大山 視界10m
- GPS
- 06:03
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 1,035m
- 下り
- 1,022m
コースタイム
- 山行
- 4:01
- 休憩
- 2:01
- 合計
- 6:02
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
2015年2回目の大山です
「てんきとくらす」では晴れの予報ですが、風が強く登山指数はCとなっています。状況しだいでは、6合目あたりで撤退を覚悟し出発。
駐車場から見ると山頂は、厚い雲に覆われ、しかも雲の動きが速いためかなりの強風が予想されます。帰りはスノーシューで6合目から元谷へ下山しようかと考えていましたが、風でスノーシューが煽られるのではと思い、持って行きませんでした。
登山道は、新雪が積もっていますがトレースがしっかりついており、比較的楽に登れます。土曜日ということもあり、多くの方が登っておられました。
4合目でアイゼンを装着しましたが、6合目までなら無くても登れそうでした。
降りてこられた方の話では、8合目以上は強風とガスで何も見えないとのこと。
いつもなら6合目でアウターなどを着るのですが、風の弱い5合目でバラクラバやゴーグルを準備、寒くなる前に対策をしておきます。
森林限界を超えると、そこそこの風が吹いてきました。スキーやスノボの人はこのあたりが限界でしょう。ここから上は、視界が悪く危険です。
多くの方が7合目あたりで撤退されたようです。ガスが濃く視界が悪いですが、風が強いといっても、それほどではないため目印の青い棒を見落とさないようにゆっくり登っていきます。
8合目を過ぎると、視界は10m程度。北壁側に落ちないよう慎重に進みます。写真を撮ろうにも、真っ白の世界で、しかもゴーグル越しにファインダーをのぞいているため、どこにピントが合っているのかわかりません。
目印を見失ったら、しばらく立ち止り視界が回復するまで待ちます。ひとつ先の目印が、かろうじて見える程度の視界です。風は強いが、吹雪いていないのでそれほどつらくはありません。
やっと避難小屋に到着。3時間近くかかってしまいました。夏の倍くらいの時間がかかっています。山頂碑はどこにあるのか、さっぱりわかりません。この視界では、南壁の境目もわからないため危険です。小屋で休憩することにします。
小屋の中は、真っ暗でヘッドランプが必要です。最近、サーモスの山専ボトルを使っていますが、なかなかの優れ物で、自宅でお湯を入れて5時間以上経過しているのにカップラーメンを作るには十分な温度が保たれています。バーナーでお湯を沸かす手間もなく、日帰り登山にはちょうど良いです。
昼食後、もう一度山頂へ行ってみましたが視界は一向に回復しません。何も見えないので、早々に下山することにしました。
頂上大地は、迷いやすいので目印を見失わないよう確認しながら進みます。何人かの登山者とすれ違いました。
6合目まで降りると、視界は回復し大山寺集落が見えてきました。下界は予報通り晴れているようです。
5合目からは、登山道を外れブナ林を下りました。スノーシューを持ってこなかったのでつぼ足ですが、沈み込みは少なく快適に歩けます。シリセードも楽しめました。
2合目辺りまで来ると、雪も緩みひざ位まで埋まります。融けた樹氷が落下してきて、頭に当たります。フードを被り防御しました。阿弥陀堂まで下り登山道に合流。
楽しい登山が出来ましたが、やはり山は晴れている方が良いですね。
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