古えの風情残す山里・西原（さいはら）で春の野草を愛でる

2015年03月15日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 5.2km
• 登り: 352m
• 下り: 337m

天候

もや多いけどまずまず。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中央線・上野原駅から、本数わずかながら、バス便あり。

コース状況／危険箇所等

今回は、東京都の山奥、檜原村側から、トンネルを抜けて棡原（ゆずりはら）へ降り、西原へと入りました。

その他周辺情報

西原は古くから蕎麦の栽培がおこなわれ、現代に残り、おいしい蕎麦屋さんがあります。

写真

3/15 11:00

棡原（ゆずりはら）から西原へ入る途中、ただ1軒の和菓子屋さんがあり、ごく年配の親父さんが、あんこがうまい、よもぎもと、さくらもちなどを仕込んでいます。朝方、出来立てを購入しました。

3/15 11:47

最初は、西原の先、小菅村との境付近で、森へ入りました。

3/15 11:55

落ちた太いえだに、着いた地衣類？

3/15 11:56

下生えは、このあたりでも、鹿に食害されて、林床は開けています。

3/15 12:01

かなり急斜面に入ったあたりで、鹿の噛み跡。
足元も糞があちこち。

3/15 12:10

集落の半鐘。これを使うときは危急の場合か。この日は、オルゴールの音がそばのスピーカーから流れていました。

3/15 12:11

小菅村側の集落。

3/15 12:14

鹿の糞。

3/15 12:16

なぜ、これを撮影？　倒れた木の、皮がはがれおちた下層に、虫食いのかじり穴が密集していたので、撮ったとのこと。

3/15 12:35

森から流れ落ちる、小さな流水にも、ワサビの若葉。

3/15 12:35

フキノトウはあちこちに。

3/15 12:39

タラの芽。あと一月で、発芽。

3/15 12:39

ガの幼虫か蛹でしょうか？　カエデの紅葉をうまく重ねて、冬越し。

3/15 12:40

フキノトウ。

3/15 12:44

イヌナズナ。食用にならないと、むごい命名が当てられます。

3/15 12:46

若いよもぎの芽もいっぱいでした。

3/15 12:51

崖下の流水の場所には、タネツケバナ。

3/15 12:52

同。

3/15 12:52

同。

3/15 12:56

フキノトウ。

3/15 12:57

スミレサイシンの仲間も、開花にそなえ始めていました。

3/15 13:11

ここからは、西原で。

3/15 13:11

3/15 13:14

カンゾウの若芽。背丈8センチ。食べやすい山菜です。

3/15 13:20

タチツボスミレ系。

3/15 13:20

3/15 13:23

沢床の小さな陸地に、ワサビの若葉。

3/15 13:25

カンゾウがいっぱい。続く写真も同じ。

3/15 13:26

3/15 13:27

3/15 13:27

キジが何者かに襲われたよう。

3/15 13:29

西原では、この標高が今日の最高到達。

3/15 13:35

笹尾根、三頭山方面。

3/15 13:40

撮影中。

3/15 13:41

3/15 13:48

3/15 13:50

3/15 14:00

帰りは、昔ながらの民家がある一帯を、歩いてみました。

3/15 14:00

西原は、畑づくりをしたことがある人なら耳にしたこともあると思いますが、古の時代から受け継がれた雑穀の種子が受け継がれてきたところでもあります。

3/15 14:01

雑穀しかとれないこの一帯では、脱穀や乾燥、保管のための作業小屋が、併設されています。
家は、木をうまく組んでつくられ、ハシゴなども手作り感があるもの。

3/15 14:02

風情があります。

3/15 14:10

谷川の車道まで降りてきて、楽しみにしていた、西原の蕎麦をいただきました。

撮影機器：

Canon EOS 20D Canon

COOLPIX S8200 NIKON

感想

tanigawa

　我が家からの四季の探索・遠足場所の一つ、山梨県の上野原町・西原へ、春をさがしに出かけてきました。
　ここは四季を通して、しみじみと楽しめるところ。近くには、イワカガミや、イワイチョウなどがひっそりと咲く山もあります。
　今回は時期がかなり早すぎましたが、歩きたかった地域の森も探索でき、春の花と芽ぶきも、しみじみと愛でることができました。
　蕎麦がうまかった。