日帰り槍ヶ岳(雨ときどき豪雨)
- GPS
- 14:38
- 距離
- 31.8km
- 登り
- 2,491m
- 下り
- 2,479m
コースタイム
- 山行
- 12:10
- 休憩
- 2:25
- 合計
- 14:35
天候 | 午前中はくもり 午後2時以降は雨ときどき土砂降り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
数時間程度の雨では各沢の増水は問題なかった |
その他周辺情報 | ひらゆの森→温泉/食事 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
午前3時半に新穂高に到着するも、駐車場が空いておらず鍋平に移動。
この時点でコースタイム+1時間と標高↑↓+100mが確定しゲンナリ。
出発時には満点の星空だったが、気づけばガスが跋扈し、午前中はたまに笠ヶ岳が見えるか見えないかといったところ。
登山口→槍平小屋は約3時間。
積雪期や残雪期に来たときはそれぞれ7時間、5時間掛かっていたことを考えると、サクサク歩けることのありがたみが増す。
槍平小屋→槍岳山荘はだいたい2.5時間ほど。
斜度が急激に上がってくるので、速度を意識的に下げないとバテる。
11時頃、山頂へのアタックを開始するが、鎖場は中渋滞で山頂は大渋滞。
やはり下りの方が時間が掛かるため、山頂にどんどん人が溜まっていくという状態であった。
何組か先にいた方が浮き石でスッ転ぶといったハプニングもあったが、最終的に目につく範囲では無事故で山荘まで戻ってこられたので良かった。
ちなみに行列で前後になった方は上高地から穂高を超えて槍まで来たとのことで、圧倒的な体力および筋力にただただ脱帽した。
日清カップヌードル醤油味に舌鼓を打ち、下山を開始すると早々に雨がパラつき出した。
濡れた岩が滑りやすく、速度が出ない。
雨は雷鳴を伴って次第に強くなり、一時は土砂降りと言っても過言ではないレベルまで雨足が強まった。
雨天山行はいつ以来か思い出せないほど久しぶりだったので、この間レインウェアや山ズボンの撥水性が無くなっていることに気づいておらず、雨水がどんどん染み込んでいく様子を見て初めてゴアテックスがシミテックス化していたことを認識した。
シャツに下着、靴下すべてがびしょ濡れとなり、寒さや不快感と格闘しながら何とか下山した。
道中、鍋平駐車場に対して思い付く限りの呪詛の詞を吐いたが、新穂高温泉から登り返すと体が温まったのでなんだかんだで結果オーライだったのかもしれない(錯乱)。
一方、雨の利点も一つだけあって、道中極大のアズマヒキガエルと通算4匹も遭遇することができた。(映像はGoProにあるので、気が向いたらキャプチャを載せます。)
総括
・長い道中の大半が樹林内で展望もなく、楽しい道ではなかった
・鍋平駐車場⇔新穂高までの移動はそれほど大変ではないのだが、精神的には相当負担がある。ロープウェイ乗車時以外は二度と使用したくない。
・槍ヶ岳は冬期2回、夏期1回の計3回チャレンジして、敗退1回、登頂2回となったが、いずれもガスのせいで展望がなかった。流石に酷い!
∴誰かに強く誘われでもしない限り、もうこのルートを歩くことはないでしょう。
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