伏美岳〜ピパイロ岳

2023年09月02日(土) 〜 2023年09月03日(日)

• GPS: 11:53
• 距離: 27.4km
• 登り: 2,084m
• 下り: 2,141m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:33
• 休憩: 0:00
• 合計: 1:33

14:17 美生川林道ゲート
15:50 伏美小屋

2日目

• 山行: 9:39
• 休憩: 1:14
• 合計: 10:53

4:24 伏美小屋
4:30 4:31 伏美岳登山口
7:02 7:12 伏美岳
8:17 8:17 テント場
8:19 8:19 1542mコル
9:41 10:05 ピパイロ岳
10:47 10:55 テント場
12:23 12:25 伏美岳
13:31 13:32 伏美岳登山口
13:35 14:03 伏美小屋
15:17 美生川林道ゲート

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

芽室町西8条9丁目の国道38号（「十勝農機」の看板あり）から道道55号に入る。美生、中美生を経て上美生の上美生橋を渡ってすぐ右折（「伏美岳→」の青い電柱看板あり）。約1キロ進み、右前にほこらがある交差点を右折。8.4キロ先（直進するとゲートあり）の交差点を左折。約1キロで出発点の美生川林道ゲートです。ゲート前の道路脇に数台分の駐車スペースがあります。

写真

9/2 14:15

午後２時過ぎ、伏美小屋に向けて出発

9/2 14:16

山脈には雲がまとわりついているようでしたが、ふもとは天気が良かったです

9/2 14:28

林道沿いはエゾトリカブトがきれいでした

9/2 14:50

崩壊した林道で杭打ちと草刈りをしている方たちがいました

9/2 15:32

昨夜は雨。参考までに札内川ダム流入量を見ると夜中にかなり上がっていたので渡渉できるか心配でしたが、朝には下がったようで、ふつうに飛び石で渡れました

9/2 15:49

着きました。実は２週間前にも来ました。雨で帰りましたが、ここまでけっこう距離があるので今回は前泊にしました

9/2 16:41

小屋はすでに日かげ。風もなく汗で濡れた衣類が乾かず、結局、翌日に小屋から帰る時に着ました

9/2 17:17

1984年のおそらく北海道新聞がファイルされていました。芽室山の会の皆さんのおかげで今があるのですね。明日はキツくても感謝の気持ちを忘れず歩こう。小屋には利用者の感想ノートがあり、くすっとなる書き込みも多かったです

9/3 4:25

翌朝は午前３時半過ぎに起き、４時半前に出発。宿泊者は自分のほか２組３人。伏美岳まで夏尾根を登る方、ニタナイ川を遡行するという方々でした

9/3 4:31

５分ほどで広い駐車場跡と登山口へ

9/3 5:11

日は昇ってましたがなかなか展望が開ける場所がなく、ここでようやくご来光を拝めました

9/3 5:43

たまにゆるやかな場所もありますが、基本は登りが続きます。１、５、７、９合目の看板は見ましたが、３合目はなぜか行きも帰りも見つけられませんでした

9/3 6:46

左が妙敷山かな？

9/3 6:48

標高1700メートルほど。ここまでくればもう少し

9/3 7:03

うわー着きました。稜線の雄大さがケタチゲー

9/3 7:05

妙敷山とカチポロ

9/3 7:05

札内岳。奥はヤオロマップや1839峰などなど

9/3 7:11

左から幌尻岳、戸蔦別岳、1881P、北戸蔦別岳

9/3 7:11

中央左がこれから目指すピパイロ岳

9/3 7:13

伏美岳を過ぎるとすぐテン場。風から守ってくれそうな立地

9/3 7:43

笹などが密集して道がわかりづらいところは高い場所に集中してピンテ。心配りに感謝です

9/3 7:46

まだまだ遠いな

9/3 8:22

の、濃密ですな...

9/3 8:38

あー入っちゃだめ！イタヤハムシは山頂にもいましたが数は一時期に比べるとぐっと少なめでほっとしました

9/3 8:54

アオノツガザクラが少し

9/3 8:56

わかりません。ウスユキトウヒレン？ユキバヒゴダイ？

9/3 8:59

だいぶ近づきましたー

9/3 9:13

座って休憩。やぶが濃密でも足元は明瞭なので、あせらず落ち着いて登りました

9/3 9:17

いつもつぼみのエゾオヤマリンドウが少し開いていたので真上から撮影

9/3 9:27

左にエサオマントッタベツ岳、中央奥にカムエク

9/3 9:27

まさしくでっかい（ポロ）山（シリ）。尖った戸蔦別岳との組み合わせがまた良いコンビな気がします。登頂前ですがすでに満足しきっています

9/3 9:29

肩まで登って来ました。ハイマツこぎのビクトリーロードです

9/3 9:42

あ、会いたかったです

9/3 9:42

慰霊のプレートがそっと置かれていました。友情、哀悼がにじんでいて、なんかぐっとくるプレートです

9/3 9:50

チロロ岳（右）。現在、林道が通行止めで、夏道は往復30キロ近くなるようですが、いずれ行かねばならぬー

9/3 9:51

夏に北戸蔦別岳で見た夕日が忘れられないです

9/3 9:48

1967峰。北戸蔦別経由で登りました。いつかここからの赤線もつなげたらいいなあ

9/3 9:51

直下にテン場ありました

9/3 9:53

何張いけるのかな

9/3 10:04

帰り際にタッチ。感謝の気持ちをお伝えしました

9/3 10:15

さあ帰ろう。って伏美（左）遠っ。とりあえずあそこに着くまでとても気が抜けない

9/3 11:17

気温が上がってきたので梅干食べまくりました

9/3 12:21

ただいまー。この戻りが一番こたえました

9/3 12:23

最高でした。ありがとうございました。またいつか

9/3 13:31

一気に登山口へ

9/3 14:02

小屋のそうじも終わって下山開始。お世話になりました

9/3 14:59

作業の方たちがきょうもいて、にんまり笑顔で迎えてくれました。林道復旧するんですか？とたずねると、それはたぶんかなり先、国の考えしだいで、自分たちは予算を取るために作業しているというお答えでした

9/3 15:17

無事帰ってこれて何よりです

撮影機器：

iPhone 6s Plus Apple

iPhone XR 64GB SIMフリー Apple

感想

じこたり

2週間前に雨のため伏美小屋で帰ってきた伏美岳とピパイロ岳にまた挑戦。前回と打って変わって快晴でした。時間にすると2時間足らずですが、小屋までの約7キロが長く感じたこと、日帰りする自信が正直ないので前泊にしました。

翌朝は気温が上がる前に伏美まで行けました。山頂は一気に視界が開け、登頂の喜び、国境稜線の見事さ、ピパイロまでの遠さなどなど感情や情報が一斉にやってきて、ただただ圧倒されました。

ピパイロまでの道は、最低コルあたりからやぶが特に濃かったように思います。足元は明瞭で、行きではルートを外れませんでしたが、帰りは3回ほど外れました。外れても冷静に、ちょっと戻って判断するくせが今さらようやくついてきたような気がします。

伏美岳への戻りがちょっときつかったです。動物のガサガサ音は、伏美岳5合目手前と、ピパイロ〜伏美間のやや伏美寄りの2回。音だけで姿は見ていません。

天気に恵まれたのが何よりでした。主稜線までの道のりは林道を含めて決して短くないですが、それでもやっぱり日高の山々が見えた時は来て良かったな〜！と心から思えました。

コメント

japa

最後の一座はどこにするの？

じこたり

japa師匠
おはようございます。まだまだ先の話ですし、天気にも左右されるので決めていません。一つずつです。成り行きに任せます。