恵那山(広河原ルート)
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- GPS
- --:--
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 929m
- 下り
- 929m
コースタイム
天候 | ☀|☃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年04月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
・広河原ルートのアプローチ「林道大谷霧ヶ原線」は、2010年5月10日から約2ヶ月 全面通行止とのこと。駐車場から登山口までの間に路面が大きく崩壊している 箇所あり。(落石の多さはいつものこと) ・雪は例年より少ない感。登山口から1時間はところどころ凍結箇所がある程度で 残雪は尾根に出てから。雪庇の出っ張りもほとんど無し。山頂でも数十センチ 程度か。 ・日当たりは雪が緩み、一方樹林帯の中は雪と氷と木の根のミックス。 またこの時期はそうだろうが、踏み跡が一部乱れ、漫然と歩いているとルートを 外れる可能性あり。 |
写真
感想
・先週横川山から見た恵那山に5年ぶり3回目の登頂。考えてみると、過去2回も
すべて広河原ルートで4月第1土曜日だった。偏っている。
・気温はかなり低め。アプローチ林道の路面を沢からの水が覆い流れているが、
半分凍っていて滑りやすい。雨後は落石の危険も高いし、本当は今日はここを
歩くべきではないのだろう。
・これまでは登山口でアイゼンを装着した記憶があるが、今日は登れど登れど雪が
出てこない、あれ? ジグザグの登りを終え尾根に取り付くと、所々凍結箇所が
出てきたが登りでは心配ない。1500メートル付近に来るとようやく雪に覆われた
箇所も出てきた。久しぶりにアイゼンを履きたくてウズウズしていたので、
小休止がてら喜び勇んで装着。しかしその先も暫くは夏道が露出しているところ
が多かった。(登山道を痛めたこと、反省)
・見晴らしの良い登りにかかるとようやく雪道に。日差しが思いの暖かく遠望も
まずまずで気分はとてもよい。しかし雪がかなり緩んでズルズル滑り、体力を
消耗する。樹林帯に入ると固く締まった雪と木の根っこ、時々氷のミックス、
アイゼンがあればこちらが断然歩き易い。
・県境尾根との出合いを右折して、山頂への登りにかかる。前はここからツボ足
だったが、今日は締まった雪。それでもここまでの登りが効いてきて、最後は
やはり喘ぎ喘ぎの山頂着。
・山頂、庭園をパスして避難小屋へ。小屋裏の岩場に先行者1名。聞くとガスで
遠望は効かないとのこと。諦めて小屋前の日なたに陣取り大休止を決め込む。
・あまりに気持ちよく、下山の踏ん切りをつけるのが大変だなあと思っていると
ちらちらと白いものが。そういえば天気予報も昼は一時曇りと言っていた。
見上げると背後から迫りくる雲。背中を押されてそそくさと下山にかかる。
・尾根を下る頃には横殴りの雪になっていた。数時間で春と冬(ほんとの冬は
こんなものではないだろう)。2000級とはいえ山を舐めてはいけない。
・高度を下げるにつれ明るさが増し、登山口に着くと青空が戻っていた。
氷が解け水浸しの林道でビチャビチャと靴を洗いながら駐車場へ。
・今朝は寝坊して登り始めが9時近くになってしまったが、それでも下山は登山者
10名程の中で2番目。正午を過ぎ雪の降る下山中にも数名の人にすれ違った
のには少々驚いた。早出は安全の基本だと思うのだが。特にハイキング程度の
ザックで挨拶も返せないほどバテていたアナタ、遭難予備軍ですよ。
ああ、説教臭いコメントだ。まあ自分はかなり臆病なので。
こんにちは、はじめまして。
恵那山、いつか行ってみたいんです。
…というのも、故郷がそちら方面なので、
いつも見ていた山でした。
記録を見せていただいているうちに、
また、行きたい気持ちがムクムクとわいてきました
(^-^)
恵那山はやっぱり神坂峠ルートなのでしょうが、中々チャレンジに至りません。
山行記録を拝見しました。関東周辺には全く土地鑑がありませんが、何というか、山が本当にお好きで丁寧に登られているような印象を受けました。とかくせっかちな自分、だめですねえ。
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