蓼科山〜でごわい山でした〜


- GPS
- 04:11
- 距離
- 6.5km
- 登り
- 820m
- 下り
- 824m
コースタイム
天候 | 雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
9時過ぎ到着 天気は良くないが駐車場はあと3台くらいでした |
コース状況/ 危険箇所等 |
樹林帯はトレース明瞭 森林限界からは強風のためトレースなし オレンジの棒標識だけが頼りです |
その他周辺情報 | 下山後蓼科温泉共同浴場 500円 なかなかいいお湯でした |
写真
感想
昨日の天狗岳に続いて本日は蓼科山へ
天狗岳のおまけぐらいの感覚で雪も気にせず出発
いきなり登山口がわからずさまよう
駐車車両の陰に隠れていました
しばらく歩くといきなりの急登
こんな斜面あり‼️普通はつづら折れで登るでしょう
するとまた平坦に
2回目の急登 これを登れば森林限界 と思っていましたが
また平坦に
3回目の急登 いつまで登っても 登り続けます
心と体が悲鳴をあげます
天気も悪いし降りようかと悩みながら休憩していると
下山者の悪魔の言葉 『しばらく登りが続くのでしっかり休憩してください』
心が折れました
別の下山者さんが『上はすごい風で飛ばされたので諦めて降りてきました』との言葉
いったいどれくらいの風か 経験したくてなんとか森林限界まで
森林限界をすぎると一瞬にして未体験ゾーン
音を立て吹き荒れる爆風
ノートレース
ホワイトアウト
何が何だかわかりません
なんとかオレンジポールと標識を辿って頂上へ
予想以上に緩やかな登りで短時間で頂上へ
急登でももう少し長ければ諦めてました
頂上を独り占めした後は
尻セードで楽しい下り
あっという間に下山です
おまけの蓼科山に返り討ちにあいました。
今まで体験したことのない試練の登山になりました
でも、最高の経験でした
ごめんなさい蓼科山
何度も何度も上を眺めた登山
本当にこの目の前の急斜面を登るのか...
一回目の急登りから、ゆったり、まったり一面雪景色の中の散策
変わった形の木、たけのこの里ような三角モンスター、マンモスの形やマリモみたいな木♡
風があまり吹かないのかホワァっとした雪の塊があちらこちらに。
2回目の急登り、まだまだ気持ちは保ってます!!だって雪山入門って信じていたから
2回目終了間際の壁みたいな登山道、こんな壁みたいな登り本当に登っていいの?
思考も崩壊寸前。
3回目の急登り、止まる回数は急激に増え、心は折れそう
「お先にどうぞ」すれ違う方々の温かい心も有難くいただけない
山頂さえ見えたら、木がなくなったら、きっとゴールが
とにかく1歩1歩気持ちを奮い立たせて
同行者に迷惑をかけながら半泣き、牛歩
「風が強いよ」のアドバイス、一先ずこの目で確認して、判断を...
と森林限界を目指す。
樹林帯が開けた瞬間、別世界。
グヲォォォォォー、ゴォォォォォー
同行者の背中を見失わないように、離れないように
横からの風は何とか耐えた
頂上までの最後のライン、強烈の向い風
足を踏み出したいのに、前に進まない
一先ず、止まり、耐え 少しゆるんだすきに前進
半端ない達成感の中、頂上独占タッチ!!
登れた!まわりは強風、真っ白、絶景も青空もないのに感動してる自分。
昨日と今日、様々な雪山経験、充実していました。
リサーチをもっと入念に!今回の教訓。
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