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Yamareco

記録ID: 5855385
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無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

【日本百名山】蓼科山【新・花の百名山】 〜大河原峠から周回〜

2023年08月21日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:32
距離
9.9km
登り
828m
下り
825m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:07
休憩
2:16
合計
7:23
8:44
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8
8:52
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9
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15
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15:12
4
15:16
ゴール地点
天候 晴れのち曇り 一時雨
過去天気図(気象庁) 2023年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
<駐車場>
◆大河原峠駐車場 無料
・50台ほど停められます。
・比較的キレイなトイレがあります。
・携帯(au)は問題なく使用できます。
・蓼科スカイラインは11月中旬から6月中旬まで冬季通行止めとなります。
コース状況/
危険箇所等
※危険箇所、不明瞭箇所はありません。
※全体的に滑りやすい岩がゴロゴロしているので、意外と体力を使います。特に下りは慎重に。
その他周辺情報 <日帰り温泉>
◆白樺湖温泉すずらんの湯 700円
・白樺湖の畔に建つ、市営の日帰り温泉施設です。
・露天が半露天風呂で、この時期だと熱気がこもるので、あまり長湯できませんでした。
・泉質はナトリウム系の塩化物泉ですが、塩分はかなり薄めで、クセのないお湯です。
蓼科スカイラインを通って大河原峠の無料駐車場に到着しました。7時過ぎの到着で、3割以上は埋まっていました。
2023年08月21日 07:21撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
3
8/21 7:21
蓼科スカイラインを通って大河原峠の無料駐車場に到着しました。7時過ぎの到着で、3割以上は埋まっていました。
大河原峠の標高は2093mあります。蓼科山(2531m)へのアクセスとしては、最も標高の高い地点からスタートできます。
2023年08月21日 07:26撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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8/21 7:26
大河原峠の標高は2093mあります。蓼科山(2531m)へのアクセスとしては、最も標高の高い地点からスタートできます。
来る途中はガスってましたが、雲の上まで標高が上がったので、非常に良い天気です。
2023年08月21日 07:21撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/21 7:21
来る途中はガスってましたが、雲の上まで標高が上がったので、非常に良い天気です。
この日は双子池方面に周回する予定ですが、先ずは蓼科山を目指します。
2023年08月21日 07:26撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/21 7:26
この日は双子池方面に周回する予定ですが、先ずは蓼科山を目指します。
ひっそりと静まり返った大河原ヒュッテの建物。今年は営業休止だそうです。
2023年08月21日 07:52撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/21 7:52
ひっそりと静まり返った大河原ヒュッテの建物。今年は営業休止だそうです。
スタートから1時間ちょいで蓼科山荘に到着しました。久しぶりに来ましたが、相変わらず年季の入った建物です。
2023年08月21日 09:01撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/21 9:01
スタートから1時間ちょいで蓼科山荘に到着しました。久しぶりに来ましたが、相変わらず年季の入った建物です。
蓼科山荘が建つ将軍平は、三方からのアクセスルートが合流する場所になっています。ひっきりなしに登山者が訪れますが、山荘前に休憩できるスペースが少ないのが残念なところです。
2023年08月21日 09:07撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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8/21 9:07
蓼科山荘が建つ将軍平は、三方からのアクセスルートが合流する場所になっています。ひっきりなしに登山者が訪れますが、山荘前に休憩できるスペースが少ないのが残念なところです。
ここから先は、大きな岩がゴロゴロした急坂が山頂まで続きます。残りの標高差は180m程ですが、意外と長く感じます。
2023年08月21日 09:07撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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8/21 9:07
ここから先は、大きな岩がゴロゴロした急坂が山頂まで続きます。残りの標高差は180m程ですが、意外と長く感じます。
途中で鎖が出てきますが、特に使わなくても登り下りできます。岩が滑るので、特に下りでは注意が必要です。
2023年08月21日 10:46撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/21 10:46
途中で鎖が出てきますが、特に使わなくても登り下りできます。岩が滑るので、特に下りでは注意が必要です。
蓼科山の山頂直下に建つ蓼科山頂ヒュッテに到着しました。小さな山小屋ですが、ピアノと音響設備があり、宿泊すると演奏が聞けるそうです。
2023年08月21日 09:45撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
3
8/21 9:45
蓼科山の山頂直下に建つ蓼科山頂ヒュッテに到着しました。小さな山小屋ですが、ピアノと音響設備があり、宿泊すると演奏が聞けるそうです。
寄りませんでしたが、トイレはバイオトイレだそうです。また、1999年の改修時に太陽光パネルが設置されています。
2023年08月21日 09:45撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/21 9:45
寄りませんでしたが、トイレはバイオトイレだそうです。また、1999年の改修時に太陽光パネルが設置されています。
蓼科山(2531m)の山頂に到着しました。山頂ヒュッテからは2〜3分の距離です。
2023年08月21日 09:52撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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8/21 9:52
蓼科山(2531m)の山頂に到着しました。山頂ヒュッテからは2〜3分の距離です。
山頂はブロック状の溶岩で覆われ、荒々しい光景が広がっています。蓼科山は30万年くらい噴火していないそうですが、八ヶ岳火山群を構成する火山の一つです。
2023年08月21日 10:28撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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8/21 10:28
山頂はブロック状の溶岩で覆われ、荒々しい光景が広がっています。蓼科山は30万年くらい噴火していないそうですが、八ヶ岳火山群を構成する火山の一つです。
山頂は360度眺望ですが、山頂に到着した時には雲に覆われてしまいました。スタート時点では青空が広がっていたのに…。
2023年08月21日 09:52撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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8/21 9:52
山頂は360度眺望ですが、山頂に到着した時には雲に覆われてしまいました。スタート時点では青空が広がっていたのに…。
山頂で40分くらい休憩しましたが、視界が回復しないので、下山することにします。
2023年08月21日 10:28撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/21 10:28
山頂で40分くらい休憩しましたが、視界が回復しないので、下山することにします。
蓼科山荘に戻ってきました。洗濯物を干しているのかと思ったら、商品のシャツが吊るされていました。
2023年08月21日 10:57撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/21 10:57
蓼科山荘に戻ってきました。洗濯物を干しているのかと思ったら、商品のシャツが吊るされていました。
このまま大河原峠に戻ると歩き足りないので、天祥寺原方面に周回することにします。
2023年08月21日 10:57撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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8/21 10:57
このまま大河原峠に戻ると歩き足りないので、天祥寺原方面に周回することにします。
天祥寺原への下りは、滑りやすい岩がゴロゴロしています。気を遣いながら歩きました。
2023年08月21日 11:09撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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8/21 11:09
天祥寺原への下りは、滑りやすい岩がゴロゴロしています。気を遣いながら歩きました。
下りきったところで、蓼科山を振り返ります。遠目には優美な山容で、溶岩ゴロゴロの山頂が想像しずらいですね。
2023年08月21日 11:56撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/21 11:56
下りきったところで、蓼科山を振り返ります。遠目には優美な山容で、溶岩ゴロゴロの山頂が想像しずらいですね。
天祥寺平の分岐に出ました。亀甲池の方面に向かいます。
2023年08月21日 12:07撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/21 12:07
天祥寺平の分岐に出ました。亀甲池の方面に向かいます。
亀甲池に来ました。時期によって水量は違うかもしれませんが、水たまりのような浅い池です。
2023年08月21日 12:30撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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8/21 12:30
亀甲池に来ました。時期によって水量は違うかもしれませんが、水たまりのような浅い池です。
亀甲池の由来は、池の形が亀の甲羅に似ているのかと思ってましたが、池の底に「亀甲構造土」と呼ばれる模様が見られるからだそうです。近付いてもよく分かりませんでした。
2023年08月21日 12:31撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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8/21 12:31
亀甲池の由来は、池の形が亀の甲羅に似ているのかと思ってましたが、池の底に「亀甲構造土」と呼ばれる模様が見られるからだそうです。近付いてもよく分かりませんでした。
空が暗くなったと思ったら、雨が降ってきました。雷鳴が遠ざかるのを待ってから、双子池方面に向かいました。
2023年08月21日 12:30撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/21 12:30
空が暗くなったと思ったら、雨が降ってきました。雷鳴が遠ざかるのを待ってから、双子池方面に向かいました。
この辺りは苔が生すなど鬱蒼として雰囲気で、いかにも北八ヶ岳という光景が広がっています。
2023年08月21日 13:30撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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8/21 13:30
この辺りは苔が生すなど鬱蒼として雰囲気で、いかにも北八ヶ岳という光景が広がっています。
双子池(雌池)に来ました。残念ながら霞んでいます。
2023年08月21日 13:49撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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8/21 13:49
双子池(雌池)に来ました。残念ながら霞んでいます。
雌池はキャンプ指定地になっており、この日も10張以上テントが晴られていました。
2023年08月21日 13:50撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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8/21 13:50
雌池はキャンプ指定地になっており、この日も10張以上テントが晴られていました。
ここのテント場は独特で、小さな設営スペースが池の周りに点在しています。こんな池の近くにも張った跡があります。
2023年08月21日 13:50撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/21 13:50
ここのテント場は独特で、小さな設営スペースが池の周りに点在しています。こんな池の近くにも張った跡があります。
2つの池(雄池と雌池)の間に建つ双子池ヒュッテ。この辺りの山小屋は、どこも老朽化が否めない感じです。
2023年08月21日 13:58撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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8/21 13:58
2つの池(雄池と雌池)の間に建つ双子池ヒュッテ。この辺りの山小屋は、どこも老朽化が否めない感じです。
撮れていませんでしたが、この先が雄池です。視界が悪いので、雄池はパスして大河原峠に戻ることにします。
2023年08月21日 13:58撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/21 13:58
撮れていませんでしたが、この先が雄池です。視界が悪いので、雄池はパスして大河原峠に戻ることにします。
双子池から大河原峠に戻るには、双子山を越える必要があります。終盤にきて標高差200mの登りが待っています。
2023年08月21日 13:59撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/21 13:59
双子池から大河原峠に戻るには、双子山を越える必要があります。終盤にきて標高差200mの登りが待っています。
双子池から40分ほど登り返して、双子山(2223.8m)に到着しました。意外と人気の山なのか、山頂では10人ほどが休憩していました。
2023年08月21日 14:37撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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8/21 14:37
双子池から40分ほど登り返して、双子山(2223.8m)に到着しました。意外と人気の山なのか、山頂では10人ほどが休憩していました。
双子山の山頂は広々とした草原になっています。到着時には蓼科山と北横岳がドーンとそびえていましたが、すぐに雲に隠れてしまいました。
2023年08月21日 14:33撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
8/21 14:33
双子山の山頂は広々とした草原になっています。到着時には蓼科山と北横岳がドーンとそびえていましたが、すぐに雲に隠れてしまいました。
蓼科山は「新・花の百名山」の一座なので、ここまで花を探しながら歩きましたが、見つかりませんでした。この山頂にも花は咲いていません。
2023年08月21日 14:37撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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8/21 14:37
蓼科山は「新・花の百名山」の一座なので、ここまで花を探しながら歩きましたが、見つかりませんでした。この山頂にも花は咲いていません。
双子山を後にし、大河原峠へ下ります。最後はなだらかな下りなので助かります。
2023年08月21日 15:11撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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8/21 15:11
双子山を後にし、大河原峠へ下ります。最後はなだらかな下りなので助かります。
駐車場に戻ってきました。全体的に足元が滑りやすく、精神的に疲れましたが、充実感を感じる山行になりました。
2023年08月21日 15:11撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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8/21 15:11
駐車場に戻ってきました。全体的に足元が滑りやすく、精神的に疲れましたが、充実感を感じる山行になりました。

感想

八ヶ岳の北端に位置する蓼科山。
隣りの北横岳から少し距離があり、独立峰のようにも見えるため、「諏訪富士」と呼ばれることもあります。
遠目には円錐型で優美な山容の山ですが、実際は八ヶ岳火山群を構成する火山の一つであり、山頂付近はブロック状の溶岩に覆われた荒々しい地形が広がっています。

標高2093mの大河原峠をスタートし、蓼科山荘まではなだらかで歩きやすい道でしたが、そこから山頂までは大きな岩(溶岩)がゴロゴロした急登が続きます。
蓼科山荘から山頂までの標高差は180mですが、数字以上に長く感じました。
以前に登った時は残雪期で、最後の登りがキツかった記憶はありますが、ゴロゴロしたな岩石が雪の下だったので、まだ歩きやすかった気もします。

蓼科山からは、天祥寺原まで一気に下った後、亀甲池を経由して双子池に向かいました。
双子池に行くのは初めてでしたが、この池の水は透明度が高く、推奨されていないものの「そのまま飲める」とも言われています。
しかし、亀甲池の辺りで小雨が降り始め、双子池に到着した時には、周りの景色は霞んでいました。
天気の良い時に、改めて来てみたいと思います。

なお、蓼科山は「日本百名山」の一座であると同時に、「新・花の百名山」にも選定されています。
最盛期は過ぎているものの、この時期でも「ヤナギラン」や「オヤマリンドウ」「アキノキリンソウ」などが見れるハズでしたが…見つかりませんでした。
今年の猛暑で開花の時期がズレたのか、植生の場所が今回のコースと違うのか、足元が滑りやすくて下ばかり見ていたから見逃したのか…?
とは言え、この辺りの特徴である、縞枯れしたシラビソ林や、苔むした樹林帯を歩くことはできたので、北八ヶ岳の雰囲気を味わうことはできました。

北八ヶ岳の目ぼしい山は登ってしまったので、この10年くらい来る機会がありませんでしたが、ピークハント以外にも見所はあるエリアなので、時期やコースを変えながら、また訪れてみたいと思います。

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