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Yamareco

記録ID: 603167
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
霊仙・伊吹・藤原

藤原岳 〜福寿草と山頂部散策〜 《鈴鹿シリーズ》

2015年03月21日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 三重県 滋賀県
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:30
距離
14.4km
登り
1,312m
下り
1,314m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:55
休憩
1:18
合計
7:13
距離 14.4km 登り 1,313m 下り 1,315m
7:20
7:24
14
7:38
7:48
28
8:16
17
8:33
8:59
20
9:19
9:25
28
9:53
7
10:00
10:15
28
1128mのピーク
10:43
10:57
30
11:27
17
11:44
17
12:01
12:02
19
12:21
12:23
52
13:25
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
●駐車場
大貝戸休憩所の駐車場を利用
5:40頃到着時で、空きは僅か
すぐに満車になっていました
コース状況/
危険箇所等
●登り:表道
・八合目直下まで残雪なし
・歩きやすい状態でした

●八合目〜九合目
・残雪の上を歩く部分が出てきます
・雪解けの泥濘で滑りやすいです
・福寿草が咲き誇り、きれいでした
・登りの時は冬道(夏道はロープで閉鎖)
・下りの時には、冬道から夏道に切り替えられていました

●九合目〜藤原山荘
・残雪歩きが大半でした

●山頂部、展望丘、天狗岩等
・残雪歩きが半分程度?ありました

●下り:裏道
・残雪なし
・概ね歩きやすかったです
・1カ所、短い谷を歩く部分があり、若干道が分かりにくかったです
・三合目〜二合目、ザレ気味の狭いトラバースがしばらく続きます
 疲れている時間帯の下りで、気を引き締めて行きました

※残雪歩行に関しては、全行程アイゼンは使いませんでした
 道を外れると、激しく踏み抜くことがありました
その他周辺情報 ●下山後の温泉
かみいしづ温泉湯葉の湯に立ち寄りました 300円
国道365号を関ヶ原方向へ走行途中、道端に手作りの看板が出ており、いつも気になっていたところでした
町の公民館に実験的に開かれた小さな手作りの温泉施設で、この3/22で一旦終了とのことでした

●藤原岳自然科学館
下山後立ち寄りました
いなべ市文化センター内にあります
登山口からも近いです
藤原岳や地元いなべ市の自然について気軽に学べる無料の公共施設です
とても参考になったと思います
こういった知識が少しあるだけでも、山行がさらに楽しくなると思います
今日は駐車場が早く埋まりました
滑り込みセーフ
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今日は駐車場が早く埋まりました
滑り込みセーフ
それでは、いざ行かん
1
それでは、いざ行かん
歩き出すとご来光
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歩き出すとご来光
岩から生えてきている・・・
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岩から生えてきている・・・
八合目までは雪もなく快調に・・・
夏道はロープで閉鎖
八合目までは雪もなく快調に・・・
夏道はロープで閉鎖
冬道を行きます
この先九合目まで急登でした
雪とぬかるみ混じり
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冬道を行きます
この先九合目まで急登でした
雪とぬかるみ混じり
いきなり福寿草の群生が現れます
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いきなり福寿草の群生が現れます
時間が早いのか、まだ開いていないですね
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時間が早いのか、まだ開いていないですね
至る所に群生しています
踏みつけないように慎重にルートをとります
急斜面で滑るので、夢中になっているうちにルートを外しすぎないようにも注意します
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至る所に群生しています
踏みつけないように慎重にルートをとります
急斜面で滑るので、夢中になっているうちにルートを外しすぎないようにも注意します
福寿草、おそらく初めてお目にかかります
黄色が鮮やかで感動です
こんなに可憐だったんですね
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福寿草、おそらく初めてお目にかかります
黄色が鮮やかで感動です
こんなに可憐だったんですね
少し広々とした九合目
少し広々とした九合目
この付近は日当たり良く、開いていました
なんて均整のとれた花の形なんでしょうか
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この付近は日当たり良く、開いていました
なんて均整のとれた花の形なんでしょうか
藤原山荘手前で平野部を振ります
暖かくて空気が霞んでいます
藤原山荘手前で平野部を振ります
暖かくて空気が霞んでいます
残雪が綿のようです
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残雪が綿のようです
藤原山荘に到着
展望丘に向かいましょう
展望丘に向かいましょう
展望丘への斜面
到着しました
暖かくて穏やかで・・・
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到着しました
暖かくて穏やかで・・・
奥は御池岳
伊吹山が見えます
2
伊吹山が見えます
竜ヶ岳方面への県境稜線
11月に縦走しましたが、我ながらよく行ったと思います(笑)
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竜ヶ岳方面への県境稜線
11月に縦走しましたが、我ながらよく行ったと思います(笑)
竜ヶ岳と奥に、釈迦さんと御在所でしょうか
2
竜ヶ岳と奥に、釈迦さんと御在所でしょうか
おそらく雨乞岳ですね
その手前にはイブネなどが見えているのかと思います
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おそらく雨乞岳ですね
その手前にはイブネなどが見えているのかと思います
奥は綿向山かな
展望丘の南端に行ってみます
展望丘の南端に行ってみます
袴腰ですね
孫太尾根
こちらも近いうちに歩いてみたいです
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孫太尾根
こちらも近いうちに歩いてみたいです
県境縦走路は、山腹を通る激烈な下りで、赤いサインが見えます
前回は難儀しました
改めてここを下ったのか・・・!?と驚きます
県境縦走路は、山腹を通る激烈な下りで、赤いサインが見えます
前回は難儀しました
改めてここを下ったのか・・・!?と驚きます
そうかといって尾根上も道らしきものは・・・?
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そうかといって尾根上も道らしきものは・・・?
今日は袴腰に行ってみようと思います
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今日は袴腰に行ってみようと思います
方向を決め、なんとなくの踏み跡と、時折現れるサインをたどっていきます
方向を決め、なんとなくの踏み跡と、時折現れるサインをたどっていきます
このようなポールも
このようなポールも
近づいて来ました
近づいて来ました
この先は・・・?
私有地なんでしょうね
1
この先は・・・?
私有地なんでしょうね
この辺りを奥の茂みに入りました
1
この辺りを奥の茂みに入りました
振り返った景色
袴腰の標識と出会うことが出来ました
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袴腰の標識と出会うことが出来ました
三角点もあります
1
三角点もあります
藤原岳を遠くから見るとよく分かる採石上の部分の上だと思います
2
藤原岳を遠くから見るとよく分かる採石上の部分の上だと思います
帰りに立ち寄った自然科学館に昔の写真がありましたが、山の形が変わるほど削られてきたようです
帰りに立ち寄った自然科学館に昔の写真がありましたが、山の形が変わるほど削られてきたようです
丘を越えて山荘方面に戻ります
作業用?の砂利道をたどってみます
丘を越えて山荘方面に戻ります
作業用?の砂利道をたどってみます
袴腰を振り返る
時折何かのサインがあります
時折何かのサインがあります
丘の上まで続いているのでしょうか
丘の上まで続いているのでしょうか
途中から残雪の上
トレースがあり、たどらせていただきました
途中から残雪の上
トレースがあり、たどらせていただきました
この大きな足跡はまさか・・・
4
この大きな足跡はまさか・・・
丘の上は資材置場のようになっていました
丘の上は資材置場のようになっていました
その付近に福寿草が一輪だけ
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その付近に福寿草が一輪だけ
次は1128mのピークに行ってみます
次は1128mのピークに行ってみます
山荘裏、トレースをたどらせていただきました
山荘裏、トレースをたどらせていただきました
1128mのピークより展望岩
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1128mのピークより展望岩
次は天狗岩にも行ってみます
1
次は天狗岩にも行ってみます
縦走路に出て進んで行きます
霊仙がよく見えています
1
縦走路に出て進んで行きます
霊仙がよく見えています
この辺りでよく見られる景色
この辺りでよく見られる景色
白瀬峠方面、縦走路との分岐です
白瀬峠方面、縦走路との分岐です
縦走路、残雪上にトレースは見られません
縦走路、残雪上にトレースは見られません
天狗岩裏
北向きの方向盤があります
1
天狗岩裏
北向きの方向盤があります
ここまで来ると御池岳も近く感じます
2
ここまで来ると御池岳も近く感じます
西側、あの均整のとれた山は天狗堂だと思います
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西側、あの均整のとれた山は天狗堂だと思います
天狗岩ピーク
ここから見る展望丘はきれいな三角形です
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ここから見る展望丘はきれいな三角形です
それではそろそろ帰りましょう
縦走路を戻ります
振り返ると霊仙と伊吹山競演
それではそろそろ帰りましょう
縦走路を戻ります
振り返ると霊仙と伊吹山競演
この大地から眺める霊仙は格別でした
2
この大地から眺める霊仙は格別でした
山荘裏の丘も開放的ないいところです
山荘裏の丘も開放的ないいところです
それでは下山開始
福寿草は花開いたかなと期待して
それでは下山開始
福寿草は花開いたかなと期待して
九合目あたり最高でした
9
九合目あたり最高でした
行きに閉じていたのが全て開いています
9
行きに閉じていたのが全て開いています
至る所に咲き誇っています
ずっと残るといいですね
10
至る所に咲き誇っています
ずっと残るといいですね
来てみて良かったです
感動をありがとう!
5
来てみて良かったです
感動をありがとう!
冬道を下りましたが、上にいる間に夏道に切り替えられたようでした
冬道を下りましたが、上にいる間に夏道に切り替えられたようでした
下りは、初めて裏道を通ってみます
下りは、初めて裏道を通ってみます
裏道にも合目表示がありました
裏道にも合目表示がありました
三合目くらいまでは概ね歩きやすかったです
三合目くらいまでは概ね歩きやすかったです
石灰のガレ場
この谷歩きは短いですが、一瞬わかりにくかったです
この谷歩きは短いですが、一瞬わかりにくかったです
下に行くと道がありました
下に行くと道がありました
三合目から二合目にかけてはトラバースが続きます
1
三合目から二合目にかけてはトラバースが続きます
脚部が疲れているときは気をつけて
1
脚部が疲れているときは気をつけて
最後に堰堤に出ます
底まで下って、登り返します
最後に堰堤に出ます
底まで下って、登り返します
底部からの眺め
味のある滝
5
底部からの眺め
味のある滝
土石流跡なのか荒々しいです
土石流跡なのか荒々しいです
この堰堤で止めるんですね
2
この堰堤で止めるんですね
堰堤を上がると舗装路歩きです
道なりに進みましたが、どうも遠回りしていたようです
1
堰堤を上がると舗装路歩きです
道なりに進みましたが、どうも遠回りしていたようです
本当はもっと早くここに出るかと思ったのですが
1
本当はもっと早くここに出るかと思ったのですが
藤原岳上部
今日も無事下山に感謝して
2
藤原岳上部
今日も無事下山に感謝して
ジェットボイルを購入してみました
駐車場帰着時ちょうど空腹だったので、湯を沸かしてみましたが、本当に速いですね
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ジェットボイルを購入してみました
駐車場帰着時ちょうど空腹だったので、湯を沸かしてみましたが、本当に速いですね
帰りに藤原岳自然科学館に立ち寄ってみました
知識不足人間の自分には、なかなか良い勉強になります
2
帰りに藤原岳自然科学館に立ち寄ってみました
知識不足人間の自分には、なかなか良い勉強になります
立ち寄った「特設」の温泉
なんと公民館の軒先に手作りの温泉施設
良いお湯でした
実験的なもので3/22で終了だそうな
立ち寄った「特設」の温泉
なんと公民館の軒先に手作りの温泉施設
良いお湯でした
実験的なもので3/22で終了だそうな

感想

例年この時期は春のマラソンシーズンで、大会や練習に没頭していました。
だいたい4月に本命大会があって、傷害予防の観点もあり山の方は我慢していました。
今年は視点を変えてそんな生活をやめ、ある意味自由です。

元々山行ではただ歩くばかりのことが多く、花や鳥などの知識は乏しいのですが、昨年だったか藤原岳などの福寿草のことを知り、なぜだか一度見てみたいと思いました。
この1年機会を待ち続けてきましたが、今回、休日と天候が噛み合い、ようやく実現することができました。

黄色の可憐な花が、地面すれすれに健気に咲いている様子には本当に感動しました。
自分の貧しいボキャブラリーでは言葉が見つからないほどでした。
この先もいつまでも残ってほしいと思います。

山行の方は藤原岳の展望丘に行くだけでなく、山頂部を歩き回り、袴腰などにも行ってみました。
また、帰り道には藤原岳自然科学館に立ち寄り、鈴鹿の山のことや動植物について知識を得る機会をもつことができました。

今回の山行は、いつも鈴鹿方面などで造詣が深いレコを公開されているonetotaniさんのものを大いに参考にさせていただいております。
この場を借りまして、お礼申し上げたいと思います。

●行動食・水分
○出発前朝食
・ランチパック 1
・クリームパン 1
○行動食
・おにぎり 2
・クリームパン小 4
・飴玉 1
○水分
・アクエリアス 1.5リットル
○下山後駐車場にて
・カップラーメン
・さんま缶詰
・柿の種
・コーヒー

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コメント

お会いしましたね
多分八合目から先でご一緒しましたよね。天狗岩の写真の左下に写っている女性です。
福寿草をもう一人の方と三人で「ここにある」「開いたのがある」って教え合いながら歩きましたね。楽しかったです。
私もレポ書いたので良かったら読んでくださいね。
2015/3/22 21:50
お疲れ様です
3120mさん、こんばんは
マラソンって、やっぱり競技ですから制約が多かったんですね。
山も自由に楽しんで頂ければ良いと思います。
いよいよ春山シーズンですね。福寿草に限らず、山には一杯草花がありますので楽しんでください。
2015/3/23 18:37
Re: お疲れ様です
こんばんは
ありがとうございます

霊仙もだいぶ雪解けが進んでいるようですね
昨年、榑ヶ畑の手前で車がパンクして断念し、実はまだ登れていないので、ヒルが出始めるまでに行ってみたいと思います

マラソン大会もいいものなのですが、日時が決まっているのでどうしても制約がありますね
また、最近は参加料が結構高くなってきたので、これまた馬鹿にならなくなってきました

おっしゃるように春山シーズンを気ままに楽しめたらと思います
2015/3/23 22:00
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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