【8月お盆】白山1泊2日テント泊縦走
- GPS
- 29:56
- 距離
- 31.1km
- 登り
- 2,676m
- 下り
- 2,685m
コースタイム
- 山行
- 7:49
- 休憩
- 3:06
- 合計
- 10:55
- 山行
- 6:26
- 休憩
- 3:29
- 合計
- 9:55
天候 | 1,2日目:快晴、午後から雲・ガスが徐々に発生 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
・松任駅近くの白山グランドホテルにて前泊 ・松任〜市ノ瀬、市ノ瀬〜別当出合:バス |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特になし、全体的に良く整備されている |
その他周辺情報 | 市ノ瀬に日帰り入浴できる宿あり |
写真
感想
1泊2日とそんなに長い山行ではなかったのですが、ベースキャンプ型にすることで広範囲に行動することができ、大変満足できました!
以下、白山への山行を検討される方へ共有しておくと良い点を3つご紹介いたします。
【1.昼食提供場所なし】
白山には
・南竜山荘
・白山室堂
・白山雷鳥荘
の3つの山小屋がありますが、どこも宿泊者以外への食事提供はしていません。
例えば北アルプスの山小屋なんかですと大抵どこも軽食としてカレーや牛丼などの食事をお昼に提供していたりしますが、それがありません。なので、テント泊の場合は朝晩だけでなく昼食分も自分で持ってくる必要があります。
ただ、売店としてカップラーメンやカロリーメイトを売っていたりしていますので、最悪食料が足らず飢える…なんてことはありませんが、要注意ポイントです。
【2.南竜ヶ馬場〜室堂間のルート】
テン場である南竜ヶ馬場から室堂へは
・展望歩道
・トンビ岩コース
・エコーライン
などのいくつかのルートがあります。
今回、僕はこの全てを通ったのですが、一番のおすすめはエコーラインです。
まず展望歩道ですが、こちらは1日目の下り、2日目の上りで通りました。
確かに展望歩道と言うだけあって東にはアルプスが見えたりもするのですが、茂みが深かったりして展望があるのは全体の半分程度です。また、上り序盤の湿地エリアでは一部ぬかるんでるところがあったりするので転倒リスクがあります。良い眺めなら山頂からでも十分楽しめますので、何もこのルートを選ぶ理由も特にないな、という感想です。
次に1日目の上りに通ったトンビ岩コースですが、こちらは尾根ではなく谷線を進みます。なので、展望もそこまで良くなく、何よりも風が通りにくいので夏場はかなり暑いです。確かに道中にあるトンビ岩はユニークで面白いのですが…わざわざ見に行くまでのものか?と言われると微妙です笑
最後に、2日目の下りで通ったエコーラインですが、コレが一番オススメです。まず道全体が木道or石段になっていてあるきやすく、急登やぬかるみもありません。尾根を進むので風も通り展望も良く、何より室堂近くになると弥陀ヶ原のお花畑を楽しめます。小学生含むファミリーも見かけましたが、たしかにこのルートならお子さん連れでも安心して楽しめます。
というわけで、テン場〜山頂の移動はエコーライン一択です
【3.快適なテン場】
今まで北アルプスや中央アルプスのテン場をいくつか利用してきましたが、その中でも屈指に入る快適なテン場でした。
まず単純に広いので混み合うことがありません。今回、快晴のお盆初日というおそらく一年でトップクラスに混み合うであろう時期に行ったのですが、それでも一杯にはなっていませんでした。また、テン場に自由に使える水場、そして水洗トイレがあるのが大変有り難かったです。近くには沢も流れていて、下山後の火照った体を冷やすこともできます。
強いて言うなら、テン場からの景色がそこまで良くないというのが難点なぐらいで、過ごす分には文句なしです。登山口からもさほど遠くないので、これからテント泊を始められるという方の練習地としてもおすすめできます。
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