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Yamareco

記録ID: 5779369
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
飯豊山

酷暑に負けず飯豊本山登頂

2023年07月30日(日) 〜 2023年07月31日(月)
 - 拍手
nobunaga288 その他1人
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
17:52
距離
25.0km
登り
2,363m
下り
2,317m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:08
休憩
2:19
合計
10:27
3:17
9
3:34
3:34
35
4:09
4:14
17
4:31
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33
5:04
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20
5:25
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31
5:56
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17
6:13
6:19
12
6:31
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40
7:11
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11
7:28
7:30
52
9:21
9:22
40
10:02
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8
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7
10:17
10:17
4
10:22
12:13
31
12:44
12:45
18
13:03
13:05
18
13:24
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29
13:52
2日目
山行
6:59
休憩
1:56
合計
8:55
13:52
27
4:09
4:09
14
4:23
4:28
3
4:32
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14
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21
5:07
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7
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13
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5:46
12
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4
6:03
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18
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17
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6:43
2
6:45
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16
7:01
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7:22
8:20
4
8:25
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6
8:31
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7
8:38
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17
8:56
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9:54
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10:06
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10:40
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10:52
10:56
13
11:09
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13
11:22
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11:39
11:44
11
11:56
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11
12:07
12:16
21
12:37
12:37
7
天候 1日目 晴れて酷暑
2日目 晴れ時々曇
過去天気図(気象庁) 2023年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
御沢野営場に駐車。土曜日からの泊まり組が多いが余裕を持って駐められた。夕方に到着したため凶暴なアブの大群に襲撃されパニックになった。
コース状況/
危険箇所等
剣ヶ峰の岩場は要注意。滑落の危険はもちろんだが、休憩できる日陰が全く無い中で結構な長さの緊張を強いられるため、夏場は熱中症に注意が必要だと思う。
その他周辺情報 下山後にいいでの湯で汗を流した。500円。モンベル会員にはコーヒーまたは温泉卵のサービスがある。
さあスタート。
2023年07月30日 03:34撮影 by  Pixel 6a, Google
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7/30 3:34
さあスタート。
白んできた。
2023年07月30日 04:31撮影 by  Pixel 6a, Google
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7/30 4:31
白んできた。
夜明け。
2023年07月30日 04:55撮影 by  Pixel 6a, Google
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夜明け。
期待もランチパックも膨らむ。
2023年07月30日 05:42撮影 by  Pixel 6a, Google
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7/30 5:42
期待もランチパックも膨らむ。
稜線を望めるところまで登って来た。
2023年07月30日 06:09撮影 by  Pixel 6a, Google
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7/30 6:09
稜線を望めるところまで登って来た。
冷たくて美味しい湧き水で喉を潤しホッと一息。
2023年07月30日 06:13撮影 by  Pixel 6a, Google
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7/30 6:13
冷たくて美味しい湧き水で喉を潤しホッと一息。
いい天気だね。
2023年07月30日 06:39撮影 by  Pixel 6a, Google
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7/30 6:39
いい天気だね。
両手を使って岩場を攀じ登る。
2023年07月30日 06:51撮影 by  Pixel 6a, Google
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7/30 6:51
両手を使って岩場を攀じ登る。
剣ヶ峰の岩場。結構な緊張を強いられた。
2023年07月30日 07:00撮影 by  Pixel 6a, Google
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7/30 7:00
剣ヶ峰の岩場。結構な緊張を強いられた。
この表示の上下に岩場が続く。
2023年07月30日 07:12撮影 by  Pixel 6a, Google
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7/30 7:12
この表示の上下に岩場が続く。
こんな感じ。
2023年07月30日 07:29撮影 by  Pixel 6a, Google
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7/30 7:29
こんな感じ。
剣ヶ峰を超えるとすぐに三国小屋。休憩には良いのだが日陰が無いのが辛い。
2023年07月30日 07:38撮影 by  Pixel 6a, Google
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7/30 7:38
剣ヶ峰を超えるとすぐに三国小屋。休憩には良いのだが日陰が無いのが辛い。
お花天国の始まり。
2023年07月30日 08:36撮影 by  Pixel 6a, Google
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お花天国の始まり。
2023年07月30日 09:24撮影 by  Pixel 6a, Google
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2023年07月30日 09:25撮影 by  Pixel 6a, Google
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2023年07月30日 09:39撮影 by  Pixel 6a, Google
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2023年07月30日 10:15撮影 by  Pixel 6a, Google
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2023年07月30日 10:15撮影 by  Pixel 6a, Google
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秋の先取り。
2023年07月30日 10:16撮影 by  Pixel 6a, Google
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7/30 10:16
秋の先取り。
雪の溶けたところから順に花が咲く。
2023年07月30日 10:18撮影 by  Pixel 6a, Google
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雪の溶けたところから順に花が咲く。
さあ、切合小屋が見えてきた。早めの受付で休憩する。
2023年07月30日 10:20撮影 by  Pixel 6a, Google
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さあ、切合小屋が見えてきた。早めの受付で休憩する。
さあ、登山再開。もう登山道に雪は全くない。
2023年07月30日 12:22撮影 by  Pixel 6a, Google
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さあ、登山再開。もう登山道に雪は全くない。
可憐なチングルマが咲き誇る。
2023年07月30日 12:26撮影 by  Pixel 6a, Google
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可憐なチングルマが咲き誇る。
2023年07月30日 12:27撮影 by  Pixel 6a, Google
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早くに咲いたチングルマはもう綿毛。
2023年07月30日 12:32撮影 by  Pixel 6a, Google
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7/30 12:32
早くに咲いたチングルマはもう綿毛。
姥権現までやって来た。今日はここまで。小屋に帰ろう。
2023年07月30日 13:03撮影 by  Pixel 6a, Google
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姥権現までやって来た。今日はここまで。小屋に帰ろう。
2023年07月30日 13:07撮影 by  Pixel 6a, Google
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山頂を望む。果たして明日登れるか?
2023年07月30日 13:23撮影 by  Pixel 6a, Google
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山頂を望む。果たして明日登れるか?
翌朝は4時前に出発。
2023年07月31日 03:44撮影 by  Pixel 6a, Google
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翌朝は4時前に出発。
朝焼けと飯豊本山。
2023年07月31日 04:14撮影 by  Pixel 6a, Google
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朝焼けと飯豊本山。
東の空が美しい。
2023年07月31日 04:20撮影 by  Pixel 6a, Google
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東の空が美しい。
さあ、ここからが本番。
2023年07月31日 04:45撮影 by  Pixel 6a, Google
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さあ、ここからが本番。
雲海に浮かぶ山々。
2023年07月31日 05:06撮影 by  Pixel 6a, Google
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雲海に浮かぶ山々。
2023年07月31日 05:07撮影 by  Pixel 6a, Google
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切れ込んだ谷のアルプスの雪渓とは違うたおやかな表情が飯豊山らしい。
2023年07月31日 05:10撮影 by  Pixel 6a, Google
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切れ込んだ谷のアルプスの雪渓とは違うたおやかな表情が飯豊山らしい。
本山小屋に到着。
2023年07月31日 05:12撮影 by  Pixel 6a, Google
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本山小屋に到着。
2023年07月31日 05:14撮影 by  Pixel 6a, Google
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2023年07月31日 05:14撮影 by  Pixel 6a, Google
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こじんまりしたかわいい小屋。
2023年07月31日 05:15撮影 by  Pixel 6a, Google
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こじんまりしたかわいい小屋。
周りはぐるりとこんな風景。
2023年07月31日 05:18撮影 by  Pixel 6a, Google
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周りはぐるりとこんな風景。
2023年07月31日 05:18撮影 by  Pixel 6a, Google
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山頂は目前。
2023年07月31日 05:21撮影 by  Pixel 6a, Google
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山頂は目前。
さあ到着。
2023年07月31日 05:33撮影 by  Pixel 6a, Google
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さあ到着。
お約束の三角点タッチ。
2023年07月31日 05:33撮影 by  Pixel 6a, Google
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お約束の三角点タッチ。
酷暑に負けず成し遂げた。
2023年07月31日 05:38撮影 by  Pixel 6a, Google
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酷暑に負けず成し遂げた。
お花も祝ってくれているよう。
2023年07月31日 05:51撮影 by  Pixel 6a, Google
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お花も祝ってくれているよう。
さあ下山。
2023年07月31日 05:58撮影 by  Pixel 6a, Google
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さあ下山。
2023年07月31日 06:01撮影 by  Pixel 6a, Google
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2023年07月31日 06:05撮影 by  Pixel 6a, Google
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近景にお花畑、遠景に雪渓。癒やされる光景。
2023年07月31日 06:16撮影 by  Pixel 6a, Google
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近景にお花畑、遠景に雪渓。癒やされる光景。
2023年07月31日 06:23撮影 by  Pixel 6a, Google
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振り返って名残りを惜しむ。
2023年07月31日 06:53撮影 by  Pixel 6a, Google
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振り返って名残りを惜しむ。
登山口まで戻って来た。
2023年07月31日 12:36撮影 by  Pixel 6a, Google
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登山口まで戻って来た。
最後の林道歩き。お疲れ様でした。
2023年07月31日 12:37撮影 by  Pixel 6a, Google
7/31 12:37
最後の林道歩き。お疲れ様でした。
撮影機器:

感想

 昨年は槍ヶ岳と剱岳に登り、テクニカルな面で難度の高い山を制覇することができた。
 百名山も78座となり、これから先はアプローチの長い体力的に厳しい山が多く残っている。
 今後は避難小屋泊まりも視野に入れた計画と準備が必要になってくる。そこで2週間前の越後駒ヶ岳に続いて飯豊山登山を計画した。切合小屋は避難小屋でも食事が出るのでありがたい。ここをベースに飯豊本山を往復するプランだ。
 盛夏の時期のロングコースなのでとにかく早出、涼しいうちに標高を稼いで少しでも消耗を抑えることが重要だ。そして体力的に余裕があれば1日目のうちに山頂を往復することも考えていた。
 しかしここのところの全国的な酷暑はここ飯豊山でも同じことで、さらにしばらく雨も振っていないらしく暑さは半端ない。途中の水場がしっかり機能していることは良かったのだが、さらに念のため飲料水の他に暑さ対策のポカリスエットと凍らせた2リットルのお茶のペットボトルをザックに入れて出発した。
 早朝出発のおかげで順調に進み、水場で一息入れたまでは良かったが、その後の剣ヶ峰の岩場では背後から照りつける太陽に炙られ、三国小屋に着いた時にはかなり消耗し熱中症寸前だった。
 その後は大きくペースダウンし切合小屋に着いた時は本当にホッとした。とりあえず休憩が必要で、時間は早いが受付をしてもらい昼食をとった後に少し昼寝をした。お陰で体力が回復した気がしたので、行けるところまで行ってみようと山頂に向けて再スタートした。だがやはり体調は万全とは言えず足がフワフワしてこれでは無理できない。山頂を望める姥権現まで行ってたところで小屋に引き返すことにしたのだが、この時にはちゃんと登れるか自信を失いかけていた。
 三国小屋はお助け小屋と呼ばれていて、疲れ切って登頂を諦めた登山者がそこで泊まって下山するという話を聞いたことも頭にあった。
 しかし、切合小屋の優しい管理人さんに明日の涼しいうちに登れば大丈夫だと励まされ、夕食の美味しいカレーをおかわりしてやっと明日への活力と勇気が湧いてきた。

2日目、朝食はお弁当にしてもらい4時前に出発した。管理人さんの言う通り涼しいと足が進む。まだ薄暗いうちに姥権現を通過し、飯豊本山への最後の急登もしっかり歩くことができた。
 夜が明けるとそこはお花畑と雪渓と遠く遠くまで続く大きなスケールの稜線の風景はこれぞ飯豊山。頑張って登ってきて本当に良かった。もし諦めて途中で帰っていたら、この素晴らしい風景を見ることも無いので、飯豊山の厳しさだけを思ってきっと嫌いになっていただろう。
 飯豊山は厳しさを乗り越えてこそ得られるご褒美がたっぷりの山だ。そしてもう一つ、山小屋の管理人さんたちは皆さん飯豊山を愛してみえる本当に優しい素晴らしい方たちばかりだ。皆さんぜひ飯豊山にチャレンジして下さい。 

追記
 御沢登山口では、出発の3分後には道迷いした。駐車場の突き当りのチェーンのあるところが登山口だと思い込んでいたが、進むとおかしいなと気づいた。ヤマレコの軌跡を見ても結構な人が同じ間違いをしているようだ。
 実際は駐車場の右手、野営場までの道路の延長上にあるチェーンのところから先に進まなければならない。
特に暗いうちに出発して間違えるとかなりあせることになる。お気をつけて!

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訪問者数:486人

コメント

飯豊山はかなり厳しいと言うことですね。この夏に出かけようと思っています。切合小屋に泊まるか本山小屋に泊まるか迷っています。食事を作る道具まで持つと重量が増えます。若ければテントでしょうが、この年だと無理です。なんとかがんばってみます。レコ参考にして登りたいと思います。
2023/8/2 23:12
kurotyanさん
コメントありがとうございます。
お天気次第でしょうか。今年の酷暑は異常です。暑さが落ち着けば随分状況は変わると思います。
それにしてもこの厳しい飯豊山を日帰りで登る人たちには驚かされます。自分の脚力に合った余裕のある計画を立てなければいけませんね。
切合小屋は快適でした。結果的に切合小屋泊で翌日登頂して下山の計画は正解でした。おっしゃるように食事が出るのは大きいです。
途中で出合った方は、三国小屋で1泊後、本山小屋でテント泊で登ってみえました。ユックリ登ればそれだけ山を楽しめるし、少々荷物が重くても大丈夫かも知れません。
どうぞご自分に合った計画でご安全に。登頂成功をお祈りしています。
2023/8/3 4:55
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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ハイキング 飯豊山 [2日]
飯豊山 弥平四郎登山口周回
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
雪山ハイキング 飯豊山 [日帰り]
飯豊山の日帰りコース(有雪期)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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