしょうか?
土合駅から見て線路の反対側に、土合山の家というのがあります。
ここが15時以降ですが入浴できますよ。
越後湯沢駅でも汗を流せるんですね。
新幹線利用であれば、そちらの方が時短できますね。
水上駅から温泉街まで30分くらい歩いたことがあります。
そしたら、こういう交通手段がある事を教えてもらい、駅への戻りは利用させてもらいました。
確か100円だったかな?
運休中という情報から更新がないので、観光協会に問い合わせてみると良いと思います。
https://www.enjoy-minakami.jp/wakuwakugo.php
色んな情報をありがとうございます。
>土合山の家
むかーし友達に聞いたことがありました。今回にかぎらず活用させていただきます!
>わくわく号100円バス
水上温泉旅館協同組合(0278-72-2611)に電話してみましたが、現在使われておりませんとのことでした・・残念。
>越後湯沢駅でも汗を流せるんですね
はい、構内のお風呂は18時半までのようですが清潔で便利です。
利用したことはないのですが、徒歩3分程度のところにも公衆浴場があるみたいですね。
あとは、平標登山口から越後湯沢駅へ行くバスの路線上にも温泉があるようです。バスの時間が長いのでまだ途中下車してまで利用したことないのですが気になってます。
小屋へも問い合わせしてこんな感じでした。
・谷川肩の小屋は予約必須、お水はペットボトル販売
・平標山の家は避難小屋なら予約不要(2,000円)、お水は例年どおりに出てる
・大障子避難小屋はトイレ無し、水場は現時点で出てる、涸れている場合でも一段下、一段下、と下るとたいてい湧いてる
あとは、お天気とにらめっこしながら実行できる日と行程を決めて臨みます。
本当にいろいろと教えていただいてありがとうございました!
お気をつけて楽しんでください。
長い行程ですが、天気が良ければ景色は最高です!
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