鹿島槍ヶ岳 テント泊


- GPS
- 11:34
- 距離
- 22.2km
- 登り
- 2,281m
- 下り
- 2,234m
コースタイム
- 山行
- 6:38
- 休憩
- 1:48
- 合計
- 8:26
天候 | 1日目:晴れのち雨 2日目:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山口前の無料駐車場を利用。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
概ね良好。全体的に危険箇所は無し。 夜中の雨により岩が濡れている場所は滑りやすい。 |
その他周辺情報 | 柏原新道駐車場に仮設トイレ有り。 無料駐車場は深夜12時頃に満車。 種池山荘、冷池山荘は通常営業中。 |
写真
感想
鹿島槍ヶ岳へ行きました🙂
金曜の夜10時30分、柏原新道登山口周辺の駐車場は8割以上が埋まっていた。なんとか駐車してホッとする。前夜でこの数は大盛況だ。その後スグに寝たが12時頃には満車になっていただろう。扇沢周辺の外気温は18℃程度で駐車場は仮設トイレが設置されており、快適に車中泊することができた。翌朝、5時過ぎには沢山の登山者が入山。賑やかな雰囲気の中、準備運動をして出発した。
柏原新道は主にゆるやかな登り基調のトラバースだった。所々崖や岩場があり注意が必要な場所もあるが、尾根が日差しを遮ってくれるので快適に進むことができた。鉄砲坂を登ると種池山荘に到着。速攻でポカリスエットをガブ飲みして一服休憩。有名なピザを食べてみたかったが、時間が早いので諦めた。
爺ヶ岳へは稜線を直登する。それなりの高度差だが綺麗な景色の中、涼しくて心地良い風が当るので気持ち良く登ることができた。中峰・北峰辺りからは西側の斜面をトラバースする形となった。種池山荘方面へ向う登山者が多く、細い道だったのですれ違いに気を遣った。グッと標高を下げてコルを通過すると冷池山荘に到着。テントの受付を済ませてからポカリスエット・賞味期限切れのコーラを購入し、さらに水1Lを補給。今回の山行中最大重量となったザックを背負い、10分先にあるテン場へ向う。早く出た甲斐もあり、テン場にはテントが3張り。冷池山荘のテン場は岩と傾斜が多く、マトモな場所が極端に少ない。平坦な場所にテントを張ることができて、本当にラッキーだった。
テントで1時間程休んでから鹿島槍ヶ岳へ向かった。基本的には稜線歩きだが、目の前には布引山がそびえ立つ。ジグザグのザレた登山道を一生懸命登り布引山の頂上に立つと鹿島槍ヶ岳がドーンと姿を現した。何度も立ち止まっては写真を撮ってしまいなかなか進まない。さらに、足下には沢山の花が群生していてそっちも気になってしまう。今まで登った山の中で花の種類が一番多かったと思う。そんな感じで山歩きを堪能していると鹿島槍ヶ岳山頂に到着。標識と記念撮影を済ませ、しばし山頂からの景色を楽しむ。雲が多めではあったが、この前登った五竜岳や白馬岳、剱岳から立山連峰と北〜西の山々を見渡すことができた。山頂でのんびりできるのもテント泊のイイところだと思う。景色に満足したところで、ノンビリとテン場へ戻った。
翌朝、東側には地平線ならぬ雲平線が広がっていた。真っ赤な太陽が顔を出したところでテントを撤収。夜中に降った雨でテントが濡れていたが、とても気持ち良い朝なので気にならない。トイレが遠くテントの張り難い場所だったが、景色はとても良いテン場であった。
爺ヶ岳を過ぎて種池山荘が見える場所まで来ると、槍ヶ岳や穂高連峰、立山連峰、剱岳、鹿島槍ヶ岳まで見ることができた。種池山荘まで伸びる稜線も美しく、本当に綺麗な場所だと思った。種池山荘で再度ポカリスエットガブ飲みして一服。綺麗な景色に別れを告げ、柏原新道をモクモクと下山した。
なかなか長い道のりをテン泊装備だったのでしんどい部分もありましたが、感嘆のため息しか出ない景色を何度も何度も見せてくれた後立山連峰に感謝してます🙂
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