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Yamareco

記録ID: 5750125
全員に公開
山滑走
鳥海山

鳥海山 唐獅子平の夏2023

2023年07月22日(土) 〜 2023年07月23日(日)
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
33:31
距離
24.1km
登り
2,676m
下り
2,669m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:37
休憩
0:11
合計
5:48
7:22
13
7:35
7:41
65
8:46
8:46
122
10:48
10:49
10
10:59
10:59
19
11:18
11:19
56
12:15
12:18
52
13:10
2日目
山行
9:55
休憩
2:33
合計
12:28
4:25
43
5:08
5:29
30
5:59
5:59
3
6:02
6:04
3
6:07
6:07
11
6:37
7:01
12
7:13
7:15
24
7:39
8:25
40
9:05
9:05
70
10:15
10:15
45
11:00
11:41
45
12:26
12:27
3
12:30
12:33
4
12:37
12:39
21
13:00
13:01
7
13:08
13:08
176
16:04
16:06
36
16:42
16:42
11
16:53
湯ノ台口
天候 22日:中腹は曇り、稜線上は晴れ
23日:晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
鳥海高原ラインの駐車場を利用。
朝7時の時点で上の駐車場は数台分の空きあり。
下の駐車場はガラガラ。
意外と車は少かったが、日中は混雑したようなので早い時間の到着が推奨。
駐車場のトイレは開放されており利用できた。
コース状況/
危険箇所等
●鳥海高原ライン終点〜河原宿
登山道は出ており、河原宿まで残雪無し。
滝ノ小屋の先で登山道が水没しており沢の中を通ることになるが、適度な間隔で飛び石が配置されているので上手く渡れば靴は濡らさずに済む。

●河原宿〜心字雪渓〜薊坂
河原宿の先から雪道。心字雪渓を進む。
心字雪渓は大雪渓と小雪渓に分かれており、両雪渓間は登山道を通る。
傾斜は緩く靴だけでも登れるが、下りは結構滑るのでアイゼン等は持参した方が良い。
薊坂の手前(H1890m)で雪渓は終わり、その先、外輪山までは残雪無し。

●外輪山(伏拝岳〜七高山)
登山道に残雪無く、特に問題となる個所無し。

●外輪山〜新山
外輪山から新山への下降路は急斜面。
浮石が多いので、登山者が多い場合は落石に注意。
新山は御室を起点に時計回りで周回した。
岩にペンキマークがつけらけており、矢印通りに進めば問題無いが、御室の手前に短い雪道が残る。
アイゼン無しでも問題ないと思うが、早朝、雪が硬い時は注意。

●外輪山〜唐獅子平(百宅口コース)
登山道はほぼ出ているが、H1716m付近に短い雪渓の横断箇所が残る。
雪渓の入口・出口にはピンクテープの目印が付けてあるので、見逃さぬよう。

唐獅子平小屋の周辺は水場無し。
最寄りの水場は、小屋より下であれば屏風岩の残雪、上であればH1716m雪渓の沢。
何れも小屋からは遠く、汲みに行くのは面倒なので、泊まるのであれば充分量を道中で調達してから小屋入りした方が良い。

滑走対象となる雪渓は百宅登山道の北側にある。
百宅コースの登山道と並行するように雪渓が続いているが、融雪が進んだ為、入渓・脱渓が困難な状況。
今回は雪渓の下端から沢を辿って登山道へ抜けているが、沢のへつりや小滝の下降等があり、通過するのに手間がかかる。
九合目(霧ヶ平)の登山道からが最も容易に雪渓へ出入できるので、滑走後は無理に沢は通らず、登り返して九合目へ抜けた方が良い。
例年であれば1km位は滑走できる雪渓なのだが、今年は雪消えが早く、雪渓は分断されている。
上:400m、下:500m程度しか滑走出来ず斜面も荒れているので、今シーズンの雪渓滑走は今回が最後となるだろう。

尚、百宅コースの登山道や雪渓上では熊のフンが多く見られる。
登山者が少ないせいか、熊の生息数が多いエリアなので御注意を。
滝ノ小屋
2023年07月22日 07:35撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/22 7:35
滝ノ小屋
八丁坂の登り。
前回訪れた時より花は増えたけど、まだ少ない感じ。
見頃はもう少し先かな?
2023年07月22日 08:30撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/22 8:30
八丁坂の登り。
前回訪れた時より花は増えたけど、まだ少ない感じ。
見頃はもう少し先かな?
八丁坂を登り詰め、河原宿に到着。
2023年07月22日 08:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/22 8:45
八丁坂を登り詰め、河原宿に到着。
河原宿から眺める鳥海山。
2023年07月22日 08:44撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
6
7/22 8:44
河原宿から眺める鳥海山。
心字雪渓、拡大。
融雪が進み、大雪渓と小雪渓は分かれてしまった。
2023年07月22日 08:44撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
7/22 8:44
心字雪渓、拡大。
融雪が進み、大雪渓と小雪渓は分かれてしまった。
河原宿小屋。
小屋の傾き、潰れ具合がはっきり判る。
来年の春はどうなってる事やら…
2023年07月22日 08:48撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/22 8:48
河原宿小屋。
小屋の傾き、潰れ具合がはっきり判る。
来年の春はどうなってる事やら…
心字雪渓の末端。
ここからしばらくは雪渓歩き。
2023年07月22日 08:55撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4
7/22 8:55
心字雪渓の末端。
ここからしばらくは雪渓歩き。
大雪渓を登る。
雪が緩んでいたので今回はアイゼン使用せず。
2023年07月22日 09:30撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
7/22 9:30
大雪渓を登る。
雪が緩んでいたので今回はアイゼン使用せず。
岩場を抜けて、小雪渓へ。
2023年07月22日 09:56撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
7/22 9:56
岩場を抜けて、小雪渓へ。
小雪渓を抜けて、薊坂へ。
2023年07月22日 10:05撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/22 10:05
小雪渓を抜けて、薊坂へ。
コバイケイソウの群生。
2023年07月22日 10:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/22 10:19
コバイケイソウの群生。
ハクサンフウロも見られるようになった。
2023年07月22日 10:21撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/22 10:21
ハクサンフウロも見られるようになった。
ハクサンフウロ近景
2023年07月22日 10:21撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/22 10:21
ハクサンフウロ近景
薊坂を登り詰め、外輪山に到着。
外輪山上はトンボだらけ。
例年以上に多い様に感じる。
2023年07月22日 10:59撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
7/22 10:59
薊坂を登り詰め、外輪山に到着。
外輪山上はトンボだらけ。
例年以上に多い様に感じる。
外輪山から眺める百宅方面の雪渓。
今回の滑走対象。
2023年07月22日 11:18撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/22 11:18
外輪山から眺める百宅方面の雪渓。
今回の滑走対象。
外輪山から離れてしまったので、百宅登山道で雪渓まで降りる。
登山道で標高2100mまで降りて、そこから雪渓へ入った。
2023年07月22日 11:39撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/22 11:39
外輪山から離れてしまったので、百宅登山道で雪渓まで降りる。
登山道で標高2100mまで降りて、そこから雪渓へ入った。
ここから滑走開始。
荒れた斜面の狭路で、なかなか難しい。
2023年07月22日 11:58撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
7/22 11:58
ここから滑走開始。
荒れた斜面の狭路で、なかなか難しい。
最初は狭いが、下の方へ行けば斜面が広がり滑りやすくなる。
2023年07月22日 12:07撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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7/22 12:07
最初は狭いが、下の方へ行けば斜面が広がり滑りやすくなる。
更に下へ行くと、再び雪渓は狭まり、沢になった。
2023年07月22日 12:20撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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7/22 12:20
更に下へ行くと、再び雪渓は狭まり、沢になった。
滑走後は沢を下降。
靴を濡らさず抜けるのは少し難しい。
2023年07月22日 12:42撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/22 12:42
滑走後は沢を下降。
靴を濡らさず抜けるのは少し難しい。
小滝を右岸から巻いて下の雪渓へ降りた。
水線を通ったり滝を降りたりする面倒くさいルートなので、9合目まで登り返して脱渓した方が楽だと思う。
2023年07月22日 12:50撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/22 12:50
小滝を右岸から巻いて下の雪渓へ降りた。
水線を通ったり滝を降りたりする面倒くさいルートなので、9合目まで登り返して脱渓した方が楽だと思う。
雪渓を抜けて、登山道へ入る。
2023年07月22日 12:58撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/22 12:58
雪渓を抜けて、登山道へ入る。
登山道ではチョウカイアザミが咲いていた。
2023年07月22日 13:04撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5
7/22 13:04
登山道ではチョウカイアザミが咲いていた。
熊のウ●コ発見。
百宅道ではよく見かける。
熊が多い登山道なので注意しよう。
2023年07月22日 13:05撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/22 13:05
熊のウ●コ発見。
百宅道ではよく見かける。
熊が多い登山道なので注意しよう。
刈払いはあまりされておらず、下は少し藪っぽい。
道型は明瞭なので迷う事はないが、草むらの中にウ●コが落ちていそうで気を使う。
2023年07月22日 13:07撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/22 13:07
刈払いはあまりされておらず、下は少し藪っぽい。
道型は明瞭なので迷う事はないが、草むらの中にウ●コが落ちていそうで気を使う。
唐獅子平に到着。
2023年07月22日 13:11撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/22 13:11
唐獅子平に到着。
唐獅子平に佇む熊。
2023年07月22日 13:11撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4
7/22 13:11
唐獅子平に佇む熊。
中腹は雲に覆われており、外輪山は見えず。
まだ時間は早いので一滑りしに行きたいところだが、視界は悪そう。
軽い熱中症気味で体調も良くないので、午後は小屋で休養とした。
2023年07月22日 14:34撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/22 14:34
中腹は雲に覆われており、外輪山は見えず。
まだ時間は早いので一滑りしに行きたいところだが、視界は悪そう。
軽い熱中症気味で体調も良くないので、午後は小屋で休養とした。
夕方になると雲は取れ、外輪山が見えるようになった。
2023年07月22日 18:32撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5
7/22 18:32
夕方になると雲は取れ、外輪山が見えるようになった。
18:40
夕陽の時間。
熊のシルエットの向こうには燃えるような雲が広がっていた。
2023年07月22日 18:41撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
6
7/22 18:41
18:40
夕陽の時間。
熊のシルエットの向こうには燃えるような雲が広がっていた。
目線の高さに入道雲が見える。
夏は夕暮れ時が良いねぇ。
2023年07月22日 18:46撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4
7/22 18:46
目線の高さに入道雲が見える。
夏は夕暮れ時が良いねぇ。
翌日の朝、日の出前。
2023年07月23日 04:25撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7
7/23 4:25
翌日の朝、日の出前。
上空は青空。
山頂周辺に薄い雲がかかっているが、天気は良い。
朝の散歩に外輪山へ向かう。
2023年07月23日 04:25撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/23 4:25
上空は青空。
山頂周辺に薄い雲がかかっているが、天気は良い。
朝の散歩に外輪山へ向かう。
登りの途中で日の出を迎えた。
2023年07月23日 04:30撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/23 4:30
登りの途中で日の出を迎えた。
雲の中から陽が昇る。
2023年07月23日 04:30撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
6
7/23 4:30
雲の中から陽が昇る。
唐獅子平の向こうには山波が広がる。
2023年07月23日 04:31撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/23 4:31
唐獅子平の向こうには山波が広がる。
しばし、朝日を鑑賞する。
2023年07月23日 04:44撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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7/23 4:44
しばし、朝日を鑑賞する。
唐獅子平に陽射し射す。
2023年07月23日 04:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/23 4:45
唐獅子平に陽射し射す。
染まる雪渓。
後で滑りに戻るので道具はデポし、軽装で進む。
2023年07月23日 04:50撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5
7/23 4:50
染まる雪渓。
後で滑りに戻るので道具はデポし、軽装で進む。
外輪山に到着。
だが、ガスっており視界は優れず。
2023年07月23日 05:58撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/23 5:58
外輪山に到着。
だが、ガスっており視界は優れず。
七高山
上空には青空が見えるが、周囲は雲に包まれており眺望は優れない。
2023年07月23日 06:03撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
7/23 6:03
七高山
上空には青空が見えるが、周囲は雲に包まれており眺望は優れない。
視界は悪いが、折角なので新山まで行ってみる。
外輪山を降りて御室へ向かう。
2023年07月23日 06:18撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/23 6:18
視界は悪いが、折角なので新山まで行ってみる。
外輪山を降りて御室へ向かう。
岩山を登って新山へ。
ちょっとした岩登りで手を使う場所もあるけど、矢印通りに行けば難しくはない。
2023年07月23日 06:30撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/23 6:30
岩山を登って新山へ。
ちょっとした岩登りで手を使う場所もあるけど、矢印通りに行けば難しくはない。
新山に到着。
まだ朝早い時間なので人は居らず、空いていた。
2023年07月23日 06:40撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4
7/23 6:40
新山に到着。
まだ朝早い時間なので人は居らず、空いていた。
相変わらず山頂周辺は雲の中。
少し待ってみたけど結局晴れず。
2023年07月23日 06:47撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/23 6:47
相変わらず山頂周辺は雲の中。
少し待ってみたけど結局晴れず。
胎内潜り
岩の洞窟を抜ける。
2023年07月23日 06:55撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/23 6:55
胎内潜り
岩の洞窟を抜ける。
御室の手前には短い雪道あり。
傾斜は緩いのでアイゼンは必要ないと思うが、早朝の雪が硬い時間は注意。
2023年07月23日 07:01撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/23 7:01
御室の手前には短い雪道あり。
傾斜は緩いのでアイゼンは必要ないと思うが、早朝の雪が硬い時間は注意。
外輪山へ登り返し。
道具をデポした雪渓に帰る。
2023年07月23日 07:07撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/23 7:07
外輪山へ登り返し。
道具をデポした雪渓に帰る。
外輪山を降りると晴れてきた。
2023年07月23日 07:21撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
7/23 7:21
外輪山を降りると晴れてきた。
雪渓に戻り、本日の滑走始める。
2023年07月23日 07:40撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/23 7:40
雪渓に戻り、本日の滑走始める。
まずは雪渓を登って最上部へ向かう。
2023年07月23日 08:48撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
7/23 8:48
まずは雪渓を登って最上部へ向かう。
結構雪は荒れている。
下の滑走は厳しい。
2023年07月23日 09:40撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/23 9:40
結構雪は荒れている。
下の滑走は厳しい。
雪渓の最上部(H2120m)まで登り、滑走開始。
2023年07月23日 10:05撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/23 10:05
雪渓の最上部(H2120m)まで登り、滑走開始。
少し滑ると二俣が現れる
左はドンつまり。右は登山道方向。
右へ向かう。
2023年07月23日 10:07撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
7/23 10:07
少し滑ると二俣が現れる
左はドンつまり。右は登山道方向。
右へ向かう。
途中、草付きが出ており、一旦雪渓が途切れるが、右の雪渓の方が長く滑れる。
この辺は雪も悪くなく、そこそこ快走な滑走。
2023年07月23日 10:13撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
7/23 10:13
途中、草付きが出ており、一旦雪渓が途切れるが、右の雪渓の方が長く滑れる。
この辺は雪も悪くなく、そこそこ快走な滑走。
雪渓の端は薄くなっておりブリッジ状になっている。
踏み抜き注意。
2023年07月23日 10:22撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/23 10:22
雪渓の端は薄くなっておりブリッジ状になっている。
踏み抜き注意。
1本滑って満足したので、帰る事にする。
九合目で雪渓を出て、再び登山道を登って外輪山へ向かう。
2023年07月23日 11:46撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/23 11:46
1本滑って満足したので、帰る事にする。
九合目で雪渓を出て、再び登山道を登って外輪山へ向かう。
外輪山の虫穴が見えてきた。
朝はガスっていた外輪山だが、今は快晴。
今度は絶景が拝めそう。
2023年07月23日 12:00撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/23 12:00
外輪山の虫穴が見えてきた。
朝はガスっていた外輪山だが、今は快晴。
今度は絶景が拝めそう。
振り返り、先程まで滑っていた雪渓を眺める。
2023年07月23日 12:28撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/23 12:28
振り返り、先程まで滑っていた雪渓を眺める。
今年の雪渓は雪消えが早く、例年に比べて小さめ。
ここの滑走は、今回が最後かな。
また来年に期待しよう。
2023年07月23日 12:28撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/23 12:28
今年の雪渓は雪消えが早く、例年に比べて小さめ。
ここの滑走は、今回が最後かな。
また来年に期待しよう。
七高山、再訪。
朝はガスっていたけど、今は快晴なので登り直し。
朝とは打って変わって、多くの登山者で賑わっていた。
2023年07月23日 12:30撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/23 12:30
七高山、再訪。
朝はガスっていたけど、今は快晴なので登り直し。
朝とは打って変わって、多くの登山者で賑わっていた。
七高山から眺める新山。
快晴の登山日和とあってか、多くの登山者が山頂に見える。
2023年07月23日 12:31撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
7/23 12:31
七高山から眺める新山。
快晴の登山日和とあってか、多くの登山者が山頂に見える。
外輪山
2023年07月23日 12:34撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/23 12:34
外輪山
新山の南東面にはまだ雪が残る。
スキーで滑れそうだけど、人目が多いので緊張しそう。
滑るのは止めておく。
2023年07月23日 12:37撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4
7/23 12:37
新山の南東面にはまだ雪が残る。
スキーで滑れそうだけど、人目が多いので緊張しそう。
滑るのは止めておく。
御室
ちょうど昼時なので、神社周辺では多くの登山者が休憩していた。
2023年07月23日 12:44撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/23 12:44
御室
ちょうど昼時なので、神社周辺では多くの登山者が休憩していた。
外輪山から眺める大股雪渓。
先月滑った雪渓だが、今は登山道から遠く離れてしまい、立ち入ることは出来ず。
また来年、楽しませてもらうことにしよう。
2023年07月23日 12:55撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/23 12:55
外輪山から眺める大股雪渓。
先月滑った雪渓だが、今は登山道から遠く離れてしまい、立ち入ることは出来ず。
また来年、楽しませてもらうことにしよう。
千蛇谷と稲倉岳。
2023年07月23日 13:02撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/23 13:02
千蛇谷と稲倉岳。
稲倉岳、拡大。
2023年07月23日 13:02撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/23 13:02
稲倉岳、拡大。
外輪山を降りて、湯ノ台道へ進む。
2023年07月23日 13:14撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/23 13:14
外輪山を降りて、湯ノ台道へ進む。
鳥海湖
2023年07月23日 13:14撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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7/23 13:14
鳥海湖
薊坂を下りて行くと、心字雪渓が見えてきた。
2023年07月23日 13:27撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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7/23 13:27
薊坂を下りて行くと、心字雪渓が見えてきた。
心字雪渓の小雪渓。
もちろん、ここも滑る。
2023年07月23日 13:34撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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7/23 13:34
心字雪渓の小雪渓。
もちろん、ここも滑る。
凸凹はあるけど、それほど気にならない。
今回滑った中では、この小雪渓が最も良かった。
2023年07月23日 13:46撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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7/23 13:46
凸凹はあるけど、それほど気にならない。
今回滑った中では、この小雪渓が最も良かった。
斜面状態が良いので、登り返して計3本。
小雪渓を集中的に滑る。
2023年07月23日 15:06撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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7/23 15:06
斜面状態が良いので、登り返して計3本。
小雪渓を集中的に滑る。
小雪渓の次は大雪渓へ。
2023年07月23日 15:17撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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7/23 15:17
小雪渓の次は大雪渓へ。
大雪渓は中間辺りで岩場が出ている。
板を外して少し歩くことになるので面倒くさい。
2023年07月23日 15:23撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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7/23 15:23
大雪渓は中間辺りで岩場が出ている。
板を外して少し歩くことになるので面倒くさい。
大雪渓の下まで滑り降りて今回の滑走終了。
2023年07月23日 15:39撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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7/23 15:39
大雪渓の下まで滑り降りて今回の滑走終了。
雪渓の先には小川が続く。
ここで板と靴を洗ってから下山する。
2023年07月23日 15:40撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/23 15:40
雪渓の先には小川が続く。
ここで板と靴を洗ってから下山する。
八丁坂を降りて、滝ノ小屋へ。
2023年07月23日 16:33撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/23 16:33
八丁坂を降りて、滝ノ小屋へ。
滝ノ小屋前の登山道は融雪水で水没してる。
通過が面倒だけど、飛び石が適度に配置されているので上手く辿れば靴は濡らさず抜けられる。
2023年07月23日 16:38撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/23 16:38
滝ノ小屋前の登山道は融雪水で水没してる。
通過が面倒だけど、飛び石が適度に配置されているので上手く辿れば靴は濡らさず抜けられる。
滝ノ小屋へ帰って来た。
2023年07月23日 16:41撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/23 16:41
滝ノ小屋へ帰って来た。
鳥海高原ライン終点まで降りて、山行終了。
2023年07月23日 16:51撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/23 16:51
鳥海高原ライン終点まで降りて、山行終了。
鳥海高原から眺める鳥海山。
2023年07月23日 17:21撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/23 17:21
鳥海高原から眺める鳥海山。
鳥海山の残雪も残り僅か。
今シーズンのスキーも、これで最後かな。
2023年07月23日 17:21撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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7/23 17:21
鳥海山の残雪も残り僅か。
今シーズンのスキーも、これで最後かな。

感想

去年に続き、今年も唐獅子平へ残雪スキーに訪れた。
毎年この時期の定番となりつつある山行であるが、今回はどうにも体調悪く、
初日は熱中症気味。
外輪山までは調子よく登れたが、その後、百宅コース側へ下り始めると頭痛がしてきて、足には怠さを感じるようになってきた。
軽い症状だったので行程に遅れは生じず、宿泊予定地の唐獅子小屋へは13時には到着できたのだが、小屋に着いたらもう動く気が起きず、即ダウン。
痛む頭と足の怠さに悩まされながら、小屋で寝込むことになった。
折角、唐獅子平まで来たのに小屋で引き籠りとは、なんとも不甲斐無い有様である。
やることなくて暇なので、昼寝少々、飲酒少々、
時々起きては外を眺めてみるが、中腹には雲が湧いており鳥海山の山容は見えてこず。
今回の唐獅子平訪問はハズレであったか・・・と気落ちする。

しかし、私は鳥海山とは相性が良いので、山に居る時は大抵晴れる。
(・・・と勝手に思い込んでいる)
夕方が近づくと雲は消えてゆき、小屋の背景にはこれまで隠れていた鳥海山が現れた。
その秀麗無比なる山容に目を奪われるが、それよりももっと目が離せないのが山の反対側だ。
山の反対側となる西の空には、目線の高さに入道雲が聳え立っており、夕日に照らされ真っ赤に燃えている。
その光景に、目が釘付けとなった。
「夏は夜。月のころはさらなり。」
これは枕草子の一節だが、夏は夕暮れも良い。
夏は夕暮れ。西空の雲。



ふと気が付くと、日中悩まされていた頭痛や足の怠さは消えていた。
なんとも出来過ぎな話であるが、綺麗な景色を目にしたら体の不調が治った、
そんな奇跡のような出来事が、稀に起こるらしい。

翌日は朝から快晴。
体調もすっかり回復し、いつものように百宅の雪渓や心字雪渓で滑走に勤しむ。
天気が崩れる心配も無く、このまま何事も無く穏やかに山行は終わると思われた。
しかし、最後に心字雪渓を滑走した際に、左足に違和感。
兼用靴の中で足が遊ぶような感覚がある。
不審に思って靴を調べてみるとBOAシステムのワイヤーが切れており、足がしっかり固定が出来ない状態となっていた。
最後の最後でついてない。
まだ2シーズンしか使っていない靴なのに、早くも故障とはガッカリである。。。
だが、これも何かの縁。
「もういい加減にスキーは終わりにしろよ。」という神の思し召しかもしれないなぁ、
等と、昨日の出来事で信心深くなった私は、そう解釈して鳥海山を後にした。

かくして、兼用靴を修理に出す事になったので、今シーズンの山スキーは終了。
鳥海山や月山にはまだ滑れるエリアが残されているのに板を納めるのは不本意であるが、
来シーズンまでのしばらくの間、板と靴を休めるとしよう。

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コメント

今シーズンもお疲れ様でした😊
不本意な板納めだったかもしれませんが、そんな時もあるでしょう。
スキーはまったくな私ですが、今シーズンも兄ぃのBCレコは楽しく拝見させてもらいました。
でもまぁ、あと4ヶ月くらいでまた次シーズンが始まるんでしょうから少しの休息ですかね😁
その前に焚火囲みましょう🔥
2023/7/26 19:19
mooreeさん、こんばんは
ちょっと残念な板納めとなったけど、去年の11月から始まって、約9か月間、長く楽しませてもらいました。
しばらくスキーは休みになるけど、また3か月後にシーズン開幕としたいものです。
でも、その前に焚火だねぇ〜bottle
今年の夏こそは、皆で例の沢で焚火を囲みたいものだ!
2023/7/26 19:29
Luskeさん、おはようございます。
BOAのワイヤー切れということはもしかして履いているブーツはScarpa F1ですか?
今シーズンも長く山スキーを楽しめて何よりでした。
自分もようやく7/15に丸沼サマーゲレンデで転倒した右肘の抜糸ができそうです。猛暑なので丸沼サマーゲレンデでのスキー筋トレだけでなく沢登りなどもやっていきたいと思います。
hareharawaiより
2023/7/27 4:58
hareharawaiさん、こんばんは
お察しの通り、履いているブーツはScarpa F1シリーズです。
F1には幾つか種類がありますが、私が使っているのはF1 LTでして、確か、hareharawaiさんも以前、同じ物を使ってましたよね?
軽くて歩きやすいので気にいってるのですが、BOAのワイヤーの耐久性がちょっと弱いようです。
今回切れたのは左足ですが、右足の方もワイヤーが切れかけており、両足共に修理する事になりそうです。
BOAでは無く、バックルタイプのF1 XTというモデルもあるようなので、そっちにすれば良かったかなぁ、等と今更ながらに思っているところです。

サマーゲレンデで御怪我されたようで、心配しておりましたが、快方に向かっているようで何よりです。
やはり、サマーゲレンデは天然雪と比べると怪我のリスクが高いですね。
セントメリースキー場が夏営業を始めたので、私もそろそろサマーゲレンデに行ってみようと考えてましたが、気を付けようと思いますdanger
2023/7/27 20:48
Luskeさん初めまして、スキーを始められる前のアルプスや西黒尾根など私には異次元の山行記録、楽しく・羨ましく拝見させて頂いてました。
当日、心字雪渓(下)でシートラで登ってくる方とスライド&少々会話したのですがLuskeさんだったのでしょうか?。であれば、もっとお話聞かせていただきたかったのに残念至極です(涙)

またどこかの山でお会いできる日を楽しみにしております。
2023/7/27 12:19
ken1586さん、こんばんは
22日に心字雪渓を登っている最中、何名か登山者の方々とお話しさせて頂きましたが、その中にken1586さんも居られたようですね。
鳥海山の記録を始め、ken1586さんの記録は何度か拝見させて頂いた事がありますので、私ももっとお話ししたかったものです。
鳥海山にはよく通っているので、今後、またお会いする機会があると思いますが、その際は宜しくお願い致します
スキーを始めてからは近場の山ばかりで、アルプスや西黒尾根などは御無沙汰となってしまいましたが、機会があれば、また行きたいものものです。
昔みたいに1週間ぐらいかけて縦走とかしてみたいとは思っているのですが、スキーの便利さと楽しさを知ってしまうとなかなか気力が湧きません^^;
2023/7/27 20:52
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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