焼岳北峰、秋の気配漂う(中の湯バス停↑ 上高地↓)

2023年09月01日(金) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 12.9km
• 登り: 1,181m
• 下り: 995m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:10
• 休憩: 1:38
• 合計: 9:48

5:25 中の湯バス停
5:37 旧国道分岐
6:16 6:20 中の湯温泉
6:35 新中の湯登山口
8:10 8:20 広場
9:47 9:49 最低あん部
10:05 10:30 焼岳北峰
10:35 中の湯・上高地分岐
11:34 中尾峠
11:45 焼岳展望台
11:53 12:20 焼岳小屋
12:40 長ハシゴ
13:25 13:30 1670m地点で休憩
14:03 上高地焼岳登山口
14:19 14:24 田代橋
14:50 15:10 河童橋
15:13 上高地バスターミナル
15:13 ゴール地点

天候

10時ごろまで高い雲あるが晴れ、以降は快晴
山頂は風がやや強かったが、機能性アンダーと長そでTシャツで過ごせました

アクセス

利用交通機関：

バス

往復とも大阪から上高地への直行バス(行き夜行・帰り昼行)中の湯バス停下車
沢渡駐車場発バスターミナル行き(アルピコ交通)、あかんだな駐車場発バスターミナル行き(濃飛バス)のシャトルバスも中の湯停まります
バス停から新中の湯登山口(土日は路駐の名所)まで小一時間歩きます

コース状況／危険箇所等

〇登り、急登はあるもののよく整えられています。頂上手前にプチ岩登りあり
〇上高地への下山、中尾峠分岐まではザレた急坂を下ります。必ずと言っていいぐらい尻もちつきますのでご注意を(私、1回やりました)
下山のハイライト、大ハシゴは毎年難易度が変わりますが、今年はほぼ垂直に近い下段(2段になっている)がまん中あたりでひん曲がっていて、途中で斜度が変わります。

その他周辺情報

新型コロナ5類移行後は日帰り入浴できる施設が増えているようですが、今回確認できたのは上高地温泉ホテルだけです。

写真

8月末の夜に直通バスで梅田を出発

中の湯バス停で降りたのは私だけ、ここから登山開始

国道を5分ほど戻り国道旧道(安房峠)へ入る

長野五輪までここを大型トラックが切り返して登ってた

中の湯温泉に到着、右の赤い車の後ろを進む

何もなかった登山口に立派な標識が! 本格的山道スタート

鬼路駐で知られる登山口も平日6時すぎはまだ余裕ある

有名な路上廃車を通過、メッキ部にサビがないのに驚く

1時間半ほどは急登もあるが樹林内の道を登る

縦裂けの枯れ木通過、もとは相当な巨木と思われる

休憩適地の「広場」着、やっと目的の山をのぞむ

少し登って振り向くと霞沢岳の近さに近づいてきた

遠くに乗鞍の山々が、こちらも行ってみたい山だ

稜線(鞍部)は見えるものの息が苦しく近づかない(汗)

やっとこさで稜線に乗る、火口湖を眺めて一息ついた

鞍部から溶岩壁直下の道を行く、いま爆発せんといてや

いたる所から火山性ガスが噴出、まさに活きている山だ

山頂(北峰)到着、平日だがたくさんの方が休憩中

穂高連邦の絶景、こういうのを眼福というのだろう

遠くに西穂山荘が、こちらも登山客が多いことかと

よく見たらてっぺんだけだが富士山、何か得した気分だw

穂高連邦をバックに 撮影ありがとうございました

下界に上高地の河童橋が! 今からあそこまで降りてゆく

途中で槍ヶ岳をのぞむ、左下に槍ヶ岳山荘も見える

箱庭のような穂高の景色、帰るのがもったいないw

ぽつんと一軒家みたいな焼岳小屋、昔ながらの山小屋だ

小屋でコーラを一気飲み、生き返った気分である

一息ついて昼食、お握りと菓子パンてすごい組み合わせ

小屋からの下山路はしばらく笹の道をゆく

下りの難路が始まるが落ち着いていけば大丈夫

核心部の大ハシゴ、下段が途中で曲がっていて怖かった

滑りやすそうな桟道も対策されているので確実に

長い樹林の道を歩き上高地側登山口へ、ホッとする瞬間だ

突然観光エリアへ出た、絵ハガキのような景色が続く

空を眺めると・・上高地はもう秋の空だ

西穂オールスター、ジャン(右)まで全部見えって珍しい!

河童橋でひと息、平日なので激混みもなくゆっくり出来た

定点観測、41年前の私(左)と今日の私が河童橋で出会う

行程を終了し高速バスで帰阪、想定外の好天に恵まれ秋山シーズン初日を楽めた

感想

tsnet

ご覧いただきありがとうございます。

9月1日の金曜日、まだ残っていた夏期休暇(弊社は一斉でなく各人が分割取得)を使って焼岳へ行ってきました。
ちょうど2週前に須磨アルプスへ行ったので、今度は本場のアルプスということで、北アで日帰り山行できる焼岳を狙っていました。
ただ、大阪からの直通バス乗車券が取れず「今年は行動制限なくなったし、チケット無理だったらマイカー登山かな」と思っていたところ、キャンセルが出たようで何とか乗車券を確保。
急きょ職場で夏期休暇の届けを出して、月末(31日)夜のバスで現地入りしました。

私としては久しぶりの平日登山なので「焼岳とか登っても誰もいないよ」と思っていたのですが、新中の湯登山口名物の路駐こそ少なかったものの、山中・山頂ともに普段と変わらないぐらいの登山者とお会いし、この界隈で人気の山であることを実感。想定外の好天に恵まれたこともあり、秋シーズン始まりの焼岳と上高地を楽しむことができました。

コメント

よもにゃん

tsnetさん、はじめまして。
私も先週焼岳に登りました。
平日でも山頂はにぎわって、人気の山ですよね。

実は37枚目の写真に反応していましました。
私も30年ちょっと前の乙女時代にニッカボッカを履いて上高地にいました。
(大昔の追憶のレコに写真があります…)
今はニッカボッカスタイルの登山者はほとんどいませんよね。
mont-bellでは今も売っているみたいなのでいつか買いたいなぁと思っています(Ф∀Ф)
あと41年前のお姿はカッコいいですが、今の方が若々しく感じます(笑)

tsnet

よもにゃん様こんばんは

拙レコをご覧いただきありがとうございます。
私よりちょうど1週前に焼岳へ行かれたんですね。おっしゃる通り、週末に近い金曜日とはいえ、平日にあれだけ登る人が多いとは驚きました。まあ、そういう私も休暇取得の都合でそうなんですけどw
やはり、手軽に登れてガッツリ感もそこそこあり・・というか、私は南峰北峰の中間鞍部へ着くまでにヘロヘロになるぐらいでしたが(汗)、頂上からは天気さえ良ければ360度ビューが楽しめますし、上高地とも組み合わせやすい・・そのあたりが人気の素というところでしょうか。

定点観測の河童橋画像・・お恥ずかしい限りです。今のほうが若々しいなど、過分のお褒めをいただき恐縮です。生来のノー天気ぶりに加えて、幸い今も20代の時と体形があまり変わっていないので、そのあたりでいくぶん若く見えているだけかもしれません。
あっ、でも中身は大幅に老朽化してますけどw

なつかしのニッカボッカ、以前はそれしかなくてスタンダードでしたけど、いつの間にか見なくなりましたね。売っているお店自体も見たことがありません。
そうですか、mont-bellで今もあったとは(驚) いまニッカボッカで山行したら、けっこう注目を集めるかもしれませんよ。次の山行あたりにぜひお試しください。

しかしよもにゃん様の以前のレコを拝見すると、厳冬期の木曽駒とかも行かれてるんですね。私など八丁坂の直登と降り(もう壁ですやん)を考えただけで恐ろしくて足が向きません。よもにゃん様の過去レコも拝見して勉強し、自分に合った山を探したいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。