【天空の楽園】大天井岳・燕岳
- GPS
- 18:35
- 距離
- 22.5km
- 登り
- 2,259m
- 下り
- 2,293m
コースタイム
- 山行
- 9:09
- 休憩
- 3:50
- 合計
- 12:59
- 山行
- 5:22
- 休憩
- 2:02
- 合計
- 7:24
天候 | 1日目 曇りよりの晴れ 2日目 快晴→曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
中房温泉の駐車場は、金曜日19時の時点で満車だったよう。 2時頃に有明山神社駐車場に着いた時点で係員に満車の旨伝えられて、この駐車場に停める。 穂高駅からの始発のバスに乗車し、中房温泉へ向かった。(有明山神社→中房温泉1500円)臨時バスは数台出ていたようで、乗れないことはなさそう 【帰り】 12:30のバス乗車。臨時便2台目に乗れた。結構臨機応変に運行している感じ。行きと同じく運賃1500円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ぬかるみ等、危険箇所なし |
写真
感想
普段山行かない友達と前から定期的に山企画を立てていて、夏にどこか行きましょうとなっていた。7月に日帰りで行こうとしたけど燕岳の予定が天気で流れていた。今回は土日とも天気良さそう、山行かないとは言え体力はかなりありそうなので、思い切って大天荘テント泊で今回行ってきた。
行きの中房温泉満車にはいきなりびっくり。というか燕岳自体今回初めてで、北アルプス一番人気の山の洗礼を浴びた気がする。まぁバスあるし、6時くらいには登山口にいれたからいいかな。
たまに開ける眺めにテンション上げながら順調に合戦小屋へ。ここで念願のスイカ‼︎そしてたい焼きも!念願すぎて一瞬だったけどめっちゃおいしかった🤤スイカもう一つ…と思ったけど思いとどまった。まだまだ食べたいものあるし。
合戦小屋から少し行くとようやく開けてきて燕山荘も見えてくる。大天井岳への稜線も見えてたまに槍が見えたりしてさらにテンション上がる。ついに燕山荘に着くと、一気に眺めが開けて目の前に裏銀座‼︎当然だけどそれまで一切見えなかったから、一気に勢揃いな感じでもううるうるしっぱなし🥹この前火傷負った烏帽子に、去年歩いた野口五郎までの稜線、鷲羽や大好きな三俣蓮華に双六、そして槍穂高連峰と、もう嬉しさが振り切れちゃってどうしよう状態だった。
気を取り直し燕山荘の喫茶で、スイカに続き待望のケーキセット🍰嬉しすぎて、ケーキ2つ食べてもう下山してもいいかなと思った。
初日は燕岳には行かずそのまま大天井岳に向かう。途中の大下りまでは、こんな稜線を歩きたかったんだよ‼︎って道がずっと続いてて、完全に振り切れちゃった感じに。大天井から常念側の眺めも好きだけど、こっちは裏銀座がすぐ横にいるからとてもいい。歩いててもついじっと見てしまう。さらに向かう先に巨大な大天井岳!かっこいいねぇ。
大下りで一旦標高落としてからは眺めはしばらく我慢。登り返しが終わると目の前に大天井岳。大天井ヒュッテとの分岐に着くとようやく大天井岳への登り。近付くと壁のような大天井岳だけど、燕から歩いてきた稜線がどんどん見下ろせるようになったり、眺めがさらによくなったりでそれほど苦労なく大天荘へ。ここで楽しみにしていたインディアンカレーは売り切れだったので、軽く缶ビールで乾杯して手早く本日のおうち設営。あとはのんびりタイムなので、ライチョウ見れるように大天荘Tシャツに着替えて願掛けしながら山頂へ。小屋から少し上がっただけなのに、視点がさらに高くなった感じ。数年前にきた時は周りの山々はあまりわからなかったけど、登ったり知ってる山ばかりだと嬉しさ倍増する。
テント場に戻ってきてごはん食べてたら一気に雲に包まれた。だめかなと思ったけど夕暮れの時間に山頂に行ってみると雲が取れてきていて、とんでもない景色に。ガスってたからか数人しか見に来てないし、風もなくて現実感吹っ飛んでた。
地平線の色がなくなるまで見送ったらテント場に戻る。テント泊でも、空いていれば夜喫茶利用できると聞いたのでちょっとのぞいてみたら大丈夫とのこと。ランプの灯りを眺めながら紅茶飲んで過ごす時間は至福だった…
翌日は大天井岳山頂で朝焼け見たいから早めに起床。4時半には地平線の色が変わり始めていた。5時少し前から本格的に始まる。風がほぼなくて寒くなく、雲は少ないというこれ以上ない朝焼け。5:20くらいに槍や裏銀座が照らされ始めた。もうどこ見ていいかわからないし、美しすぎてどうしていいかわからない状態🥹
いつも歩いてる途中で日の出を見ることが多いけど、山頂でじっくりっていうのもたまらない。5時半過ぎてすっかり青空になっても山頂から離れたくなくてのんびり過ごした。
あとは来た道を帰るだけ、なんだけど昨日と違ってめっちゃ青空‼︎青空と太陽と森林限界越えた稜線好きとしては大興奮のシチュエーションで、しょっちゅう足止め。
青空効果かそれほど疲れることなく燕山荘に戻ってきた。下りる前に燕岳へ。白い地面に巨岩が映える。イルカ岩やメガネ岩とか見どころも多くて、どこか屋外美術館でも歩いてるような雰囲気。雲が湧いてきていたので山頂は快晴‼︎というわけにはいかなかったけど、念願の燕岳登れてもう思い残すことなく下山できそう。あ、燕山荘のカツカレーとか大天荘のインディアンカレーとか、まだ心残りはあった🤤
燕山荘からはひたすら下るのみ。そういえば行きは寄らなかった水場に帰り寄って、その水がめっちゃおいしかった。長時間の下りで気持ちもだれてたのに完全復活、多少の登りでもいけそうなくらいなぜか体が軽くなった。
登山口に着いたら12:30のバスの時間だったので、中房温泉のソフトクリームに後ろ髪引かれまくりながら駐車場に戻る。しゃくなげの湯に寄ってさっぱりした後、いつも通りの中央道渋滞にもまれて帰宅した。
数年越しの燕山荘ケーキセットできて、最高の朝焼け見れて天気もよくライチョウまで見られて、もう感無量🥹
やっぱり北アルプスの稜線歩きが好き。
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