ガチガチ雪の巻機山から米子沢
- GPS
- 08:47
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 1,508m
- 下り
- 1,495m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
行動時間 登り6時間 下り1時間 標高範囲 500m〜1900m 合計登行 1400m 気温 朝−1度 帰り9℃ 山で会った人 30人 人気の山 森林限界 1200mから疎林展望 積雪の様子 もう雪は降らない、ガチガチスケート場 装備 k2sodo 169/133mm/94mm/122mm 山の快適さ 快晴は最高だね 山域は 登頂3度 ルートは 米子初滑降 日帰り温泉 金城の里 露天 なし コンビニ 早川にセブンができたよ、驚き 帰りの渋滞 少し 走行距離 400キロ 観光 せっかく魚沼に行ったからと、帰りがけにコシヒカリの玄米買って、自宅で精米して食うと、本当においしいと言われ、ホントかどうか実行中 |
写真
感想
グレートサミッツ国内編NO132
ガチガチ春の雪の巻機山から米子沢
快晴予想だから、巻機から米子沢を滑ろう。未明に現地に着くとすでに数台。皆気合いが入っているよ。明るくなって出発。
スケート場のような雪だ。先週はパウダーだったのに、一週間降雪もなくて雨が降れば、山は一瞬にして変わってしまう。それに間もなく桜も咲く。雪山の春とはそういうもんで。
平日でも登った人がいるわけで、そのトレースに沿って上がっていく。
1時間歩くと井戸の壁を登ることになる。いつ行っても、ここは気遣い疲れる。まさにスケート場のガリガリ壁。途中でアイゼンに履き替えて、1時間ほどあえいでどうにか上部平坦地に。大いに疲れた。でも天気がいいから振り返ると谷川方面がよく見える。高いところに万太郎と平標。その近くにピラミッドの恰好いいのはオジカの頭で、手前低いけどマッターホルン状が、大源太。清水峠の小屋も見えて、その奥に一ノ倉。西黒尾根がスカイラインになっている。感激だねえ。
上っている尾根のすぐ右側が、滑る米子沢。どんな様子かねえと覗き込むが、肝心の大滝とか核心部は尾根の向こうで何も見えないけど。
大休止した後は、何だかチンタラムードに。後続もどんどん来て、今日は50人くらいが登ったのかなあ。
上でまたアイゼンになって急斜面上ると偽巻にでる。この辺り、仙丈岳よりも大きなカールの感じで、前にきたときよりも山が大きくなっているのは、自分の老化ですね。
頂上が見えるけど、なかなか遠くて、のんびりいって、頂上付近は雪も禿げて、スタートから6時間でようやく。
ちょっと風が冷たいが、春の陽気でのんびり20人くらいが頂上でスキーの用意。つぼ足さんが一人だけいたね。「歩いたって2時間で下るよ」という人で。
さっきから気になっていたが、この辺りから宝台樹と武尊がよく見えるんだ。今シーズン登ったとこ。新潟から群馬が見えるって、なんか妙で。その左は至仏、奥に燧。さらに左奥に平ヶ岳も。手前は奥利根周辺の真っ白などうせ積雪期には誰もいけない無名の2千m峰がいくつも続くね。さらに左に越後駒も。ああ巻機とはいいところだ。若い頃には向こう側奥利根に滑り込んで、そこで一泊とかロマンチックなことも思ったが、実行できた人は相当に少数で、ついに生涯そのパワーを逸してしまった。
30分くらい滞在して、じゃ、米子をマジに滑るか。足元の緩斜面はどこを滑っても米子に入るわけで、左に出て源流から入る。
今日は妙に縦溝が多いと思ったら、どうやら雨にやられて積雪もひどくなったらしい。ガタガタいいながらも行くよ。
まず沢の真ん中に奇妙な堆積があって、右から大きく巻いた。その先デブリ少々でこれは左から。そのさきまたデブリで左から。それ超えると核心部終わってシャーベット。重い雪でボーゲンごときになって、でもどんどん下るよ。広い大きな谷だね。春になって久しぶりの谷滑降だから、妙に驚きの連続で。最後は緩斜面から朝のルートに合流してそのままPまで。下りは1時間だ。
巻機が快晴なんて珍しいし、米子は初体験。春の快晴はスキー冥利。
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