記録ID: 5896869
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無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
霞沢岳 徳本峠小屋
2023年09月01日(金) 〜
2023年09月02日(土)


- GPS
- 14:43
- 距離
- 23.4km
- 登り
- 1,645m
- 下り
- 1,677m
コースタイム
1日目
- 山行
- 3:15
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 3:38
距離 7.3km
登り 648m
下り 14m
2日目
- 山行
- 10:12
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 11:21
距離 16.1km
登り 1,003m
下り 1,689m
15:50
徳本峠分岐(徳本峠口)から峠まではよく整備された登りやすい道です。徐々に斜度を上げていき、つづら折れで峠に出ます。徳本峠小屋では水は貴重なので、途中2か所の小さな渡渉箇所で満タン補給して上がった方がよいと思います
天候 | 晴れ 静穏 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ジャンクションピークの先の最低鞍部からは徐々に道が狭くなってきます。笹で足元が見にくくなっていますが谷側は崖で注意が必要です。K1ピークはロープが下がる急登。下りは砂利に足をとられやすいのでゆっくりと。 |
その他周辺情報 | 平湯民族館の露天風呂。黄銅色で硫黄臭のするお湯は疲れた体をほぐしてくれます |
写真
装備
個人装備 |
30Lザック
500ml水筒(お湯)
1000ml水筒
ペットボトル水(500ml×2)
ゼリー飲料
トレッキングポール
雨合羽
ソフトシェル
紙地図
コンパス
日焼け止め
GoPro
バッテリー・給電ケーブル
スマートフォン
カップヌードルと乾燥米とアップルパイ
|
---|
感想
島々から上高地に入るクラシックルートを歩きたいと思いました。しかし、2018年の災害以降、崩壊した橋や道の復旧は進んではいるものの、ルートがはっきりしなくなっているとの情報で断念。上高地から徳本峠、霞沢岳を往復しました。
昭和2年に初代釜トンネルが開通するまでは、島々谷から徳本峠を越える道が上高地に入る唯一のルートでした。W.ウェストンが上高地を紹介し、近代登山黎明の時代を迎えた頃には、沢山の人がこの道を行き交いました。「上高地物語」(横山篤美著)によると、島々には登山客の宿だけでなく登山の装備を売る店もあり、町は大変賑わったそうです。上高地の宿に食料などを運ぶ「能登さ」と呼ばれるボッカ(ほとんどが石川県出身)も大勢いたといいます。往路で米1俵、味噌樽1本、ワラジ20足を担ぎ、復路は登山客の荷物を背負って下ったと記しています。
関係者のご努力により、復旧開通への期待が持てるところまで来ているとも聞きます。途中出会った青年は新島々駅から歩いて徳本峠を越えてきたと言う。曰く「行けないことはないですよ」。来シーズンは古道徳本峠道を辿り上高地に向かいたいものです。
さて、霞沢岳ですが、穂高連峰の眺望を手軽に楽しめる山と思い込んでいました。実際は、小刻みのアップダウンは帰りの足にきます。K1ピークの急降下からのジャンクションピークの登り返しはキツかったです。侮ることなかれ霞沢岳
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