稲包山（上州側）ムタコ沢林道 秋小屋沢橋 ＆赤沢スキー場
群馬県
らがー
その他1人 
体力度について
- GPS
- 06:55
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 1,355m
- 下り
- 1,344m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 5:02
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 5:56
| 天候 | 雪＆曇り＆時々晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
赤沢スキー場看板先の法師温泉と林道分岐点で除雪が終わり、先の林道方面にはIMPでは進めなかった為、赤沢スキー場の駐車場を利用しました。 駐車場を利用させて頂いたので、下山後にリフト回数券を購入し、締めにゲレンデを4本滑ってあがりました。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
秋小屋沢橋（雪で埋もれてますが）までのムタコ沢林道は平らでおよそ2�辧� 楽ちんシール歩行です！ 橋から沢沿いに、針葉樹林の中の作業道を意識して進むと、 左岸に大鉄塔までの、開けた取付き点が出てきます。 かなり急で〜す…!! 斜面は凸凹の地形がアンカーとなり、例年以上の積雪の模様。 その上に昨晩からの新雪が膝まで( ゜Д゜) 一歩踏み出すと、ズルズル滑るので、すぐにクトーを装着しました。 約1340mの急斜面の樹林帯で、サイズ2規模の面発生乾雪雪崩に巻き込まれてしまいました。幸い大事には至らず、二人とも助かりました(*_*) 大鉄塔から稜線までは、なだらかな斜面をひたすらラッセル♫ 頂上直下は凍結した急斜面のため、スキーをデポしてツボ足に変更。 5mも登ると、みや先輩の足下でワッフ音!! キョロキョロすると、 足下の切れ落ちた南西斜面で、またまたサイズ2規模の雪崩誘発。 登頂断念。 下りは、ふわふわパウダーを満喫!(^^)! 雪崩を警戒しながら、リスクの少なそうな滑降ルートを探して下りました。 晴れて視界が効くと、あちこちに雪崩れた跡を見つけました…。 |
| その他周辺情報 | まんてん星の湯で汗を流して帰路につきました。 |
写真
IMP、ワックス効いてない。
いや、かけてないでしょ。
よろしくお願いします♪
下山した時には、このスペースがいっぱいになっていました。
右手の道を50mくらい進むと、法師温泉と林道の分岐になります。除雪はそこまで。
ここからラッセルスタート！
これなら、
ラッセル修行も、happyです〜
林道は風もなく穏やか。
交代しながら、どんどん進みます。
おっ！雪の割れ目に何やら(p_-)
中には草が敷いてあり、
カモシカちゃんがいるではないですか♪
目が真ん丸でカワイイ(*^_^*)
4
雪の割れ目に何やら(p_-)
中には草が敷いてあり、
カモシカちゃんがいるではないですか♪
目が真ん丸でカワイイ(*^_^*)
岩や雪庇をよけるように
左岸を巻きながらしばらく進みます。
たどり着きました、
本日のメインイベント！
膝ラッセル、ひたすら無言で登りました〜
寒いの、暑いのって…
第一鉄塔を越えましたが、
相変わらず、斜度はき・つ・い。
な、なん〜！？
○・だ・れ〜
あぁ！＃＄’＆％ぎゃ〜！
何とか自力で掘り出しました。
良かった。二人とも怪我なし！
他に登山者がいなくて良かった・・・。
最後は、凍結した急斜面のため、ツボ足でアプローチ！
そして今日はLINEのオーパス。
そんなのどーでもいいか。
ひと息ついて、大休止。
おなか空いたな〜。
感想
ラッセル修行にGO！！
との事で、みや先輩と国境稜線の稲包山に上州側から行ってきました。
はじめは越後側の三国スキー場からの予定でしたが、
昨夜からの大雪を考慮し、南東側からのアプローチに変更になりました。
悪天候のためか、入山者は私たち2名だけで、フルラッセル＆ピュアパウダーでした〜
林道の途中、ポッカリ口を開けた雪穴に、カモシカの寝床を発見。
中を覗くと(p_-)、真ん丸い目でこちらを見ているカモシカちゃんがいました。。
野生のカモシカちゃんをこんなに間近で見たのは初めて。
とてもカワイイ♪
(^^) ラッセル修行とのお誘いでしたが、
取付き点から、凄いのなんのって〜
400m急斜直登⤴⤴⤴、
深雪の膝ラッセル 苦・行ではないですか！！
-7℃の風雪の中、頭からつま先まで汗びっしょり。
寒いの、暑いの、って・・・
登り終えてみると、
あれ、なんだか充実したような気分・・
（新発見！）ラッセルって、けっこう楽しいかも♫
雪崩は怖かった。。
グワッと、5mくらい流されたところで、立木（命の恩人）に引っ掛かりました。
破断面は15mくらい更に上部でしたが、
運良く流れの上の方にいたので、腰まで埋もれただけで済みました…。
顔面に雪が押し寄せて来た時は、息もできず必至でしたが、
大事には至らず、二人とも助かりました(*_*)
雪が流れてきて、体に覆いかぶさって来ると、
スキーがアンカーになり、身動き取れません。
覆いかぶさる雪がどんどん締まり始め、凄い重さで体が下に引っ張られました。
樹林帯でしたが、斜面下40〜50mにデブリが広がり、横も同じくらいの規模でした。
「泳げば雪の上に上がって助かる！」は、「泳げれば…！」の間違いです。
（cf.）
みや先輩のブログに、その時の状況がより詳しく記録されていますので、
雪崩や山スキに興味のある方、よろしければぜひご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/miyaburg/e/74267927c7c006b0bfb5a775304e4728
（本文に戻ります）
頂上直下でも雪崩誘発。
破断面はす・ぐ・し・た・足元…（涙）
今回も運良く命拾い(+_+)
頂上まであと15mを残し、
登頂断念下山即決！
下りは、極上パウダーを満喫しました(^^♪
駐車場手前の上り坂で、スタックしていたワンボックス車がいたのでお手伝いしました。
車に荷物を置いて、
今度は、赤沢スキー場でパウダー滑降を楽しみました。
この赤沢スキー場、雪質も良く家族連れも多かった。
スタッフの方たちも素朴で親切。
何とも嬉しい、リフト1回150円。7回券は1,000円！
全体がレトロな雰囲気で、とても良いです。
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わたしも3年前、雪崩に遭ったとき、流されてもまた登り返しあとで反省しました。大事に至らずよかったですね。
Neuronさん、
初めまして。
コメントありがとうございます。
本当に大事に至らず何よりでした。もし悪い結果になっていたら、周囲にどれほど迷惑を掛けたことかと反省しております。
みや先輩とも、当日現場での状況判断を更に念入りにすべきと話合いました。
視界が少ない中での周囲の地形の認識判断。樹林帯や無木立に関わらず斜度のある斜面でのハザードの高さ。その状況でハザードに曝される時間と量。
改めてしっかりリスク管理が必要であることを、身を以って自覚しました。
今回、更に進む判断をしたのは、
少し進むとリスクの少ないエリアに入ることを認識していたからです。
仮に1340m地点で即下山を判断したとすると、風雪の視界の悪い中で、発生点より下も、同様にリスクの高い急斜面を数百メートル下らなくてはいけない状況になってしまうと判断したからです。
また、午後になれば天気も次第に回復に向かうと状況確認しておりました。
いずれにしても、ただ結果的に、何とか難を逃れたと言うだけでしかないので、今後も更にリスク管理が必要だと反省しています。
安全で楽しい山スキーを、まだまだ続けたいので、しっかり気をつけます。
気に掛けていただける仲間がいることに感謝です。
これからもよろしくお願いします。
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