【ロックンロールと家族の絆】常念岳 一ノ沢からピストン

2023年10月03日(火) [日帰り]

• GPS: 08:52
• 距離: 15.5km
• 登り: 1,706m
• 下り: 1,701m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:17
• 休憩: 1:32
• 合計: 8:49

距離 15.5km 登り 1,706m 下り 1,708m

4:59 常念岳登山者用駐車場
5:18 5:19 一ノ沢登山口
5:29 山ノ神
6:16 王滝ベンチ
6:38 6:39 烏帽子沢
7:01 笠原沢
7:49 7:59 最終水場
8:32 8:45 常念小屋
9:30 三股への分岐点
9:40 10:23 常念岳
10:28 三股への分岐点
11:06 11:20 常念小屋
11:43 11:50 最終水場
12:21 笠原沢
12:36 12:37 烏帽子沢
12:49 12:50 王滝ベンチ
13:23 13:24 山ノ神
13:31 一ノ沢登山口
13:44 常念岳登山者用駐車場
13:48 ゴール地点

天候

はれ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

アルプスあづみの公園の脇から一ノ沢登山口を目指す。道は全て舗装路。朝からバスとすれ違った。

駐車場は第一と第二があって各20台くらい。平日5時で第一に停められた。駐車場空いてるのに駐車場より先の路肩に停めてる車を数台見かけた。

トイレは第一駐車場少し上の冷沢小屋と登山口にあり。

コース状況／危険箇所等

よく整備された登山道

その他周辺情報

コンビニは安曇野のセブンイレブンを利用。

▪️常念小屋▪️
常念乗越の小屋。トイレとベンチあり。水は有料。テント場の眺めは最高。

▪️ほりでーゆー四季の郷▪️
常念山麓といえばここ。大人600円（ネットで100円引きクーポンあり）。アメニティあり、ドライヤー有料。サウナ水風呂、露天からは常念がよく見える。

▪️カモシカスポーツ松本店▪️
通り道にあったのでぶらりと覗く。危なく色々買いそうになるので要注意。

▪️アイシティシネマ▪️
松本郊外の山形村にあるショッピングモールに併設の映画館。

▪️テンホウFC笹賀店▪️
初めて行く店舗、安定のバンチー餃子。

写真

10/3 4:53

未明に第一駐車場到着。車内で寝ている方々を起こさぬようにヘッデン点けてそっとスタート。

10/3 5:05

明るい月にひっそりと寄り添う金星。

10/3 5:11

15分ほどで登山口。不吉な3文字。

10/3 5:11

登山届提出。

10/3 5:37

池の辺りでだいぶ明るくなってきた。

10/3 5:37

飛び込むカワズは見当たらず。

10/3 5:57

6時を待たずにライジンサン。

10/3 6:11

滝はどこに？

10/3 6:19

作り物みたいな御一家。

10/3 6:28

ナナカマドが秋を演出。

10/3 6:31

これはアレか？岡田監督の言うところのアレか？

10/3 6:41

三俣からもいい森だから。

10/3 6:42

こっちもやっぱり良きキノコの森。

10/3 6:52

朝の月。ぽっかり。

10/3 6:53

あらやだ。錦秋。

10/3 7:12

何度か渡渉を繰り返す。

10/3 7:13

水辺の苔が朝の光浴びてキラキラ。

10/3 7:21

胸突き八丁。ここで沢筋とはお別れ。

10/3 7:22

木段ゾーンへ。

10/3 7:23

少しドライなヤマハハコ。

10/3 7:23

歩いてきた沢筋が一望。

10/3 7:25

オヤマボクチが青空に映える。

10/3 7:29

ひゃっはー！いい秋色。

10/3 7:34

トラバース平行木道。

10/3 7:37

思っていた以上に秋。

10/3 7:39

この日唯一。フレッシュなトリカブト。

10/3 7:44

ラストウォーターであってるのかしら？

10/3 7:45

ラストウォーターはチョロチョロ。

10/3 7:47

この辺りから秋本番の森に突入。

10/3 7:52

ゴゼンタチバナの可愛らしい実。

10/3 7:53

ウクライナに平和を。

10/3 7:55

第1。

10/3 7:56

ふわふわのカニコウモリ。

10/3 8:06

燃え上がるナナカマド。

10/3 8:07

第2。

10/3 8:12

第3。全部座ってみたけど第2が一番心地よかった。

10/3 8:18

追い抜いていったトレイルランナーの方を写し込んでみた。

10/3 8:21

浅間山が雲海から顔を出す。

10/3 8:22

乗越したとたんにドーン！

10/3 8:23

槍様。

10/3 8:23

右手には横通岳と東天井岳。

10/3 8:23

常念ロックオン。

10/3 8:27

その前にちょっとおにぎりタイム。

10/3 8:50

あっちはまだ歩いた事がない。気持ちよさそうな稜線。

10/3 9:30

ヤツ。フジ。南プス。

10/3 9:31

冠雪直前の富士山。

10/3 9:31

八ヶ岳ズラリ。

10/3 9:36

鹿島槍と五龍と白馬が縦並び。

10/3 9:38

立山劔！

10/3 9:39

前穂のギザギザ。

10/3 9:39

奥穂と涸沢。ザイテングラードと涸沢小屋もよく見える。

10/3 9:40

先日歩いた涸沢と北穂。

10/3 9:41

雨飾。新潟焼と火打と妙高。手前に戸隠。

10/3 9:42

大キレットからひょっこり白山。

10/3 9:42

富士山を先頭に南アルプスもズラリ。

10/3 9:42

蝶ヶ岳ヒュッテとテント場を見下ろす。

10/3 9:43

上高地の奥には焼岳と乗鞍。

10/3 9:44

大キレット。

10/3 9:44

四阿山の奥には上州武尊や男体山。赤城山も。

10/3 9:46

塩嶺峠の奥にチラリと諏訪湖の湖面が見えた。

10/3 9:47

乗鞍ズーム。

10/3 9:47

御嶽山ズーム。合掌。

10/3 9:47

とにかく槍がかっこいい。西岳小屋にも泊まってみたいな。

10/3 9:54

荒船山も。

10/3 9:54

浅間山は本当にどこからでもよく見える。

10/3 9:54

鷲羽水晶。チラリと薬師。

10/3 9:54

燕の奥には針の木。燕小屋もよく見える。

10/3 9:54

次はあそこを繋ぎたいな。

10/3 9:55

中央アルプスはひっそりと佇む。

10/3 9:57

順番待ちでやっと山頂。

10/3 9:56

自撮る。

10/3 9:56

涸沢カールの紅葉。ピークは来週辺りか。

10/3 9:56

先々週歩こうと思っていた南岳からの稜線。来年リベンジせねば。

10/3 10:11

安曇野の街。

10/3 10:15

チックん槍。

10/3 10:16

結局山頂で40分ほどのんびり。

10/3 10:16

名残惜しいが下山しますか。

10/3 10:31

こんな晴れた日に珍しい。グルルルル。

10/3 10:33

よく見りゃ2頭でグルルルル。

10/3 10:44

完全に優勝な常念岳でした。

10/3 10:45

槍に後ろ髪引かれつつ。

10/3 11:12

乗越まではあっという間。

10/3 11:12

デタラメに青い。

10/3 11:17

さてと。ん？

10/3 11:17

なんかいた。

10/3 11:19

紅葉登山大成功。

10/3 11:29

帰路も楽しい。

10/3 11:38

カエデが真っ黄色。

10/3 12:23

足元はよき苔の道。

10/3 13:06

ちょっと下るとまだまだグリーンルーフ。

10/3 13:08

沢沿いをスタスタと。

10/3 13:09

首長アポロチョコ。

10/3 13:11

なめこビッシリ。

10/3 13:16

山の神に無事下山のお礼。

10/3 13:24

登山口到着。

10/3 13:25

タクシー2台がスタンバイ。

10/3 13:28

駐車場が空いているのに路肩に停めてる車が数台。まあいいんだけどね。

10/3 13:29

【閲覧注意】このサイズはたぶん...

10/3 13:36

冷沢小屋。トイレだけ使えるっぽい。

10/3 13:38

駐車場到着。空きちらほら。下の駐車場には2台だけ。

10/3 13:54

猿の軍団が現れた。

10/3 13:55

車停めても逃げもせずこちらを睨んでる。

10/3 14:14

安心と信頼のほりでーゆー。常念眺めながらサウナ3セット。

10/3 17:09

カモシカスポーツ。今日は遭難せずに無事に退店できた。

10/3 19:37

本日のお目当てはこちら。1月に亡くなった鮎川さんのドキュメンタリー映画。優しさとカッコ良さを兼ね備えた稀有なロックレジェンドでした。合掌。

10/3 19:58

初めて訪れたFC笹賀店にてバンチー餃子。シナロケ聴きながら帰路。

撮影機器：

PENTAX KP RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

iPhone XS Apple

感想

otkme

年明け、鮎川さんの訃報を聞き、思っていたよりも落ち込んでいる自分に気がついた。

高校時代、バンドでレモンティーをコピーしたり、カセットテープに録音したシナロケの自作ベスト版を繰り返し聴いた記憶が、一気に甦る。

シナロケの、鮎川さんのドキュメンタリー映画が上映終了間近と言う事で、松本の映画館まで出向く。

上映は夕方の一回のみ。ならばと早めに安曇野入りし、サクッと常念へ。
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夜明け前、一ノ沢登山口からのピストン。

紅葉も予想以上に鮮やかに進んでおり、晴天の山頂からはこれでもかというくらいの眺望が広がる。

遠く南アルプスの先から、立山劔まで。穏やかな山頂に座り、しばらくぼんやりと秋の風に吹かれながら、山を眺めた。

下山し始めると雲が湧き立ち、登山口に着く頃にはすっかり曇天。サウナで汗を流し、映画館へ。
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ロックンロールと家族の絆。

タイトル通り、そのソリッドなギターサウンドからは想像も出来ない、優しさと家族愛に満ちた、素晴らしいドキュメンタリー。

下北沢の街で一度だけ鮎川さんを見かけた事がある。飾り気なく、自転車に乗って、飄々と住宅街に消えて行った。

享年74歳。ロックレジェンドの御冥福を祈りつつ、シナロケのナンバーを聴きながら、ゆっくりと帰路に着いた。