丹沢山・蛭ヶ岳（塩水橋-山王尾根-山頂-三峰-青宇治橋）

2010年03月20日(土) [日帰り]

• GPS: 09:15
• 距離: 23.2km
• 登り: 2,398m
• 下り: 2,499m

コースタイム

7:40塩水橋-9:40堂平分岐-10:20丹沢山10:30-11:50蛭が岳12:30-13:40丹沢山-14:30丹沢三峰（中峰）-16:00高畑山手前分岐-16:40青宇治橋-17:00塩水橋

総歩行距離：23ｋｍ
登り（蛭が岳まで）：4時間10分
山頂休憩　　　　　：　　 40分
下り（塩水橋まで）：4時間30分

天候

晴れ、主脈稜線は強風

コース状況／危険箇所等

・ルート全体を通じて積雪は最近１週間の晴天でほぼ溶けており、北側斜面に名残雪程度。日陰ではぬかるみが目立ちます。（カテゴリは迷いますが、雪用装備は不要なので無雪期で登録します）

・塩水橋から（堂平を経由しない）山王尾根は、植林樹林帯で面白みに欠けますが、斜度が一定で効率よく高度を稼げます。踏み跡を見ると、堂平経由の方が多いようですが、夏場以外は尾根歩きの方が気持ち良さそう。

・丹沢山から蛭が岳往復は、3時間ちょっと（休憩30分含む）。鎖場が数箇所ありますが、それほど高度感はなく、基本は緩やかなアップダウンで、蛭が岳山荘や富士山を見ながら気分良く進めます。（いざという時は山小屋へ非難できるので安心感あり。今日も水分が足りなくなり、下山前にみやま山荘さんでペットボトルを買い足せたのが、本当に助かりました。）

・丹沢山から宮が瀬湖方面は裏丹沢なので静かです。丹沢三峰が良い距離の目安になります。高畑山手前の青宇治橋分岐ポイントは標識がちゃんとありますが、テンポ良く歩いていると、うっかり見落としそう。高畑山の迂回路崩壊通行禁止の標識まで歩いてしまったら行き過ぎです。

・青宇治橋までのコースは、丹沢のメジャーなコースと比べれば整備が甘く、崩壊気味のトラバースも数箇所ありますが、トレースはしっかりしているので迷うことはなさそう。

・だいぶ日照時間が伸びたので先週途中退却のリベンジもあって長距離コースを日帰りしましたが、余裕をもって山を楽しもうと思う方は山頂の清潔感の溢れる山荘で一泊すると良いと思います。(8.5時間歩いて最後はバテバテ）

写真

3/20 7:38

朝7時半の塩水橋付近。駐車スペースはほぼ無し。軽の特権でわずかなスペースに押し込む。

3/20 8:02

ゲート脇を乗り越えて、林道を20分歩く。

3/20 8:03

山王尾根取り付き

3/20 10:09

堂平からの登山道と合流し、丹沢山頂へあと一歩。さすがは神奈川県民のハイキングスポット。とても整備されています。

3/20 10:21

丹沢山のみやま山荘さん。開放感のある清潔な小屋だと思います。

3/20 10:25

100名山35座目。バックに富士山。

3/20 10:36

蛭が岳への主脈縦走中の富士山

3/20 11:29

蛭が岳を望む。風が強いも、春の風。

3/20 11:50

神奈川県最高峰。個人的には丹沢山よりも山容のかっこの良さと眺望はこちらが上かも。

3/20 12:29

こちらの山荘もきれいです。

3/20 14:56

下山中、丹沢三峰の一つ。東峰（本間の頭）。3月11日はここで途中退却したのでリベンジ。しかし数十センチあった雪が1週間で跡形もなく消えている。（次の写真が10日間前）

3/11 15:03

3月11日時点の写真。標識の神奈川県の「県」の位置を見比べてもらうと、10日間前の積雪量がわかります。

3/20 16:02

宮が瀬方面下山中の青宇治橋方面への分岐。この標識を見落とさないように。

3/20 16:42

何とかヤビツ峠と宮が瀬をつなぐ林道まで下山。

撮影機器：

μ TOUGH-6010 オリンパス

感想

びっとる

・宮が瀬から丹沢山を目指して、深い雪と北斜面のアイスバーンに跳ね返されてから10日間。雪の状況が気になりましたが、きれいさっぱり溶けてました。10日間前は宮が瀬ルートを3名が攻めて、私を含むワカン無しの2名は途中退却でした。今日は、アイゼン、ワカンなんかザックから見えたら、他のハイカーから笑われそうなほど雪の影形もなし。わずかに北斜面にとけ残る程度。完全に肩透かしでした。

・そこで丹沢山から蛭が岳まで足を伸ばし丹沢三峰まで一気に周遊しようと決意。低気圧通過で南風がゴーゴーと強かったですが、冬山で顔が痛い北風に比べれば、やさしい春のそよ風。

・山王尾根の取り付きを登りはじめて、迷彩服のがっしりした男性がトレイルラン並みのスピードで登ってきて、あっという間に視界から消えました。のちほど、こちらのサイトで活躍されている方と分かり納得、なっとく。

コメント

ゲスト

お疲れさまでした！
メッセージも頂き本当に嬉しかったです。
BittoRさん！後を追いますからね・・・（笑）。
次は、ゆっくりどこかの百名山でお会いできることを！
それまで、ハンティング頑張ってくださいね！
わたしは雪解けまでもう直ぐ。それまで待ちますから！
お互い事故、怪我なきことを！

・・・PS：決して活躍しているわけでは・・・
また、がっちりでも、トレランなみでもく・・・
きっとがっちりは着膨れ。
トレランはその後、失速してますからね・・・