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Yamareco

記録ID: 6029712
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
東海

天空の遊歩道で位山〜川上岳 静かな山行のはずが、まさかのトレラン大会

2023年10月08日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:54
距離
16.7km
登り
1,013m
下り
1,013m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:16
休憩
0:36
合計
7:52
7:34
7:39
12
7:51
7:56
9
9:22
9:22
0
10:13
10:13
81
11:34
11:35
25
12:00
12:01
14
12:15
12:15
15
12:30
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7
12:37
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8
12:45
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2
12:47
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5
12:52
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19
13:11
13:14
6
13:20
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13
13:33
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16
13:49
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10
13:59
14:01
8
14:09
14:21
27
14:48
14:48
5
14:53
ゴール地点
天候 くもり
過去天気図(気象庁) 2023年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
アプローチのダナ平林道は舗装と未舗装が半々くらい。よく整備されています。
登山口駐車場は20台程度のキャパ。トイレあり、登山届ポストあり。
コース状況/
危険箇所等
危険な場所は特にありません。
その他周辺情報 おそらく一番近い温泉は「臥龍の郷」ですが、この日はトレラン大会の影響か大混雑。https://www.garyunosato.jp/%e6%b8%a9%e6%b3%89-2/
ならばと次に向かった温泉は臨時休業。入浴難民になりました。
結局、富山に向かう途中の「Mプラザ 流葉温泉『ニュートリノ』」で日帰り入浴しました。https://hida-nagareha.com/spa/
駐車場からの眺めがすでに絶景。これは期待が持てる。
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駐車場からの眺めがすでに絶景。これは期待が持てる。
ツ「うわ、なんだこれ!?」
茶「狛犬…というよりキメラだな…」
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ツ「うわ、なんだこれ!?」
茶「狛犬…というよりキメラだな…」
…特級呪物でも封印してんのか?
初っ端から変なものを見た。
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…特級呪物でも封印してんのか?
初っ端から変なものを見た。
登山道沿いには巨石群が続く。
続くっていうかひっきりなしに巨石が登場する。
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登山道沿いには巨石群が続く。
続くっていうかひっきりなしに巨石が登場する。
巨石群の集大成が天の岩戸だ。
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巨石群の集大成が天の岩戸だ。
天の岩戸から先はスキー場からのコースと合流。
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天の岩戸から先はスキー場からのコースと合流。
平坦な道がしばらく続く。
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平坦な道がしばらく続く。
ツ「え、もう山頂?」
茶「まぁ、今日の本番はここから先だよ」
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ツ「え、もう山頂?」
茶「まぁ、今日の本番はここから先だよ」
三角点タッチ!
続いて本日二座目の川上岳へ向かう。
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続いて本日二座目の川上岳へ向かう。
位山と川上岳の間は「天空の遊歩道」と呼ばれているらしい。
ツ「素敵な名前だっぺな。期待していいッペ?」
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位山と川上岳の間は「天空の遊歩道」と呼ばれているらしい。
ツ「素敵な名前だっぺな。期待していいッペ?」
小刻みなアップダウンをしながら天空の遊歩道は続く。
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小刻みなアップダウンをしながら天空の遊歩道は続く。
ただ、思ったより眺望が良くない。
基本的には樹林帯か笹原を切り開いた道が続く。
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ただ、思ったより眺望が良くない。
基本的には樹林帯か笹原を切り開いた道が続く。
尾根筋を歩いているが左右の眺めもそれほどでもない。
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尾根筋を歩いているが左右の眺めもそれほどでもない。
マヒワの大群に遭遇。
ツ「彼らは冬鳥だっぺ。季節は確実に移ろっているっぺなぁ」
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マヒワの大群に遭遇。
ツ「彼らは冬鳥だっぺ。季節は確実に移ろっているっぺなぁ」
まだ2kmしか歩いてないの!?
歩けども歩けども景色が変わらない…。
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まだ2kmしか歩いてないの!?
歩けども歩けども景色が変わらない…。
そしてこの日は「飛騨位山トレイル」というトレランの大会が開催されていてひっきりなしに選手が走ってくる。その度に道を譲らなければならないためペースが上がらない。
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そしてこの日は「飛騨位山トレイル」というトレランの大会が開催されていてひっきりなしに選手が走ってくる。その度に道を譲らなければならないためペースが上がらない。
千能三角点。
ダナ平から川上岳のだいたい中間点あたり。
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千能三角点。
ダナ平から川上岳のだいたい中間点あたり。
だいぶ近づいた…とはいえ、まだまだ遠く見える川上岳。
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だいぶ近づいた…とはいえ、まだまだ遠く見える川上岳。
9つの小ピークを通過すると最後に川上岳本体へ向けての急登が始まる。
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9つの小ピークを通過すると最後に川上岳本体へ向けての急登が始まる。
大イチイ分岐。
元気の良い大会関係者からエールをいただいた(笑
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大イチイ分岐。
元気の良い大会関係者からエールをいただいた(笑
エールに背中を押され最後の登り坂に挑む。
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エールに背中を押され最後の登り坂に挑む。
いよいよ山頂か!?
2
いよいよ山頂か!?
…まだだった…。
期待とガッカリが何度か交互に訪れた。
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…まだだった…。
期待とガッカリが何度か交互に訪れた。
いよいよ空が広くなり、前方からは人の話し声も聞こえる。
ツ「今度こそ本当の山頂でしょ!」
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いよいよ空が広くなり、前方からは人の話し声も聞こえる。
ツ「今度こそ本当の山頂でしょ!」
登山口から4時間半、ようやく川上岳山頂に到着である。
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登山口から4時間半、ようやく川上岳山頂に到着である。
のぼったどー!
天気が良ければ白山や…
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天気が良ければ白山や…
荒島岳なんかが見えたりするらしいが、本日は雲に邪魔され見えなかった。
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荒島岳なんかが見えたりするらしいが、本日は雲に邪魔され見えなかった。
しかし、山頂でしばらく休憩している間に御嶽山の雲が取れてきた! 
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しかし、山頂でしばらく休憩している間に御嶽山の雲が取れてきた! 
続いて乗鞍岳も!
そんなにはっきり見えたわけではないが、少しでも姿を見せてくれたことが嬉しかった。
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続いて乗鞍岳も!
そんなにはっきり見えたわけではないが、少しでも姿を見せてくれたことが嬉しかった。
三角点タッチ!
ラーメン食べたりコーヒー飲んだりして良かったね♪
ツ「おかげで御嶽山も見れたっぺよ」
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ラーメン食べたりコーヒー飲んだりして良かったね♪
ツ「おかげで御嶽山も見れたっぺよ」
さて、帰るか。
ツ「また9km歩くっぺか…」
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さて、帰るか。
ツ「また9km歩くっぺか…」
登山道には野生動物の痕跡が多数。糞は当然だが、このようなヌタ場がいくつもあった。
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登山道には野生動物の痕跡が多数。糞は当然だが、このようなヌタ場がいくつもあった。
帰りもひたすらアップダウンを繰り返す。
2
帰りもひたすらアップダウンを繰り返す。
お、この景色は最後の登りじゃね?
2
お、この景色は最後の登りじゃね?
…などと思っても、まだ先があるのであった…。
ツ「ループしてないっぺか…」
2
…などと思っても、まだ先があるのであった…。
ツ「ループしてないっぺか…」
トレラン大会用だが、位山まで500mの標識が出てきた。
茶「がんばれ、あと少しだよ!」
ツ「ループしてなかった」
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トレラン大会用だが、位山まで500mの標識が出てきた。
茶「がんばれ、あと少しだよ!」
ツ「ループしてなかった」
茶「よし、やったぞ! 制限時間内に位山関門に到達できた!」
ツ「我々には関係ない話だっぺ」
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茶「よし、やったぞ! 制限時間内に位山関門に到達できた!」
ツ「我々には関係ない話だっぺ」
ツ「はいはーい、我々はこちらですよー」
茶「…なんか途中棄権するような気がするのはなぜだ…」
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ツ「はいはーい、我々はこちらですよー」
茶「…なんか途中棄権するような気がするのはなぜだ…」
最後にもう一度、位山からの景色を堪能。
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最後にもう一度、位山からの景色を堪能。
あとは駐車場に向けて急な坂道を一気に下るだけだ。
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あとは駐車場に向けて急な坂道を一気に下るだけだ。
無事下山!
ツ「おちかれさま!」
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無事下山!
ツ「おちかれさま!」
戻ってみると駐車場はそこそこ混み合っていた。位山はパワースポットでもあるらしいので、観光しにきている人もいるようだった。
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戻ってみると駐車場はそこそこ混み合っていた。位山はパワースポットでもあるらしいので、観光しにきている人もいるようだった。

感想

秋の遠征三日目は天空の散歩道を使って、二百名山の位山と三百名山の川上岳を一度に攻略する計画です。

麓の道の駅モンデウス飛騨位山が早朝からえらく混み合っていたので、なにかイベントがあるのかな、まぁ、山に入る我々には関係ないかと思っていたのですが、実はこれが大きな間違いでした。なんと、我々が歩くコースの大半が組み込まれたトレラン大会が実施されていたのです。駐車場で出発準備をしていたら、マイクロバスに分乗した大会関係者が大勢現れて絶句。もしかして一般人立入禁止かと思い確認してみるとそれはないとのことで一安心。…しかし、これは嫌な予感しかしません。

とりあえず大会が始まる前になるべく先へ進もうとがんばったのですが、位山を通過したあたりから早速ランナーに追いつかれ、そこから先はひっきりなしに追い迫ってくるランナーに道を譲ることの繰り返しになりました。なんだか新幹線の線路にうっかり入り込んでしまったSLのような感じになり、いたたまれません(笑

あ、でも大会の名誉のために明記しておきますが「どけどけ!」という態度の選手は一人もいませんでしたし、関係者の方々も「ご迷惑をおかけします」という丁寧な対応をしてくださって不快感はありませんでした。良い大会ですね。

位山〜川上岳間の「天空の散歩道」ですが、これは少々名前負けの感が…。確かに標高1400前後をキープして二座を繋ぐ道なのですが、道中の大半は樹林帯か笹に囲まれた眺望に乏しい道のりで「天空の」という言葉から受けるイメージとは乖離があります。そんなわけで、最初はトレラン大会とブッキングしてしまって、騒がしそうで嫌だなと思ったのですが、単調な縦走路歩きの良いアクセントになったかもしれません。

なんだか普段とはちょっと違った雰囲気の中での登山でしたが、終わってみれば印象深い楽しい山行でした。

そうそう、我々が歩いたコースとは関係ない場所ですがトレランの選手が蜂に刺されるというアクシデントがあったようですね。全員命に別状は無いとのことですが、怪我をされた方の一日も早い回復をお祈りしております。

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