飛龍山 禿岩から圧巻の大展望


- GPS
- 08:43
- 距離
- 22.4km
- 登り
- 1,828m
- 下り
- 1,822m
コースタイム
- 山行
- 7:42
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 8:42
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
4台で一杯。古いですがトイレあり(トイレットペーパーなし)。 道路を挟んだ向かいの家にも4,5台駐車可能です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◎らくルートでの計画作成時は、距離19.1km、累積高低差1144m。それに対して、ログを見ると距離は15%増し、高低差は50%増しとなりました。 原因として考えられるのは、将監峠から禿岩までのトラバース路に有りそうです。 ◆三ノ瀬登山口ー将監峠 歩き易い土の道 ◆将監峠ー禿岩 地図上ではほぼフラットですが、狭いトラバース路のうえ、崩落した露岩を越えていく箇所、大木の根元を越えていく箇所がそれぞれ二桁は有り、細かなアップダウンが続きます。ですが、距離、高低差とも15%増しのほうが近いイメージです。 その理由は、帰路、トレランぽく走ったり歩いたりしていて、高低差が余分に加算されてしまったかもしれません。 笹の下ばえが登山道上に覆いかぶさって足元が見えにくい箇所が多くあり、中には露岩や根っこを隠している箇所がありましたから、つま先を引っかけないよう要注意です。 ◆禿岩ー飛龍山 樹林の中の稜線歩きです。灌木が生い茂り道は狭い。シャクナゲの季節は花を楽しめそうです。 ◆将監峠手前の分岐ー登山口 分岐からしばらくは足元が笹で覆われています。集中しながら下りていきますが道迷いするほどの藪ではありません。 将監小屋からは林道歩きとなり登山口まで続きます。この際、熊を目撃しています。さらにその先で鹿も。 |
その他周辺情報 | 道の駅たばやまで酒のつまみになりそうなものを買えます |
写真
感想
飛龍山への山行は初めてで、日帰りだと丹波から行くルートと三ノ瀬から行くルートとがありますが、ヤマレコで記録を見て見ると途中の眺望に差があるように思え、三ノ瀬ルートとしました。
牛王院平まで400mほどの上りは脚に優しい土の登山道で、上った後には南アルプス全体が見えるというご褒美があり、始まりは楽しい登山です。
唐松尾山への分岐から将監峠を抜けるとトラバース路の始まり。細かいアップダウンと足元を隠す笹の下ばえ、右側が切れ落ちた細い道に気が抜けませんでした。露岩を乗り越え、根っこの張った大木の根元を乗り越えと、飽きない道ではありました。期待した眺望ですが、樹々の間から何とか見えてるという状況が続く中、何か所かで視界がバーンと広がるという格好です。
長いトラバース路も禿岩までで終わり、禿岩からの絶景に脚の疲れも癒される、そんな感じです。天気予報通りの快晴で、最高の眺望をのんびり眺められて、超ラッキーでした。稜線上に聳える雲取山や七つ石山も飛龍山山頂部を歩く中で樹間から見られましたので、ほぼ360度見られたことになります。
帰りは将監峠手前から将監小屋へ下りました。将監小屋のテント場に二張りテントがあり、綺麗なバイオトイレもあり、水も利用できるようです。
将監小屋からは林道歩きとなりジョギングで下りはじめた時に熊を目撃。ラジオから音が出ていたのと走る音とでしょうか、熊のほうが先に気づいて、真っ黒な体と太い4本の脚は森の奥へ走り去りました。
その直後、ラジオの電池が切れました。スマホを取り出してシャッターを切っている最中です。ぞっとしましたが、単純に電池切れだし、このタイミングで自分はラッキーだったのだと思い直しました。予備の電池に入れ替え歩き出して暫くすると、次は林道に居た鹿が森の中へと走りだしました。
何という日だったのでしょう。車で駐車場に向かう途上で車の10m前方を鹿が横切るし、帰りは路上の猿が車が相当近づくまで動かないし、それに熊と鹿。
現場は奥多摩からも塩山からも奥の奥に入った山の中。人の立ち入りの少ない野生が強い山の中に立ち入らさせてもらったことを強く感じた一日になりました。
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