記録ID: 5988042
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無雪期ピークハント／縦走
甲斐駒・北岳
甲斐駒ケ岳(黒戸尾根往復 七丈小屋泊）
2023年09月26日(火) 〜
2023年09月27日(水)
山梨県
長野県
shiroaki58
体力度
6
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 14:47
- 距離
- 18.0km
- 登り
- 2,470m
- 下り
- 2,518m
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1日目
- 山行
- 9:46
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 11:31
距離 10.7km
登り 2,371m
下り 838m
| 過去天気図（気象庁） | 2023年09月の天気図 |
|---|---|
| アクセス | |
| 予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
尾根をトラバースしながら緩やかな登りが続き、二合目の馬止観音のある平らな場所に到着
尾根が細くなり、刃渡りに到着。ここから登山道が険しくなってくる。ストックをザックに収納し、ヘルメットを装着
四合目刀利天狗から少し登ると黒戸山をトラバースしはじめ、やがて100m位降下すると五合目小屋跡に出る。
少し下ると、屏風岩前の休憩ポイントに到着。岩と祠の右手奥に登山道が続く。ここから七丈小屋まで、はしご、ロープ、鎖など気の抜けない登山道が続く。
9/26 10:03
少し下ると、屏風岩前の休憩ポイントに到着。岩と祠の右手奥に登山道が続く。ここから七丈小屋まで、はしご、ロープ、鎖など気の抜けない登山道が続く。
緩やかな山稜から下り道を歩くと、ヤマレコなどの映像で見慣れた橋が見えてきます。
橋はしっかりしており、ロープも添えられているので慎重に歩けば大丈夫。橋を渡れば、七丈小屋直下まではしご段や鎖、ステップが付けられた高度感のある気の抜けない急坂が続きます。
1
9/26 10:48
橋はしっかりしており、ロープも添えられているので慎重に歩けば大丈夫。橋を渡れば、七丈小屋直下まではしご段や鎖、ステップが付けられた高度感のある気の抜けない急坂が続きます。
垂直の岩壁に取り付けられたはしごを上から。高度感があります。登る時もですが、下る時に最も気を使う場所です。
この垂直のはしごを登ると、写真上部右の鎖を伝って横移動しながらさらに上部へ登ります。ここも高度感があり気が抜けません。（下山時の方がもっと緊張しました。）
2
9/26 10:59
この垂直のはしごを登ると、写真上部右の鎖を伝って横移動しながらさらに上部へ登ります。ここも高度感があり気が抜けません。（下山時の方がもっと緊張しました。）
はしご段や鎖の急坂を緊張して登っても登山道は急坂が続きますが、突然のように、樹間から七丈小屋が姿を現します。
お昼12時からが宿泊受付へとなっていますが、山小屋の方の好意で早めのチェックインができました。1階は食堂兼談話室、2階が寝室（カーテンで十分なスぺースで仕切られており、寝ると視界が遮られており、着替えもできて快適でした。）
2
9/26 11:44
お昼12時からが宿泊受付へとなっていますが、山小屋の方の好意で早めのチェックインができました。1階は食堂兼談話室、2階が寝室（カーテンで十分なスぺースで仕切られており、寝ると視界が遮られており、着替えもできて快適でした。）
山小屋上部のテント用地。山小屋で支度を整え、改めて甲斐駒ヶ岳の頂上に向けて出発しました。（明日の天気予報が微妙なため、明朝頂上アタックの予定を変更して、そのまま頂上へ向かった。）
2
9/26 12:11
山小屋上部のテント用地。
山小屋で支度を整え、改めて甲斐駒ヶ岳の頂上に向けて出発しました。（明日の天気予報が微妙なため、明朝頂上アタックの予定を変更して、そのまま頂上へ向かった。）
山小屋で支度を整え、改めて甲斐駒ヶ岳の頂上に向けて出発しました。（明日の天気予報が微妙なため、明朝頂上アタックの予定を変更して、そのまま頂上へ向かった。）
第1と第2のテント場があります。登山道は第2テント場の上の尾根を登っていきます。
山頂に向かう山稜（9合目から頂上辺り）にガスがかかってきました。
下界は高曇りのようでしたが、山稜にはガスが上がってきました。
八合目御来迎場。見晴らしのよい休憩適地で、早朝ならこの辺りで日の出を拝むのがよさそうです。
鳳凰三山（とんがっているのがオベリスク）とその後ろに雲に全身の姿を隠した富士山
八合目から九合目まで、このような急坂、鎖、ステップ、何もない岩場の道が連続します。（この間も、ストックはザックにしまって両手を確保して支点を確保して歩く方がよい）
3
9/26 13:23
八合目から九合目まで、このような急坂、鎖、ステップ、何もない岩場の道が連続します。（この間も、ストックはザックにしまって両手を確保して支点を確保して歩く方がよい）
九合目から頂上へは登りは緩やかになりますが、東側斜面は断崖絶壁です。
残念ながら、頂上からの眺望はガスがかかってよく見えませんでした。
八合目御来迎場まで戻ります。やはり、九合目から八合目までの下山路が急で緊張しました。
小屋に戻り、17時から待望の夕食です。カレーライスはお代わり自由とのこと。エビフライとポテトサラダと千切りキャベツ、冷たいソーメンが付きます。とてもおいしかった。
3
9/26 17:03
小屋に戻り、17時から待望の夕食です。カレーライスはお代わり自由とのこと。エビフライとポテトサラダと千切りキャベツ、冷たいソーメンが付きます。とてもおいしかった。
1階の食堂兼談話室、受付の様子。左奥に2階へ上がる階段があります。
稲荷ずし3個、卵焼き、ソーセージ、お漬物。とてもおいしかったです。
トイレは、小屋のそばの登山道に別棟で建てられています。利用料200円ですが宿泊者は利用無料です。
第二七丈小屋。右手前の階段を上がって登山道を歩くと第一テント地です。
帰りの下山路で、鳳凰三山がよく見えました。富士山は見えませんでした。
二合目まで下りてきました。標高と距離で言うと、山小屋と登山口のちょうど中間地点となるそうです。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
地図（地形図）
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
携帯トイレ
シュラフカバー
ココヘリ発信端末機
|
|---|
感想
アルプス三大急登の一つ、黒戸尾根を使って甲斐駒ヶ岳を往復しました。
入山時のザックの重さは、水2.5ℓを入れて12�圈９眥禳�2200mは、登りごたえ、下りごたえとも十分でした。
コースは、登りと下りで、刃渡り、五合目から七丈小屋まで、八合目から九合目まで、段梯子、ロープ、鉄鎖、岩を穿ったステップ等が出てきて、慎重に三点確保しつつ通過する場所がありました。
ちょうど疲れたころの絶妙な場所（七合目）に七丈小屋があり、水場、トイレがあります。私はここで荷物を軽くして頂上までを往復後、一泊夕食付き、翌朝の弁当ありで山小屋を利用（事前予約）しました。
黒戸尾根を利用しての甲斐駒ヶ岳登山の印象は、きつかったという感想です。気を緩めて足を踏み外せば奈落の底に転がり落ちるであろう場所もあり、それらの箇所には、鉄の鎖やロープ、段梯子などでよく整備されているとは言え、油断ができない場所という印象でした。
残念ながら当日の頂上はガスが出ていて、付近の山々の眺望はかないませんでしたが、とても印象深い山旅となりました。
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