硫黄岳初日登頂が大正解！おかげさまで・・・

2015年02月07日(土) 〜 2015年02月08日(日)

• GPS: 27:41
• 距離: 19.6km
• 登り: 1,544m
• 下り: 1,722m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:31
• 休憩: 0:58
• 合計: 5:29

10:53 赤岳山荘
11:00 11:01 美濃戸山荘
12:41 13:16 赤岳鉱泉
14:43 14:56 赤岩の頭
15:17 15:24 硫黄岳
15:37 15:39 赤岩の頭
16:22 赤岳鉱泉

2日目

• 山行: 4:52
• 休憩: 0:34
• 合計: 5:26

9:00 赤岳鉱泉
9:36 9:52 行者小屋
13:25 13:25 美濃戸山荘
13:32 13:43 赤岳山荘
13:45 13:45 やまのこ村
14:19 14:26 美濃戸口
14:26 ゴール地点

天候

初日は晴れ！ほぼ無風！
2日目は朝だけ晴れましたがすぐに雪が降り始めました。

アクセス

利用交通機関：

電車 タクシー

行き）
7時新宿発スーパーあずさ1号→9:08茅野駅着
茅野駅から美濃渡口は、ガイドさんの車&タクシーに分乗。美濃渡口から赤岳山荘は、ガイドさんのピストン輸送で。（ただし、一箇所、道路が厳しく凍結と穴？で重い車が登れず、我々同乗者は一度降りる必要がありました）
帰り）
15:18茅野駅発スーパーあずさ→17:24新宿駅着
美濃渡口から茅野駅は、ガイドさんの車。ちなみに帰りは、赤岳山荘から美濃渡口も歩き。

コース状況／危険箇所等

美濃渡口→赤岳山荘の道は、車はそうとう難儀してました。行きの登りも、5人とザックでは重くて登れない箇所があったし、帰りも、八ヶ岳山荘直前の登り箇所でスタックしてしまった車がありました（我々のガイドさんの車でしたが^^;）。

登山道は、硫黄岳山頂直下以外は、極端いうとアイゼンなしでも大丈夫だと感じるくらい、よく踏まれていました。
赤岳鉱泉から硫黄岳へのルートは、前回来たとき（12月末）よりも、直登っぽい感じでした。赤岩の頭へも、前回はコルのところに出たのが、今回は直接赤岩の頭に出た感じで。雪道のルート作りのおもしろさ（適当さ）も興味深かったです。。。

写真

2/7 8:01

山小屋で、同じ靴がいっぱいあるので、赤ペンで眉毛を描いてみた。まぬけでかわいい靴になりました。

2/7 9:10

いつもの新宿7時のスーパーあずさ1号が茅野駅に着いたら、ものすごい山の人たちであふれ。

2/7 10:18

ガイドさんの車であっという間に赤岳山荘へ。犬の「ぷっこ」ちゃん。かわええ。。。

2/7 10:18

もふもふ。歩く前にひと癒し。

2/7 10:33

準備のトイレもすませました。。

2/7 11:00

さてー、11時出発。

2/7 11:00

青空！今日もいい天気。だけど明日は荒天の予報なんだよね。

2/7 11:00

南沢、北沢の分岐。赤岳鉱泉をめざして北沢へGo。

2/7 11:09

けっこう黙々と登ります。

2/7 11:20

雪たっぷり。ちなみにアイゼンは付けてません。

2/7 11:21

樹林帯。木が立派で気持ちよい。

2/7 11:35

きれいです。

2/7 11:45

橋と看板の所に到着。前回はここから練習アイゼンを付けたけど、今回はアイゼンなしで行きました。

2/7 11:46

山が見えるねえ。

2/7 12:01

沢の上につもった雪がまーるくてかわいいの。好き。

2/7 12:06

沢にも雪が覆う。

2/7 12:06

穏やかな道が続きます。

2/7 12:21

丸い大同心。山を覚えられない私も、これは覚えたよ。

2/7 12:34

大同心の右隣は・・・なんだっけ。忘れた。

2/7 12:35

大同心の下の、アイスクライミングのポイントらしいっす。カメラの最大ズームで撮れました。

2/7 12:35

ズームしないとこんな感じ。ど真ん中あたりがそのポイント。

2/7 12:41

あっという間に赤岳鉱泉につきました。出発から2時間弱。

2/7 12:42

アイスキャンディー！

2/7 12:43

このゲートもかわいらしい。

2/7 12:44

韓国の学生さん達らしいテントが。「極寒生存」てすごいね。海外遠征、なんですね。

2/7 12:55

外のトイレ。前回は気づかなかったよ・・・。

2/7 13:16

今日はこのまま硫黄岳山頂をめざします。ここからアイゼン装着。

2/7 13:17

硫黄岳方面の入り口です。

2/7 13:18

樹林帯からスタート。

2/7 13:22

沢を飛び越えたりなど。

2/7 13:28

ウサギちゃんの足跡。かわいい。ウサギちゃんとも出会いたい。

2/7 13:29

青空に飛行機雲ー。

2/7 13:31

しっかし、よく晴れてます。うれしいねえ。晴れ女か私は！？

2/7 13:31

右が○○、左が○○。忘れ散った。

2/7 13:37

ちょっと手足が冷たかったけど、30分歩いてようやく暖まってきた！

2/7 13:46

ぐんぐん登っていきます。でも今日はまだまだ元気！

2/7 13:46

時々景色が開けると元気になるよー

2/7 13:48

今年は大雪らしく、木がだいぶ倒されています。ガイドさん曰く、いつもはこんなじゃない、って。

2/7 13:57

休憩中のおやつ、干し柿。この「気仙小枝柿」は、仕事で少々携わったものなのだけど、小さくて種なしなので非常に良い。もちろん味もべらぼうにおいしい。

2/7 14:08

たっぷり雪の積もった道を進みます。

2/7 14:28

横岳から赤岳。横に長くぎざぎざしているから横岳なんだって！へえー。

2/7 14:35

木を撮りたかったんじゃなくて、奥の稜線を撮影したのだけどね。

2/7 14:37

さて、樹林帯を抜けた！風が出てきたー。

2/7 14:44

めざす硫黄岳がくっきり！

2/7 14:44

赤岳たちもきれいに見えます。

2/7 14:45

赤岩の頭に到着です。前回とは違うトレースで、登ったら赤岩の頭のところに出ました。（前回はもっと下だった）

2/7 14:49

蓼科山と天狗山。蓼科もいつか！

2/7 14:49

アルプス山脈も遠くにくっきり見えます。

2/7 14:52

美しケ峰や霧ヶ峰も見渡せました。

2/7 15:01

阿弥陀の奥には南アルプスも近い。

2/7 15:05

横岳と硫黄岳の間の稜線は、ケルンが一定間隔で並んでいますね。へー、そうなんだ。

2/7 15:05

さて、硫黄岳山頂をめざします。

2/7 15:12

岩場をヒーコラ登りました。

2/7 15:15

着いたよー！山頂の広場にあがると一気に風が増す！

2/7 15:15

誰もいなーい。私たちだけーーー！

2/7 15:16

山頂だ！

2/7 15:16

落ちないようにあまり近づかない、爆裂火口。

2/7 15:19

よく晴れているので麓もよく見えました。

2/7 15:22

八ヶ岳の山々。今度は縦走したい。

2/7 15:28

名残惜しみながら下山です。

2/7 15:40

赤岩の頭を少し降りたところからのパノラマビュー。い・つ・か・歩・く・ぞ！決意。

2/7 16:02

樹林帯に入っちゃいました。

2/7 16:14

もう夕方。ふと気づくと、雲が出てきました。

2/7 16:14

ここが、大同心のアイスクライミングポイントへの入り口なんだって。

2/7 16:22

下りはあっという間。赤岳鉱泉に戻ってきました。

2/7 16:33

今日は、パーティで一部屋の個室。ベッドがある！おぉー。

2/7 16:33

反対側からも。ベッドは4つ、布団も4つ。普段はベッドだけらしいけど、今日は混んでるから布団も敷き詰めらしい。

2/7 17:57

前回は行かなかった談話室の様子。マネキン人形がたくさんありましたが、きょうはこの部屋にも布団が敷き詰められていました。

2/7 18:31

夜ご飯は豚しゃぶ＆ほっけ。前回と同じメニューでした。

2/7 18:35

皆でワインなども。むふふ。

2/8 6:29

前回の学びを生かして、室内履きを持ってきました。無印良品の軽い室内履き。これ、大正解でした！！

2/8 6:33

そして朝ご飯。鰺の開きが、思わず脂がのっていておいしかったのよね。すごいよねー。

2/8 7:43

今日はやはり天気が悪い。昨日のうちに登頂してよかった！

2/8 7:43

今日は、下りだけだけど、いろいろ講習をしてもらいました。

2/8 8:04

まずはツェルト講習。

2/8 8:04

ピッケルを使って紐を張るとか。

2/8 8:06

ストックを使うとか。勉強になりました。

2/8 8:20

次は、雪洞を作る練習にもむかいます。

2/8 8:23

スコップで雪面を切るようにしてから、掬う。

2/8 8:24

やってみたかったなー。去年のマンション雪かきを思い出す。

2/8 8:24

雪かきとかタケノコ掘りは全身運動なので、ダイエットにとってもよいらしい、というのを思い出した。

2/8 8:24

1時間続けたら、何キロカロリー消費するだろう。

2/8 8:30

気を取り戻して。堀った穴にツエルトを掛けることを学ぶ。

2/8 8:30

ほんとはもっとちゃんと穴掘るって。でも今日は時短。

2/8 8:30

私も入ってみましたが、風が防げ、音も静かで、穏やかに過ごせる気がしました。地面は冷たいけども。

2/8 9:00

で、ひとまず練習は終え、9時に赤岳鉱泉出発します。ばいばーい。また今度。

2/8 9:09

北沢を下らず、行者小屋にむかいます。

2/8 9:12

緩やかな登りから、ちょっと急な登りも。ま、元気。

2/8 9:29

中山乗越に到着。ここから下り。

2/8 9:36

途中、雪崩とか起きそうなきれいな箇所。

2/8 9:36

行者小屋到着ですー。埋もれてる。週末だけの営業だそうです。

2/8 9:43

トイレも、冬は数がすくないですね。

2/8 10:00

10時出発。

2/8 10:00

雪の平原ってきれいだー。

2/8 10:03

ここからはほんと平坦な道でした。

2/8 10:23

アイゼンなしで気持ちよく下っていきます。

2/8 10:33

小滝、大滝というアイスクライミングのポイントを案内していただきます。これが入り口。ロープがあります。

2/8 10:51

小滝、というのですって。アイスクライミングをぼーっと眺めたりなど。

2/8 11:04

アイゼンをつけ、少し登り、大滝をめざします。

2/8 11:07

我々を撮影してくれているガイドの天野さん。

2/8 11:08

で、これが大滝。でか！我々は見物人です。

2/8 11:33

濡れた手袋を交換してみました。したら、とても暖かいー。

2/8 11:34

このあと、この斜面で、雪上訓練をしました。

2/8 11:37

訓練所（笑）を見上げたところ。ここで歩行訓練、暴風体勢、滑落訓練。カメラをしまってしまったので写真はなし。

2/8 13:38

訓練後、歩き始めた時もカメラを出し忘れた。あっという間にもうすぐ終わってしまう雪山・・。赤岳山荘到着です。

2/8 13:38

ここからの下りにあたり、荷物はガイドさんの車に預けました。ラッキー。

2/8 13:45

やまのこ村ー。

2/8 14:09

今日は新雪が降っているんで、アイゼンなしでも滑りません。

2/8 14:18

山荘見えたー。40分ほどでした。

2/8 14:20

八ヶ岳山荘、次に出会うのはいつかな。さよなら！

装備

個人装備

初日の登り時の上着はfinetorackの下着とメリノウールとFinetrackのニューモラップのみで十分 2日目の雪天も途中でフリースを脱ぎ 上記に加えオーバージャケットというスタイルで過ごしました。

感想

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今回は硫黄岳アゲイン。1ヶ月半ぶりの赤岳鉱泉＆硫黄岳。

この土日、天気予報によると、土曜日は中央日本を高気圧がぽっかりと覆い、とても良い天気が予感されながら、日曜日は逆にぽっかりと低気圧が覆うことになり、冬型の西高東低の天気ではないながらも、崩れそうな予感。事実その通りの天気だったのですが、ガイドさんの的確な判断により、土曜日のうちに硫黄岳登頂を果たし、これが大正解。見事な景色を再び楽しめました。
また、私自身も、前回は二日酔い？寝不足？で硫黄岳登頂はかなりヒーコラしたものでしたが、今回はまったくもってスペシャル元気！やー、リベンジ（？）を果たせて大満足でした。
2日目は、ともすると下山だけ、となるところでしたが、雪降る中でもできる諸々の講習（ツエルト、雪洞、雪上歩行、滑落訓練など）を実施いただき、充実の時間を過ごすことができました。でらラッキーでした。
■■
今回、硫黄〜横岳〜赤岳の稜線を間近にじっくりと眺めました。
地図上では何度もシミュレーションしたことのあるルートですが、間近から、ぎざぎざっぷり（赤←→横）や、緩やかっぷり（横←→硫黄）を眺めて、今年の春以降の目標が少し整ったかな、と思いました。地図を眺めるのも楽しいけど、こうして実際の稜線を見るということの、情報量の多さはハンパないものです。まだ先ながら、夏がますます楽しみになりました。

■■
全然山とは関係ないけど、帰宅したら、ペットのインコたちが、予備分も含めた4日分相当のごはんを2日ですべて平らげていた！！デブになるぞー。次回は少し控えめにしておかないと、と自戒です。