早朝から賑わっている駐車場を出発する。
ツ「行ってきま!(ビシ!」
茶「起きたら車増えててびっくりしたね」
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早朝から賑わっている駐車場を出発する。
ツ「行ってきま!(ビシ!」
茶「起きたら車増えててびっくりしたね」
スタート地点の弥陀ヶ原には複数のコースがある。
湿原の外縁を回るコースも有り周回も可能だ。
山に登らなくても、この周辺だけで高山帯の景色を楽しむことができる。
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スタート地点の弥陀ヶ原には複数のコースがある。
湿原の外縁を回るコースも有り周回も可能だ。
山に登らなくても、この周辺だけで高山帯の景色を楽しむことができる。
ちょっと雲が多い天気だなぁ。
ツ「池塘も湿原も色合いが良くないっぺ」
茶「まぁ、雨が降らないってだけで御の字だね」
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ちょっと雲が多い天気だなぁ。
ツ「池塘も湿原も色合いが良くないっぺ」
茶「まぁ、雨が降らないってだけで御の字だね」
10分ほどで御田原参籠所に到着。
月山登拝の拠点であり、実際に登れない人のための遥拝所でもある。
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10分ほどで御田原参籠所に到着。
月山登拝の拠点であり、実際に登れない人のための遥拝所でもある。
月山に登るだけなら御田原参籠所から真っすぐ進んだほうが近いのだが、せっかくなので外回りのコースを通ってみる。
弥陀ヶ原の湿原を満喫するコースだ。
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月山に登るだけなら御田原参籠所から真っすぐ進んだほうが近いのだが、せっかくなので外回りのコースを通ってみる。
弥陀ヶ原の湿原を満喫するコースだ。
弥陀ヶ原には満々と水をたたえた池塘が無数に広がる。
さすが豪雪地帯、大地に水分が多めである。
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弥陀ヶ原には満々と水をたたえた池塘が無数に広がる。
さすが豪雪地帯、大地に水分が多めである。
さて、肝心の月山は…。
なんだなんだ、黒い雲が出てきたな。
午前中は晴れるんじゃなかったのか。
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さて、肝心の月山は…。
なんだなんだ、黒い雲が出てきたな。
午前中は晴れるんじゃなかったのか。
周回コースは最後は一つに合流する。
では、ここから改めて月山登山スタート!
ツ「行くぜ、月山!」
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周回コースは最後は一つに合流する。
では、ここから改めて月山登山スタート!
ツ「行くぜ、月山!」
登山道はガチガチに石畳によって固められている。
月山登拝のために普段山に登らないような人たちも歩くことを考えて過剰なまでに整備されているのだろう。
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登山道はガチガチに石畳によって固められている。
月山登拝のために普段山に登らないような人たちも歩くことを考えて過剰なまでに整備されているのだろう。
登り始めて30分。
午前中は晴れるという情報に反して濃いガスに覆われてしまった。
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登り始めて30分。
午前中は晴れるという情報に反して濃いガスに覆われてしまった。
晴れていれば見晴らしが良さそうな場所なんだがなぁ…。
ツ「こうだだっ広いと、視界が悪い時は遭難の可能性が…」
茶「いやぁ…、無理やりロープ踏み越えるとか、斜め上の事をしなければ大丈夫じゃない?」
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晴れていれば見晴らしが良さそうな場所なんだがなぁ…。
ツ「こうだだっ広いと、視界が悪い時は遭難の可能性が…」
茶「いやぁ…、無理やりロープ踏み越えるとか、斜め上の事をしなければ大丈夫じゃない?」
ガスの中から仏生池小屋が現れた。小屋の周りには供養碑などが点在し独特な雰囲気。
正直、若干薄気味悪い。
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ガスの中から仏生池小屋が現れた。小屋の周りには供養碑などが点在し独特な雰囲気。
正直、若干薄気味悪い。
小屋を過ぎたら月山が見え…ない!
ツ「今年の茶は本当にガス男だっぺ」
茶「オレ!?」
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小屋を過ぎたら月山が見え…ない!
ツ「今年の茶は本当にガス男だっぺ」
茶「オレ!?」
行者返しの急坂。このくらいで返されるヘロヘロ隊ではないが、たしかにこのコース一番の難所ではある。
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行者返しの急坂。このくらいで返されるヘロヘロ隊ではないが、たしかにこのコース一番の難所ではある。
行者返しを登り切るとガスの中から薄っすらと月山が浮かび上がってきた。空も明るい。これは晴れるかも!
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行者返しを登り切るとガスの中から薄っすらと月山が浮かび上がってきた。空も明るい。これは晴れるかも!
ツ「さすが私、晴れ女だっぺ♪」
茶「え! いいとこ取り!?」
ツ「ガス男は黙ってるッペ」
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ツ「さすが私、晴れ女だっぺ♪」
茶「え! いいとこ取り!?」
ツ「ガス男は黙ってるッペ」
足元の広大な湿原も見えてきた。
なんとなく原初の地球っぽい雰囲気?
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足元の広大な湿原も見えてきた。
なんとなく原初の地球っぽい雰囲気?
その後、天気は一進一退を繰り返すことになった。
少し晴れてはまたガスり…と、なかなか歯がゆい。
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その後、天気は一進一退を繰り返すことになった。
少し晴れてはまたガスり…と、なかなか歯がゆい。
少し待てば晴れそうな気がして、山頂を踏んですぐに下山という気になれない。
山頂付近をウロウロして天気回復待ちしてみる。
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少し待てば晴れそうな気がして、山頂を踏んですぐに下山という気になれない。
山頂付近をウロウロして天気回復待ちしてみる。
山頂は500円払ってお祓いを受けないと入れてもらえない。混んでるし信心深くないのでパス。
ツ「撮影禁止だしね」
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山頂は500円払ってお祓いを受けないと入れてもらえない。混んでるし信心深くないのでパス。
ツ「撮影禁止だしね」
というわけで、神社の裏手にある無料の方の山頂に登って月山のピークハントとする。待ちきれず曇天をバックに記念写真をパシャリ。
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というわけで、神社の裏手にある無料の方の山頂に登って月山のピークハントとする。待ちきれず曇天をバックに記念写真をパシャリ。
三角点タッチ!
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三角点タッチ!
記念写真こそ灰色バックになってしまったが、天気待ちの甲斐あって晴れてきた。
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記念写真こそ灰色バックになってしまったが、天気待ちの甲斐あって晴れてきた。
行きで見られなかった景色がどんどん開けていく。
思った通り見晴らしの良い場所で、広々とした眺望が素晴らしい。
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行きで見られなかった景色がどんどん開けていく。
思った通り見晴らしの良い場所で、広々とした眺望が素晴らしい。
きれいな三角形のオモワシ山も見えてきた。
残念ながら登山道は無いのでピークを踏むことはできない。
ツ「なんか道標はあったけど、ヤブに埋もれていたっぺ」
道は裾野をトラバースして延びている。
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きれいな三角形のオモワシ山も見えてきた。
残念ながら登山道は無いのでピークを踏むことはできない。
ツ「なんか道標はあったけど、ヤブに埋もれていたっぺ」
道は裾野をトラバースして延びている。
月山山頂を振り返る。いい青空だ。
これから登る人はこの青空の下を歩けるのだな。
ガスの中登るのとではだいぶ印象が違うだろう。
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月山山頂を振り返る。いい青空だ。
これから登る人はこの青空の下を歩けるのだな。
ガスの中登るのとではだいぶ印象が違うだろう。
足元の標高の低い山々も荒々しい山肌を見せている。雪崩に磨かれる豪雪地帯特有の風景だ。
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足元の標高の低い山々も荒々しい山肌を見せている。雪崩に磨かれる豪雪地帯特有の風景だ。
最後までしつこく残っていた北斜面のガスも晴れた。
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最後までしつこく残っていた北斜面のガスも晴れた。
うーん、登りの時から晴れてくれればもっとテンション上がったのになぁ。
ツ「涼しくて良かったと思うことにするっぺ」
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うーん、登りの時から晴れてくれればもっとテンション上がったのになぁ。
ツ「涼しくて良かったと思うことにするっぺ」
独特の雰囲気…と思っていた仏生池小屋も明るい日の下で見ると普通の山小屋だった。往路ではひっそりとしていた小屋も多くの登山者が休憩し賑わっている。
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独特の雰囲気…と思っていた仏生池小屋も明るい日の下で見ると普通の山小屋だった。往路ではひっそりとしていた小屋も多くの登山者が休憩し賑わっている。
下りはあっという間だ。
早くも弥陀ヶ原の大湿原が見えてきた。
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下りはあっという間だ。
早くも弥陀ヶ原の大湿原が見えてきた。
これから登っていく人、小屋泊して下山する人、我々のように早朝スタートのピストン組。予想以上に往来が激しい。
ツ「こんなにすれ違い待ちしたの久しぶり」
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これから登っていく人、小屋泊して下山する人、我々のように早朝スタートのピストン組。予想以上に往来が激しい。
ツ「こんなにすれ違い待ちしたの久しぶり」
弥陀ヶ原の向こうには鳥海山も見えていた。
なんだかんだで終わってみれば良い天気。
ツ「えがった!」
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弥陀ヶ原の向こうには鳥海山も見えていた。
なんだかんだで終わってみれば良い天気。
ツ「えがった!」
帰りは弥陀ヶ原周回ショートコースをたどり駐車場へ。
湿原の向こうに鳥海山や庄内平野が見える。なかなかのロケーション。
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帰りは弥陀ヶ原周回ショートコースをたどり駐車場へ。
湿原の向こうに鳥海山や庄内平野が見える。なかなかのロケーション。
無事に下山。
茶「お疲れっしたー!」
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無事に下山。
茶「お疲れっしたー!」
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