三度目の笠ヶ岳 地獄の笠新道と北アルプス百名山の完登

2023年09月16日(土) 〜 2023年09月17日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 24.6km
• 登り: 2,420m
• 下り: 2,405m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:00
• 休憩: 0:40
• 合計: 7:40

4:30 鍋平駐車場
5:00 新穂高登山指導センター
5:50 6:00 笠新道登山口
9:30 9:50 杓子平
11:10 11:20 笠新道抜戸岳分岐
11:25 笠新道分岐
11:30 抜戸岳
11:50 抜戸岩
12:10 笠ヶ岳テント場

2日目

• 山行: 7:40
• 休憩: 1:40
• 合計: 9:20

5:00 笠ヶ岳テント場
5:40 6:20 笠ヶ岳
6:50 7:20 笠ヶ岳テント場
7:40 抜戸岩
8:00 笠新道分岐
8:00 8:20 杓子平
12:40 12:50 笠新道登山口
13:40 新穂高登山指導センター
14:20 鍋平駐車場

天候

1日目：ガス・曇り→雨
2日目：晴れ→曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

夜1時ぐらいに新穂高温泉に到着、市営駐車場が既に満車でした。先月と同じく、鍋平へ向かいましたが、残り数台分しかなくて、2時頃は満車になりました。
帰り道は新穂高センターから鍋平までロープウェイを利用し、めちゃ楽でした！ロープウェイ最高！

コース状況／危険箇所等

笠新道（登山口〜杓子平）について、整備されているかどうかはよくわからない。地面はガレガレとは言え、序盤の見た目綺麗でしたが、途中から倒れ木や折れそうな架け橋となる鉄板が現れます。
登山道は狭くて足場の悪いところが多いので、グループ登山の方とすれ違いの時は渋滞が発生しやすいです。

その他周辺情報

笠ヶ岳山荘は水不足のため、購入制限あり
水：1人１Lまで
ペットボトル：1人2本まで

写真

長い林道をひたすら歩いて、やっと登山口に到着

水場は水あり（当たり前ですが、ない時もある）

序盤からガレガレの登山道、嫌な予感がする

登山口の標高って1200ぐらい？一気に500mも上がったの？

登山道はどんどん歩きづらくなります

ガスガスで見れません！

槍穂高はどこ？

ひたすら3.5H登って、やっと杓子平に到着
ガスで涼しくて助かりましたが、何の景色もありません。休憩して、稜線へ向かいます

更にひたすら1.5H登って稜線に出ましたが、ガスって頂上が見れません。でも、稜線自体は綺麗です

抜戸岩を発見、小屋まで残り半分ぐらい

ここをキャンプ地とする

受付をするために小屋へ向かう途中に頂上が見えました。
小屋までの登りは辛い・・・

北アルプスの夜明け

天に衝く槍

左は西穂高のギザギザの稜線、遠方に富士山と南アルプスが見えます

大キレットとHピーク

裏銀座方面、先月登った鷲羽と水晶が見えて、更に最深部にある赤牛も

チンダル現象で光の筋が見え始めた

裏銀座方面の空が燃えている

反対側に乗鞍と御嶽

乗鞍と御嶽にズーム

富士山、南アルプス、乗鞍と御嶽

裏銀座の北アルプスオールスター！

ご来光

影笠
遠方に白山が見ます

白山にズーム

槍穂高が光ってる

裏銀座方面も明るくなりました

もう一度頂上を眺めて、下山

テント場から少し歩いて、槍穂高が見ました

高度が下げているので、鷲羽は先っちょしか見えなくなりました

薬師岳にズーム

大キレットはキレキレ
2年前に通過した時ことを思い出しました。あの景色はもう一度見たいです

西穂のギザギザの稜線の右に富士山が見えました
更に右にある尖ってるのは甲斐駒？V字のように凹んでるのは北沢峠？更に右は仙杖？

笠ヶ岳を振り向いて、この稜線は美しい！

槍穂高連峰・富士山・南アルプス

もう一度笠の稜線を見て、稜線から下ります

頂上と小屋

杓子平から見る稜線

笠から錫杖岳に続く稜線

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル 靴下 防寒着 雨具 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

SKKRAW

2年前は笠新道の日帰り挑戦は膝の問題で撤退、先月は熱中症のせいで双六からの縦走を断念しました。今回は3回目の正直で、やっと登りました。そして、今年の目標である北アルプスエリアの百名山をクリアすることも達成できました。

笠ヶ岳の景色はいいですが、笠新道はキツイです。登る前に、他の方の記事や投稿を見ましたが、実際はそれ以上です。急な登山道に歩きづらいガレ場、最悪の組合せでした。初日の天気はガスと曇りのため、涼しくて助かりましたが、翌日は真夏の日で下山するのはしんどいです。暑いし、足も疲れます。

後、テント場は小屋から離れて、トイレや受付をする時は登らなければならないので、地味に疲れます。

辛い思い出をして、綺麗な景色を見て、北アルプスエリア百名山の完登の締めとしては良かったと思います。そして、しばらく北アルプスにさようなら、中央アルプスと南アルプスを登りたいと思います。