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Yamareco

記録ID: 5897747
全員に公開
ハイキング
槍・穂高・乗鞍

燕岳で北アルプスデビュー

2023年09月03日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
08:53
距離
23.1km
登り
1,531m
下り
1,597m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:05
休憩
1:15
合計
6:20
6:02
6:03
13
6:16
6:18
18
6:36
6:39
17
6:56
6:59
16
7:15
7:21
12
7:33
7:41
24
8:05
8:16
5
8:21
8:21
13
8:34
8:34
5
8:39
8:50
1
8:51
8:56
10
9:06
9:07
6
9:13
9:29
25
9:54
9:55
22
10:17
10:19
16
10:35
10:36
16
10:52
10:52
18
11:10
11:13
16
11:29
11:29
21
11:50
11:51
9
12:00
登り合戦小屋と燕山荘、頂上で小休憩。下り燕山荘でパン休憩、合戦小屋でスイカ休憩、第2ベンチで小休憩。(上のコースタイムテーブルは通過しただけのベンチに2,3分留まっていたり、ゆっくりスイカを食べたのに2分しか居なかったりと少し変です)
飲料消費1.0L (+スイカ)。ザック初期重量8.1kg。
天候 晴れ、9時前から頂上付近はガス
過去天気図(気象庁) 2023年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き)JR大糸線・穂高駅/徒歩・穂高温泉郷(前泊)/中房線乗合バス・温泉公園北口BS
帰り)中房線乗合バス・有明荘BS/JR大糸線・穂高駅
コース状況/
危険箇所等
よく整備されています。合戦山より上は細いトラバース道が多いのですれ違いに注意。中房温泉登山口に登山ポストがあります。
その他周辺情報 中房温泉、有明荘、バスに乗って駅に向かう途中の穂高温泉郷には日帰り入浴があります。あと駅を挟んで反対側に2.5kmほど行くと大王わさび農場があります。
松本駅前。山に囲まれています。この辺りから見える山は樹木に覆われているので、スケールこそ違うものの六甲などとあまり変わりない印象。雪化粧していればまた違うのでしょうが。
2023年09月02日 17:15撮影 by  F-02L, FUJITSU
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9/2 17:15
松本駅前。山に囲まれています。この辺りから見える山は樹木に覆われているので、スケールこそ違うものの六甲などとあまり変わりない印象。雪化粧していればまた違うのでしょうが。
穂高駅。改札外にトイレ、飲料とアイスの自販機、給水ステーションがあります。
2023年09月02日 17:58撮影 by  F-02L, FUJITSU
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9/2 17:58
穂高駅。改札外にトイレ、飲料とアイスの自販機、給水ステーションがあります。
あっという間に日が暮れました。松本は神戸より10分ほど日没が早いです。
2023年09月02日 18:06撮影 by  F-02L, FUJITSU
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9/2 18:06
あっという間に日が暮れました。松本は神戸より10分ほど日没が早いです。
宿に向かう途中、西友で買い物。店の前から西を眺めたところ。右の台形が有明山、左の双耳峰が常念岳。
2023年09月02日 18:15撮影 by  F-02L, FUJITSU
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9/2 18:15
宿に向かう途中、西友で買い物。店の前から西を眺めたところ。右の台形が有明山、左の双耳峰が常念岳。
宿の畳ベッド。頭にコンセントがあるのですが…つながっていません。ここまで前日。
2023年09月02日 22:10撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
9/2 22:10
宿の畳ベッド。頭にコンセントがあるのですが…つながっていません。ここまで前日。
当日はバスの臨時便があり4時半過ぎに宿を出ました。宿自慢の庭園を見られず惜しいことをしました。向こうは筑摩山地でしょうか。金星が明るいです。
2023年09月03日 04:42撮影 by  F-02L, FUJITSU
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9/3 4:42
当日はバスの臨時便があり4時半過ぎに宿を出ました。宿自慢の庭園を見られず惜しいことをしました。向こうは筑摩山地でしょうか。金星が明るいです。
合戦小屋の荷揚げ用リフト。この時はまだ動いていませんでしたが、下山の時にドラム缶を入れた籠が登っていくのが見られました。中には私の西瓜が入っていたわけですね。
2023年09月03日 06:16撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
9/3 6:16
合戦小屋の荷揚げ用リフト。この時はまだ動いていませんでしたが、下山の時にドラム缶を入れた籠が登っていくのが見られました。中には私の西瓜が入っていたわけですね。
西瓜が名物の合戦小屋。楽しみは帰りに取っておくとして今は登頂を急ぎます。
2023年09月03日 07:16撮影 by  F-02L, FUJITSU
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9/3 7:16
西瓜が名物の合戦小屋。楽しみは帰りに取っておくとして今は登頂を急ぎます。
トイレはナナカマドの中。というと茂みで用を足すと誤解されそう。もちろん小屋があります。
2023年09月03日 07:21撮影 by  F-02L, FUJITSU
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9/3 7:21
トイレはナナカマドの中。というと茂みで用を足すと誤解されそう。もちろん小屋があります。
そのナナカマド。
2023年09月03日 07:21撮影 by  F-02L, FUJITSU
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9/3 7:21
そのナナカマド。
北アルプスらしい稜線が。右の岩々したのが大天井岳、左に東天井岳、横通岳みたいです。
2023年09月03日 07:26撮影 by  F-02L, FUJITSU
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9/3 7:26
北アルプスらしい稜線が。右の岩々したのが大天井岳、左に東天井岳、横通岳みたいです。
そしてついに稜線の向こうに槍ヶ岳が頭を出しました。生で見るのは初めて。小槍まではっきり見えて感激です。
2023年09月03日 07:29撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
9/3 7:29
そしてついに稜線の向こうに槍ヶ岳が頭を出しました。生で見るのは初めて。小槍まではっきり見えて感激です。
ズーム。ちょうど居合わせた人と、「すごい。槍ヶ岳ですよね」「右のが小槍ですよね」と興奮気味に意気投合。
2023年09月03日 07:30撮影 by  F-02L, FUJITSU
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9/3 7:30
ズーム。ちょうど居合わせた人と、「すごい。槍ヶ岳ですよね」「右のが小槍ですよね」と興奮気味に意気投合。
オヤマリンドウ?まだ蕾ばかりでした。
2023年09月03日 07:33撮影 by  F-02L, FUJITSU
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9/3 7:33
オヤマリンドウ?まだ蕾ばかりでした。
2023年09月03日 07:35撮影 by  F-02L, FUJITSU
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9/3 7:35
ヤマハハコ?
2023年09月03日 07:38撮影 by  F-02L, FUJITSU
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9/3 7:38
ヤマハハコ?
合戦山または合戦沢の頭
2023年09月03日 07:40撮影 by  F-02L, FUJITSU
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9/3 7:40
合戦山または合戦沢の頭
三等三角点・点名「濁沢」
2023年09月03日 07:40撮影 by  F-02L, FUJITSU
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9/3 7:40
三等三角点・点名「濁沢」
燕山荘が見えました。燕岳はガスがかかり始めていますが…間に合うか?
2023年09月03日 07:40撮影 by  F-02L, FUJITSU
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9/3 7:40
燕山荘が見えました。燕岳はガスがかかり始めていますが…間に合うか?
有明山と安曇野市街。昨日と反対側から見てもやはり台形。
2023年09月03日 07:47撮影 by  F-02L, FUJITSU
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9/3 7:47
有明山と安曇野市街。昨日と反対側から見てもやはり台形。
南の稜線も顔を出しました。槍ヶ岳から左に、大喰岳、中岳、南岳、そこからぐっと落ち込んで枝に隠れている北穂高岳と繋がっている辺りが大キレット?
2023年09月03日 07:57撮影 by  F-02L, FUJITSU
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9/3 7:57
南の稜線も顔を出しました。槍ヶ岳から左に、大喰岳、中岳、南岳、そこからぐっと落ち込んで枝に隠れている北穂高岳と繋がっている辺りが大キレット?
ズーム。すると右側は北鎌尾根で、肩みたいなのが北鎌独標でしょうか。
2023年09月03日 07:58撮影 by  F-02L, FUJITSU
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9/3 7:58
ズーム。すると右側は北鎌尾根で、肩みたいなのが北鎌独標でしょうか。
燕山荘。さっきから見えているのですがなかなか辿り着きません…
2023年09月03日 07:58撮影 by  F-02L, FUJITSU
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9/3 7:58
燕山荘。さっきから見えているのですがなかなか辿り着きません…
主稜線に出ました。すぐ左が燕山荘。
2023年09月03日 08:08撮影 by  F-02L, FUJITSU
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9/3 8:08
主稜線に出ました。すぐ左が燕山荘。
燕山荘。
2023年09月03日 08:09撮影 by  F-02L, FUJITSU
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9/3 8:09
燕山荘。
西鎌尾根に連なる稜線。左から槍ヶ岳、稜線の奥に笠ヶ岳、双六岳、三俣蓮華岳、やや手前にどっしりしたのが鷲羽岳。東鎌尾根がよく判りません…
2023年09月03日 08:10撮影 by  F-02L, FUJITSU
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9/3 8:10
西鎌尾根に連なる稜線。左から槍ヶ岳、稜線の奥に笠ヶ岳、双六岳、三俣蓮華岳、やや手前にどっしりしたのが鷲羽岳。東鎌尾根がよく判りません…
鷲羽岳、灰色の水晶岳、中央に砂色の野口五郎岳、ガスの端にある三ツ岳、右端の斜面に隠れそうなのは龍王岳? あと少しで立山が見えたのかな…
2023年09月03日 08:10撮影 by  F-02L, FUJITSU
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9/3 8:10
鷲羽岳、灰色の水晶岳、中央に砂色の野口五郎岳、ガスの端にある三ツ岳、右端の斜面に隠れそうなのは龍王岳? あと少しで立山が見えたのかな…
再び南西方向。この道を行くと、大天井岳、槍ヶ岳に。大正15(昭和元)年7月に加藤文太郎が歩いた道です。「燕ー大天井・槍・前穂ー上高地ー乗鞍ー御岳ー木曽駒(十一日・単独)」とあります。すごいですね。
2023年09月03日 08:17撮影 by  F-02L, FUJITSU
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9/3 8:17
再び南西方向。この道を行くと、大天井岳、槍ヶ岳に。大正15(昭和元)年7月に加藤文太郎が歩いた道です。「燕ー大天井・槍・前穂ー上高地ー乗鞍ー御岳ー木曽駒(十一日・単独)」とあります。すごいですね。
イルカ岩と槍ヶ岳。
2023年09月03日 08:22撮影 by  F-02L, FUJITSU
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9/3 8:22
イルカ岩と槍ヶ岳。
他にもこんな剃刀みたいに鋭い岩が。面白い。
2023年09月03日 08:27撮影 by  F-02L, FUJITSU
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9/3 8:27
他にもこんな剃刀みたいに鋭い岩が。面白い。
燕岳へのビクトリーロード。幸いまだガスは途切れがち。
2023年09月03日 08:32撮影 by  F-02L, FUJITSU
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9/3 8:32
燕岳へのビクトリーロード。幸いまだガスは途切れがち。
振り返って。ガスがかかっていますがなんとか北穂と奥穂が見えます。北鎌尾根と千丈沢もほぼ全容が。あと少し手前が見えたら千天出合?
2023年09月03日 08:32撮影 by  F-02L, FUJITSU
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9/3 8:32
振り返って。ガスがかかっていますがなんとか北穂と奥穂が見えます。北鎌尾根と千丈沢もほぼ全容が。あと少し手前が見えたら千天出合?
ちょうど3時間で登頂。頂上は狭いです。
1時間で500m以上高度を上げられたら健脚とどこかに書いてありましたが、今日は累積登り1510mなのでまあギリギリ健脚を名乗ってもいいでしょうか。でもあと1時間足して2000mは無理!
2023年09月03日 08:40撮影 by  F-02L, FUJITSU
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9/3 8:40
ちょうど3時間で登頂。頂上は狭いです。
1時間で500m以上高度を上げられたら健脚とどこかに書いてありましたが、今日は累積登り1510mなのでまあギリギリ健脚を名乗ってもいいでしょうか。でもあと1時間足して2000mは無理!
二等三角点・点名「燕岳」
2023年09月03日 08:40撮影 by  F-02L, FUJITSU
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9/3 8:40
二等三角点・点名「燕岳」
この木のプレートは手に持って写真を撮ったりするみたいですが、風で飛ばされないのかな。
2023年09月03日 08:41撮影 by  F-02L, FUJITSU
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9/3 8:41
この木のプレートは手に持って写真を撮ったりするみたいですが、風で飛ばされないのかな。
2023年09月03日 08:41撮影 by  F-02L, FUJITSU
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9/3 8:41
北燕岳方面。
2023年09月03日 08:41撮影 by  F-02L, FUJITSU
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9/3 8:41
北燕岳方面。
西方向。正面手前の緑に覆われた山が湯俣岳、その奥に南真砂岳、右奥に真砂岳、稜線に沿って左に水晶岳でしょうか。
下にある燕岳ピークを捲く道で燕山荘に戻ります。
2023年09月03日 08:47撮影 by  F-02L, FUJITSU
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9/3 8:47
西方向。正面手前の緑に覆われた山が湯俣岳、その奥に南真砂岳、右奥に真砂岳、稜線に沿って左に水晶岳でしょうか。
下にある燕岳ピークを捲く道で燕山荘に戻ります。
色づき始めのコケモモ?
2023年09月03日 08:49撮影 by  F-02L, FUJITSU
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9/3 8:49
色づき始めのコケモモ?
メガネ岩。
2023年09月03日 08:53撮影 by  F-02L, FUJITSU
4
9/3 8:53
メガネ岩。
まだコマクサが頑張っていました。
2023年09月03日 08:54撮影 by  F-02L, FUJITSU
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9/3 8:54
まだコマクサが頑張っていました。
だいぶガスが上がってきました。
2023年09月03日 08:55撮影 by  F-02L, FUJITSU
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9/3 8:55
だいぶガスが上がってきました。
これは…どの方角だっけ。右端、岩の上に頭だけ出しているのが鷲羽岳とワリモ岳だと思います。
2023年09月03日 08:57撮影 by  F-02L, FUJITSU
3
9/3 8:57
これは…どの方角だっけ。右端、岩の上に頭だけ出しているのが鷲羽岳とワリモ岳だと思います。
イルカ岩の手前斜面、コマクサの群落がありました。
2023年09月03日 09:06撮影 by  F-02L, FUJITSU
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9/3 9:06
イルカ岩の手前斜面、コマクサの群落がありました。
P2704の北の小ピークに猿がたくさんいました。5,6頭で小猿ばかりでこちらを気にしていない様子だったのでそんなに危機感はありませんでしたが…こんな頂上近くに出るんですね。
2023年09月03日 09:10撮影 by  F-02L, FUJITSU
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9/3 9:10
P2704の北の小ピークに猿がたくさんいました。5,6頭で小猿ばかりでこちらを気にしていない様子だったのでそんなに危機感はありませんでしたが…こんな頂上近くに出るんですね。
燕山荘のベンチで軽食休憩。長野と言えばおやき。昨日西友スーパーで購入。もうすっかりガスが立ち込めてしまい、いいタイミングで登頂できたのは幸運でした。
2023年09月03日 09:14撮影 by  F-02L, FUJITSU
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9/3 9:14
燕山荘のベンチで軽食休憩。長野と言えばおやき。昨日西友スーパーで購入。もうすっかりガスが立ち込めてしまい、いいタイミングで登頂できたのは幸運でした。
何でしょう、これ。
2023年09月03日 09:25撮影 by  F-02L, FUJITSU
4
9/3 9:25
何でしょう、これ。
セリ科なのは間違いないと思うのですが…シシウド?オオカサモチ?
2023年09月03日 09:50撮影 by  F-02L, FUJITSU
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9/3 9:50
セリ科なのは間違いないと思うのですが…シシウド?オオカサモチ?
茎も葉もこの仲間の中では繊細な感じ。
2023年09月03日 09:50撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
9/3 9:50
茎も葉もこの仲間の中では繊細な感じ。
ふたたび合戦小屋。
2023年09月03日 10:04撮影 by  F-02L, FUJITSU
3
9/3 10:04
ふたたび合戦小屋。
名物の西瓜をいただきました。甘くて体に水分が沁みます。赤い部分は残さず食べてしまいました。隣の人も綺麗に食べきっていましたね。
2023年09月03日 10:08撮影 by  F-02L, FUJITSU
3
9/3 10:08
名物の西瓜をいただきました。甘くて体に水分が沁みます。赤い部分は残さず食べてしまいました。隣の人も綺麗に食べきっていましたね。
中房温泉。日帰り入浴あり。混雑していそうだったので、少し歩いて下の有明荘に行くことにしました。
2023年09月03日 11:51撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
9/3 11:51
中房温泉。日帰り入浴あり。混雑していそうだったので、少し歩いて下の有明荘に行くことにしました。
緑が眩しいです。下界の木々は暑さのあまり元気がありませんが、ここのは生き生きしていますね。それはそれとしてこの道幅ですれ違うのは大変そう。
2023年09月03日 11:57撮影 by  F-02L, FUJITSU
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9/3 11:57
緑が眩しいです。下界の木々は暑さのあまり元気がありませんが、ここのは生き生きしていますね。それはそれとしてこの道幅ですれ違うのは大変そう。
燕山荘ではベンチを借りたのに何も頼まず気が差していたこともあって運営が同じ有明荘まで来たのですが、実は合戦小屋も同じ経営でした(次の写真の箸袋参照)
2023年09月03日 13:54撮影 by  F-02L, FUJITSU
3
9/3 13:54
燕山荘ではベンチを借りたのに何も頼まず気が差していたこともあって運営が同じ有明荘まで来たのですが、実は合戦小屋も同じ経営でした(次の写真の箸袋参照)
有明荘の露天風呂につかった後、食堂「あずみ野」の「燕セット」で昼食。蕎麦、山賊焼き丼、温泉卵、ニシンの蕗煮、野沢菜、林檎コンポートの大ボリュームで1,700円。
2023年09月03日 13:13撮影 by  F-02L, FUJITSU
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9/3 13:13
有明荘の露天風呂につかった後、食堂「あずみ野」の「燕セット」で昼食。蕎麦、山賊焼き丼、温泉卵、ニシンの蕗煮、野沢菜、林檎コンポートの大ボリュームで1,700円。
さあ帰りましょうか。バスは前の公道に停まります。(中までは入ってきません)
2023年09月03日 14:06撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
9/3 14:06
さあ帰りましょうか。バスは前の公道に停まります。(中までは入ってきません)
時間が余ったので穂高駅から大王わさび農場に向かいます。稲穂が実っていますね。正面に筑摩山地の鉢伏山、左に頭を出しているのが王ヶ鼻。
2023年09月03日 15:45撮影 by  F-02L, FUJITSU
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9/3 15:45
時間が余ったので穂高駅から大王わさび農場に向かいます。稲穂が実っていますね。正面に筑摩山地の鉢伏山、左に頭を出しているのが王ヶ鼻。
安曇野市随一の観光スポット、大王わさび農場です。入場無料。
2023年09月03日 16:01撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
9/3 16:01
安曇野市随一の観光スポット、大王わさび農場です。入場無料。
夏場は暑さ避けに寒冷紗がかけられています。
2023年09月03日 16:09撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
9/3 16:09
夏場は暑さ避けに寒冷紗がかけられています。
標高500mの松本盆地とは言えやはり日中は暑かったのですが、ここは涼を感じさせます。
2023年09月03日 16:12撮影 by  F-02L, FUJITSU
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9/3 16:12
標高500mの松本盆地とは言えやはり日中は暑かったのですが、ここは涼を感じさせます。
ニジマスもいました。金色のは突然変異のアルビノ個体。
2023年09月03日 16:14撮影 by  F-02L, FUJITSU
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9/3 16:14
ニジマスもいました。金色のは突然変異のアルビノ個体。
手前は北アルプス湧き水の蓼川、奥が万水川(よろずいがわ)。細い小島を挟んで並行して流れ、水温が違うので合流後もしばらくは混じり合わずに流れるそうです。
2023年09月03日 16:17撮影 by  F-02L, FUJITSU
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9/3 16:17
手前は北アルプス湧き水の蓼川、奥が万水川(よろずいがわ)。細い小島を挟んで並行して流れ、水温が違うので合流後もしばらくは混じり合わずに流れるそうです。
水車小屋。黒澤明「夢」のロケ地だとか。(未見)
2023年09月03日 16:17撮影 by  F-02L, FUJITSU
2
9/3 16:17
水車小屋。黒澤明「夢」のロケ地だとか。(未見)
ヤコブの梯子。
2023年09月03日 16:19撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
9/3 16:19
ヤコブの梯子。
東光寺。下駄を履くと願いが叶うそうです。
2023年09月03日 17:02撮影 by  F-02L, FUJITSU
3
9/3 17:02
東光寺。下駄を履くと願いが叶うそうです。
行きは素通りしましたが、「日本アルプス総鎮守」と聞いてはお参りせねば。
2023年09月03日 17:10撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
9/3 17:10
行きは素通りしましたが、「日本アルプス総鎮守」と聞いてはお参りせねば。
穂高神社。主祭神の穂高見命は北九州で栄えた海の一族安曇族の祖先神らしく、どういう訳で海と山が繋がったのかいまいち不明瞭ですが、ともかく海と山両方に霊験があるそうです。
2023年09月03日 17:19撮影 by  F-02L, FUJITSU
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9/3 17:19
穂高神社。主祭神の穂高見命は北九州で栄えた海の一族安曇族の祖先神らしく、どういう訳で海と山が繋がったのかいまいち不明瞭ですが、ともかく海と山両方に霊験があるそうです。
ケヤキ。昭和45年5月に穂高神社に参拝した川端康成、東山魁夷、井上靖が絶賛。井上靖が小説『欅の木』を書いたそうです。(未読)
2023年09月03日 17:23撮影 by  F-02L, FUJITSU
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9/3 17:23
ケヤキ。昭和45年5月に穂高神社に参拝した川端康成、東山魁夷、井上靖が絶賛。井上靖が小説『欅の木』を書いたそうです。(未読)
穂高駅ホームから。さようなら、燕岳。市街から見ると有明山と常念岳が目立ちますね。頭だけ出してる大天井岳も。
2023年09月03日 17:42撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
9/3 17:42
穂高駅ホームから。さようなら、燕岳。市街から見ると有明山と常念岳が目立ちますね。頭だけ出してる大天井岳も。
車窓から東の筑摩山地を眺める。正面に見える双耳峰が戸谷峰、その右のなだらかなのが武石峰、その肩みたいに見えてるのが美ヶ原の王ヶ鼻らしいです。
2023年09月03日 17:49撮影 by  F-02L, FUJITSU
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9/3 17:49
車窓から東の筑摩山地を眺める。正面に見える双耳峰が戸谷峰、その右のなだらかなのが武石峰、その肩みたいに見えてるのが美ヶ原の王ヶ鼻らしいです。
南豊科駅から。右に鉢伏山。美ヶ原ー霧ヶ峰縦走もしてみたいですねえ。
2023年09月03日 17:52撮影 by  F-02L, FUJITSU
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9/3 17:52
南豊科駅から。右に鉢伏山。美ヶ原ー霧ヶ峰縦走もしてみたいですねえ。
梓橋駅。ホーム上に木があります。林檎だそうです。
2023年09月03日 18:00撮影 by  F-02L, FUJITSU
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梓橋駅。ホーム上に木があります。林檎だそうです。
燕岳ピストンだけの時間と距離。あ、これ風呂に浸かってた時間も含まれてますね。中房温泉ー燕岳ー有明荘で6:20です。
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燕岳ピストンだけの時間と距離。あ、これ風呂に浸かってた時間も含まれてますね。中房温泉ー燕岳ー有明荘で6:20です。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 携帯 時計 タオル

感想

 念願の北アルプスデビューで、燕岳に行ってきました。実は昨年御嶽山に登ってその時も北アルプスデビューと称しており、個人的には御嶽山は北アルプスに含まれるのではないかと思っているのですが、その時々で都合のいい方を使い分けるのです。

 さて燕岳はデビューに最適で入門者にもやさしい人気の山と聞いたので、当初は混雑を避けるため有休を取って、日曜に18きっぷで移動して前泊、月曜に登るつもりでいたのですが、天気予報が下り坂だったので予定を早めて土曜前泊日曜登山に変更しました。土曜は昼前に用事があったので18きっぷは活用できなくなりましたが、我ながら良い判断でした。というのも日曜と月曜では登山バスのダイヤが違い、月曜は入山が2時間も後になるんですね。日曜は登頂後9時ごろにはもうガスが濃くなってきましたから、すんでのところで景色を堪能できました。やはり登山は早出早着が基本。安全のみならず楽しみのためにも。

 さて前日穂高駅に着いたのは夕方で、穂高温泉郷までの4kmあまりは歩きました。穂高駅近くのビジネスホテルを当てにしていたのですが、直前まで天気予報と睨めっこした結果、部屋が埋まってしまったのです。まあ温泉旅館(檜湯の宿 松柏)の広々した部屋で休んで温泉にも浸かれたのでよかったのですが。山の麓の温泉宿のある辺りと、振り返って穂高市街には明かりが灯っているのですが、その間は街灯もろくにない暗闇でちょっと心細かったですね。私は途中のラーメン屋で夕食をとり、コンビニで翌日の朝食その他を買ったのですが、途中開いている店はほとんどないので計画を立てて行った方がいいと思います。

 すっかり日が暮れてから宿にチェックイン。少し待っている間にロビーにいた地元の常連客らしいご老人に話しかけられまして「山行くの?明日?明日までは天気大丈夫そうだねえ。どこの山?燕岳か、いい山だよ。一人で?」といった調子。「単独行は危険だからやめなさい」と言われたらどうしようとドキドキしましたが「燕岳なら一人でも大丈夫かあ」とお墨付きを頂戴し事なきを得ました。

 翌朝は4:50の登山バスに合わせて温泉公園北口バス停へ。私の他にもう1人お客が乗りこみました。バスは45人乗りくらいの2台で来ましたが、1台目は既に満員で2台目に廻されました。その後、有明山神社バス停で大勢乗って来られてほぼ満員に。万一あぶれる危険を避けるなら、穂高駅か温泉公園北口から乗った方がいいかもしれません。

 中房温泉登山口で手短に準備を済ませて入山。登山届を書いている人も多かったので(私は事前にネット提出)、バスで来たグループでは中間くらいに出発したと思います。合戦小屋までで50人ほど追い抜いたでしょうか。第1から第3と富士見のどのベンチも10人足らずが休憩していて、うっかり遅いグループの後につくと面倒と思うと結局休まず合戦小屋までノンストップで歩いてしまいました。加えて時おり見える展望を除くと、高山植物も大方終わった合戦尾根にはさして見どころがなく写真撮影で足を止めることも少なかったのが速いペースの要因です。もっとも2人ほどに追い抜かれましてどちらも大きなザックを背負ってらっしゃいました。すごいなあ…(しかも一人は女性)

 合戦尾根と言えば、北アルプス三大急登に数えられるので覚悟を決めて臨みましたが、構えるほどではなかったかなという印象。摩耶山天狗道の一番きつい箇所がずっと続く感じでしょうか。ただよく整備されていて手を使うようなところはありませんし、等間隔にベンチが設置されているところは心に優しいです。トータルでは全縦で菊水山、鍋蓋山の後に登る摩耶山より楽でした。

 合戦小屋を過ぎたあたりで、前を歩く人は少なくなって今度は下山してくる人とのすれ違いが増えてきました。向こうも「登ってくる人が増え始めたね」と言っている人がいたので、だいたい先頭集団(の後ろの方)にいたのだと思います。

 燕山荘に到着したときはまだガスがなく、展望は最高。槍ヶ岳周辺とその北側に連なる山々が綺麗に見えました。当地は全くの不案内なので「おお〜北アルプスらしい稜線だ」と思うだけで、槍ヶ岳以外はどれがどの山やらさっぱりでしたが、先週購入した山座同定アプリ「PeakFinder」が役に立ちました。これまで無料の「AR山ナビ」を使っていたのですが、私にとってはPeakFinderの方が使い勝手がいいですね。560円買い切りで広告も出ませんし、いい買い物でした。その後まもなく燕岳登頂した辺りからガスが出始めたので本当にタッチの差でいいタイミングでした。入門者向けのサービスだったのでしょうか。

 燕岳は概して皆さんマナーがよく気持ちよかったですね。むしろ私が下りで後ろから近づいている人に気づかずしばらく前を歩いてしまったのが反省です。しかも滑って尻餅をついたところを見られてしまいました…恥ずかしい。やはり入門者向けとはいえ北アルプスに来られる人は皆それなりということでしょうか。
 外国の人が多かったのも印象的でした。アジア系でもアフリカ系でもない、でも英語ドイツ語以外を話している人が多かったですね。ラテン系? 今年は富士登山で軽装やノーマナーの外国人が〜(日本人にもいると思いますが)というニュースをことさら目にしますが、ここの人は普通に登山の服装でマナーもちゃんとしていました。日本語で挨拶も返してくれましたし。「コンニチハ」だけでなく、道を譲って「オキヲツケテ〜」と言ってくれる人もいてちょっとびっくり。まあ富士山の方も実際行った人によるとそんな人全然見なかった、ということですが。テレビはインパクトのある画を欲しがりますしね。山小屋や組合といったプロの言は確かなので問題は問題なのでしょうが、報道を通じて我々(特に登山をしない人)が持つイメージは実相からだいぶ乖離があるんじゃないでしょうか。閑話休題。

 下山後は有明荘で日帰り入浴。硫黄のにおいが強く、いかにも温泉という感じがします。ここは高地にあるとは思えない広々した露天風呂があり人気なのですが、私が入った12時過ぎは人のピークだったらしく5つしかない洗い場で順番待ちが発生していました。そのうち落ち着いてきたのでタイミングをずらした方が快適かもしれません。バスまで時間があったので食堂でゆっくり昼ごはんもいただきました。帰りのバスは混雑を心配して早めに並んだのですが(最終的に10人ほど)、バスは行きより小さい25人乗りくらいのが2台でやって来て、結局全員1台目に乗り切れました。帰りも有明山神社で降りる人が結構いました。
 そうそう忘れ物があったようで穂高駅で運転手さんがわざわざ降りて駅券売機に並んだお客さんに聞いて廻っていましたが、名乗り出る人はいなかったので有明山神社で降りた人の物でしょうか。灰色のレインウェアのカバーかグラナイトギアの防水ケースみたいなのでした。

 15時過ぎに穂高駅に到着して、ちょっと悩んで徒歩30分くらいの位置にある大王わさび農場に行くことに決めました。有明荘で記念に買った手拭いもまだ生乾きでしたし。17時閉園なので歩いて往復しても17時44分の電車がちょうどいいです。あとで周遊バスもあることに気づきましたが。昨日も感じましたが、穂高温泉郷とか駅前とか人家や商店はあるエリアに集中していて、その間は田畑が広がる、というのがこの辺りの風景のようです。私の住む阪神エリアにも田畑はそれなりにありますがスケールが違いますね。

 大王わさび農場は涼しげでいいところでした。あいにく食堂やカフェは大方が終わっていて、お土産物屋と売切れ間際の屋台とフードコートがあるきり。他に出張販売中の名産品売り場で林檎ジュースを購入しました。長野は林檎も特産なんですよね。あと湧水百選に認定されている安曇野わさび田湧水群の水が贅沢にもかけ流しになっていたので空になった魔法瓶に詰めさせてもらいました。ひんやりして美味しかったです。

 総じて天候はじめ偶然の判断など幸運に恵まれてほとんど心残りのない大満足の山行でした。特に槍ヶ岳はじめ、小槍、大キレット、北鎌尾根などかねて名前だけ耳にしていたスポットの数々を実見できたのは感激。これだけ初回が楽しいと次回以降のハードルが上がってしまうなと少し心配に。強いて挙げるならライチョウにはまた会えなかったことと(頂上直下でゴジュウカラっぽいのと遭遇しましたが)、富士山を見逃したことくらい。富士見ベンチ他から見えたそうです(名前から言ってそりゃそうですね。迂闊でした)。あとはピストンでやや単調だったことでしょうか。なるべく登頂を急いで合戦小屋のスイカを下りに廻したのは正解だったとは思いますが。次は分県登山ガイドにあるコースの東沢乗越周回でもいいですね。

 さて、来週最後の1回分の18きっぷをどこで使うか考えないと。

〇今日のヤマスタチェックポイント
燕岳(おすすめ二百名山<北アルプス11座>、北アルプスベーシック)

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