守門岳(大岳)
- GPS
- 04:29
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,065m
- 下り
- 1,081m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2011年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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写真
装備
個人装備 |
[スキー板/ビンディング/靴] Black Diamond:Cult/22 Designs:LiteDog/Scarpa: T2 '05モデル
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感想
登山者にも山スキーヤーにも人気の守門大岳、この日も多くの人で賑わっていました。
本格的にスキーが楽しめるのは保久礼小屋までくらいで、残り半分は緩斜面をゆるりと滑る程度なのですが、うららかな春の日にはそれでも十分以上に楽しむことができます。
この日の雪質はちょっと柔らかめで、滑りにくい軽量板を使ったせいもあって満足いく滑りはできずじまいでしたが、それでも快適な1日を過ごすことができました。
07:00 396m 二分集落出発。この山は他の山に比べてなぜか早立ちする人が多く、すでに多くの人が入山している。
10分ほど車道を歩き、橋を渡ったところで車道をショートカット。そのまま大岳山頂に繋がる尾根に取り付く。尾根に上がるまで30mほどだが、本ルート唯一の急登であり、シールで登るには多少の技術を要する。
10分ほどこの尾根を登った後、尾根の反対側の沢に降りて大平集落からの登山道に合流。
前回2007年は少雪のためこのショートカットコースを使えず、車道を歩いて大平経由で登らざるを得なかったが、それに比べるとだいぶ効率がよい。調べてみると20分程度の差だが、気分的にその差は大きい。
しばらく沢底を歩き、適当な場所で左側の尾根へ。振り返ると魚沼の平野部は雲海に包まれ、その中から残雪をまとった山々が浮かび上がってなかなかの風景。空気も澄み、実に気分が良い。
8:22 760m 保久礼小屋。あとは東にまっすぐ延びる尾根を一直線に登るのみ。
08:52 1027m キビタキ小屋。小屋は完全に雪の中。いや、もしかしたら屋根くらい出ていたのかも知れないが、気づかずに通り過ぎる。
しばらく登ると木は少なくなり、やがて森林限界上へ。まさに雪の砂漠で、青空の下、真っ白な雪の回廊が山頂まで一直線に延びる。この景色を見れただけでも来た甲斐があるというものだ。
09:41 1432m 守門大岳。さほど寒くはないが、先日読んだ「ツェルトを積極活用しよう」という記事に触発され、シャベルで足場を掘ってツェルトを広げ、久しぶりに本格的な休憩モードに入る。が、風で吹き飛ばされないようツェルトを押さえ続けねばならず、かえって手間なのであった。
10:14 滑降開始。ちょっと硬めだがザラメ雪。これならダメ板Cultでも快適に滑れるだろうと思いきや、やはりいまひとつ。軽いのでバタつくのは仕方ないとはいえ、どうにも押さえがきかない。残雪期なら有効な板だろうと期待してきたが、全然であった。もうよほどのことがない限り使うことはないだろう。
しかしまあ板はともかく、澄み切った青空の下、真っ白な尾根を一直線に滑るこの心地良さはどうだろう。尾根は狭いし登山者もひっきりなしにやってくるので自由自在にシュプールを描ける訳ではないのだが、そんなこと気にならないくらい気分が良い。やはりこの時期のこの山は格別である。
下部はさすがに雪が柔らかくなり、950m付近からはいよいよ尾根も狭くなる。登山者も相変わらず連なっており、柔雪についた足跡も多く非常に滑りにくい。とはいえこれはこれで面白いが。
10:45 760m 保久礼小屋。ここから10分ほど板を担いで登り返し。
この先は本格的な滑降はなく、メローな尾根をのんびり滑るのみ。まあこういうのも春スキーらしくて悪くない。
635m付近で左の沢に降り、しばらく沢底を滑る。この日はそう酷くはなかったが、腐れ雪で滑りづらいところだ。
11:13 575m 大平への登山道を離れ、林道沿いに左の尾根に入る。この尾根は木が濃くて少々滑りづらい。
途中で車道に続く急斜面を滑り降り、あとは車道をショートカットしながら滑って終了である。
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