記録ID: 600912
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ハイキング
丹沢
丹沢大山・諸戸尾根ルート
2015年03月15日(日) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 940m
- 下り
- 1,264m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:20
- 休憩
- 2:40
- 合計
- 8:00
諸戸尾根は意外に分かりやすかった。山林事務所の裏に入った当初は踏み跡が不鮮明で戸惑ったが「大山登山」と書かれた古ぼけた道標があった。その左側にも道があるので思案していると、後ろから初老の男性が追いついてきた。「諸戸尾根は右でいいんですよね」と聞くと「何尾根? 知らないなあ」。二人で地図を見ると左側の道は「カンスコロバシ右岸尾根」というルートで、男性が行こうとしていたのはそっちの方だった。ただ、北尾根経由でネクタイ尾根を下る計画は同じだったので「後でまたお会いしましょう」と分かれた。男性と別れた後は、大山山頂に着くまで全く人と会わなかった。尾根は次第に急登になり、やせた峻厳な地形になるが、特に危険というほどのこともなかった。
北尾根は1年ほど前に2回登ったが、下山に使うのは初めて。例の脚立で金網フェンスを越え、森林整備用のモノレールに沿って下っていくと、先ほどの男性が飯を食っている。「やはりお会いしましたね」と声をかけ「お先に」と通過した。事前にネットで得た情報によると、モノレールが二股になっているところがネクタイ尾根の入口。念のため前後200mほどを確認し、地図とも照合して右の支尾根に入る。なかなかネクタイが出てこないので不安になり始めたころ、紺色のネクタイを巻いた樹木を見つけ一安心。ところが、その後は次第に急勾配の下りになり、尾根の延びる方向も真北になっていく。ネクタイ尾根なら東北東のはずなので「これはおかしいぞ」と思い北尾根まで引き返した。地図を見ると北に分岐する小さな尾根があるので、そこに迷い込んだようだ。再トライしようかと思ったが、昨年ケガした右膝が痛み始めていたこともあり戦意喪失。情けなく思いながら下社に下り、ケーブルカーで下山した。下社では茶店で缶ビール1本と日本酒1合を飲み、山菜のおひたしと山わさびを添えた冷奴を食べた。冷奴は店のサービス。山わさびの薬味がなかなかうまかった。
ケーブルカーを下車してからバス停までの「こま街道」にはミツマタと梅の花が咲き乱れていた。バス停近くでは鮮やかな山吹色のミモザも満開になっていた。山中、沢沿いではミソサザイのせわしない鳴き声を何度か耳にした。尾根筋ではヤマガラののんびりした鳴き声を聞き、姿も何回か見かけた。このほか、久しぶりにコガラの姿も見ることができた。
北尾根は1年ほど前に2回登ったが、下山に使うのは初めて。例の脚立で金網フェンスを越え、森林整備用のモノレールに沿って下っていくと、先ほどの男性が飯を食っている。「やはりお会いしましたね」と声をかけ「お先に」と通過した。事前にネットで得た情報によると、モノレールが二股になっているところがネクタイ尾根の入口。念のため前後200mほどを確認し、地図とも照合して右の支尾根に入る。なかなかネクタイが出てこないので不安になり始めたころ、紺色のネクタイを巻いた樹木を見つけ一安心。ところが、その後は次第に急勾配の下りになり、尾根の延びる方向も真北になっていく。ネクタイ尾根なら東北東のはずなので「これはおかしいぞ」と思い北尾根まで引き返した。地図を見ると北に分岐する小さな尾根があるので、そこに迷い込んだようだ。再トライしようかと思ったが、昨年ケガした右膝が痛み始めていたこともあり戦意喪失。情けなく思いながら下社に下り、ケーブルカーで下山した。下社では茶店で缶ビール1本と日本酒1合を飲み、山菜のおひたしと山わさびを添えた冷奴を食べた。冷奴は店のサービス。山わさびの薬味がなかなかうまかった。
ケーブルカーを下車してからバス停までの「こま街道」にはミツマタと梅の花が咲き乱れていた。バス停近くでは鮮やかな山吹色のミモザも満開になっていた。山中、沢沿いではミソサザイのせわしない鳴き声を何度か耳にした。尾根筋ではヤマガラののんびりした鳴き声を聞き、姿も何回か見かけた。このほか、久しぶりにコガラの姿も見ることができた。
天候 | 曇り後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険個所なし |
その他周辺情報 | 山頂のトイレは冬季閉鎖中 |
写真
ヤビツ峠駐車場の脇にある「門戸口」という標柱。これがヤビツ旧道コースの入口のようだが、今回は県道を行くことにした。ちょっとのぞいたら分かりづらそうな道だったし、のっけから道迷いしたらつまらんと思ったので。
撮影機器:
感想
諸戸尾根とネクタイ尾根を一気に踏破することを目指したが、読図能力の低さと膝の痛みで果たせず、不本意な結果に終わった。諸戸で出会った男性が行った「カンスコロバシ沢右岸尾根」と組み合わせ、近いうちに再トライしたい。膝の痛みは変形性膝関節症によるものだが、ついに左膝にも症状が出たことにショックを受けた。医師からは関節の劣化をカバーするために筋トレとストレッチを勧められている。最近、それをサボっていたツケが出たらしい。これからは毎晩必ずやろうと決意した。
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ミツマタがきれいですね。
お邪魔でなければ、再トライに付き合います。
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