羅臼岳 ヒグマの庭知床連山岩尾別登山道

2023年08月01日(火) [日帰り]

• GPS: 07:51
• 距離: 14.5km
• 登り: 1,532m
• 下り: 1,523m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:40
• 休憩: 1:09
• 合計: 7:49

6:35 ホテル地の涯
6:39 6:41 木下小屋
7:56 7:56 弥三吉水 天場
8:04 8:04 極楽平
8:44 8:44 銀冷水 天場
9:00 9:03 大沢
9:39 9:39 羅臼平
9:52 9:53 岩清水
10:21 10:22 羅臼岳直下の岩場
10:30 10:52 羅臼岳
10:56 10:58 羅臼岳直下の岩場
11:14 11:15 岩清水
11:25 11:59 羅臼平
12:20 12:21 大沢
12:37 12:37 銀冷水 天場
13:10 13:10 極楽平
13:17 13:17 弥三吉水 天場
14:18 14:20 木下小屋
14:21 14:21 ホテル地の涯
14:24 路駐箇所

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 船

■7月29日（土）12時00分新潟港発　新日本海フェリー「はいびすかす」
■7月30日（日）4時30分小樽港着
大雪山旭岳ロープウェイ山麓駅〜姿見駅
強風（姿見駅風速10m）のため旭岳9合目まで
国民宿舎トムラウシ温泉東大雪荘泊
■7月31日（月）
悪天候のためトムラウシ山登山を取りやめ
しほろ温泉プラザ緑風泊
■8月1日（火）
岩尾別温泉地の崖の駐車場満車のため路駐
羅臼岳登山
ルートイングランディア知床ー斜里駅前ー泊
■8月2日（水）
清岳荘駐車場
斜里岳登山
ルートイングランディア知床ー斜里駅前ー泊
■8月3日（木）
雌阿寒温泉登山口駐車場
雌阿寒岳登山
ラビスタ大雪山泊
■8月4日（金）
7月30日よりさらに強風のため大雪山旭岳登山取りやめ（姿見駅風速14m）
17時00分小樽港発　新日本海フェリー「あざれあ」
■8月5日（土）9時15分新潟港着

コース状況／危険箇所等

■登山口より原生林を抜けて大沢を登ると森林限界の羅臼平に至る。羅臼平ではテン泊もできる様で熊を寄せつけないようにフードロッカーが設置されている。
■羅臼平から平原をしばらく歩くと山頂までは岩稜帯となりストックをしまって登る。
■ヒグマ遭遇は絶体絶命。熊鈴又はラジオは必須アイテムなので熊鈴を高らかに鳴らして登った。

その他周辺情報

■秘境知床の温泉宿「地の涯」
岩尾別登山道の入口で施設建物の右側を通りぬけると登山口がある。
日本で唯一の泊まれる世界自然遺産というふれ込み。宿泊していないので詳細は不明。

写真

7/31 17:36

前泊した「しほろ温泉プラザ緑風」にて安全登山を祈念して乾杯！！

8/1 2:41

トムラウシから下りて翌日雌阿寒岳に登る計画だったので利便を考えてその移動行程の中間地点でとった宿だった
しかし天気予報から判断して計画変更して翌日は羅臼としたため登山口までの長距離移動を踏まえて早朝2時40分に出発する

8/1 6:29

3時間半ちょいかけて岩尾別登山口に到着したが秘境知床の宿「地の崖」前の狭い駐車場はすでに満車だったので路駐する

8/1 6:35

秘境知床の宿「地の崖」施設の右を通り抜けると登山口がある

8/1 7:00

原生林を歩く

8/1 8:02

極楽平

8/1 8:24

仙人坂

8/1 8:41

銀冷水 水場かな？

8/1 8:47

羽衣峠

8/1 8:56

原生林を抜けると大沢入口 ここから沢を登り上げていく

8/1 8:59

これから登る大沢を見上げる

8/1 9:13

途中で登ってきた大沢を振り返る

8/1 9:16

チシマギキョウ

8/1 9:22

イワブクロ

8/1 9:25

大沢の登りもあとわずか 後ろにはオホーツク海が見える

8/1 9:32

大沢を登り上げた羅臼平から見る羅臼岳

8/1 9:39

ヒグマが開けられないように造られたフードロッカーはテン泊の時などに食料をここに保管する

8/1 9:54

岩清水分岐

8/1 10:27

岩清水分岐からやがて岩稜地帯となる

8/1 10:30

山頂付近は岩々の岩登りで矢印に従って登る

8/1 10:33

羅臼岳山頂の到着

8/1 10:35

快晴の羅臼岳山頂 この時は下にガスがかかっていて知床半島は良く見えなかった

8/1 10:53

山頂から少し下りたところでガスが晴れてきたので知床半島を望む

8/1 11:16

羅臼岳山頂から平原を下る

8/1 11:34

羅臼平で羅臼岳をバックにしてカップ麺を食べる 環境調査隊の方々はここで2泊するそうでヒグマにはくれぐれも気を付けて下さい

8/1 11:35

カップ麺は定番

8/1 13:11

下山途中で羅臼岳を振り返る 登っている時はガスで見えなかった

8/1 14:20

まさかヒグマに出会うことはあるまいと思いながらも登山中に遭遇した話を聞くので万が一の可能性も無くも無く恐怖に怯えながらも無事に下山して安堵する

8/1 17:26

ヒグマの家羅臼を制して乾杯！

感想

sunvito

この日は雌阿寒岳を登る予定だったが天気予報から判断して羅臼岳に変更した。宿泊した宿からは推定4時間の長距離移動となるため午前3時出発の予定とした。北海道に梅雨は無いとはいえ、8月初旬の天候は荒れることが多い。

登山口となる「地の崖」前の駐車場は満車で路駐となったが、このことで多くの登山者が訪れていることがわかりヒグマに対する恐怖心が少し和らぐ。

天気予報どおり知床は晴れて暑い山行となったが、羅臼から知床半島やオホーツクを望むなどの眺望があった。

登山中でもヒグマの目撃情報をちょいちょい聞くので恐怖心がつのっていく。ヒグマの住み家におじゃましているので鈴をジャラジャラ鳴らして警戒しながら登ったからか幸い家主に出会うことは無かった。

羅臼までの道のりは遠かった。道東は釧路湿原や地平線を望む開陽台や多和平に代表されるように広大な地である。北海道はでっかい道！