プレ④見市川白水沢左股-平田内川下降


- GPS
- 32:00
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 847m
- 下り
- 738m
コースタイム
②C1(4:30)-コル(10:00)-Co670(12:00)-平田内温泉(16:30)(12h)
天候 | 両日とも終日晴れ。馬鹿暑い沢日和。 |
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過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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写真
感想
プレ②パンケメクンナイ川
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プレ③余別51点沢
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プレ④見市川白水沢左股-平田内川
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本番ペテガリA沢-キムクシュベツ沢
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① 見市大橋(6:30)-Co470(11:00)=C1
2:30に札幌depa、sLの爆速運転で八雲のローソン経由して見市大橋まで3時間半。
見市大橋の左岸側の作業道跡を歩いて10分くらいで入渓。水量は少な目。イワナ沢出合直後の函までの河原はブヨ・アブが体の周りを飛び回っててウザいことこの上ない。しばらくして函到着。明らかに事前に見た写真・動画などと比べて水流弱め。これは行けるのでは?、と色めき立つ一同。sLは左岸を泳いで水流際に行くと立てるところがあり、そこから右岸に飛びつき、からの激泳ぎで突破。お助けを出して後続突破するつもりだったが、その準備中にLは左岸へつって突破。結構バランシーで難しい、いいクライミングだった。結局Lが登ったところをM2人はゴボウで突破。そこから水流に降りるのがちょっと微妙だったのでM2人はザイル持ってゴボウ気味に降りる。Lはザック投げて空身でずりずり落ちてからジャンプ。下がフリクション良く効くので行けた。函に入ってからは基本的には軽い泳ぎで突破できる。最後の滝だけは泳ぎマン徳井が何度トライしてもダメだったので大人しく右岸巻き。簡単。
以降はだるい河原が長々と続く。天気が良くて暑すぎる。こんな中夏道を歩く人はすごいなぁなどと思う。だらだら歩いて11:00にテン場着。左股少し入った左岸に快適テンバ。LとsLでF1にロープをかけに行く。sLがリードして突破。難しそうだったが、ナイスクライミング。下はナッツ2個。中間はハーケン2トライカム1。上はハーケン4。少し左側を直上してから滝の方にトラバースする感じだが、上部は逆層ヌメヌメでスタンスも乏しい感じ。一仕事終えてあとはテン場近くで釣りに勤しむ。いいサイズがたくさん釣れた。初めて釣果をあげた広野は両手にイワナ持ってニコニコ。美味しくいただいた。エッセンはビーフシチュー雑炊。美味い飯食べて17:30くらいに沈。
②C1(4:30)-コル(10:00)-Co670(12:00)-平田内温泉(16:30)
2:30起床。廣野は夜寝ている間にめちゃくちゃ虫に食われたようで顔が腫れていた。ダイソーの洗濯ネットを防虫ネットとして使っていたが、これはダメだと文句を垂れる。到底想定していない用途に使われて文句を言われるダイソーもいい迷惑である。火をつけてクリームシチュー雑炊食べる。美味。いい感じに明るくなってきた4:30くらいにテン場depa。
F1は昨日かけたロープ使ってタイブロックで登る。Lが登っているときにホールドチェックして使うのをやめておいた岩が数秒後に頭上から落ちてきた。怖ひ。少し時間がかかったが全員突破。簡単な小滝いくつか超えてF2到着。左岸のルンゼ状簡単に登れる。少ししてF3、左岸の低いところからいい感じのところを右上に上がる感じで巻く。最後の上がるところが微妙で、後続はお助けで突破。もう少し大きく巻けば普通に行けるかも。
そして二条の大滝に到着。デカくて迫力あり、ついにきたかという感じ。とりあえずテラスまで登ってハーケンでセルフとる。さてどう登ろうかというところ、予定ではテラスから左岸にトラバースして右股の左岸を登る予定だったが結構難しそう、中央のカンテは更にきつそう。左股の水流沿いが意外と行けるか?ということでsLが空身でチャレンジするも水の勢いが強いところを横切ることができず、敗退。Lが予定通りのルートを行こうとするも、まともなプロテクションが取れないため諦める。次でダメなら降りて大きく巻こうという話合いをした後に水流沿いをsLがリード。1度目とは少しだけ違うルートで行き、見事突破。後続はプルージックとセカンドビレイ、ザック引き上げ。とりあえず核心を超えてホッとするが、この滝の突破に2時間以上かけてしまった。ペテガリA沢に向けて少し課題が残る。
その後は小滝何個か、印象に残ったのは樋条のFで、直登は難しそうなので右岸の草付きを小さく巻く。滝が終わると丁寧に地図読みしてコルまで。とにかく北の沢型に間違えて降りないように気をつけながら、左目に平田内側に降りていくと20分くらいで沢型に到達。ここは大島がyabu_skiの名に恥じない、素晴らしい藪漕ぎ&ルーファイを見せてくれた。いやらしいcdをいくつかこなすとCo880。左岸に残置のある滝は、ありがたく使わせてもらってabで対処。それ以外は簡単なcdを繰り返してCo670二股まで。Co670二股はほぼ直線に分かれていて、急に沢が登り始めたような錯覚に一瞬陥って面白い。
以降は泳いだり飛び込んだり。なんせ天気がいいので気持ちいい。Co610の支流手前の二条滝は左岸をウォータースライド。Co460付近の20mFは左岸の木でab。Co400付近の10mFはルームの記録に倣ってハイジャンプ。sLとM2人は左岸の少し降りたところからjump、Lはいけそうなのでということでそれより2~3mくらい上のテラスから大jump。足から入ったつもりだったが微妙に後傾していたようでけつあなに半端ない衝撃。確定してしまった。14~15mくらいの高さはあったと思うがかなりの衝撃で、仮に釜が深くてもこれ以上の高さから飛び込むのは危険そう。漫画『亜人』のラストも納得である。廣野は背面から着水していた。こいつも中々イカれてる。「下りの山スキー部」とはよく言ったもので、夏山でも位置エネルギーで遊ぶのが好きな人が多いのかもしれない。
そこからは河原歩き少しで堰堤まで到着。何やら工事で足場が組まれており、ab要らずで林道に到着。お疲れ様でした。さあ、次はペテガリだ。
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