平和の滝入口BS→百松沢山→烏帽子岳→小金湯温泉
- GPS
- 10:31
- 距離
- 20.7km
- 登り
- 1,273m
- 下り
- 1,242m
コースタイム
天候 | 雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:じょうてつバス 小金湯バス停から地下鉄真駒内駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
平和の滝入口〜百松沢山: 今日はトレースがありませんでしたが、ピンクテープがある程度あるので、なんとかなりました。 百松沢山〜烏帽子岳: トレースなく、雪庇が張り出している尾根道が多いので注意が必要です。烏帽子岳は雪深く急登です。山頂は雪庇がかなり発達しており、北斜面よりの樹林帯を行きます。 【3.1追記】 烏帽子岳へは、恐らく北東斜面から登ることとなると思われますが急登なので雪面の状況によっては登攀は困難です。 また、その際にトラバースして神威岳方面に向かうためには東斜面を通過することとなりますが、東斜面は樹木の無い急斜面になっており、雪面の状況に注意が必要です。 烏帽子岳〜神威岳: 尾根道に沿って行けますが、ここは北側に雪庇があります。山頂は巻いたのでわかりません。 神威岳〜百松沢橋: 夏道をトレースすれば問題ないと思います。私は1度ルートミスして沢に降りかけてしまいました。林道近くなると踏み跡があります。林道に出てもスノーシューが要ります。 百松沢橋〜小金湯温泉: 車道歩きです。グーグルマップでナビをすると間違った案内をされます。 |
その他周辺情報 | 百松沢橋から1km強で小金澤温泉「湯元 小金湯」があります。向かい側には「札幌市アイヌ文化交流センター」があります。 |
写真
装備
個人装備 |
iPhone(GPS作動)
予備バッテリー(5200mA/h)
コンパス
ファーストエイド一式
ヘッドランプ
ツェルト
補給食1日分
水2l
地図1/25000
ロングスパッツ
6本爪アイゼン
ダウンパーカー
使い捨てカイロ
ストック
スノーシュー
保温ボトル
替えグローブ(厳冬期用)
替え帽子
バラクラバ
サングラス
日焼け止め
|
---|
感想
今日は、予報が変わって警報が全て解除されたので、前回の雪辱を晴らすべく百松沢山へ。そこから烏帽子岳、神威岳(付近)を経て、百松沢を下り、小金湯温泉に行く計画です。
先週、琴似駅でご一緒したベテランハイカーさんから、平和の滝入口行きバスは発寒南から6時台にも出ていることを教えてもらったので、これまでよりも1時間早くスタートが切れました。
お陰で一番乗りしたのは良いのですが、昨日までの雪でトレースが消えしまい、ルートを探しながら進んだため、北峰到着は先週比40分程度しか早くならず、しかもラッセルで疲れちゃった。
ですので、烏帽子岳も神威岳も山頂を巻いちゃおうと思ったのですが、烏帽子岳の東斜面は急で、トラバースしたくなかったので、山頂まで行くことに。途中からは立ち木に捕まりながらよじ登って大変でしたし、山頂の尾根は盛大に雪庇が張り出していて、怖いので樹木に沿って歩いて山頂にタッチして早々に退却。神威岳方面に尻滑りでとっとと降りました。
神威岳は思ったよりも楽に山頂付近まで行けましたが、時間も押しているし、西側を三方は岩場で怖いので、巻くことにして通過。
ここからは、夏道の尾根道をトレースして下山しました。ここで、今まで当たり前だと思っていた雪庇が無い尾根道の有り難さを痛感。
林道入口付近には人とエゾシカの踏み跡多数。人の踏み跡は今日のものなので、地元の方の散歩コースなのでしょう。
エゾシカにも遂に会えました、しかも続けざまに3頭。警戒心がかなり強く、相当遠いのに僕のことを見つけて、目が合う?とスグに白いお尻を向けて逃げます。動作は思ったよりもゆっくりでしたねー。
で、百松沢山から百末沢に抜けるルートを踏破し、遂に今日の目的地である小金湯温泉「湯元 小金湯」に到着。露天風呂、薬湯、ジェットバス、サウナ、マッサージ機(かなり高性能)を堪能しました。もちろん、ビールと天ぷら盛り合わせも最高でした!泊まりたかったけど結構お高かったので我慢我慢。
あー疲れた。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
ナイスな縦走お疲れさまです
小金湯温泉は混んでるけど、硫黄なので僕も大好きです♪
温泉とビールが待ってると頑張れますよね (^^)
こんにちはー!
今回も手放しでナイスとは言えないのが本音です。
正直なところ、烏帽子岳は冬に行くべきではないなと思いましたよ(^-^;)
小金湯温泉、かなり良かったです!結構お客さん多かったでしたが、それでも浴場が広いのでゆったり入れました。
あと1時間早く入れれば、もっと最高だったんですけどね
雪が無くなったらもう一回行きたいですね!百松沢山からの縦走は難しいと思いますけど。
タカシカさん こんにちは(^3^)/
試される大地の雪庇、スゴすぎです((((;゜Д゜)))
昔は冬山アチコチ行きましたが、
あそこまでエグいのは中々お目にかかれませんね
なんだかタカシカさんが遠くへ行ってしまったような…
あ、遠いか(^_^;)
さすがケダマさん、良くそこをツッコんでくれました!
あれが今回の核心部です。
烏帽子岳は頂上の尾根が西東に延びていまして、冬の間、北風が山頂を殴り続けるのでしょう。南斜面に向かって凄まじい雪庇が出来てました。標高1100mでコレですよ。さすがの北の大地です。
正直、山頂に着いた時足がすくみました。風があったら間違いなく這々の体で引き返しましたね。
ですから北側の樹林を縫うようにして進みましたよ。ここも斜面をアウトサイドで切り込みを入れながらステップを踏むので疲れた
今回はありませんでしたが、雪庇のある尾根道を歩いている時に、そんなに近づいていないのに、雪庇が ”ンゴズッ” って崩れる音の恐ろしいこと。心が折れそうになりますよね。
なんか、僕も凄く遠くに来た気がします あ、遠いか。
本日、百松沢山から神威岳まで行ってきました。
tacasicaさんのトレース、ありがたく使わせてもらいました。
tacasicaさんのレコにある通り烏帽子岳は恐ろしいお山です。
げっ!行ったんですか!
変なトレースとログで申し訳ありません!!
烏帽子岳の山頂から、夏道で降りようとしたのですが、あまりに雪庇が怖くて、東斜面を少し下ってからトラバースしてましたでしょ?
登りも大変だったと思います。烏帽子岳〜百松沢山に夏ルートはあるのでしょうか?
恐ろしいお山でしたので、相当に時間を費やしてしまいました。
聞いてくださればお勧めしなかったのに(^-^;)
東斜面のトラバース、恐ろしかったです。
昨年に登った時は大丈夫だったので少し甘く見てました。
百松沢山は沢登りをする人たち以外にとっては冬限定の山です。
なので残念ながら夏ルートは無いのです…。
東斜面のこと、レコに書いておくべきでした。これから追記しておきますね!
百松沢山って、もともと豊平川に繋がる百松沢川から来ている山名じゃないですか。
ってことは、昔は南区側からのアクセスが主流だったのかな?と思って地形図(25,000分の1、手稲山「札幌14号-2」)を見ますと、南峰の南東にあるP800にまで登山道が延びています。
地形図の登山道はアテにならないことが多いですが、少なくとも以前はここまで踏み跡が延びていたと思われます。
実は、このP800は、arukumanさんが砥石山に行く際に通過しているポイントですので、これで南区側からの夏道が完成するのですよね。
という訳で、「百松沢」の名前も付いているし、夏道はあったのだろうと推測したのです。
問題は、南峰から烏帽子山までのルートでして、尾根筋は通っているように見えますが、先ほどの百松沢川〜百松沢山と違って、何の手がかりもないので分からないのです。トレイルがないような所には足は踏み入れられませんからねー。
お疲れ様でした!
このルートは僕もいつか行きたいと思っています!
でも交通機関を調べないと難しいですね?
黄金湯温泉は奥に「まつのゆ」があってそこもいいですよ!
手前よりお湯が濃い感じがします。
今度ぜひ行ってみてください!
ありがとうございます!「まつのゆ」良いですね!お湯に浸かってみたい!!
素泊まりで6,000円ってのがありますねー。
天気をみてもう一度チャレンジしてもいいかなー。
もちろん、烏帽子岳を巻くルートを見つけることができたらですけど
地形図を見ても分かる通り、烏帽子岳の東側斜面はかなり目の詰まった急傾斜となってます。
そして、現地で見ると樹木が少なく、P902のある尾根道のラインでもトラバースするのは躊躇してしまいました。
どうやって「まつのゆ」に行こうかなー・・・地形図を見ているだけでも楽しいですね。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する