記録ID: 8284677
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日高山脈
伏美岳・ピパイロ岳・1,967m峰
2025年06月12日(木) 〜
2025年06月13日(金)


体力度
8
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 21:51
- 距離
- 37.5km
- 登り
- 2,758m
- 下り
- 2,770m
コースタイム
1日目
- 山行
- 15:40
- 休憩
- 1:41
- 合計
- 17:21
距離 25.5km
登り 2,675m
下り 1,283m
2日目
- 山行
- 4:06
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 4:29
距離 12.0km
登り 84m
下り 1,487m
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
美生川林道ゲートから登山口まで7kmあるそうです。 伏美小屋を過ぎてから少し歩いて登山口、登山ポストがあります。 伏美岳まではキレイに整備されて歩きやすいです。急斜面で滑りやすい箇所にはロープあり。 伏美岳からピパイロ岳・1967m峰までは背丈くらい(私の身長158cm)の濃い笹・濃いハイマツありです。往路では笹もハイマツもこちらを向いていてかき分けながら歩くので時間がかかりました(復路では逆なので進みやすい)。ハイマツの枝も刺さってきます。背丈くらいの藪でアップアップ状態、まさに藪の海を泳いでいる感じ。そんな状態が8割くらいと考え覚悟していてもいいと思います。 そんななかでも足元だけは明瞭なのでまだ歩きやすいほうかも。 ピンテは要所要所にありますが、ピパイロ岳から1967間は少な目に感じました。 雪渓もあります、ツボ足でも行けそうでしたが、踏ん張れないので軽アイゼン使用しました。帰り、暗くなってから雪渓から夏道に戻る道がわからずウロウロしたのが2回。焦りました。 2日目の下山時、渓谷橋付近の登山道ショートカットで、ショートカットした先にもまだ踏み跡があり、ピンテはないけれど笹を刈ったような跡があるのでおかしいなと思いながらもでそのまま行きました。すると川に到着。渡れるような水量ではないので渓谷橋まで行きよじ登って体力消耗。ショートカットし過ぎて反省したのでした。 |
写真
伏美岳に初登頂!予報通り真っ白。
伏美岳山頂にもテント張れそうだったけれど風が強い予報だったのでやめました。でも実際は風弱く、翌朝一人用と二人用くらいのテント二つを発見。私のあとに張られたようです。近くに雪渓もあったので水が取れそうです。
伏美岳山頂にもテント張れそうだったけれど風が強い予報だったのでやめました。でも実際は風弱く、翌朝一人用と二人用くらいのテント二つを発見。私のあとに張られたようです。近くに雪渓もあったので水が取れそうです。
モクモク下っていると、向こうから人影が。しかも以前ウペペサンケでもお会いしたYouTuberの山親爺さんで、今日は環境省の方のガイドで伏美岳から来て1967で泊まり明日チロロ林道に下りるとのことでした。お会いした記念にということで環境省と山親爺さんのステッカーを頂きました。
この時間まで誰とも会っていなかったので嬉しくて嬉しくてしょうがなかったです笑。
この時間まで誰とも会っていなかったので嬉しくて嬉しくてしょうがなかったです笑。
妙敷山。昨日、ピパイロ岳に向かうときに「明日は朝早くから妙敷山行ってもいいかも♪」なんてお気楽に考えていたけれど、夜にテン場に到着したときにはそんな考えは微塵もなくなっていました笑。
感想
昨年チロロ林道から登り登頂した1967m峰と伏美岳・ピパイロ岳を繋げてみたいと思い、テント担いで行ってみました。
ピパイロ岳直下のテン場でテントを張る予定でしたが、17kgのザックを背負って歩くのがつら過ぎて予定変更して伏美岳でテントを張りました。
1967までは翌日行く予定でしたが、伏美岳でテントを張ったことで荷物が軽くなり、今日中に行っちゃえ!と10時頃スタート。
1967のピークを踏み伏美岳テン場まで日没までには戻ってこれる計画でいましたが、笹&ハイマツが予想以上に濃くて難儀。結局テン場に戻ったのは21時頃。
星、真っ赤な満月も出ていたけれど、観賞する元気もなく倒れるようにすぐ横になりました。
シュラフはモンベルダウンハガー#3、シュラフカバー、ダウン上下で過ごしましたが夜は寒かったです。朝5時でテント内8℃くらいでした。
伏美岳からの1967までの道のりは、とにかく背丈ほどの笹&ハイマツにやられたという印象。足元は明瞭だけれど、笹やハイマツがビシビシと顔を叩いてきます。心折れず良くやったな、と思います。心折れるどころか「絶対に1967まで行ってやる」と謎の闘志が湧き上がっていました。
今回の山行、望みだったピークに立てて大満足だった半面、計画通り明るいうちにテン場に戻れなかったなど反省点はいろいろ。でも、反省を踏まえ次回の山行に活かせるはずと思えば、次回の山行も楽しみになってきているのでした。
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コメント
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ピパイロ岳初登頂おめでとうございます✨そして藪と激闘お疲れ様でした💦途中、色々残念なことが起こってましたが…天気も晴れてツクモグサやステッカーなど良いこともありましたね〜。うう、でもテントの穴は痛い😣私も最近ゴアの登山靴なのに水が染みるようになりました😭見た目何ともないのに…(私のことはいいですね💦)。状況もわかりやすく参考になります!きつい山でもソロでさらっと行っちゃうところ、いつも尊敬の眼差しで見てます!これからもお気を付けて。お疲れ様でした🖐️
コメントありがとうございます✨
テントの穴やらシェルの穴、熊スプレーホルダーの破損にラジオのアンテナ… 実は他にもいろいろやらかしてます笑
靴に水が滲み込むのはつらいですね!不快だしふやけて皮膚損傷してしまいそう😨 新しく買うとしたら痛い出費ですね涙
私の登山靴もボロボロですよ😅
「きつい山をさらっと」←そんなことないです笑
登山中ずっとビクビクしてます笑!
目標にさせていただきます
チロロ林道から1967、今回の伏美岳側からの1967
達成感がものすごいだろうなぁと想像してました!
お疲れ様でした💪
コメントありがとうございます🐻
達成感と、少し強くなれたような気もしました。
下山した翌日から仕事で業務に追われていますが、あのときの達成感を思い出すと頑張れます🕺
拙い記録を読んでいただきありがとうございます✨
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