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Yamareco

記録ID: 6023230
全員に公開
ハイキング
霊仙・伊吹・藤原

ノタノ坂を越えて三筋滝、土倉岳西尾根の山毛欅の林

2023年10月07日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:41
距離
11.9km
登り
761m
下り
769m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:20
休憩
0:22
合計
8:42
距離 11.9km 登り 777m 下り 769m
8:12
37
8:49
8:54
57
9:51
9:52
42
10:34
10:45
168
13:33
13:38
145
16:03
過去天気図(気象庁) 2023年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
三筋滝の右岸高巻き部:お助けロープはありますが、十分注意が必要です。
土倉岳西尾根最下部:今回のレポのルートはかなり急な下りで注意が必要です。一本南の尾根のほうが良いかもしれません。
おっと、足元にアケボノソウが!
2023年10月07日 07:47撮影 by  X30, FUJIFILM
10/7 7:47
おっと、足元にアケボノソウが!
ノタノ坂から茨川への趣のある道。
2023年10月07日 08:45撮影 by  X30, FUJIFILM
10/7 8:45
ノタノ坂から茨川への趣のある道。
看板が整備されていますね。
2023年10月07日 09:13撮影 by  X30, FUJIFILM
10/7 9:13
看板が整備されていますね。
お祭りされている神様が眺めている風景。
2023年10月07日 09:17撮影 by  X30, FUJIFILM
10/7 9:17
お祭りされている神様が眺めている風景。
今回の山行の安全をお願いしました。
2023年10月07日 09:18撮影 by  X30, FUJIFILM
10/7 9:18
今回の山行の安全をお願いしました。
茨川集落を振り返る。
2023年10月07日 09:18撮影 by  X30, FUJIFILM
10/7 9:18
茨川集落を振り返る。
途中の大岩。
2023年10月07日 10:01撮影 by  X30, FUJIFILM
10/7 10:01
途中の大岩。
蛇谷の出合い。
2023年10月07日 10:05撮影 by  X30, FUJIFILM
10/7 10:05
蛇谷の出合い。
天狗岩がよく見えます!
2023年10月07日 10:16撮影 by  X30, FUJIFILM
10/7 10:16
天狗岩がよく見えます!
三筋の滝に到着。
2023年10月07日 10:47撮影 by  X30, FUJIFILM
10/7 10:47
三筋の滝に到着。
右岸の高巻き部を上から覗きます。
2023年10月07日 10:56撮影 by  X30, FUJIFILM
10/7 10:56
右岸の高巻き部を上から覗きます。
すっぱりと抜け落ちています。お助けロープはありますが注意が必要です。
2023年10月07日 10:57撮影 by  X30, FUJIFILM
10/7 10:57
すっぱりと抜け落ちています。お助けロープはありますが注意が必要です。
途中大きな崩壊があったようでガレが沢を埋め尽くしていました。
2023年10月07日 11:08撮影 by  X30, FUJIFILM
10/7 11:08
途中大きな崩壊があったようでガレが沢を埋め尽くしていました。
亀尾の先端部。
2023年10月07日 11:24撮影 by  X30, FUJIFILM
10/7 11:24
亀尾の先端部。
ここに取り付くと東のボタンブチの大崩がよく見えます。
2023年10月07日 11:27撮影 by  X30, FUJIFILM
10/7 11:27
ここに取り付くと東のボタンブチの大崩がよく見えます。
丁度いいので、お昼にします。
2023年10月07日 11:34撮影 by  X30, FUJIFILM
10/7 11:34
丁度いいので、お昼にします。
P944の鉄塔尾根に取り付きます。山毛欅の静かな尾根です。
2023年10月07日 12:39撮影 by  X30, FUJIFILM
10/7 12:39
P944の鉄塔尾根に取り付きます。山毛欅の静かな尾根です。
先程の崩壊部分が見えてきました。
2023年10月07日 12:47撮影 by  X30, FUJIFILM
10/7 12:47
先程の崩壊部分が見えてきました。
P944鉄塔尾根は緩やかな気持ちの良い尾根です。何度来てもいいですね。
2023年10月07日 12:52撮影 by  X30, FUJIFILM
10/7 12:52
P944鉄塔尾根は緩やかな気持ちの良い尾根です。何度来てもいいですね。
ヘリポート跡から。
2023年10月07日 13:16撮影 by  X30, FUJIFILM
10/7 13:16
ヘリポート跡から。
大きな山毛欅。
2023年10月07日 13:22撮影 by  X30, FUJIFILM
10/7 13:22
大きな山毛欅。
土倉岳に着きました。
2023年10月07日 13:49撮影 by  X30, FUJIFILM
10/7 13:49
土倉岳に着きました。
ここからは御池岳の巨大さがよくわかります。
2023年10月07日 13:51撮影 by  X30, FUJIFILM
10/7 13:51
ここからは御池岳の巨大さがよくわかります。
ボタン岩も迫力満点です。
2023年10月07日 13:52撮影 by  X30, FUJIFILM
10/7 13:52
ボタン岩も迫力満点です。
土倉岳西尾根を歩いてみましょう。緩やかな山毛欅の尾根でこちらも気持ちのいい所です。
2023年10月07日 14:06撮影 by  X30, FUJIFILM
10/7 14:06
土倉岳西尾根を歩いてみましょう。緩やかな山毛欅の尾根でこちらも気持ちのいい所です。
山毛欅が一直線に4本並んでいます!
2023年10月07日 14:08撮影 by  X30, FUJIFILM
10/7 14:08
山毛欅が一直線に4本並んでいます!
気持ちがいいですね。
2023年10月07日 14:15撮影 by  X30, FUJIFILM
10/7 14:15
気持ちがいいですね。
山毛欅の尾根の末端にはヌタ場がありました。
2023年10月07日 14:16撮影 by  X30, FUJIFILM
10/7 14:16
山毛欅の尾根の末端にはヌタ場がありました。
斜面が急になってくると、シャクナゲが目立ってきました。
2023年10月07日 14:25撮影 by  X30, FUJIFILM
10/7 14:25
斜面が急になってくると、シャクナゲが目立ってきました。
この辺はまだマシですが、最後はかなり急で注意が必要です。
2023年10月07日 14:31撮影 by  X30, FUJIFILM
10/7 14:31
この辺はまだマシですが、最後はかなり急で注意が必要です。
小又谷に降り着きました。このあたりの谷は急峻で谷芯しか歩けない状態です。岩も大きく危なかったです。
2023年10月07日 14:46撮影 by  X30, FUJIFILM
10/7 14:46
小又谷に降り着きました。このあたりの谷は急峻で谷芯しか歩けない状態です。岩も大きく危なかったです。
一本南の尾根で降りてくると谷も広がって歩きやすくなっていました。次はここから登ってみよう!
2023年10月07日 14:57撮影 by  X30, FUJIFILM
10/7 14:57
一本南の尾根で降りてくると谷も広がって歩きやすくなっていました。次はここから登ってみよう!
右岸には杣道が続いています。
2023年10月07日 15:00撮影 by  X30, FUJIFILM
10/7 15:00
右岸には杣道が続いています。
紅葉が始まればきれいだろうなあ!
2023年10月07日 15:04撮影 by  X30, FUJIFILM
10/7 15:04
紅葉が始まればきれいだろうなあ!
堰堤が出てくると左岸側に巻道があります。
2023年10月07日 15:09撮影 by  X30, FUJIFILM
10/7 15:09
堰堤が出てくると左岸側に巻道があります。
池ノ谷の出会い。この下流に大きな堰堤があり巻道がありません。
2023年10月07日 15:16撮影 by  X30, FUJIFILM
10/7 15:16
池ノ谷の出会い。この下流に大きな堰堤があり巻道がありません。
右岸に林道へ這い上がれる尾根があります。
2023年10月07日 15:29撮影 by  X30, FUJIFILM
10/7 15:29
右岸に林道へ這い上がれる尾根があります。
林道から見ると斜めに踏み跡が続いていますね。
2023年10月07日 15:36撮影 by  X30, FUJIFILM
10/7 15:36
林道から見ると斜めに踏み跡が続いていますね。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ GPS ファーストエイドキット 携帯 タオル ストック カメラ

感想

暑い夏が終わったと思ったら、急に季節が進んでいる気がしたので、紅葉山行の下見がてら気になっていた茶屋川と土倉岳の尾根を歩きに行ってきました。

ノタノ坂から茨川へは趣のある古い道がしっかり踏まれています。ぶらぶら歩いていると眼下に青い屋根が見えてきました。随分昔に来たことがありますが、すっかり砂利に埋まった河原が広がり、なんだか記憶と繋がりません。伊勢谷を登り藤原岳へ行きましたが、今は尾根道のほうがメジャーのようですね。

広い河原を適当に上流へ向かいます。水量は少なく渡渉は気になりません。水の音と時折上空のジェットと思われる轟音。野鳥のさえずり。シカの悲しげな鳴き声。人に合うことなくのんびりと遡っていきます。

大岩を左に見送ると藤原岳西尾根と出会いました。紅葉になればこちらも来なくてはなりません。10分ほど歩くと天狗岩を正面に見ることができる開けた河原に来ました。誰かいないかと単眼鏡で覗きましたが、人影はないようです。雲が早いです。そういえば強風注意報が出ていましたので、稜線は爆風かもしれません。谷筋では心地よい風が火照った顔を撫ぜてくれています。

やがて谷が妙に広がったかと思うと三筋滝に着きました。なかなかの迫力でしばし見惚れていました。前に進もうと思えばなんとかして高巻かないといけませんが、右岸の巻道は大雨の影響か、下部のお助けロープがついていたと思われる木が倒れ込んでいます。このため中腹までは手がかりなしで崩れやすい斜面を這い登るしかありません。ようやく上部のお助けロープにたどり着けました。それでも斜面が急なので慎重に這い上がりました。上から覗くと谷がすっぱりと抜けた跡なんですね。

滝上部からはまた平穏な谷筋になりましたが、右手からガレのデブリが谷を埋めています。最近の崩壊があったのでしょうか?それからだんだん谷が狭くなってくると亀尾の先端部分に着きました。尾根の下部は平坦になっていますのでここでお昼にしましょう。それにしてもここまで結構時間がかかりました。このまま真の谷を詰め上がり御池に上がろうかと予定していましたが、この先の地形をよく知りませんので予定変更です。

P944鉄塔尾根を登り、土倉岳の頂を踏んで未踏の西尾根を小又谷に下ります。P944鉄塔尾根は気持ちの良い静かな尾根で、お気に入りの所です。一気に鉄塔まで登れば後は御池岳南尾根に合流するまで緩やかな尾根となります。土倉岳までは一息で着きました。御池岳の圧倒的な迫力を実感できる、最高の展望台です。爆風と思われる東のボタンブチを写真に収め、土倉岳西尾根を下ります。

山毛欅と楢の混成する林で、なんとも気持ちの良い場所です。御池岳南尾根のコースからちょっと外れただけなのに、人が来ないんでしょうか?まあ、この空間を独り占め出来るのであればどっちでもいいんです。心地の良い林の中に佇んでいるとモヤモヤが消えていくようです。今日もいっぱいエネルギーを充填させてもらいました。

やがて目の前に高みを維持しているT字尾根が迫ってくると、西尾根は小又谷に向かって急激に落ち込んでいきます。地形図とにらめっこし、少しでも等高線の広そうな尾根を選んで下りましたが、最後はかなり急で難儀しました。また、降り立った小又谷は急峻で大岩が多く、危なく感じました。200mほど下ると緩やかになり、右岸に杣道も現れてきたので、次来るときはここを狙っていきましょう。一度登っておくといいかも。

このあたりはモミジも多く、紅葉シーズンは渓谷美と合わせてさぞかし見ごたえがあることでしょう。再訪決定です。堰堤が出てくると平凡な流れになり、やがて池ノ谷との出合いに着きます。ここから下は堰堤を巻けず少し上の林道へ這い上がります。2kmほど林道をぶらぶら歩き、洗い越しで靴をきれいにして駐車場へ戻ってきました。御池岳へはたどり着けませんでしたが、来る季節の下見がてら、未踏の尾根を歩くことが出来、今日も本当にいい一日でした。

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