北海道山行6日目 7羅臼岳

2023年07月17日(月) [日帰り]

• GPS: 06:07
• 距離: 13.8km
• 登り: 1,491m
• 下り: 1,472m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:34
• 休憩: 0:31
• 合計: 6:05

4:31 木下小屋
5:42 5:43 弥三吉水 天場
5:50 5:50 極楽平
6:25 6:25 銀冷水 天場
6:42 6:42 大沢
7:10 7:10 羅臼平
7:21 7:26 岩清水
7:45 7:47 羅臼岳直下の岩場
7:53 8:05 羅臼岳
8:08 8:13 羅臼岳直下の岩場
8:25 8:25 岩清水
8:33 8:33 羅臼平
8:50 8:50 大沢
9:01 9:01 銀冷水 天場
9:34 9:34 極楽平
9:40 9:45 弥三吉水 天場
10:34 10:35 木下小屋
10:36 ゴール地点

天候

曇り時々小雨　上部濃霧強風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

木下小屋の駐車場

コース状況／危険箇所等

頭上注意　ダケカンバ等の低木枝で何度も頭を打ちました

写真

7/17 4:30

前日は木下小屋に宿泊（素泊まり2500円）他2グループと1名
夜は皆で管理人の熊談義を聞いたり楽しい時を過ごしました。
翌日の利尻岳のため早々の出発

7/17 4:33

うっそうとした知床の森　登山道の脇はシャクナゲのような灌木が生えていて不思議な感じ、ジグザグと登っていく

7/17 5:05

尾根に出て見晴らしは・・、下に厚い雲があってオホーツクは望めませんでした。

7/17 5:08

しばらくは緩やかな登りで歩きやすい

7/17 5:40

ダテカンバが登山道に根の様に張り出しています

7/17 5:42

水場　弥三𠮷水

7/17 5:42

水量は十分　周りに休憩スペースがあります

7/17 5:49

少し上がって極楽平　平坦な区間が1kmほど

7/17 6:08

仙人坂　ここから急登かと思ったがそれほどでもない

7/17 6:12

少しだけ石の階段がありました

7/17 6:24

銀冷水　

7/17 6:38

ここからが本当の登り坂です

7/17 6:38

しかしガスで見えないな

7/17 6:46

雪が残っていました

7/17 6:57

沢沿いを登って行きます。降りてくる登山者も結構いました。

7/17 6:48

チシマクモマグサ　初めて見た。

7/17 6:58

エゾツツジ　

7/17 7:05

沢を登り切って少し行った所がテン場の羅臼平、テントが1張りありました。

7/17 7:10

これが熊対策フードボックスか、
風も強く寒い。

7/17 7:17

低いハイマツが茂る登山道でこの鳥がしばらく道先導をしてくれました。ギンザンマシコかな？

7/17 7:12

小さなこの花は？

7/17 7:28

メアカンキンバイ

7/17 7:30

しばらく平坦だった道が登って行くと岩から染み出た水がしたたる水場

7/17 7:30

しかし水量はわずか・・

7/17 7:37

その先からお花畑　こんな天気の日には花しかないね。
エゾツガザクラの赤ピンクが映える

7/17 7:37

チングルマ

7/17 7:38

ミネズオウ

7/17 7:39

段々急になってきます。

7/17 7:39

7/17 7:41

岩場に青いペンキマーク

7/17 7:45

頂上はまだ先か

7/17 7:54

あれかな

7/17 7:54

イワブクロも毛が付いています

7/17 7:54

7/17 7:55

イワヒゲ　露がついてかわいい

7/17 7:57

山頂は岩場の先か

7/17 7:59

山頂です。登山口から3時間半できました。
風が強く立っていたら転落しそう。長居は出来ません早々退散

7/17 8:01

さらば羅臼岳
下りは花を愛でながら

7/17 8:16

ピンクのエゾツガザクラ

7/17 8:34

メアカンフスマ

7/17 8:38

シナノキンバイ

7/17 8:52

エゾオトギリ

7/17 9:33

大夫下ってきました。
水平に枝を伸ばすダケカンバ

7/17 9:36

頭上注意　帽子必着

7/17 9:47

イチヤクソウ

7/17 9:50

少しガスが取れてきたかな

7/17 10:01

最後は知床の森を楽しんで下りました。

7/17 10:22

7/17 10:23

7/17 10:34

到着です。午前中に戻ってこれました。
さあ稚内へ向かいましょう。

撮影機器：

PENTAX K-3 Mark III Premium Kit ペンタックス

感想

y-urano

北海道山行6日目

7/11に北海道に来てから翌日からの山行も6日目連続して山に登っている。
しかし晴れの天気はなくこの日も雨覚悟の山行になった。

羅臼岳は熊の巣窟の知床の山、当初はやだなと思って来たのだが、昨日知床で車ではあったが遭遇して、相手は草を食べるのに夢中で、人様のことなど眼中にない様子だった。これを見たことで変な恐怖心はとれた。スプレーも持ってきたしとゆとりを持って出発出来た。

出発が4時半天気が曇天とあって歩き出しの森の中は露で暗かった、脇に生えているシャクナゲのような光沢のある葉の植物にの中を進んで行く。
ジグザグに登って尾根に取り付くとしばらく緩やかな登山道が続く、この山も標高差があるので早く高度を稼ぎたいがなかなか標高はあがらない。
本格的に登りに入ったと感じたのは大沢から羅臼平と、羅臼岳山頂までの直下の岩場の急登くらいだった。

大沢から登って行くと、霧の中から外人の4人家族が父親が子供を肩車にして現れた。その後にも数組の登山者のグループが下ってきた。
大沢を登り切ったところが羅臼平だが、ここに来ると風が強く体が冷えてきた。
カッパを上下来て霧雨のなかをハイマツ帯を進んで羅臼岳直下まできた。

羅臼岳直下の登りは、途中から岩場に変わってどこまで登ったら山頂なのか、深い霧の中登ってもまだ先があるみたいな感じ、くじけそうになるがちょうどその辺りからお花畑になってきて目を楽しませてくれた。

ガスの中、岩岩の痩せ尾根になった先が山頂だった。
しかし風が強く気を抜いたら反対側に転落しそうになる。
さっさと写真を撮って下ることにした。

下りはダケカンバの樹林帯で何度も枝に頭をぶつけた。
帽子を被っていて良かったと思った。
できれば太陽がふりそそぐ中、明るい知床の森を堪能したかった。

次は今回の一番目標の利尻岳に向けて、車で稚内を目指して明日の始発のフェリーに乗ろうと向かった。