蔵王山（地蔵岳〜熊野岳〜刈田岳）

2015年01月25日(日) [日帰り]

• GPS: 03:55
• 距離: 8.5km
• 登り: 418m
• 下り: 411m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:11
• 休憩: 0:40
• 合計: 3:51

11:43 蔵王地蔵尊
11:55 11:55 地蔵山
12:11 12:11 ワサ小屋跡分岐
12:34 12:38 熊野岳
12:41 12:45 蔵王山
12:55 12:57 馬の背分岐
13:06 13:06 馬の背
13:26 13:26 蔵王レストハウス内避難小屋
13:31 13:56 刈田岳
14:21 14:21 馬の背
14:34 14:34 馬の背分岐
14:43 14:43 熊野岳避難小屋
14:45 14:45 熊野十字路分岐
15:02 15:03 ワサ小屋跡分岐
15:17 15:17 地蔵山
15:30 15:34 蔵王地蔵尊
15:34 15:34 地蔵山頂駅
15:34 ゴール地点

天候

ガス時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

●クルマ
蔵王ロープウェイ山麓駐車場（1000円／日 ※平日は無料）

●ロープウェイ
蔵王山麓駅〜樹氷高原駅〜地蔵山頂駅（往復2600円）
　

コース状況／危険箇所等

【登山ポスト】
ロープウェイ地蔵山頂駅にあり。トイレもあります。

【コース状況】
●コース全般
・危険箇所は特にありません。
・広い雪原が続くため悪天時はホワイトアウトに注意。
地蔵山頂駅から刈田岳までコース上には道迷い防止の木のポールが
数メートル間隔で立てられていますが、一部途切れている箇所もあるので
ホワイトアウト時は注意が必要です。
・アイピケは必要ありません。スタートからワカンを使用しました。

●地蔵山頂駅〜地蔵岳
地蔵山頂駅からスキー場のロープを越えて地蔵岳の斜面に取り付きます。
15分ほど登ると地蔵岳山頂に到着です。
山頂駅から森林限界を超える地蔵岳山頂手前までのモンスターが見どころ。

●地蔵岳〜熊野岳
地蔵岳からワサ小屋分岐まで緩やかに下り、ワサ小屋分岐から熊野岳山頂まで
高低差およそ140mの登りとなります。
ポールは東側から巻いて避難小屋経由で山頂に達するように付けられていますが、
途中から直登しました。

●熊野岳〜刈田岳
熊野岳山頂から馬の背方面への歩き出しがホワイトアウト気味だったため、
少し進行方向に迷いコンパスで確認しました。
馬の背まで下り晴れていれば進行方向左手に御釜を見ながら平坦な雪原を進みます。
途中、刈田峠方面とルートを分けて右手に避難小屋を見ながら直進し、
わずかに登ると刈田岳山頂に到着です。
　

写真

ロープウェイからの樹氷1

ロープウェイからの樹氷2

ロープウェイからの樹氷3

地蔵山頂駅から地蔵岳を望みます

ワカンを装着してスタートです

地蔵岳に向かう途中から東側の樹氷を撮影。時折青空も見えます

青空だとテンション上がりますね（photo komemame）

ウッドペッカーライクな樹氷

なかなかの発育です

地蔵山頂駅を振り返ります

地蔵山頂駅からわずかに登って地蔵岳に到着

山のポーズって全然歩いてないじゃん！

地蔵岳から熊野岳に向かいます

広い雪原となっています

奥に見えているのは月山でしょうか

こちらは雁戸山かな？

ガスの中に突入です

このように道迷い防止の木のポールが数メートル間隔で立てられています

ワサ小屋跡分岐付近は地蔵岳と熊野岳との鞍部となっているため、特に風が吹き抜けるようでエビの尻尾がすごいです

元は細い木のポールなのにこんなに発育しています

ガスの先にうっすらと熊野岳山頂が見えてきました

のっぺりした熊野岳山頂とガスの間から差し込む太陽の光で幻想的な雰囲気でした

再び視界が開けてきました

貴重な青空

正規ルートは東側から熊野岳山頂に回り込みますがここは直登

ガスの隙間から太陽

すぐにトレースのないところばかり歩きたがるkomemame

山頂まであと少し

熊野岳山頂にある蔵王山神社もほらごらんの通り

熊野岳山頂に到着

ここからガスが一段と濃くなりホワイトアウト気味に

進むべき方向が一瞬分からなくなりコンパスで確認する場面も

ポールと合流してひと安心

刈田嶺神社の鳥居が見えてきました。スゴイことになっています

鳥居の前で山のポーズ

神社内に刈田岳の頂上標がありました

ここでも一応ね

氷の建造物と化しています

氷の神殿のようです

少し休憩。お昼ゴハンです

筋斗雲

まっしろけ（photo komemame）

行きはガスって何も見えませんでしたが帰りに運良く御釜も見られることができました

晴れそうで晴れないもどかしい天気でした

地蔵岳の途中〜刈田岳間は森林限界を超えるため樹氷原ではなく平坦な雪原です

熊野岳までまったり登り返します（photo komemame）

熊野岳の避難小屋

このトンネルの元ネタ何なのでしょうか？鳥居かな？

熊野岳からの帰りはポールに従って下りました

モンスターというよりもエイリアン

イジリー樹氷

こちらはクジラ

地蔵岳まで戻りました

ゆっくり樹氷見物しながら下ります

樹氷原の中に突入

モンスター軍団を間近に

名残惜しいですがそろそろゴール目前です

モンスターとパチリ（photo komemame）

寄りでパチリ

縦位置でパチリ

ニョキリ

開運の鐘を鳴らしてロープウェイで下山です。お疲れさまでした

帰りのロープウェイから

【おまけ】
帰りは知る人ぞ知る人里離れた山奥にある焼肉仙人の名店へ（iphoneで撮影）

【おまけ】
上質なお肉がお手ごろ価格で食べられます（iphoneで撮影）

【おまけ】
焼き焼き（iphoneで撮影）

感想

danyama

凍傷からの復帰2回目となる今回の山行は雪山に挑戦です。
とはいえまだまだピッケルを握るには早過ぎるので、
今の自分にちょうど良さそうな山を検討します。
こんな時にちょうど良い山がありました。
そうです、樹氷のピークを迎えつつある蔵王です。
なかなか晴れにくいエリアですが、日曜日はスッポリと高気圧に覆われ、
天気も充分期待できそうです。

しかし、8時30分頃に蔵王に到着すると予想に反して曇天。
お昼頃から晴れ間が多くなる見込みだったので、
出発を遅らせて2時間ほどクルマで仮眠していると麓は青空が広がり始め、
慌てて準備をしてロープウェイに乗り込みました。

一度凍傷にかかった組織は寒冷に弱く、再び凍傷になりやすいため、
血流を良くする軟膏剤を塗ったり、オーバーグローブの中に
ミニカイロを仕込んだりして、とにかく指先の保温に気をつけました。

結局、天気は思ってたよりも晴れず山の上部はガス基調。
でもガスに巻かれて方向を失いそうなほどのホワイトアウトになったと思ったら、
次の瞬間青空へと変わって、眼下に広がる樹氷原と荒涼とした広い展望の稜線歩きを
楽しめたりと、目まぐるしく変化する状況で飽きることなく歩くことができました。

帰りは前々から山形を訪れる機会がある時にはぜひ！と密かに温めていた
人里離れた山奥にある完全予約制の名店で念願の焼肉。

自宅からはるばる片道400km。その甲斐あって、
遠出ならではの山＆その地のおいしい食べ物を満喫することができました。

コメント

yama_pound

肉
美味しそうですね
完全予約制の店・・・メモっておきます

登山ほうですが微妙な天気なので人が少なかったのですか？？
（写真に他の人に姿がまったく見あたらないので ）

こんなに素晴らしく育ったモンスターを２人だけで楽しめて最高でしたね
（特に神社や鳥居のモンスターが素晴らしい ）

機会があれば冬の時期の訪れてみたくなりました！！
（肉の名店もｗｗ）

komemame

Re: 肉
yama_poundさん

こんばんは〜
yama_poundさん、肉に反応しちゃいましたねっ！！！笑
ほんとに名店ですので、しっかりメモメモです〜

人はけっこういましたよ〜。
あんまり他の方が写真に写らないように撮ってるみたいです。
でもガスに覆われていて、人の気配があまりしなかったのも確かです。
歩いていると、突如目の前に人が現れたりするので、
何度かびっくりしてしまうシーンがありました
平らで白い世界が広がっていて、不思議な空間にいるかのようでした。
神社のモンスターはほんとに絵本の世界に迷い込んんだかのようで。
天気は思わしくなかったですが、また違った味わいのある蔵王でした。

のんびり歩きにはもってこいですので、
お疲れのときなどに、ぜひ