(登山史)
白鷹町後藤熊蔵翁顕彰会
昭和47年7月23日 安斎徹書
安斎先生の本(<拙日記2023/3/22)に書いてあった碑です(鳥原小屋前)。ねらったわけではないですが今日は建立51年目の満了日でした。
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7/22 12:12
(登山史)
白鷹町後藤熊蔵翁顕彰会
昭和47年7月23日 安斎徹書
安斎先生の本(<拙日記2023/3/22)に書いてあった碑です(鳥原小屋前)。ねらったわけではないですが今日は建立51年目の満了日でした。
(湿原)
鳥原山頂直下は湿原です。ちょうどキンコウカが満開でした。時期をねらったわけではないのにラッキー至極です◎
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(湿原)
鳥原山頂直下は湿原です。ちょうどキンコウカが満開でした。時期をねらったわけではないのにラッキー至極です◎
(奔流)
上りの登山道が最後に横切る沢の奔流。水量豊富でものすごく冷たく,沢筋全体が冷蔵庫のように冷え冷えな場所でした。ほんの片鱗に触れただけですが朝日の水の迫力に圧倒された一日でした。
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7/22 13:52
(奔流)
上りの登山道が最後に横切る沢の奔流。水量豊富でものすごく冷たく,沢筋全体が冷蔵庫のように冷え冷えな場所でした。ほんの片鱗に触れただけですが朝日の水の迫力に圧倒された一日でした。
すっかり明るくなったころにこの分岐から歩き始めます。
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7/22 5:22
すっかり明るくなったころにこの分岐から歩き始めます。
ここに立つむかし風の案内図が,実に的確で味のあるものでした。わくわくします。ここから鳥原小屋まで「登り3時間・下り2時間」とあります。(自分はその三割増し)
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7/22 5:21
ここに立つむかし風の案内図が,実に的確で味のあるものでした。わくわくします。ここから鳥原小屋まで「登り3時間・下り2時間」とあります。(自分はその三割増し)
林道のジグザグを登ると朝日川と対岸の頭殿山の一角が見えてきます。ガスはあがってくれるのか...
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7/22 5:35
林道のジグザグを登ると朝日川と対岸の頭殿山の一角が見えてきます。ガスはあがってくれるのか...
林道から山頂まですごいていねいに草刈りがされたばかりでした。整備本当にありがとうございます。※朝日山岳会さんの活動がレコにあがっているのに下山後気がつきました。
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7/22 5:37
林道から山頂まですごいていねいに草刈りがされたばかりでした。整備本当にありがとうございます。※朝日山岳会さんの活動がレコにあがっているのに下山後気がつきました。
林道終点のつり橋が見えてきました。わくわくです。
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7/22 5:51
林道終点のつり橋が見えてきました。わくわくです。
そこから見おろす白目沢(奥)と銅食沢(手前)の出合。どちらもすごい水量です。ざーざー音がします。
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7/22 5:52
そこから見おろす白目沢(奥)と銅食沢(手前)の出合。どちらもすごい水量です。ざーざー音がします。
まず銅食沢をつり橋で渡ります。しっかりした橋です。
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7/22 5:53
まず銅食沢をつり橋で渡ります。しっかりした橋です。
ほぼ連続して白目沢を仮橋で渡ります。
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7/22 5:55
ほぼ連続して白目沢を仮橋で渡ります。
ほどなく白目沢を二個目の仮橋で渡り返して,沢筋を離れます。どちらの仮橋も,まったく揺れず滑らず手すりもあり,安定でした。整備本当にありがとうございます。
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7/22 6:14
ほどなく白目沢を二個目の仮橋で渡り返して,沢筋を離れます。どちらの仮橋も,まったく揺れず滑らず手すりもあり,安定でした。整備本当にありがとうございます。
ひとのぼりすると「山ノ神水場」と言われる小沢の横断点に着きました。とーっても涼しく水がきれいで,夏山の最高の恵みです。
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7/22 7:04
ひとのぼりすると「山ノ神水場」と言われる小沢の横断点に着きました。とーっても涼しく水がきれいで,夏山の最高の恵みです。
「山ノ神」を過ぎてしばらくすると別の小沢をまたいで進みます(山と高原地図でここも「水場」になっています)。ここもとんでもなく空気が冷え冷えで,水がきれいで,最高でした。
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7/22 7:27
「山ノ神」を過ぎてしばらくすると別の小沢をまたいで進みます(山と高原地図でここも「水場」になっています)。ここもとんでもなく空気が冷え冷えで,水がきれいで,最高でした。
そのあと長く続くつづら折りの登り区間に入ります。道が良いので登りにくさはまったくありません。ぐんぐん高度があがっていきます。
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7/22 7:32
そのあと長く続くつづら折りの登り区間に入ります。道が良いので登りにくさはまったくありません。ぐんぐん高度があがっていきます。
この登りの上半部は美しいブナ林の通過です。
このコースは大半でずーっと沢音を聞き,また沢筋〜斜面と登っていくところが,尾根主体の他のコースと違っています。
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7/22 8:06
この登りの上半部は美しいブナ林の通過です。
このコースは大半でずーっと沢音を聞き,また沢筋〜斜面と登っていくところが,尾根主体の他のコースと違っています。
かつての小屋掛け跡?か資材置き場?を過ぎると,急登区間はもうすぐ終わりです。
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7/22 8:56
かつての小屋掛け跡?か資材置き場?を過ぎると,急登区間はもうすぐ終わりです。
山頂平原に出ました◎ この日差しが今日のマックス晴れ間でした。鳥原山頂はガスの中です。
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7/22 9:33
山頂平原に出ました◎ この日差しが今日のマックス晴れ間でした。鳥原山頂はガスの中です。
湿原通過し,小屋分岐が見えてきました。
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7/22 9:42
湿原通過し,小屋分岐が見えてきました。
左が鳥原山の三等三角点。登山道からちょっと脇の踏み跡に入ります。
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7/22 10:15
左が鳥原山の三等三角点。登山道からちょっと脇の踏み跡に入ります。
「鳥原山展望台」と呼ばれる(晴れたら)絶景スポットに着きました。ここが今日の終点です。ガスに巻かれています。赤トンボが無数に飛ぶ中,ゆっくりします。1時間の間に7〜8人のハイカーさんが両方向通過してゆかれました。早い方はけさ古寺入山で大朝日まで行って来られたそうでした。
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7/22 10:59
「鳥原山展望台」と呼ばれる(晴れたら)絶景スポットに着きました。ここが今日の終点です。ガスに巻かれています。赤トンボが無数に飛ぶ中,ゆっくりします。1時間の間に7〜8人のハイカーさんが両方向通過してゆかれました。早い方はけさ古寺入山で大朝日まで行って来られたそうでした。
ぼーっとしてガスが流れるのを眺めます。小朝日の足元がチラ見えたのが今日のマックス展望。このあとまたガスがおりてきました。(数時間後に梅雨明け宣言?の激しい夕立がきました)
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7/22 11:23
ぼーっとしてガスが流れるのを眺めます。小朝日の足元がチラ見えたのが今日のマックス展望。このあとまたガスがおりてきました。(数時間後に梅雨明け宣言?の激しい夕立がきました)
小屋に向かいます。草刈りほんとうに完璧です。
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7/22 12:03
小屋に向かいます。草刈りほんとうに完璧です。
「霊山朝日嶽神社」さんの右に鳥原小屋,左に石碑が四基。
※右二基はそれぞれ「朝日山岳の碑」「朝日岳文人の碑」
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7/22 12:11
「霊山朝日嶽神社」さんの右に鳥原小屋,左に石碑が四基。
※右二基はそれぞれ「朝日山岳の碑」「朝日岳文人の碑」
その左から二番目がブロンズの渋いルックスのこれ。
「大自然の心の碑 朝日連峯の名案内人を讃える」
(写真no.1に続く)
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7/22 12:12
その左から二番目がブロンズの渋いルックスのこれ。
「大自然の心の碑 朝日連峯の名案内人を讃える」
(写真no.1に続く)
左端は「朝日岳人乃碑/故松田庄治氏に捧」,短歌あり;
「偉大なる/ふるさとの山/朝日嶺よ/わか師にゐいて/厳しくもある」※四句目の変体仮名の自分の判読が間違っているかもです
松田氏は朝日町の「朝日山系遭難者捜索救助隊」(結成昭和40年)の初代隊長を務められた方だそうです。
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7/22 12:14
左端は「朝日岳人乃碑/故松田庄治氏に捧」,短歌あり;
「偉大なる/ふるさとの山/朝日嶺よ/わか師にゐいて/厳しくもある」※四句目の変体仮名の自分の判読が間違っているかもです
松田氏は朝日町の「朝日山系遭難者捜索救助隊」(結成昭和40年)の初代隊長を務められた方だそうです。
山上の憩いも湿原の花々も小屋回りの興味深い歴史関係もすっかりたんのうし,下山です。向こうの御影森山の穂先がガスに見え隠れしていました。左端に長井葉山。
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7/22 12:31
山上の憩いも湿原の花々も小屋回りの興味深い歴史関係もすっかりたんのうし,下山です。向こうの御影森山の穂先がガスに見え隠れしていました。左端に長井葉山。
行く手には頭殿山(右)と暖日山(左奥)。白鷹山は雲の中です。
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7/22 12:33
行く手には頭殿山(右)と暖日山(左奥)。白鷹山は雲の中です。
ブナ林をまた通過して目の保養です。
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7/22 13:15
ブナ林をまた通過して目の保養です。
14時ごろ強い驟雨がやってきて30分ほど降り続きました。これが梅雨明けを告げる天の祝福だったようです。雨でしっとりした森でエゾアジサイの一隊が唄っています♪
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7/22 14:24
14時ごろ強い驟雨がやってきて30分ほど降り続きました。これが梅雨明けを告げる天の祝福だったようです。雨でしっとりした森でエゾアジサイの一隊が唄っています♪
登山道の出口に戻りました。短い雨でしたが銅食沢のほうは一変して泥水の濁流に変わっていました。丸一日お山で遊ばせてくれてありがとうございます。
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7/22 14:54
登山道の出口に戻りました。短い雨でしたが銅食沢のほうは一変して泥水の濁流に変わっていました。丸一日お山で遊ばせてくれてありがとうございます。
急登が終わるころ,登山道の脇の沢筋の急斜面に突如湿原が現れキンコウカの園になっているのを見ます。ウヒョ〜♪と歓喜。
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急登が終わるころ,登山道の脇の沢筋の急斜面に突如湿原が現れキンコウカの園になっているのを見ます。ウヒョ〜♪と歓喜。
山頂湿原に入ると一気に花の数が増します。キンコウカ,
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山頂湿原に入ると一気に花の数が増します。キンコウカ,
大好きなんです。
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大好きなんです。
アカミノイヌツゲ たっくさん咲いていました。
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アカミノイヌツゲ たっくさん咲いていました。
結実段階のミツガシワのそばにミヤマホタルイの開花たくさん。ホロムイソウはわかりませんでした(;´・ω・)
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結実段階のミツガシワのそばにミヤマホタルイの開花たくさん。ホロムイソウはわかりませんでした(;´・ω・)
オオカワズスゲは最盛期。
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オオカワズスゲは最盛期。
モウセンゴケの花に間に合いました。
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モウセンゴケの花に間に合いました。
ノギランがそこここで咲きあがり中。
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ノギランがそこここで咲きあがり中。
銅色のと,
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銅色のと,
緑色のはなにが違うのか...
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緑色のはなにが違うのか...
ラン科二題。アリドオシランはっけーん。これは自分的にレアですー◎
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ラン科二題。アリドオシランはっけーん。これは自分的にレアですー◎
そしてホソバノキソチドリがぴょこぴょこ。
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そしてホソバノキソチドリがぴょこぴょこ。
イネ科の何かがあちこちで開花してました。イチゴツナギの仲間か...
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イネ科の何かがあちこちで開花してました。イチゴツナギの仲間か...
カラマツソウも,
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カラマツソウも,
モミジカラマツも最盛期。
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モミジカラマツも最盛期。
鳥原山のズダヤクシュは小さいです。色みが多彩できれい。
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鳥原山のズダヤクシュは小さいです。色みが多彩できれい。
木本の花は,オオコメツツジ,
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木本の花は,オオコメツツジ,
ノリウツギ,
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ノリウツギ,
ウラジロハナヒリノキ,そして
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ウラジロハナヒリノキ,そして
終わりかけのウラジロヨウラク。
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終わりかけのウラジロヨウラク。
湿原の周囲のやや乾いた場所では,ツクバネソウ,
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湿原の周囲のやや乾いた場所では,ツクバネソウ,
ミヤマママコナ,
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ミヤマママコナ,
タカネシロバナニガナ,
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タカネシロバナニガナ,
イワオトギリ,
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イワオトギリ,
コナスビ。
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コナスビ。
チシマザサの花芽。先日月山でも見た...
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チシマザサの花芽。先日月山でも見た...
朝日の尾根筋でよくみるキタゴヨウ,このコースでもぱらぱら見ました。山頂部では高さがそがれて横に張り出していました。
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朝日の尾根筋でよくみるキタゴヨウ,このコースでもぱらぱら見ました。山頂部では高さがそがれて横に張り出していました。
無数のアキアカネが舞うところに盛夏を感じます。
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無数のアキアカネが舞うところに盛夏を感じます。
ここから樹林帯のお花です。低いところのエゾアジサイ,そろそろ終わりかけ。
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ここから樹林帯のお花です。低いところのエゾアジサイ,そろそろ終わりかけ。
これはイケマという草でした。×タチシオデはそもそも時期が合ってない…
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これはイケマという草でした。×タチシオデはそもそも時期が合ってない…
これトチバニンジンじゃね?と一瞬思うがこれはシオデですね...葉を写してないけど姿がシオデ。
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これトチバニンジンじゃね?と一瞬思うがこれはシオデですね...葉を写してないけど姿がシオデ。
クロヅル満開です。
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クロヅル満開です。
中腹以上のあちこちでヨツバヒヨドリ開花中でした。
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中腹以上のあちこちでヨツバヒヨドリ開花中でした。
斜面の道沿いにはツルアリドオシがずーっと咲いてました。
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斜面の道沿いにはツルアリドオシがずーっと咲いてました。
水流沿いにソバナ。色も形も涼しげです。
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水流沿いにソバナ。色も形も涼しげです。
鳥原小屋の中の壁に朝日嶽神社の書置き御朱印の張り紙があるのですが、
bluebluさんが行ったときは御朱印ありましたか?
モウセンゴケの花やチシマザサの開花など興味深いですね!
花の名前勉強になります。
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