鹿島槍ヶ岳（南峰）すべて最高。

2023年08月11日(金) 〜 2023年08月12日(土)

• GPS: 32:00
• 距離: 24.0km
• 登り: 2,423m
• 下り: 2,423m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:25
• 休憩: 1:02
• 合計: 7:27

4:59 登山口手前の路肩スペース
5:20 5:23 柏原新道登山口
6:35 6:37 ケルン（柏原新道）
6:56 6:56 駅見岬
7:52 7:52 水平岬
8:36 8:39 富士見坂
9:02 9:28 種池山荘
10:25 10:43 爺ヶ岳南峰
11:03 11:07 爺ヶ岳中峰
12:10 12:16 冷乗越
12:26 冷池山荘

2日目

• 山行: 9:20
• 休憩: 1:52
• 合計: 11:12

4:03 冷池山荘
5:21 5:26 布引山
6:20 6:40 鹿島槍ヶ岳
7:30 7:32 布引山
8:30 9:02 冷池山荘
9:18 9:21 冷乗越
10:46 10:54 爺ヶ岳南峰
11:30 11:55 種池山荘
13:27 13:34 駅見岬
14:49 14:59 柏原新道登山口
15:15 登山口手前の路肩スペース

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

　AM4:00到着、登山口周辺、扇沢駅の無料・有料駐車場は全て満車状態でトンネル4つ戻った路肩の駐車スペース（路肩の縦列ではなく横置き）に駐車、登山口まで登り20分、下り15分。ここまで混んでいるとは思わなかった。

写真

8/11 4:58

　上は一杯なので、トンネル4つ下って戻った路肩スペースです。バス等の邪魔にはなりません。

8/11 5:06

　ヘッドライトを点けていても、ちょっと怖い。また、春先からおかしい左膝が少し痛み不安、ゆっくり行こう。

8/11 5:13

　夜明け。

8/11 5:20

　登山口、気合いを入れ直し無理せず頑張ります。

8/11 5:39

　巨木のお出迎え、力を下さい。

8/11 6:33

　約1時間登ってケルン手前から、針ノ木岳、蓮華岳と扇沢駅。

8/11 7:33

　整備され乾いているけど岩場は歩きずらい。

8/11 7:46

8/11 8:03

　石ベンチで堪らず休憩。

8/11 8:12

　青空にダケカンバ。

8/11 8:13

8/11 8:28

8/11 8:37

　本日初、富士山と南アルプス。

8/11 8:57

　樹林帯を抜けて種池山荘へのラストスパート。

8/11 9:02

　種池山荘ようやく到着、キッチリ3時間半かかってしまった。混んでいます。30分しっかりと休憩。

8/11 9:26

　種池らしい。

8/11 9:27

　種池山荘から爺ヶ岳南峰、予想以上にありそうだ。

8/11 9:31

　チングルマは既に綿毛に。

8/11 9:34

　少し登ると絶景パノラマコースが始まります。振り返ると種池山荘の向こうに立山連峰と剣岳。

8/11 9:35

　左手に鹿島槍ヶ岳。

8/11 9:38

　正面の爺ヶ岳南峰から中峰、そして北峰。

8/11 9:55

　右手は針ノ木岳と蓮華岳、下に扇沢、奥に穂高連峰と槍ヶ岳。

8/11 9:59

槍と穂高をアップで。

8/11 10:02

　鹿島槍ヶ岳もアップで、手前に冷池山荘。

8/11 10:21

　中峰、北峰へと続く爺ヶ岳の稜線。

8/11 10:22

　南峰山頂直下、あと少しです。

8/11 10:25

　爺ヶ岳南峰（2,660m）登頂。

8/11 10:42

　鹿島槍ヶ岳、長野県側には見事にガスが。

8/11 10:42

　山頂から振り返った立山連峰と剣岳、種池山荘の長野県側にはやはりガス。

8/11 10:49

　中峰に向かう途中に、

8/11 10:49

　なんとかコマクサが残っていてくれました。

8/11 11:04

　爺ヶ岳中峰（2,669m）登頂。

8/11 11:04

　中峰から北峰と鹿島槍ヶ岳。

8/11 11:04

　中峰から歩いて来た稜線。

8/11 11:19

8/11 11:25

　北峰は登れないので巻きます。

8/11 11:28

8/11 11:35

　左側はずっと立山連峰と剣岳。

8/11 11:35

　だいぶガスが上がってきました。

8/11 11:51

8/11 11:54

　右側に切れ落ちている所があります。この辺でサルに出会いました。

8/11 12:04

　冷乗越へとジグザグに下って行きます。

8/11 12:10

　冷乗越から立山連峰と剣岳、もうへとへとです。

8/11 12:25

　冷池山荘到着、種池山荘を出て3時間、景色を楽しみながらゆっくり来ましたが、随分と時間が掛かりました、でも膝は大丈夫でした。

8/11 12:26

　この時間からもう受付出来ました、時間はまだたっぷりありますが、これから鹿島槍ヶ岳に登る元気は、どこにも残っていません。

8/11 15:37

　一杯飲んで、山荘のテラスから歩いて来た爺ヶ岳の稜線。

8/11 15:47

　山荘前から、布引山、鹿島槍ヶ岳南峰、北峰。

8/11 16:02

　浅間山や上信越の山々だと思います。

8/11 16:55

　2部制の夕食は、5時からの早い回でした、美味しくいただきました。

8/11 18:29

　テラスからの日の入り、上のテント場からはもっとよく見えるそうですが、距離と高低差もあるそうなのでやめました。

8/12 4:02

　コロナ後、初の山小屋泊のせいかあまりよく眠れず、朝食は弁当に代えて貰っていたので、3時半ころ起きだし（同室で私より早く起きた人がもう1人いました）準備をして4時に出発。

8/12 4:19

　夜明け前の鹿島槍ヶ岳、4時出発のグループが何組かいましたが、先に行ってもらい、1人でゆっくり静かに登ります。

8/12 4:26

　夜露（朝露？）に輝くチングルマ。

8/12 4:40

　振り返って槍ヶ岳。

8/12 4:42

8/12 4:45

　今日も左側には立山連峰と剣岳、少しだけモルゲンロート。

8/12 4:47

　布引山までが、結構きつい。

8/12 4:59

　遠くに富士山、南アルプス、八ヶ岳の頭。

8/12 5:21

　布引山（2,683m）登頂。

8/12 5:21

　布引山からの鹿島槍ヶ岳、気持ちいいね〜。

8/12 6:10

鹿島槍ヶ岳南峰直下のガレ場を頑張る、あと少し。

8/12 6:21

　鹿島槍ヶ岳南峰（2,889m）登頂、最高です。

8/12 6:34

　隣に鹿島槍ヶ岳北峰、計画時、時間的に余裕があれば北峰まで往復しようかなどと考えていたが、この場に来たらそんな考えは吹っ飛んだ、八峰キレットを越えて五竜岳に向かい人達の迷惑になるし、だいいち危ない、落ちたら怪我では済まない。

8/12 6:34

　五竜岳に続く危険な稜線、奥には白馬岳も、これぞ後立山連峰。

8/12 6:35

　五竜岳と白馬岳をアップで、ここに登らないと拝めません。

8/12 6:35

　上信越方面。

8/12 6:35

　2日かけて歩いて来た稜線、長いな〜。

8/12 6:36

　山頂と立山連峰と剣岳。山頂は、沢山の人と歓喜の声。名残惜しいが下山します。

8/12 7:31

下って来て、布引山から鹿島槍ヶ岳、鹿島ブルー。

8/12 8:14

　テント場のちょっと上まで下って来て、布引山と鹿島槍ヶ岳。

8/12 9:01

　冷池山荘まで戻ってきて30分休憩、気温も上がってきてかなりきついです、時間は充分ありますが、先はまだ長いです、でも歩いて進まないと帰れません。

8/12 9:18

　帰りの冷乗越と立山連峰と剣岳、今日も綺麗です。昨日、写真を撮り過ぎでカメラの充電が少なくなり、スマホに至ってはモボイルバッテリーまで底を尽き使えなくなる有り様で焦った。

8/12 9:24

　爺ヶ岳中峰分岐下から、振り返って鹿島槍ヶ岳。やっぱりガスが湧いてきて、これがまたイイ。

8/12 10:33

　爺ヶ岳南峰へ、今回最後の登りです。

8/12 10:46

　中峰は巻きましたが、南峰は登りました。この非対称性は鹿島槍ヶ岳。

8/12 10:47

　種池山荘に向かい下ります。足の爪先が痛くなってきました。

8/12 11:53

　種池山荘やっと到着、疲れ過ぎて弁当はあまり食べられなかったので、塩分補給にラーメンをいただき、冷たいオレンジジュースも飲みました。苦手の長い下りが始まります、どの位で下りられるでしょう。

8/12 13:27

　駅見岬まで1時間半もかかってしまいました。爪先が両足ともに痛くて全く下れません。（後から思いましたが、何で靴紐をきつく締め直さなかったのだろう、疲れ過ぎか？）

8/12 14:15

　八ツ見ベンチで大休止、頑張るしかない。

8/12 14:49

　柏原新道登山口、無事帰還。何とか3時間で下りた、でもここから車まで15分、本当にお疲れ様でした。

撮影機器：

D5600 ボディ ニコン

感想

hiropoo3379

　コロナ前から憧れていた柏原新道からの鹿島槍ヶ岳にやっと登って来ました。天気は最高、展望も最高、そして疲れも最高でした。
　今シーズンは春先から左膝を痛め、リハビリをしながらのトレーニング、またこのところの猛暑で体調を崩したりとウォーキングの回数も減る始末、無理せずにゆっくり登ろうと出発しました。
　予想はしていたものの、早朝から登山口には、車と登山者が予想以上に多く驚かされました。そして柏原新道もガイドブックなどにあるように、よく整備された登山道なのですが、種池山荘まで標高差1,000mを超す3時間半は厳しく、後ろからどんどん追い越されて行くと、中々自分のペースをつかめず大変でした。
　種池山荘からの稜線歩きは、本当に素晴らしくそれまでの苦労も忘れるほど最高でした、行った人にしかわからない絶景でした。
　総歩行距離25km、1日目7時間、2日目11時間行動時間は、さすがに長く私の現在の実力では、2泊3日が正解だったのかなと少し思っています。
　9月には、唐松岳、五竜岳の縦走を計画していますが、そのまま頑張るか、予定コースを再考するか検討するつもりです。
　それはさておき、鹿島槍ヶ岳、本当に本当に最高でした！！！